色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

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評判

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年の評価:

3.41/5点 レビュー 1,022件。 B ランク

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平均点3.41pt

Amazonレビュー一覧

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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1,024件 701〜720 36/52ページ
No.324
(5pt)

自分のことを振り返って考えたよ

読みながら、ある部分の主人公の感情について、自分のそれに近い経験の時の状態を思い出していました。

面白い本や楽しい本を読むときは何も考えなくていいんですが、
むしろ考えることを忘れさせてくれるんですが、
なんかこの本はところどころひっかかるところがありました。

「国境の南」もそんな感じだったような。

生きるのが難しくなるようなことはあるけど、
自分の気持ちをよく見れば、なんとかなる。

似たような状況の人が読めば生きる力になると思います。

話の構造は「キルビル」みたいだなあ、と思いながら読んでました。
描くタッチは静かで美しいですね。「フィンランド」がよく合ってます。
色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 Amazon書評・レビュー: 色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年より
4163821104
No.323
(1pt)

本当に無色の人間であればよかったのですが

相変わらず1章の終わりの映画みたいな演出と次の章への引きは、素晴らしいものでした。
私は村上春樹小説を、毎回、そういった表現の技法を楽しむために読んでいて、ストーリーにはあまり期待していません。
しかしながら今回の小説は、物語序盤の多崎つくるを見ている限り、ストーリーにも期待できるものがありました。
彼は、よくいる自己評価の低いこれといった特徴もない人間で、私の周りにも多くのそういった人間がいます。
私自信そういう人間ではないので、共感こそしないものの、彼のような人間の心情や境遇をリアルに描いてくれるのだったら、
それはとても興味のあることです。私の知らない世界ですので。
しかし、残念ながら、この小説はその期待には応えてくれませんでした。
村上春樹が描く、「自己評価の低いこれといった特徴のない」多崎つくるは、現実世界のそういった人間とはまったく違い、
結局彼は他からの評価は高く、好きになってくれる人もたくさんいる人間でした。
作者により与えられた現実離れした謙虚で控えめな性格のため、自己評価を低く設定されているだけでした。
本当に無色の人間をリアルに描いてくれれば、現代的なテーマを含んだ純文学的要素を持ったとても面白い小説になったのに、残念です。
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4163821104
No.322
(1pt)

山田悠介+田中康夫

「なんとなくクリスタル」って当時お洒落な単語を並べただけの無価値な小説が有ったが作者は県知事になりました。
この小説はその嫌味に例えると大統領クラスです。
この本の正しい扱い方は、嫌なことが有った時、小便をかけた後ジッポーオイルで燃やし尽くしながら自作の社会を呪う呪文を唱える事です。
そういう意味ではローリングストーンズの「悪魔を憐れむ歌」以来の傑作でしょう。
単純な事を難解な言い回しに変換しお洒落イズムをぶち込んだら春樹小説の出来上がりです。
小学生レベルの語彙しか持たないベストセラー作家と手法が似ていると思ったのは私だけ?
何が言いたいかと言うと、この小説を読んでも私には何も残らない。
ただ春樹の小説を読んだと言う記憶しか残らない。
本当に春樹小説を心から愛読している人はいるのだろうか?
ただ単に春樹小説を読むことに異議を見出しているのではなかろうか?
面白いと言わなければ、お洒落社会から取り残されるという恐怖心が働いているのではなかろうか?
面白く無いものは面白く無いでいいのではなかろうか?
なかろうか?の4連発を使わせるとは、さすが春樹。
単純に言えば「なんとなくクリスタル」と同じクラスの無価値文学。
文学と言うのもおこがましいが・・・
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4163821104
No.321
(1pt)

うーん。よくわからなかった。

村上作品は自殺願望の人が増える本だと前に書いてあるのを読んだことがあるのでがそれ以来近づいていません。前に読もうとしたノルウェーの森は開始3ページ目かで挫折してしまいした(笑)
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4163821104
No.320
(1pt)

またか。。。

大学生のときにノルウェイの森を読んで嫌悪感を抱いてから、10年あまり月日が経ちました。
社会人となり、今なら少しは村上春樹というものが楽しめるのかなと思い、時間的余裕があったので手にとってみました。

やはり、またかと。。。
村上ワールドがやってきた途端、途中で読むのを止めました。
ノルウェイの森のときと同じような嫌悪感に襲われました。
あざとすぎて、流暢で、それでいてくどい人物描写。
なにも共感の得られない薄っぺらで魂のない登場人物達。
誰かから又聞きしたような海外の自慢話を流暢に語ってくるちょっとウザイ人に無理やり付き合わされているような感覚。
真綿で首を絞められているように少しずつ、それでも確実に嫌悪感に変わっていく自分の心の変化を敏感に感じることができます。
登場人物の魂のない薄っぺらい荒唐無稽なセリフが出てくるたびに不快指数が上がっていきます。

映画「ソドムの市」を観てもたいして感情的にならない私が、これだけ嫌悪感を感じるのは珍しく思います。
いっそ映画「アルマゲドン」のように嫌悪感を通り越して笑えればいいのにと思いますが、村上春樹の嫌味たらしい文章はそれをさせてくれません。
感情移入ができずどこか客観的に読んでしまうように書かれているような感じがします。
こんなにも人の感情を乱す文章を書けるというのは、なにかしら強い魅力があるのでしょう。
熱狂的なファンがいるのもうなずけます。
ただ、ファッション的に村上春樹を読んで、なんとなくいいねとTVでコメントしている人達が私には理解できません。
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4163821104
No.319
(2pt)

買って損したなあ。

出版社の巧妙な戦略に乗せられ、まんまと買ってしまいました。

発売当日まで、担当の編集者と社長しか内容を知らなかった?
・・・。

面白ければなんの文句もありませんでしたが、この程度の内容で
そんなことされれば、そりゃあ怒るさ。
他のレビュアーは書いてなくても、みんなそう思っているはず。

すごい不満だったのは結末。こんなにだらだら物語を展開しておきながら
肝心の結末を書かないとは!!
だからこんなに、ブーイングのレビューが吹き荒れているんだと思います。
今回で相当、株を落としてしまったから、著者と出版社は次回は相当
頑張らないとだめだと思います。
(それぞれに何億円もの印税と書籍売上を稼いだでしょうからね)
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4163821104
No.318
(1pt)

買って読む程の価値は無かった

ページを捲れども捲れども世界観が掴めない。
いかなる内容の小説であれ、普通は読み進めると共に背景が見えてくるものだが、全く見えて来ない。

こういう本を読み進めるのは苦痛ですね。
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4163821104
No.317
(1pt)

こんなもん

読むなら特攻隊の遺書でも読んだ方が為になる
BOOK・OFFでもう売りました
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4163821104
No.316
(5pt)

素直に楽しめました。

素直にさらっと読めて、村上ワールドの雰囲気を味わえる。文体も安定していて音楽を聴くようにして楽しみました。
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No.315
(1pt)

資源の無駄

こんな物に群がる人達の存在が信じられません。
全くの資源の無駄です。
題名も表装も本文も真っ白なら価値が無限大に広がるという物です。
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No.314
(4pt)

巡礼ってか、「自分探しの旅」的な青春小説

ラストでモヤモヤする読者も多いようですが、このストーリーは、つくるが新しい場所へ向かうために自己と世界に対する認識を新たにするプロセス(いやぁ、青春ですね)が中心なので、あの結末で問題ないでしょう。数年前まで高校生だった私には、おもしろく読めました。
私なりに要約すると、以下の通りです。/たまたま与えられた場所が最高に心地よくて、そこのメンツが大好きで、そこで形成されたアイデンティティが何よりの自己認識だった。でも自分の夢を叶えるべく外の世界に出たら、今までの場所からは完全に追放されてしまった。帰るべき場所を失い、そのショックから死にたくなったりもしたけど、巡礼の年月(いわば殉死した自分に向き合い、弔う旅)を経ることで、最後にはまた誰かを欲することができる幸福感に包まれる。
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4163821104
No.313
(1pt)

ノーベル賞もの!

ノルウェイの森以来読んでみました。
こんなにつまらない小説をこれだけ売りさばく手法はノーベル経済学賞ものですよホント。
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No.312
(1pt)

いつもどおり

大多数の小説、村上作品を読んでいます。それを踏まえての感想になります。

いつもどおりの登場人物がいつもどおりの台詞を吐いています。登場人物に血が通っていないんですね。
実に気持ち悪い。やはり僕には村上作品は肌に合わないようです。

ただ、読めばすぐにそれとわかる確固たるブランドを築いている点は事実として認めざるを得ない。

ただ、これまで読んだ小説の中で、村上作品ほどつまらないものも珍しい。カンガルー日和、回転木馬だけですね。
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No.311
(1pt)

他人に流されてファッション感覚でブランド作家の新刊を並んで買って読書するからそうなる

他人に流されてファッション感覚でブランド作家の新刊を並んで買って読書するからそうなる。高い金払ってガッカリさせられた。ワハハ。
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4163821104
No.310
(4pt)

村上ワールド

以前から村上春樹さんの作品は愛読させていただいており、その新刊ということでさっそく購入しました。
まだ読んでいませんが、カバーもおしゃれで、タイトルも内容の面白さを感じさせてくれるような題なのでオススメです。
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No.309
(3pt)

読後感は「国境の南、太陽の西」に近い

「国境の南、太陽の西」と読後感が似ていた。切ないといえば切ない気持ちになるのかな。
いい大人がいつまでも引きづりすぎじゃないかと思うがそれもそれで村上春樹らしい。
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4163821104
No.308
(4pt)

音と光の中、余韻に浸る作品だ

読後、聴いたことのない曲が頭の中に流れた。そして、シロにとって「人生の生きる価値」は、負担だったのだろうか、と思いを巡らした。彼女は、死のトークンを引き受け「前もって決められた場所で、前もって決められた時間に」死んだ。彼女の霊は途絶えていた仲間の傷と傷を繋ぎ、抑圧していた昔の調和をえぐり出していく。彼らは、かつて「痛みと痛みによって、脆さと脆さによって」繋がっていた、と展開する…

 今も曲が流れ、目を閉じると彼女が白く輝いて見える。これが、死のトークンを引き受けた者のある種の色とある種の光なのだろうか。音と光の中、余韻に浸る作品だ。


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No.307
(4pt)

種々考えさせられる昨今の人間模様の捉えよう

読み終えるに,それほどまでの凄さは感じないまでも,文学のおもしろさはこういったところなんだろうなぁ〜,としみじみ思うわけです.文学にはロジカルな納得感の説明は必要なく,読み手が読み手の感じ方でどう捉えるか,言わば感性の問題のように感じています.特に文学を理解していない(理系の)小生にとって,あるがままに受け止めればいいと理解しています.作品自体に賛否両論あること自体は当たり前の事だと感じるわけで,あえて驚くべき事はその反響の大きさだと言うことくらいでしょうか...

これまでの作品同様,今回の『田崎つくる〜』にも共通している小説全体に横たわる 『ヒトの孤独感』,『絶望感とそこからの脱却』,『ヒトを支える心の根幹の在り方』,そう言ったモノが現実社会との融合の中で描かれているような印象で,読み終えると寂しいような,もの悲しいような,でも何か見出すモノがあるような,不思議な思いになるのが村上文学の特徴であるように感じています.つくるが受けた仕打ちと,ここから生じた孤独感,絶望感,疎外感は多くの人が経験したことがあるように感じており,ここから抜け出せないヒトはある面で自ら命を終えてしまったり,他人への暴力といった形で自己の欲求を発散したりしますが,その多くの場合,何らかのきっかけで立ち直ることも少なくありません.絶望の淵に至った主人公のつくるは,偶然知り合った友人や時間の経過に助けられ,その危機から脱するわけですが,その危機から脱することができなかったかつての友人は不幸な末路をたどり,その最終的な結論は述べられないまま本書は終わります.つくるの年上の彼女との交際の行方も尻切れトンボで終わる当たり,ちょっと消化不良であるように感じるのも,文学的な技法の一つだそうです.続編に期待しましょう!

個人的には,最終章でつくるが新宿駅で時間を潰し,新宿発松本行き最終の『あずさ』(馴染みある,日頃よく使う列車なだけに)を見送りながら物想いに耽るあたりは,なんだか共感をそそがれる思いで,何とも言え無い気分になりますね.自身,甲府から都内や横浜への出張で『あずさ』,『かいじ』には頻繁に乗車するので(多いときは週3往復したことすらあったので),慣れた田舎暮らしと言えど,甲府に帰るときにちょっと寂しい思いに浸ることが無くはありません.また,つくるの家庭事情も自身のそれに似ているような,そんな印象で捉えてしまいます.実はこういった背景を持ち,同様な感覚になる人が多いように主人公を設定しているように思えます.これらの時代と人間設定が多くの読者に共感を与える理由なのかもしれません?

本書のテーマ,読んでみて思うに,種々考えさせられる昨今の人間模様のように捉えています.話題に乗り遅れない意味でも,読んでみて良い書籍だと思いますね!
色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 Amazon書評・レビュー: 色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年より
4163821104
No.306
(4pt)

これは。。。

国境の南、太陽の西の主人公を独身にして、ちがう性格の男性にしてみたらって
具合で村上春樹らしい本でした。
まあ 期待以上でもなく、期待以下でもなく、やはり、主人公は村上春樹が描く、
教養を備えた なぜか女性から色々と近寄ってこられる男性でした。うらやましい。
色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 Amazon書評・レビュー: 色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年より
4163821104
No.305
(5pt)

ひとつの集大成。

「ねじまき鳥」「カフカ」など、
イラっとする作品もありましたが、
ここへきて、暗喩として投げっぱなしに見えていたことが、
ようやっと、小説のなかで見える形で像を結んできたなあ、
と、偉そうにも思いました。

村上春樹の小説は、どれもこれも、
「ファンタジー」のように、つかみどころのないところが
魅力だったのだけど、それを脱皮したのではないか、
ということです。

翻訳については、
『心臓を貫かれて』など、なまなましいドキュメントを上梓したこともあり
さらには、『アンダーグラウンド』では、自ら、インタビューを行なって、
「現実」を描きました。描いたというよりも、
「現実と自らを結びつけた」という気がします。

これまでの「ファンタジー」としての小説と、
「現実に人が抱えている痛み」を、結び付けて作品化したのが、
この『多崎つくる』ではないかと。

フィンランドの森の風景も、匂いも感じられるような小説を、
村上春樹の作品で、読めるとは思ってなかった。
いいですね。
色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 Amazon書評・レビュー: 色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年より
4163821104