図書館の魔女
評判
図書館の魔女の評価:
4.26/5点 レビュー 140件。 A ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全116件 81〜100 5/6ページ
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図書館の魔女の評価:
4.26/5点 レビュー 140件。 A ランク
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1巻を読み切ったところで、「一体この物語はどこへ行くのやら」と、挫折しそうになりました。
1巻の終わりが「地下水道の探索」だったので、一体この探索はどうつながるのか?「ここから敵でも攻め込んでくるんかいな」とか、分からないまま読み終え、ど~しようかな~と、思いつつ、残り3冊はAmazonでまとめ買いして読みました。(なるほど。地下探索はそう役に立つワケか!詳細は本の3巻以降をお読み下さい。)
4巻までほとんど斜め読みで、ストーリーを把握するのに務め、冗長な箇所はすっ飛ばしながら(でもストーリーが分からなくならないように)読み、全体像が見えたところで、二回目はもうちょっとゆっくり読みました。二回目は全体像が掴めたので、詳細を読んで前後のつじつまを確認しながら読めましたので、非常に楽しめました。低い☆を付けている人は、1巻目で挫折した人が多いのではないでしょうか。あるいは、途中途中の「講義」や「会議」がヤになったのか、あるいは本書のスタイルが合わないとか。。。
私もようやく、2巻目になって、ストーリーが大きく動き出しますので、それから、かなり話の中に入り込む事が出来ました。(二人の主人公が河原に遊びに行く、という事になって、はは~ん。ここで何かあるだろうなとは思っていましたが、なるほど、そう展開したか!(2巻後半をお楽しみに!)
ストーリー全体は、「精霊の守り人」のような雰囲気(やや東洋的な雰囲気、とくにニザマ帝国)で、しかも、所々、指輪物語(映画ではなく原作)の「エルロンドの御前会議」のような延々とした会議(こういうの意外と好きです。)や、マツリカの偽書判定講義、所々に実際の西洋古代中世の錬金術書や言語(ラテン語、ギリシャ語など)が出てきたり(ダン・ブラウンとかジェームズ・ロリンズの作品を彷彿とさせる)、ファンタジーと言いつつ著者の言語学知識の講義が入っていたりと、それはそれはとても楽しめました。(これが冗長でヤダ、という人も出て来るでしょう。)
そして、ファンタジーに欠かせない、そこはかとない人間関係もきちんと描かれており、二人の主人公の交流(地下探索のあたりが面白いですね。子どもの秘密基地探索のようで)や、4巻目には二人のもっと深く心の結びつきが描かれ、最後のある人物の救いが、今まで多くのファンタジーを読んだ中で「異色だなぁ」と思わせました。指輪物語のサルマンの末路のようになるかと思いましたが、そうならず、良かったなぁと。。。
イラムとアキームのもどかしい関係もとてもいいですね。(これぐらいはネタバレにならないからいいかな。)
☆5つ、としたい所ですが、やはり全体的に読みにくい(難しくない漢字にフリガナがあるかと思いきや、難しい漢字にフリガナがなかったり)、記述に何ともいえないバランスの悪さを感じたので、☆4つとしました。