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共震
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共震の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.70pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全17件 1~17 1/1ページ
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宮沢記者、田名部警視コンビのシリーズの中で、この作品は真の犯人を求めて宮沢記者や刑事達が奔走する行き詰まる展開が全編を通じて描かれている最も本格的な刑事サスペンスであり、トリックミステリーの要素もあって一気読みしました。また本作品を通じ、東日本(東北)大震災の被害の状況や生き残った被災者の実態がその本質を抉るように描かれており、東北とは縁がなく、震災のことが薄れ始めている私のような者にとって、改めてこの大震災に思いを巡らす良い機会を与えてくれました。お勧めです。 宮沢記者、田名部警視コンビのシリーズはこの共振を最後に終わっているが、是非、続編を描いて欲しいと思います。 | ||||
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タイトルの意味が分かった瞬間、胸に熱いものがこみ上げてきました。珠玉の一冊です。 | ||||
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東日本大震災の記憶はまだ新しい。東京にいると東北のことを忘れてしまう。メディアも、東京オリンピックのことは取り上げても、東北の「その後」を取り上げることはなくなった。今、自分は何をすべきか、今後、どうすべきか、真剣に考えさせられる本に出会った。 | ||||
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リアルな震災表現は、さすが。犯罪のトリックは、よく考えだと思う。 | ||||
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震災から2年経った復興途中の東北で宮城県庁職員が毒殺された。なぜ殺されたのか?大和新聞記者の宮沢が真実に迫る! この本は震災直後の東北沿岸部の悲惨な状況描写が生々しく、胸にグッと来るものがあった……このシリーズは読み続けたい。 | ||||
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東日本大震災そのものをテーマにした小説を読むのはこれがはじめてでした。 著者は震災を「嘘をはるかに凌駕した圧倒的な現実」と表現していますが、現地を訪れたことのないボクにとっては、映像の範囲を越えず、人々の慟哭や臭いは想像でしかありません。 しかしフィクションとはいっても、そのモデルは現実であることからすれば、絶望を乗り越えて生きる人々のたくましさも現実に存在するのだと感じました。 一方で、震災に絡む詐欺や義損金に群がる人びともいるのも現実で、本書はその点、単なる震災ものに終わらなかったと思いました。 | ||||
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震災後に東北を訪れた際に、メディアが伝える事実とは異なる事実を耳にして驚いたことを思い出した 美しき日本人を賛美する悲しい日本人にぜひ読んでほしい | ||||
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作者の作品はこれまで何冊か読んでいますが、今回の作品も期待してとおり、大変面白い内容でした。 | ||||
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東日本大震災を背景に綴られたフィクション。著者の思いもあとがきにあるが、フィクションであっても、その背景は忘れてはならないことを改めて思う。 | ||||
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大変面白い、一気に読みました。相場英雄ファンになりました。息子に読ませます。 | ||||
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東日本大震災のリアルが描かれた小説です。 大地震で何が起こり、どう受け止め、いかに行動したかを追体験できます。 未だ復興半ばですが、東北が復活する日を楽しみにしてます。 | ||||
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義捐金詐欺に絡む殺人事件のお話です、今更ながら被災地の方々のご苦労がどれほどの物か、知った次第です。 文中「私たちは穢れているのでしょうか?」瓦礫処理を受け入れない自治体に対しての不満と不安、当地では受け 入れた様で安心しました。 一気読み確実です、お勧めですね。 | ||||
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満足のいく商品だった。 震災について、最近は「忘れない」という言葉も聞かれるが、「忘れる」という以前に自分は震災のことを「まだ何も知っていない」と思った。 「共震」で、もっと震災のことを知らなければと思った。 | ||||
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震える牛に続く読み応え有りの本だ。犯人を追いつめる警察官と新聞記者の執念を感じる。但し、一つ残念に思うのは犯人らしき人物が早目に現れてしまい、理由は分からないが、この人が犯人ではないか?と推理出来てしまった事である。もう少し、遅く出て来て欲しかった。然し乍ら、やはり、本格的な社会派推理小説として、読んでいてのワクワク感を楽しめた。 | ||||
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東日本大震災。震災復興に誰よりも一所懸命であり、被災者に寄り添い、誰もが慕っていた男が殺された。 殺害されるような怨恨は見受けられない。犯人の動機は何なのか・・。 震災をくいものにしようと群がる、シロアリのような組織があった。 一気に読了。 読みながら、NPO法人には玉石混淆あるのだ。 | ||||
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社会派ミステリーですね。 初めて相場英雄の本を読みましたが、面白かったです。震災のことを思い出しながら読んでいました。 被災地の様子がミステリーに散りばめられていて、しかもそれが著者の体験や想いが表現されている点が良かったです。(あとがきは胸に響きました) 震災を利用した犯罪や、被災者の心境など、ルポルタージュのようでした。 車や時計、PCなどをいちいち固有名詞で呼んだり、視点がころころ変わるのが少し読みづらかったです。 ミステリー要素はいまいちだったかな・・・。 「震災」に焦点がおかれているので、私のように東日本大震災を思い出し、振り返ろうという読者にはいいと思います。 | ||||
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「大和新聞東京本社の遊軍記者である宮沢賢一郎は、東日本大震災後、志願して仙台総局に異動する。沿岸被災地の現状を全国の読者に届けるため、「ここで生きる」というコラムを立ち上げた。そんななか、宮沢とも面識のある県職員が、東松島の仮設住宅で殺害された。被害者の早坂順也は、県職員という枠を越えて、復興のために力を尽くしてきた人物だった。早坂は亡くなる直前まで、被災地の避難所の名簿を調べていたという という宣伝を見て、レビューせずにいられませんでした。 加害者側ならまだしも、被災者のために死ぬ気で服務されている県職員が殺される話を書くなんて 信じられません。」 というレビューを見て、レビューせずにいられませんでした。 相場英雄作品に☆ひとつなんて信じられません。 ちなみに次回作にさらなる期待をこめての☆4つです。 アイバはもっとやってくれる。確信。 | ||||
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