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(短編集)
深泥丘奇談・続
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深泥丘奇談・続の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.00pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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| 前巻である「深泥丘奇談」を読んだのですが、感想としては前巻の他の方のレビューにもあるように「中途半端」「肩透かし」という印象を持ちました。肝心な部分は何も語られないわけですからね。 そんなわけでこの続巻を買うつもりはなかったのですが、この商品の内容紹介を見て気が変わりました。それは以下の文があったからです。 【なかなか明かされない深泥丘の世界が、真の姿を垣間見せる「深泥丘三地蔵」】 これを読めば、示唆としてでも色々な謎に迫れるのではないかと思いましたが、期待はずれでした。 多少ネタバレ的になるかもしれませんが、前巻と本巻を読めばわかるように、主人公の「私」は極めて現実的な感覚を持っています。しかし彼の住んでいる京都の街や住人は、彼が知っていた街や人とは明らかに異質な部分がある存在となっています。 主人公の住んでいる京都が現実の京都でない事はわかっているわけですから、私としては「何故、街や人が変容してしまったのか」もしくは「何故、主人公が”こちら側”に来てしまったのか」がボンヤリとでも描かれていればよいなぁと考えていたのですが、それらは何も表されていませんでした。 結局「深泥丘三地蔵」も肩透かしで終わりました。 そしてそれ以外の話も前巻と変わらず「中途半端」「肩透かし」の連続です。 「ハッキリと描かれないゆえの恐怖」というのは理解できますが、ハッキリしている部分がある程度存在するからこそ、ハッキリしない部分の恐怖がより増すのではないかと思っているので、残念至極の読後感となりました。 | ||||
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| うん、確かに装丁は凝っている。 それが作品世界のムード造りに、なにげなく寄与している感じた。 それはいい。 ただ、作品内容は、ホラーというか何というか? どうも、すべてが精神を病んだ男の妄想という感じにも読めてしまえることが残念だ。 ホラー指向の著者のことだから、もっとぞくぞくっとくるものを期待していたんだが。 悪くはない、悪くはないのだが・・・ 「カニ」の話は良かった。 私も脚の多いやつらは苦手なんだ。 | ||||
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