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フリーター、家を買う。
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フリーター、家を買う。の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.70pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全22件 1~20 1/2ページ
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身内を罵る時に随分参考にさせて頂きました… 基本が善良ではあるから、その後の意気消沈と自省の様子に心痛くなりましたが、ぶっ刺す事には無事成功 むか~し選考の仕事もやってた事あるから、「履歴書使いまわし」「流し書き」「写真だけ使いまわし」豪のモノだと「履歴書代筆」などにも当たったんで、採用時の描写に「うんうん」の共感 自分の中ではお仕事小説くくりです 楽しく読みました | ||||
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有川浩作品ファンで8割程読了しておりますが この作品はテレビドラマ再放送を観て後に 気になり購入致しました 御自身があとがきに認められていたように ドラマは設定を湾曲しても とても丁寧につくられていたと感じました 個人的には本書も面白く読めましたが 他者にオススメ度は低いです | ||||
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読了:2017年003冊(1月3冊)★3.4 2012/8/2 有川 浩 (著) もちろん誠治の成長には捲るページが止まらなかったくらい楽しく読めたけれど、何より心に響いたのは誠治の父親、誠一。頑固で、前時代的で、モノ分かりが悪く、プライドが高く、自分が大好きな人間。 そんな誠一に我慢して逡巡しつつも、母親の為に自分を取りなしながら対応する誠治。誠一の気持ちとも、誠治の気持ちとも自分の姿がダブる部分があり、ちょっと恐縮しながら読み進めました。 本書のメインはそこではなく、鬱病に罹患した母親を中心に誠治が立ち直り、「家を買う」話である。有川さん特有のちょっと都合のいい(?)展開は、少し辟易する部分があったが概ね楽しめました。フリーターの人にはお勧め、、、かな?身がしゃんとする小説でもありました。 ───「やり甲斐以前の問題で、俺は仕事っていうのは生活の手段だと思ってるけどな。生活するには安定した収入がいるし、自分の趣味や好きなことをするにもやっぱり金は要るしさ。だから仕事はもろもろ引っくるめた生活の保障として割り切ってるよ。だけど保障だからしっかりやる。いいかげんにやってて会社に切られたら、安定失うのはこっちだから。割り切れば結構楽だぜ。」(p.150) | ||||
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彼の顔を思い浮かべながら読みました。なかなか良いキャスティングだと思います。 そしてよくも悪しくも特長のない文章ですが変に凝っていないのでサクサクと読めました。 ひとつ気になったというか肩透かしだったのは、タイトル。「家を買う」となっているのでフリーターが 如何にしてそんな蓄財をするのかに興味があったのですが、なんのことはない堅気の勤め人になって、 給料を父親の金と合わせて新居の頭金にするというだけだったこと。 それから前半では超ダメダメなプーだったのに、勤め始めたとたんに超仕事ができて、 気配りもバリバリできる会社員の鑑みたいな人間に、なんのきっかけもなく変身していたこと。もともとすんごい優秀な若者だったんですね(笑) それから登場人物が例外なくいい人ばかりというのも、物語をつまらなくしていました。 が、まあ細かいことを気にしなかったらそこそこ楽しめる一冊ではないでしょうか。 | ||||
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キッカケは母親の鬱病。 その息子であるフリーター誠治を主人公に家族みんなで鬱病に立ち向かう話。 就職するも職場の雰囲気が合わない、と3ヶ月で仕事を辞めてしまいアルバイトを転々とする典型的なダメ男 誠治 鬱病に理解がない上に酒癖が悪く、考えが凝り固まった生真面目な父親 誠一 曲がったことが大嫌いで自己主張が激しい姉 亜矢子 夫をはじめ、周りの人に言いたいことも言えず我慢し続けてきた母親 寿美子 4人の家族関係をメインに物語は進んでいきます。 お父さんのリアリティがすごい、の一言。こんな人いそう!と手に取るようにわかります。 不器用なお父さんと誠治のやり取りがもどかしい! サクサクと話が進み、すごく読みやすいことは確かです。 しかし不満な点もいくつか。 話の前半と後半で誠治の性格変わりすぎ。バイトを平気でバックれるようないい加減な性格だったのに 社会人になった途端、部署一つをまるまる任され大きな失敗もなく人をまとめ仕事をこなしていく。 そんな器用な人間なら初めに就職した職場でも辞めないでうまく立ち回れた気が… 新人にそこまでやらせる職場ってのもなかなかないでしょう。そこら辺はやっぱり小説って感じ。 あともう一つ。終盤の取って付けたような恋愛話っていらなかった気がする… 明らかに物語にボリュームを出すために付け足した感があります。 完全にメインの話がボヤけてしまいました。 前半は母親の心情などが細かく書かれ、重苦しい雰囲気がすごく出ていて良かっただけに残念。 全体的に浅いです。読み終えた後も心に残ることはなさそうです。 中古など安く手に入るのであれば読んでみてもいいかと。 | ||||
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二宮くん主演で、ドラマ化してたので気になって読んでみた。 フリーターが節約して家を買う話だと思ってたけど、全く違いました。 フリーターが家族の病気を契機に、心入れ替えるというお話でした。 話がいつの間にか急展開してる所が多かったし、フィクション色が強かったので、星3つで。 | ||||
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カバー上部がボロボロ…中は普通に読めましたが、カバーの状態には呆れかえりました。まだ帯が付いていたので我慢が出来ますが、これで帯が付いていなかったら返品したい様な本でした。評価は値段を考えて普通。本当は気に入らないをつけたかったくらいです。 | ||||
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個人的には前半の主人公の青年がダメダメだった時が逆にリアリティがあり、 作者の筆致も活き活きしているように思う。 主人公の親父が妙にリアルなのもそう。 逆に急にやる気満点になり、いい奴になった主人公や、 彼が採用したこれまたいい奴の後輩たちはなんとなく薄っぺらく感じてしまった。 有川さんはダメな人を描いている時にこそ冴える才能の持主なのかも知れない (他を読んでないので何とも言えませんが)。 | ||||
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家族をテーマにした主人公(親父もかな?)の成長物語。 最初は重い内容で始まったが、 最終的には大団円で清々しい読了感だった。 やっぱり小説なもんで現実味に欠ける部分はあるにせよ、 誰かのために必死になって仕事したり、看病したりと 感動する部分はあった。 んで気になったのはラスト。 主人公の色恋沙汰より家族のその後を描いて欲しかったなぁ。 | ||||
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タイトルに惹かれて買ったのですが、フリーターが家を買えるはずもなく、主人公が真面目に働いたので、買えたという話でした。 若者に、「目標を持てば、人生は変わる」というメッセージを与えてくれる本としては、その趣旨は伝わりました。 ただ、最初のドタバタが伏線になり、最後に何かもう一波乱あれば、もっと面白かったです。 | ||||
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もったいないよなー、というのが読了後の第一印象。 無理な近所付き合いがたたって精神を病んでしまった母親のために、 フリーターの主人公が、正社員を目指し、家族の絆を取り戻すストーリー。 家族関係の修復を主眼にした作品だと思っていたのに、 途中から話の流れが後輩女子との恋愛話へとシフトしまって、 念願の一軒家購入のシーンにカタルシスが感じられないのが残念。 ラブコメ部分は省いて、家の話にもっと重点を置いてほしかった。 個人的見どころは、主人公のねーちゃんの無双っぷり。 ――あの姉、最強すぎる。 | ||||
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題名に惹かれ、聞いたことのある本なので久々に読んだのですが。。 もっとリアリティがあるのかと思ったらとんとん拍子に話が進んでしまって普通こうもうまくいかないだろうって思った。 いくら貯金してもそんな早くにお金たまらないと思ったし、そもそもついこの間までフリーターして不採用続きだったのに、今度はすぐに採用する側とかありえないね。 でも面接側からみら視点や参考になることもあったので星3つで。 | ||||
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この本のタイトルはよく聞くし、嵐の二ノ宮君が出演して有名らしいので読んでみた。 2日で読み終わったが、想像してたいわゆる底辺からの大逆転物語ではなく、どちらかというと 母親の悲壮感が全体的に強い印象を受けてタイトルと大分かけ離れた物語になっている。 家を買うために貯金し銀行にいって相談して・・・などという所は思いっきり省かれてあっという間に 家をかってしまい話の終盤に入ってしまっている。フリーターという立場がいかに社会的に厳しいかという側面を匂わせながら主人公はわりとそこそこ早くに就職しているので読者はそこで「えっ?もう?」という気持ちになるだろう。限られたページ数で話を展開していかないといけないので無理は分かるがフリーターという題材を扱うならもう少し厳しい社会を描いた方が読者に近親間が沸いていいのではないか? | ||||
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前半は主人公が母親の鬱病を機に、自分の人生を気道修正するところまでは おもしろかったんだが、就職後、突然出来る男に変貌し、その後図書館戦争 と同じチープな恋愛物語になってしまったのが残念です。 最後の方は、母親の鬱病の話はどこかにいってしまい、採用した女の子との 煮え切らない恋愛感情ばかりを第三者の視点から描かれて、そのまま終了 してしまいます。前半の流れで最後まで押し通せたら、かなりおもしろい 先品になっていたと思うのですが‥ | ||||
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タイトルに惹かれて買いましたが、フリーターが家を買ってない。 元フリーターが金ためてそのオヤジが家買っただけじゃないか。 『さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 』からの流れを組むタイトル推し。 テンポよくて面白くはあったがムカついたので★★★ | ||||
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冒頭を立ち読みして、自分と似た境遇の主人公の話だったので、つい即買いしちゃいましたが、 主人公が就職してから話が上手く行き過ぎです。新入社員があんなに仕事を任せてもらえるわけがないし、あんなに簡単にお金は貯まりません。いくら実家ぐらしだとしても。 リアリティを求めて買うと痛い目に遇います。あくまで作り話として割り切って読んで下さい。 | ||||
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一気読みです。 亜矢子の凄まじい性格に清々しい思いを感じました。 男どもがあまりにもヘタレなものだったので。 いちばん好きな場面は、最後のほう。 「ありがとうございました」と亜矢子が、クソ親父に頭を下げるシーン。 報われた感があります。亜矢子の正義も礼儀も泣かされそうになりました。 書き下ろしのショートが好みですね。 もろ恋バナ風味のお話ですが。 文庫化にはぜひ、誠治と千葉ちゃんのさらなるその後エピソードを収録してほしいです。 あとは、豊川のその後の仕事っぷり。 ドラマ化と聞いてから読んだものですので。 ドラマ、という雰囲気の話ではないなーと個人的に思いました。 これは活字ならではのお話では?という感じです。 映像化なら、「シアター!」を観てみたい。 | ||||
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作者の書く登場人物は職業が違うだけで、他の作品と性格が似ています。 (というか同じ。) 図書館隊のあの人や,自衛隊員のあの人,じいさんの話のじじいなど、 みな同じセリフ回しだし、くどい。 となると、読んでいて先が見えるので飽きてきます。 しかし、読みやすい本なので星は3つです。 文庫本だったら(安いので)星4つです。 | ||||
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まあ、ファンタジーです。 バイト先で見初められ、正社員になれるとか、そこで自分のスキルがバリバリ活かせるとか、あまりありえません。 主人公の退職〜フリーター〜半ひきこもりのくだりは読んでて不快になります。 Story Sellerにも非常に読んだ後に気分がよろしくなくなるモノが有りましたが、もっとカラッと書くかもっとダークにするかが良かったと思います。 | ||||
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笑いあり涙ありのまさに有川作品の王道をゆくストーリーです。 こんなに上手くゆくわけないとか、周りがいい人過ぎるとか、 短期間で性格変わり過ぎ...とかとか 突っつきたい視点はままありますが『水戸黄門』的お約束と認めれば素直に楽しめます。 ましてこんな暗澹とした時代にここまで希望がもてるファンタジーはむしろ貴重かとも思います。 反面、リアルでない..という指摘もまさにそのとうりで 特に身近に長期鬱病の身内をもつ自分としては何かちがうなぁ...と確かに思いもしましたが 小説に必ずしもそこまでのリアルさが必要かといえばそうとも限らず 基本的対応マニュアルを押さえているこの作品はまず合格といえます。 『三匹のおっさん』はおっさんの怪傑ぶりが若干鼻につきましたが 今回の現場のおっさんたちは控えた脇役でイイ味だしてたと思います。 唯一、もっともリアルだったのが主人公の父親で この父親が息子の「不採用の履歴書検分」をするくだりがなかなか良かった。 (こういう夫、もしくは父親は)絶対いる、いる!とおもわずつぶやきました。 そうしてこういう人の妻は往々に精神のバランスを崩しやすいのも事実です。 余談ながら... | ||||
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