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夢を売る男
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夢を売る男の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.04pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全188件 101~120 6/10ページ
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百田さんの本は非常に読みやすくて興味深いのですが、これも講師のお勧めで購入しましたが、あっという間に読んでしまいます。 どうもありがとうございました。 | ||||
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今まで読んで来た百田さんの作品の中では一番笑わせられた作品でもありました。特に途中で百田さんの話題がでてきたことに関しては爆笑です(笑)そして毎回長らラストにはジーンと来るものがありました。小説家などを目指してる方には是非読んでもらいたい作品にもなってると思います。 | ||||
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レビューが割れていたのであまり期待していなかったのですが、 読んでみたら面白い。 きっとそばにいたら好きにはなれない上司だと思いますが、 人間味あふれている感じがして、最後は気持ちよく読み切った、という すっきり感があります。 | ||||
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新書本は結構高いので、最近は中古本を買うことにしてます。きれいに読まれたようで満足しました | ||||
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ちょっと嫌なものを見てしまった感、物を書く人の思いは?って思いながら。 | ||||
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出版の世界を描いたものだが、こういう一面もあるということをしっかり見せてくれたと思う。 | ||||
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百田尚樹の最高傑作がこれ。大笑いでTSUTAYAで、立ち読みしました。後の、百田尚樹の絶筆となる予定の重婚愛人?のじゅんあいと比べると、最高の作品です。時あたかも、黒川さんの後妻業が、あまりに、見事過ぎて、喉に餅詰まらせてころした犯罪人探しが始まりそうですね。おー、こわぁ(笑)じゆんあいは、ふじゆんすぎて、立ち読みの値打ちすらなし。大笑い。 | ||||
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2013年に出た百田尚樹さんによる自費出版についての小説。 毎回毎回違うジャンルを開拓する百田さんの 出版界のタブー?に挑戦する形の小説である。 類似した内容の小説に2012年に出た東野圭吾さんの歪笑小説がある。 出版界、小説のビジネスモデルがいかに危機的であるかよく分かる。 取次やISBN番号についても少し言及しているので勉強になるだろう。 本を出そうとする人物たちのいかに自己顕示欲が強いかを 見せつけられる思いだった。 自分を客観的に見ることが出来ないのだろう。 福田康夫元総理ではないが自分の事を客観的に見ることが出来る事は大事。 印象に残った本書の文を挙げてみたい。 小説を書く奴なんて、たいてい頭がおかしいんだ。 嘘だと思うなら、一度300枚くらいの小説を書いてみたらいい。 絶対に最後まで書き切れないから。 一部の人気作家を除いて、大半の作家がほとんど読まれもしない 小説をせっせと書いている。特に純文学作家は悲惨の一語だ。 しかし本人は読まれるべき芸術作品だと信じて書いている。 プロ野球の最下位争いしているチーム同士の雨の日の消化試合の 観客以下の人数にしか読まれていないのに、だ。 現代には映像やゲームに勝てるほどの小説なんて滅多にないんだ。 才能とは金のある世界に集まるんだ。現代ではクリエイティブな才能は 漫画やテレビ、音楽や映像、ゲームに集まっている。小説の世界に 入ってくるのは、一番才能のない奴だ。金が稼げない世界に才能ある 奴らが集まってくるはずはないんだ。 小説誌は出版社のガン。作家の原稿が欲しいからやっているだけ。 現実には小説誌は、食えない作家のセーフティネットみたいな役割を 果たしてるからな。言葉は悪が作家の生活保護みたいなもんだ。 小説誌を購読する読者は下書きを読まされているわけだよ。 出来損ないの雑誌を売っているわけだから、一種のペテン商法だな。 売れなくて当然だ。 売れている作家ほど、原稿をきっちり仕上げてくる。 ばりばり書ける奴が才能ある奴なんだ。 本来、小説家なんて職業は物語ることに取り憑かれた人間が なるものだと思う。面白おかしいホラ話を語らずにはおれない 異常な情熱を持った人間だ。本当に才能のあるのはそういう人間だ。 売れない作家が売れっ子作家を馬鹿にするというのは、おまんまを 食わせてもらっている親を馬鹿にするみたいなもんだ。 作家は生きている間が勝負だ。小説なんてもんは、死ねば99%以上が 消えるんだ。後世に残る作品なんてのは、1%もない。 後世に残る作家というのは、生きている時に売れている作家から選ばれるんだ。 後世に評価されるよりも、現代で売れたり評価される方が百倍も易しいんだ。 それでさえできない作家が死んでから残るということはあり得ない。 漱石も鴎外も芥川も現役時代は売れっ子作家だった。 昔、売れっ子作家でなくて、現代に読まれている作家なんて一人もいない。 後世に残る作家というのは、常に新しい読者を生み出す小説が書ける作家だ。 ある世代の人たちに熱狂的に受け入れられても、その世代が消えたらお終いだ。 | ||||
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一つ一つの話の クオリティーが高く 洗練されているので 話の先が読めない楽しさがあります 帯を書いている方が 嫉妬するほどの面白さ と書いているのは 本当のことだなーと感心しました 百田氏の作品は 今のところ 私にとって 全て正解 ハズレ無しです。 | ||||
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美味いね。 セクシャルハラスメントは受け側の心理によるものと言われますが、夢を売る男と詐欺も表裏一体のような展開の中でなぜか詐欺と思えない。どっか日本人らしい心があって、読んで満腹にさせてくれる本でした。 ご馳走様でした。 | ||||
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主人公の牛河原は、自分が書いた本を出版したいという素人に対して言葉巧みに出版費を出させ、実際の本が売れなくても儲かるというビジネスモデルを実行する出版社で働く敏腕編者である。牛河原の言葉に乗せられて自分の本がベストセラーになることを夢を見てお金を出す人たちの性格描写が絶妙で、百田氏の作品らしく一級のエンタテインメントに仕上がっているが、その一方で、出版界や作家と言われる人たちの実情をあからさまに描き、鋭く批判している一冊でもある。 | ||||
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まさしくブラックコメディ たぶん、これはあの出版社、それはあの作家と想像つくのに ここまで書いていいのかしら? まあ、いいよね。 実際公然とは口にしなくても、そんな世界なのはわかっていたことだし。 というか、 ま。ちょっとやそっとじゃ小説が生業として成り立たないというのは わかりきっているわけで。 そんな中で「自己顕示欲」「存在の証明」みたいのを 金を出してまで・・・って自費出品とは違う、 きちんと評価されてのジョイント・プレス方式とちゃんと信じさせてもらえて、 本という形で残し、なおかつそれがきちんと出版されて、国会図書館に残るなら その夢の代金のお支払いってのはそれなりにみんなが幸せで結構なことかなと。 で、最後の最後に「部下の編集者がどうしても出したいというなら出す。出したからには必ず売る。全額出して出版する」 うわぁ、ずるいよカタルシス(笑) やはり、百田さんは泣かせるなぁ・・・ しかし、原作まったく読まずに映画化された作品だけで 読んだ気になるユーザーって結構どころかすんごく多いんだよね。 出版業界はほんと大変だなぁ・・・ この本読んでちゃんと笑える人って案外少ないのかも。 | ||||
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敏腕編集者である牛河原の出版社は、本を出版したいと切望している自称作家に対して出版の話をもちかけ本の出版を請け負う。 本書に登場する人物はかなりユーモアに溢れているが、本作品のウリは現在の出版業界の厳しい状況がよく分かるという点。 ここがかなり優れている。 かなり前の話であるが実際、私自身もブログを書いていた頃にきいたこともないような出版社からブログの内容で本を出版しないかというお誘いを受けたことがあったが、今更ながら、出版社の熱心さの理由を理解した(この話は出版費用がなくて断った)。 文学賞の裏話もここまで明確に書いて支障はないのかと思うほど、はっきりとインチキ振りが記されており、読書好きの方や将来本を出版したいと思っている方にはお薦めしたい作品である。 | ||||
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一気に読みました。 いろんな人の自意識が渦巻いている感じが面白かったです。 小説内で、百田某とか出さなくていいのに。 | ||||
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ある意味、一種の人生指南書(どこにフォーカスするかで変わるが)。 当初、評価☆3でプロット組んで(考えて)いたが、途中で大きな過誤(錯誤)に気付き☆4に変更。 本書を読むと、「影響力の武器」の説明が、よく解かる。 夢も欲望も、叶えるには時間と行動と、お金がいる(原因と結果の法則)。 | ||||
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本書には出版業界の内部告発本のような惹句がついています。そういった要素も多いにあるのですが、単なる批判に終わっていないところは流石百田さんだと思います。 主人公の牛河原のキャラクターが非常に魅力的です。牛河原はうちの会社は詐欺ではないと作中で主張していますが、それは盗人にも三分の理、またはヤクザの仁義みたいなものだと思います。しかし大手出版社の元編集長である牛河原が出版業界の数々の問題点に直面した結果、出した回答が著者に金を出させるシステムだというのはかなり説得力があります。また牛河原は詐欺まがいの仕事をしていること以外は仕事はできるし部下の面倒見も良く、仕事に対する誇りもあるようです。出版業界裏事情だけでなく、是非その辺も注目して読んでもらいたいです。 | ||||
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かつて聞いたところによると、誰もが認める天才とは100万人に1人であるのに対し、自分が天才だと思い込んでいる人間が100人に1人いるという話を思い出しました。 この主人公がまんまと、そこんとこを突いて相手を手玉に取るところはお見事、と言ってはいけないのでしょうけど、なるほどと感心せずにはいられませんでした。 騙す人、騙される人を客観的に見るとこうなんだ、という良い見本だと思います。もし自分がある程度文章を書ける人間だったら、この物語は他人事ではないでしょう。 しかしこの、えげつない主人公が真の悪人ではないところが、また厄介なんでしょうね。 | ||||
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おもしろかた。 「錨を上げよ」の主人公が出てきて、テンションが上がた。 ラストも悪くなかた。こんな上司の下で働けたらとおもた。 百田氏の本は、面白いだけでなく勉強になある。 内容がおもしろいな上に、べんきょおになり、お得。 | ||||
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たぶんレビューいっぱいだと思うので、詳細は割愛。ガツガツ行って、でもキレイな〆。 ちなみにあと2冊は「笑うハーレキン」「まよパン」のラスト。 | ||||
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著者と出版社が半額ずつ出し合って出版すると 見せかけているジョイント・プレス方式。 この方式で、著者に出版を促す編集者 牛河原を中心にした物語。 感想としては、 著者・百田氏が詳細な取材・調査を行い こんな人がいたというのをききとり そのレポートを読んでいるようだった。 登場人物に命が宿り 登場人物の動きを描写しているという感じを、 読んでいる最中に私は抱くことができなかった。 物語の世界に入り込むのではなく、 出版業界の内側を垣間見た感じだった。 牛河原の発言に感心した部分は多かった。 「小説を書く奴なんて、たいてい頭がおかしいんだ。 嘘だと思うなら、1度300枚くらいの小説を書いてみたらいい。 絶対に最後まで書き切れないから」 「素人が原稿用紙を埋めるのは簡単なことじゃない。 1日かかって5枚も書ければたいしたもんだ。 たいていの奴は1日1枚書くのがやっとだ。 で、300枚書こうと思えば、早くて半年、まあ普通は1年はかかる」 「その間ずっとモチベーションを保ち続けるなんて、 並大抵のことじゃない。普通の人間ならとっくに投げ出しちまう。 書き出す前は傑作になるかもと思い込んで書き始めたものの、 上手く書けなくて、また途中で読み返して、こりゃダメだとなるのが 普通の人間だ」 「つまり最後まで書き切るというのは、そのあたりの神経が どこかおかしいんだ」 (31、32ページ) 「小説家の仕事というのは、『面白い話を聞かせるから、金をくれ!』 と言う奇妙奇天烈な職業だ。 だから、その話は聞く者を楽しませるためにする、 というのが基本のはずだ。 しかし人に聞かせることなんか微塵も考えないで ただ自分の言いたいことだけを得々と喋っているような作家が 少なくない」 (183ぺージ) 「売れない作家の中には素晴らしい作品を書く作家もいる。 おのれの血で書いたというような作品もある。 しかし、そういう作品は読む者にも血を流すことを要求する。 だから、売れない」 (180ページ) 「文学的な文書とは、実は比喩のことなんだ」 「日本の文学界には、主人公の心情を 事物や風景や現象や色彩に喩えて書くのが文学的 と思っている先生たちが多い」 (209、210ページ) 「才能とは金のある世界に集まるんだ。 現代ではクリエイティブな才能はマンガやテレビ、 音楽や映像、ゲームに集まっている。 小説の世界に入ってくるのは、一番才能のない奴だ。 金が稼げない世界に才能ある奴らが集まってくる はずはないんだ」 (164ページ) 読んで得たことは多かった。 | ||||
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