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(短編集)
教場
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教場の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.24pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全71件 61~71 4/4ページ
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身近なところに同じような問題を耳にしていたので、非常に興味深く読むことができました。 目を話すことができず、一気に読み終えてしまいました。考えさせられるところはたくさんありましたが、読み終えたらスッキリした感じです。とても面白かったです。 | ||||
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「すべてが伏線」というほどではありませんが、伏線は確かにかなり多いです。章ごとの伏線が考えられ、今度はどれが伏線になっているのか、と注意深く読んでしまいました。 内容は決して爽やかなものではなく、ドロドロとし、鬱屈しています。そこへ頭の切れる教官が現れ、斬新な手法で生徒達と関わっていく、という感じです。 ただでさえ頭の切れる生徒たちを、それ以上に頭の切れる教官がどうにかしていく。かなり魅力的な人物です。 ただ、登場人物それぞれのストーリーを用意しているにも関わらず、掘り下げ方がイマイチ足りない気がしました。もっと登場人物を絞っても良かったのでは?と思い、マイナス☆1です。 最近手に取った小説の中では、かなり面白い部類に入ると思います。 | ||||
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いや~息子が警察学校を卒業したこともあり、興味がわき、読みました。 うーーーーん、いろいろあるんだろうな、とは思います。 本人にこういう小説が出たよと話しましたが、忙しくて彼はまだ読んでいません。 どんな感想が聞けるか楽しみです。 | ||||
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内容が、警察学校という特殊な設定で実際のところこんな大変な訓練をしなければ警察官になれないのかと思った。 危険の多い場面を体験できるわけrではないからお、本に吸い込まれるように読むことができた | ||||
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警察学校を事件現場にするとは、 灯台下暗し、という感じですね。 内容的にも、社会と学校の深い溝のなかで 格闘する個々人の姿が、しっかり描かれています。 警察学校を辞める生徒が多いそうですが、 これを読んでから、試験を受けなさい、と言いたい。 | ||||
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とにかく吾輩はご機嫌である。 本書は大層、面白かった。 より何より「面白い」と思った作品の著者作を手にするのが本作が最初であり、ということはつまり、これから面白い作品に山盛りで会える可能性が大だということが、それは心躍ることに他ならない。 「面白い」作品を見つけると、手当たり次第に同著者作を読みあさる読書癖をもつ者にとってもっとも忌むべきは同著者作の読破であり、次作刊行を待つか、新たに「面白い」と思える作品群を持する作家を見つけ出すかしない限り「読むものがない」真空状態の所在なさに他ならない。 この度見出した「面白い」作家は新進気鋭と見えて、さほど多くの作品群を持していないようだが、本作によってまったく新しい「面白い作品」をものする作家を見出した気がしているわけで、既刊の数作をじっくり、ゆっくり読み進める間に、勢い余りある腕をブンブン振り回して、ぜひとも次作をものしてもらいたいと願ってやまない。 表題「教場」は警察官を育て上げる学校・警察学校を指している。 第一話から第六話までとエピローグ、それらは最初、オムニバスの一篇ずつかと思わせたりする。突然終わってしまったエピソードの前に、しばし呆然自失し、次に読み進める勇気とエネルギーを溜め直さねばならないのかと躊躇する。 が、どうして…… 6プラス1は、実はしっかりと繋がり合い、警察学校98期生の入校から卒業までを構成し、教場は100期へと手渡される。 普通窺い知ることのない警察学校内の様子、その教育課程の興味深いこともさることながら、織り込まれたプチミステリーが、なかなかにピリッとスパイシー。学園ものであり、警察ものでミステリーでもある、まさに一度で二、三度美味しい絶品なのだ。 読み始めて第一話を終えるか終えないかのうちに、某Amazonとかで検索し、同著者作の注文を入れてしまったとしても、決して驚いたりはしない。 大歓迎! 同志同癖の同属也や!!! | ||||
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CMや本屋さんのPopからはもっと読みにくい難しいミステリー小説なのかと思っていましたが、読んでみると意外とそうでもありませんでした。 小学生でも読めそうな物語のような感覚で、久しぶりに本でも読むかなと思って手にとった私にとってはだいぶ読みやすかったです。 読みやすさで星4つにさせて頂きましたが、読み終わった後にこんなものかー。という気持ちが残り、なにかもう少しほしいなー。と思いました。 | ||||
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湿り気のない文章がよかった。 事実を淡々と積み上げていく進め方がよみやすかった。 主人公という設定ではない、短編7話による描き方も冷静な感じでよかった。 帯は、むしろ、逆効果かも。 | ||||
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面白いです。 他の人も書いていましたが、横山秀夫の新作が数年に1度しか読めない昨今、 こういう人の存在は貴重でしょう。 作品の出来も手堅くまとめられており、大横山の良い頃に決して見劣りしません。 警察小説好きの人はもちろん、日常の謎系ミステリが好きな人などにも広くおすすめできる 作品と思います。 | ||||
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素直に面白いと思える本。書店で大々的に展開されているのも納得できる。 その一方で、実際にこのような教官(人)がいるのだろうか。 そもそもフィクションにすぎないので真面目に考えるのは馬鹿らしいが、 登場する教官の厳しい面と、どこか安心というか信頼というか(適切な言葉が見当たりません)、 そういった面が共存しているところに強く惹かれるものを感じた。 組織に1人はいて欲しい存在である。 | ||||
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もう二十年以上前、自分も警察学校を卒業した。最初の一ヶ月間は外出禁止だったし、途中で学校を辞める者もいた。真夜中に非常呼び出し訓練で起こされたり、連帯責任で雪の中を裸足で走らされたこともあった。また警備実施の訓練中、転んで怪我をした者を皆で必死で担いで運んだところ、教官が仕掛けた嘘だったこともあった。卒業式、一番厳しかったある教官が、「よく頑張ったな」優しい言葉をかけてくれた。スーと涙が出た。 | ||||
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