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朝倉恭介 Cの福音・完結編
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朝倉恭介 Cの福音・完結編の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.81pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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ネタバレありレビューです。 昔ハマりにハマった朝倉恭介シリーズをこのロックダウン中に再読。1から5を読み終わってその面白さに興奮しながら6巻へ伸ばした手がふと止まる。やっぱり5巻で止めておこう。楡周平さん、あり得ません。どうしてしまったのですか?6巻では、あなたが立派に作り上げた「超人 朝倉恭介」への尊敬、愛が微塵も感じられません。これ程までに著者から見放されてdisrespectされた主人公って他にありますか?あんなに無様な最後ではフィクションであっても彼は浮かばれません。10年以上前に、初めて6巻を読んだ時の怒りは今でも鮮明に覚えています。あの時の喪失感を再度経験するのは躊躇われるので、2021年、私の中で6巻は無かったことにします。どうかどうか、「やはり朝倉恭介は生きていた‼︎」という事で、新しい本当の最終巻を出してくださいませんか?朝倉恭介は死んでもいいんです。ただ彼に相応しく、パーフェクトで美しい最後をお願いします。 | ||||
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Cの福音もいよいよ最終巻を迎えた。。。 悪のスーパーヒーロ、朝倉恭介とも、若きジャーナリスト川瀬雅彦ともこれで会えないと思うとさみしい思いがする。 ただ、完結巻の本作については、正直なところ若干の、物足りなさを感じた。 悪とはいえ、朝倉恭介のたぐいまれな頭脳と身体能力、ニヒリズム、独特の世界観が、これまで我々を魅了したと思える。 しかし、本作の朝倉は、微妙に自信過剰で脇の甘さがある。 こんな温い人間ではなかったはず、と違和感を覚えた。 一方、サブのはずの川瀬雅彦が、逆にパーフェクトとも思える活躍。 確かに、6連作シリーズは、朝倉と川瀬が黒と白のように表裏で作って来たシリーズだからなぁ、と納得させられる。 でも、悪とはいえ、我々はその悪行の朝倉が、しっかり生きて来たことに喝采を送っても来た。 そういう意味で、最終作をこのようにどちらかというと結局川瀬の凄さが際立たせる結果になったことは、作者自身も、しょせんどう言い訳しようと悪者の朝倉が、そのまま永らえることによしとしなかったということだろうか。 題名が、まさに「朝倉恭介」となっていながら、何となく「川瀬雅彦」の間違いじゃないの、という感じになる本作は、シリーズ最終巻として読後釈然としない、違和感を覚えてしまうのだった。 再最終巻として、題名「川瀬雅彦」として、今度は逆に朝倉恭介の際立つ作品がでてくるんじゃないか、なんてうがってみたくもなる。 | ||||
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あり得ない偶然の連続で、それまでほぼ完璧な存在として描かれている朝倉恭介が追い詰められていく。思い返してみると川瀬雅彦シリーズは皆、あり得ない偶然によって事件が解決していたっけ。この完結篇も、「朝倉恭介の頭脳vs川瀬雅彦の強運」といった展開。 | ||||
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これまでのシリーズの圧倒的な展開力が感じられなかった。中盤までは「ご都合主義」という単語が何度も頭の中をかすめた展開。二人を対決させる内容は予告を聞いたときは期待したが、今はそうしない方が良かったのでは?と感じています。後半も朝倉恭介の冷静沈着な頭脳からは想像できない行動が目立つ。ラストもがっかり。期待していただけにとても残念です。 | ||||
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朝倉恭介という主人公は、自分の信念を貫いて生きたいと願う人にとってはたまらない人物だと思います。これまでの作品ではストーリーの中にいた主人公が今回は中心となり、ストーリーが組みたてられている、、、という印象を持ちました。完結篇としての完成度はイマイチでしたが、朝倉恭介の魅力のおかげでクライムノベルの面白さを知りました。 | ||||
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