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フリーター、家を買う。
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フリーター、家を買う。の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.70pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全140件 21~40 2/7ページ
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久々に面白い本を読みました。ストーリー展開、登場人物の態度とセリフ、中身の濃さ、どれも良くて、小説とはこういうものを言うのだろうなと思いました。 著者の経験がベースにあると見えて、就職活動に関しての良い事、悪い事などが的確に表現されています。 また、主人公の父親の姿などはまるで私のことが書かれているのではないかと思われほどリアルで、非常に考えさせられ、反省させられました。 家族関係の崩壊と再生が、周囲の人々との交流の中で描かれ、読んだ後に元気が出てくる本でした。 | ||||
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読了:2017年003冊(1月3冊)★3.4 2012/8/2 有川 浩 (著) もちろん誠治の成長には捲るページが止まらなかったくらい楽しく読めたけれど、何より心に響いたのは誠治の父親、誠一。頑固で、前時代的で、モノ分かりが悪く、プライドが高く、自分が大好きな人間。 そんな誠一に我慢して逡巡しつつも、母親の為に自分を取りなしながら対応する誠治。誠一の気持ちとも、誠治の気持ちとも自分の姿がダブる部分があり、ちょっと恐縮しながら読み進めました。 本書のメインはそこではなく、鬱病に罹患した母親を中心に誠治が立ち直り、「家を買う」話である。有川さん特有のちょっと都合のいい(?)展開は、少し辟易する部分があったが概ね楽しめました。フリーターの人にはお勧め、、、かな?身がしゃんとする小説でもありました。 ───「やり甲斐以前の問題で、俺は仕事っていうのは生活の手段だと思ってるけどな。生活するには安定した収入がいるし、自分の趣味や好きなことをするにもやっぱり金は要るしさ。だから仕事はもろもろ引っくるめた生活の保障として割り切ってるよ。だけど保障だからしっかりやる。いいかげんにやってて会社に切られたら、安定失うのはこっちだから。割り切れば結構楽だぜ。」(p.150) | ||||
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こういう裏側があったのかと驚きました。県内、県外の人間も知るべき真実がありますね | ||||
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ドラマは観たことない子ですが かなり面白かったようで あっという間に読み終えました | ||||
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物語として読んでください。 実際の内容はぜんぜん違います。 フリーターで家を買っていません。 | ||||
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家族のこと、仕事のこと、少しだけ恋のこと(有川さんですから)が、等身大の悩みと努力と人のつながりで綴られてゆきます。 自分の力で生きてゆく、誰かを守れる大人になる、人生の先輩たちも粋に描かれて、本当によい一冊でした。 満足です。 | ||||
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状態、価格ともに大変満足しています。 今後も希望の作品があれば購入したいとおもいます。 | ||||
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ドラマのファンだったので買いました。 ドラマのキャストが頭をよぎりながら読みました。 やや話も違います。 でも、恋愛は小説には殆んどないのでそこはドラマの方が楽しめましたが、それ以外はかなり楽しめました | ||||
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頑固な父親と欝病になった母親、加えて世間に甘えて無職な息子という暗さにあふれた背景ですが、それを喜劇的な味付けで面白い物語に作り上げている腕前はさすがです。「ラブコメ今昔」や「県庁おもてなし課」のように読者を楽しませる展開ですが、あまりにトントン拍子ですこし話がうまく流れてしまい短絡に過ぎるところもあります。もっともエンターテインメントはそうでなければならない面もあることは確かです。純文学でも自然主義小説でもないのですから。少々器用さがあだになっているのかもしれませんが、才能のあると言う面では今一番の作家であることは確かでしょう。 | ||||
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最後の最後にやっと正社員になるドラマ版と違い、 そもそも題材が違う。 ドラマは恋愛要素などが強かったが、 原作は青年のお仕事成長もの。ヒロインも最後の最後にしか登場しないし、恋愛関係になるところで終わる。 このバランスが非常に良い。 仕事を通じて成長していく青年と、最後の甘酸っぱい恋愛。 読了後の爽やかな感動は、「阪急電車」にも通ずる。 主人公もドラマだとウジウジイジイジした男だったが、原作だと大人しい好青年。 一人称も"俺"ではなく"僕"。父親のことも"親父"ではなく"父さん"と呼ぶ。 などのこともあり、 ちなみにドラマ版は内容が驚くほど違う(他の有川作品はほぼ同じなのに)。 同じなのはプロローグだけで、後は全て違う。 キャラ設定も全く違う。 同じなのはネーミングくらい。 だがドラマも面白かった。 ここまで原作レイプしながらも高い評価を得たドラマは、この作品くらいのもの。 私は単行本と文庫版を両方読んだが、重松清の寄稿が載っている文庫版のほうが、情報量は多いのでおすすめ。 重松清は、主人公の父親の心理がよくわかると書いているが、 ドラマとは違い原作では父親の心理はほとんど語られることがないので、 さすがにこれは作家の洞察力といえど、想像だと思う。 | ||||
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中・高生が読めば、仕事や社会についての勉強にもなるし、履歴書や面接の参考にもなるかもしれません。フリーターがどうやって家を買うのかと思いましたが、やはりね・・・。それなりに面白く読みましたが、一通り人生経験を積んでしまった方にはちょっと物足りないかも知れません。私も積んでしまったもので・・・☆四つ。 | ||||
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ドラマは観てない上での感想です。 普段、何気なく働いて、救給料頂いてっていうサイクルに慣れがちですが、働く目的や意味を再認識させてくれる話でした。 後半はほっこりする場面もあり、読んでよかったと思える一冊です。 | ||||
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著者の作品を初めて読みましたが、読みやすい本でした。 フリーターのサクセスストーリーです。 一皮も二皮も剥けてデキる会社員になっていく様を傍で感じることができて楽しかったです。 最後にちょっとした浮いた話も出てきて、最初の頃の主人公からは想像できないくらいの成長っぷり。 まさに地獄からの這い上がり、といった感じで読後の印象はとてもよかったです。 母親の鬱病、偏屈な父親の描写が苦しく感じる時もありましたが、 それがあったからこそうまくいった時の喜びが大きく、読み手もうれしく感じるのではないかと思います。 個人的に一番ヒットしたセリフは、作業長の「ワープロとテプラならあるぞ」でした。 テプラ、現場じゃ大切ですよね。 3時間くらいあれば読み終えられるので、少し長めの映画を見るくらいの軽い気持ちでどうぞ。 ☆4つです。 | ||||
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彼の顔を思い浮かべながら読みました。なかなか良いキャスティングだと思います。 そしてよくも悪しくも特長のない文章ですが変に凝っていないのでサクサクと読めました。 ひとつ気になったというか肩透かしだったのは、タイトル。「家を買う」となっているのでフリーターが 如何にしてそんな蓄財をするのかに興味があったのですが、なんのことはない堅気の勤め人になって、 給料を父親の金と合わせて新居の頭金にするというだけだったこと。 それから前半では超ダメダメなプーだったのに、勤め始めたとたんに超仕事ができて、 気配りもバリバリできる会社員の鑑みたいな人間に、なんのきっかけもなく変身していたこと。もともとすんごい優秀な若者だったんですね(笑) それから登場人物が例外なくいい人ばかりというのも、物語をつまらなくしていました。 が、まあ細かいことを気にしなかったらそこそこ楽しめる一冊ではないでしょうか。 | ||||
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謎の人物有川さんの作品。 自衛隊ものから、ラブコメ、おっさん、部活動。 そのレパートリーの広さたるや、只者ではありません。 この作品。すでにドラマ化されており、また有川さんかあ。と、結構 人気があるのにもかかわらず、食わず嫌いをしておりました。 とある今どきの若者。 中堅私立大学文系卒業。就職はしたものの長続きせず、フリーター。 父親は国立理系から一軒家を安く借りられるほどの企業の経理担当。 お姉さんが一人。嫁ぎ先は名古屋の病院経営をする若手医師。そんな 絵にかいたような家庭の、お母さん。 絵に描いたような家族ドラマ。父親のワンマンさ、古臭さ。そして母親の 苦悩。発病。 一念発起する若者の闘い。それは、一体どんなものか。 確かに、突込みが甘い作品があるのは確かです。県庁とか、おっさん なんかは、明らかに突込みが足りないし、落としどころがちょっとね。と 思います。 しかし、時折見せる阪急電車なんかでの感性の豊かさ、表現力。植物 図鑑のほっこり感。 この作品、私の意表をついて、思わぬ拾い物。 こんなしっかりした若者を描いてくれるとは。自分がしっかりすれば、 父親も光りだす。母親も改善する。新しい家はどんなもの? 100点。 自分も一人の良からぬ若者であることを差し置いて、こんなに心動かされる 自分にむしろマイナス20点。 飽きもせず、最後のラブコメがちょっと邪魔かな。でも良好。 こんな風にならなきゃいかんねん。 | ||||
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さすが有川浩という感じで一気に読みました。気持ちよく泣けました! | ||||
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キッカケは母親の鬱病。 その息子であるフリーター誠治を主人公に家族みんなで鬱病に立ち向かう話。 就職するも職場の雰囲気が合わない、と3ヶ月で仕事を辞めてしまいアルバイトを転々とする典型的なダメ男 誠治 鬱病に理解がない上に酒癖が悪く、考えが凝り固まった生真面目な父親 誠一 曲がったことが大嫌いで自己主張が激しい姉 亜矢子 夫をはじめ、周りの人に言いたいことも言えず我慢し続けてきた母親 寿美子 4人の家族関係をメインに物語は進んでいきます。 お父さんのリアリティがすごい、の一言。こんな人いそう!と手に取るようにわかります。 不器用なお父さんと誠治のやり取りがもどかしい! サクサクと話が進み、すごく読みやすいことは確かです。 しかし不満な点もいくつか。 話の前半と後半で誠治の性格変わりすぎ。バイトを平気でバックれるようないい加減な性格だったのに 社会人になった途端、部署一つをまるまる任され大きな失敗もなく人をまとめ仕事をこなしていく。 そんな器用な人間なら初めに就職した職場でも辞めないでうまく立ち回れた気が… 新人にそこまでやらせる職場ってのもなかなかないでしょう。そこら辺はやっぱり小説って感じ。 あともう一つ。終盤の取って付けたような恋愛話っていらなかった気がする… 明らかに物語にボリュームを出すために付け足した感があります。 完全にメインの話がボヤけてしまいました。 前半は母親の心情などが細かく書かれ、重苦しい雰囲気がすごく出ていて良かっただけに残念。 全体的に浅いです。読み終えた後も心に残ることはなさそうです。 中古など安く手に入るのであれば読んでみてもいいかと。 | ||||
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たかが小説、されど小説。ドラッカーを題材にした女子マネージャ^ー本や漫画が流行りましたけど、この本も単なるご都合主義の小説と考えるか、就職するとは何か?家族を守るとは何か?を知るための基礎的な教科書と見るかで評価が変わるような気がします。 『従業員数100人以下、月収16万~20万:ただし正社員採用。昇給ほかその他の手当付き』が実は恵まれた契約内容だとか馬鹿にしていた職種すら採用されない厳しさ(甘さ)とかを身につまされる内容で読み手に訴えてきます。 働くということに挫折し、甘えきっていた主人公が成長していく課程で、面接される側と面接する側の両方の視点が書かれています。私はこの部分は好きで何度も読み返しますが、もし私が今の会社をリストラされたりして就職活動することになれば改めて読み直そうと思います。 親に甘えきっていた時期を過ごした経験がある方なら一度読まれることをオススメします。感動します。自分も頑張ろうと思えるはずです。 | ||||
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「フリーター、家を買う。」のドラマは好きで毎週見ていたので、 原作読んでも今更かな?と思いましたが、読んでみたら、ドラマの方は 前半部分をだいぶふくらませたものだということがわかりました。 あの名台詞も名シーンも原作には出てこないのでびっくり。 とはいえ、こちらも面白かったです。 主人公が前半本当にダメ人間。実家でゲームばっかりして 「うるせぇ、俺のメシ早く持ってこいよ!」と怒鳴るような奴。 主人公の親父も「うつ病なんて甘えだろうが!」と怒鳴るような奴。 げげーっ最悪だー!お母さんうつ病にもなるわー! というような家庭環境から、主人公が一念発起して就職する前半までは 本当に面白かったです。 ところが一転後半は、主人公が急に 正しい敬語ではきはきと要点を押さえた会話を上司とかわし、 社内インフラを整え、倉庫整理をこなし、有用な部下を雇い、 その部下とキスして「今のノーカン!」と言いだします。 なんじゃこの展開!てかこいつ誰? お母さんどこ行った? 極めつけは、もう一人の部下サイドから見た二人の恋物語。 「なんて重い言葉を交わすんだろう」「太刀打ちできないやり取り」 とか、急に恋を神格化しだしてくるこの展開何?キモ・・・ とか思っちゃいました。 そー考えるとやはり前半だけでドラマを終えた脚本化は 英断だったと思います。 | ||||
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息子の読後感想文用に購入しました。 日頃、本を読まない息子は、 以前テレビ放映があったため、 原作と少し違うとかといった感想を言いながら 一気に読んだようです。 これが、1円で読めたなんて、サイコーです。 | ||||
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