半島を出よ

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半島を出よの評価:

4.00/5点 レビュー 320件。 A ランク

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平均点4.00pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全383件 41〜60 3/20ページ
No.343
(4pt)

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半島を出よ〈上〉 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 半島を出よ〈上〉 (幻冬舎文庫)より
4344410009
No.342
(4pt)

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半島を出よ (上) Amazon書評・レビュー: 半島を出よ (上)より
434400759X
No.341
(5pt)

結果論では

ドームが占拠された時点でテロリスト制圧に動くべきだと思うが、緻密に計画された犯行に緊急対応として限られた時間でその決断を下すのは本書の通り難しい。この場合のテロリスト制圧は反射的対応であり、反射は経験と反復による。そのような経験と日常を持つことは良いことだろうか。本書の登場人物の言葉にあるようにそのような経験は無い方がよい。
 暴力は日常生活にも脅迫、いじめ、パワハラ、DV等あり解決には英雄的行為が必要となる。英雄的行為は命がけとなることもあり多くは望めない一方、暴力は容易にその度合いを上げることができる。暴力の存在により英雄が生まれその大きさは正比例する。近所のいたずら子の対応に英雄は必要ないのである。本書においては多数の人質を手にした狂気に、もはや狂気と呼べるもので対応し解決を見ている。このような狂気は現実にも存在するが本書のような形で解決されることはないだろうし、犠牲というものを考えた場合暴力に対する完全な対応、解決策はない。
 世の中には暴力というものが混在し大きな力を持っていると理解することは出来るがそれがあるべき正しい姿だとは思わない。「事実は小説よりも奇なり」という言葉があるように、これから先思いもよらぬ方法、形でこの問題は解決していくのではと思う。
半島を出よ〈上〉 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 半島を出よ〈上〉 (幻冬舎文庫)より
4344410009
No.340
(5pt)

結果論では

ドームが占拠された時点でテロリスト制圧に動くべきだと思うが、緻密に計画された犯行に緊急対応として限られた時間でその決断を下すのは本書の通り難しい。この場合のテロリスト制圧は反射的対応であり、反射は経験と反復による。そのような経験と日常を持つことは良いことだろうか。本書の登場人物の言葉にあるようにそのような経験は無い方がよい。
 暴力は日常生活にも脅迫、いじめ、パワハラ、DV等あり解決には英雄的行為が必要となる。英雄的行為は命がけとなることもあり多くは望めない一方、暴力は容易にその度合いを上げることができる。暴力の存在により英雄が生まれその大きさは正比例する。近所のいたずら子の対応に英雄は必要ないのである。本書においては多数の人質を手にした狂気に、もはや狂気と呼べるもので対応し解決を見ている。このような狂気は現実にも存在するが本書のような形で解決されることはないだろうし、犠牲というものを考えた場合暴力に対する完全な対応、解決策はない。
 世の中には暴力というものが混在し大きな力を持っていると理解することは出来るがそれがあるべき正しい姿だとは思わない。「事実は小説よりも奇なり」という言葉があるように、これから先思いもよらぬ方法、形でこの問題は解決していくのではと思う。
半島を出よ (上) Amazon書評・レビュー: 半島を出よ (上)より
434400759X
No.339
(5pt)

結果論では

ドームが占拠された時点でテロリスト制圧に動くべきだと思うが、緻密に計画された犯行に緊急対応として限られた時間でその決断を下すのは本書の通り難しい。この場合のテロリスト制圧は反射的対応であり、反射は経験と反復による。そのような経験と日常を持つことは良いことだろうか。本書の登場人物の言葉にあるようにそのような経験は無い方がよい。
 暴力は日常生活にも脅迫、いじめ、パワハラ、DV等あり解決には英雄的行為が必要となる。英雄的行為は命がけとなることもあり多くは望めない一方、暴力は容易にその度合いを上げることができる。暴力の存在により英雄が生まれその大きさは正比例する。近所のいたずら子の対応に英雄は必要ないのである。本書においては多数の人質を手にした狂気に、もはや狂気と呼べるもので対応し解決を見ている。このような狂気は現実にも存在するが本書のような形で解決されることはないだろうし、犠牲というものを考えた場合暴力に対する完全な対応、解決策はない。
 世の中には暴力というものが混在し大きな力を持っていると理解することは出来るがそれがあるべき正しい姿だとは思わない。「事実は小説よりも奇なり」という言葉があるように、これから先思いもよらぬ方法、形でこの問題は解決していくのではと思う。
半島を出よ〈上〉 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 半島を出よ〈上〉 (幻冬舎文庫)より
4344410009
No.338
(5pt)

結果論では

ドームが占拠された時点でテロリスト制圧に動くべきだと思うが、緻密に計画された犯行に緊急対応として限られた時間でその決断を下すのは本書の通り難しい。この場合のテロリスト制圧は反射的対応であり、反射は経験と反復による。そのような経験と日常を持つことは良いことだろうか。本書の登場人物の言葉にあるようにそのような経験は無い方がよい。
 暴力は日常生活にも脅迫、いじめ、パワハラ、DV等あり解決には英雄的行為が必要となる。英雄的行為は命がけとなることもあり多くは望めない一方、暴力は容易にその度合いを上げることができる。暴力の存在により英雄が生まれその大きさは正比例する。近所のいたずら子の対応に英雄は必要ないのである。本書においては多数の人質を手にした狂気に、もはや狂気と呼べるもので対応し解決を見ている。このような狂気は現実にも存在するが本書のような形で解決されることはないだろうし、犠牲というものを考えた場合暴力に対する完全な対応、解決策はない。
 世の中には暴力というものが混在し大きな力を持っていると理解することは出来るがそれがあるべき正しい姿だとは思わない。「事実は小説よりも奇なり」という言葉があるように、これから先思いもよらぬ方法、形でこの問題は解決していくのではと思う。
半島を出よ (上) Amazon書評・レビュー: 半島を出よ (上)より
434400759X
No.337
(5pt)

特殊部隊の襲撃から日本を守った6人の「ダメな」若者達の話(下巻)

名作。必ず下巻も読んでほしい。ラストはネタバレになるから詳しく書けないが、ワイルドで殺伐とした中にもドライな美学が感じられた。理想論的なハッピーエンドとはかけ離れつつも満足のゆくエンディングは、さすが村上龍ワールド。激しくおすすめ。
半島を出よ〈下〉 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 半島を出よ〈下〉 (幻冬舎文庫)より
4344410017
No.336
(5pt)

特殊部隊の襲撃から日本を守った6人の「ダメな」若者達の話(上巻)

名作。朝鮮特殊部隊の日本襲撃に立ち向かい撃退したのは、普段日本でどちらかというと「ダメな男」の烙印を押されていた6人の若者達だった。襲撃者が朝鮮特殊部隊工作員達、という設定は、当時の時代の気分を反映したものだったのかもしれない。襲撃者は、例えば、どこかの犯罪組織でも、プロのオリンピックテロリストでも、他にもいろいろあり得ると思う。村上龍ワールドの、リアルでドライな世界観がたまらない。激しくおすすめ。
半島を出よ〈上〉 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 半島を出よ〈上〉 (幻冬舎文庫)より
4344410009
No.335
(5pt)

特殊部隊の襲撃から日本を守った6人の「ダメな」若者達の話(上巻)

名作。朝鮮特殊部隊の日本襲撃に立ち向かい撃退したのは、普段日本でどちらかというと「ダメな男」の烙印を押されていた6人の若者達だった。襲撃者が朝鮮特殊部隊工作員達、という設定は、当時の時代の気分を反映したものだったのかもしれない。襲撃者は、例えば、どこかの犯罪組織でも、プロのオリンピックテロリストでも、他にもいろいろあり得ると思う。村上龍ワールドの、リアルでドライな世界観がたまらない。激しくおすすめ。
半島を出よ (上) Amazon書評・レビュー: 半島を出よ (上)より
434400759X
No.334
(5pt)

知らぬ間に

久しぶりに会った友達と呑んでいたら「あんた世紀末思想やな」と言われた。この本の影響かな。それはそうと「世紀末思想」って言葉にグッときた。
半島を出よ〈上〉 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 半島を出よ〈上〉 (幻冬舎文庫)より
4344410009
No.333
(5pt)

知らぬ間に

久しぶりに会った友達と呑んでいたら「あんた世紀末思想やな」と言われた。この本の影響かな。それはそうと「世紀末思想」って言葉にグッときた。
半島を出よ (上) Amazon書評・レビュー: 半島を出よ (上)より
434400759X
No.332
(5pt)

スピード感

しっかりとした設定から、すこし読み進めるのがしんどいところもありますが、その過程が報われるかのように後半のスピード感は、私の中で村上龍の最高傑作と思っています。
半島を出よ〈上〉 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 半島を出よ〈上〉 (幻冬舎文庫)より
4344410009
No.331
(5pt)

スピード感

しっかりとした設定から、すこし読み進めるのがしんどいところもありますが、その過程が報われるかのように後半のスピード感は、私の中で村上龍の最高傑作と思っています。
半島を出よ (上) Amazon書評・レビュー: 半島を出よ (上)より
434400759X
No.330
(5pt)

あれを倒すのは簡単じゃないけど不可能じゃない

「アメリカの庇護に頼ることによって、面倒くさくてやっかいなリアルな現実と向かい合うことを避けてきた戦後日本。
 そういう国はひたすら現実をなぞり、社会や文化が洗練されていくが、やがてダイナミズムを失って衰退に向かう。」
 「国家というものは必ず少数者を犠牲にして多数派を守るものなのだが、日本は、国家として戦略的に少数を犠牲にして多数を生かすということができない。」
 したがって高麗遠征軍となのる北朝鮮武装集団が福岡を占拠するするというリアルな現実に、日本政府は対応することができない。
 何を犠牲にし何を守るべきなのか分からないがため、何も決定できない。最優先事項を決めずにその場しのぎの対策で基本方針が示されない。
 
 そんな中で、唯一それができるとしたら、村上龍の作品中、最もぶっ飛んだ傑作といえる「昭和歌謡大全集」で漫画的なまでにハチャメチャな活躍をみせたあの若者たちのような存在しかいない。
 「昭和歌謡大全集」で20代だったイシハラが更にイッテしまったように強烈な性格の49歳詩人となって再登場し、、55歳となったノブエは川崎市でホームレスとなり、周りがおそれるほどの存在感を放っているのには笑ってしまいましたが、そのイシハラをしたって自然と集まった、いわゆる通常社会からははみ出した若者たちのような存在こそが、唯一奴らを敵として認識し現実的な努力によって現状を変えることができるのだ。
 「あれを倒すのは簡単じゃないけど不可能じゃない」と決意する場面は見事だ。
 
 後半のホテルでの作戦はもう何度読んでも(本書を読むのはハードカバー出版直後に初読して以降もう4度目)手に汗握る展開でページをめくるのももどかしいほどだ。
 特にヒノが、コリョに対する恐怖を気づかないふりをしてごまかすのではなく、恐怖を自覚し、それに対してどう対処するかを決めることでとりあえず立ち向かっていけることに気づくと同時に自分を殺そうとした母親を思い出すくだりは、緊迫する状況の中でも涙が出そうなくらい感動的だ。

 一方北朝鮮側からの視点で語られるパートも少なくなく、このパートも面白い。
 巻末の参考文献を見ると北朝鮮関係の書籍がずらりと紹介されているが、かなりの情報収集に裏付かれた物語構成になっていると思われ、リアルで説得力がある。北朝鮮人が日本に来て感じた違和感は、実は村上龍自身が感じている違和感なのだろう。

 村上龍はこれまでに様々な作品を発表していますが、「コインロッカーベイビーズ」「五分後の世界」「昭和歌謡大全集」「半島を出よ」といった破壊系の作品こそが、村上龍がもっとも輝く、本領発揮できる舞台なんだと再認識したしだいです。
半島を出よ〈上〉 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 半島を出よ〈上〉 (幻冬舎文庫)より
4344410009
No.329
(5pt)

あれを倒すのは簡単じゃないけど不可能じゃない

「アメリカの庇護に頼ることによって、面倒くさくてやっかいなリアルな現実と向かい合うことを避けてきた戦後日本。
 そういう国はひたすら現実をなぞり、社会や文化が洗練されていくが、やがてダイナミズムを失って衰退に向かう。」
 「国家というものは必ず少数者を犠牲にして多数派を守るものなのだが、日本は、国家として戦略的に少数を犠牲にして多数を生かすということができない。」
 したがって高麗遠征軍となのる北朝鮮武装集団が福岡を占拠するするというリアルな現実に、日本政府は対応することができない。
 何を犠牲にし何を守るべきなのか分からないがため、何も決定できない。最優先事項を決めずにその場しのぎの対策で基本方針が示されない。
 
 そんな中で、唯一それができるとしたら、村上龍の作品中、最もぶっ飛んだ傑作といえる「昭和歌謡大全集」で漫画的なまでにハチャメチャな活躍をみせたあの若者たちのような存在しかいない。
 「昭和歌謡大全集」で20代だったイシハラが更にイッテしまったように強烈な性格の49歳詩人となって再登場し、、55歳となったノブエは川崎市でホームレスとなり、周りがおそれるほどの存在感を放っているのには笑ってしまいましたが、そのイシハラをしたって自然と集まった、いわゆる通常社会からははみ出した若者たちのような存在こそが、唯一奴らを敵として認識し現実的な努力によって現状を変えることができるのだ。
 「あれを倒すのは簡単じゃないけど不可能じゃない」と決意する場面は見事だ。
 
 後半のホテルでの作戦はもう何度読んでも(本書を読むのはハードカバー出版直後に初読して以降もう4度目)手に汗握る展開でページをめくるのももどかしいほどだ。
 特にヒノが、コリョに対する恐怖を気づかないふりをしてごまかすのではなく、恐怖を自覚し、それに対してどう対処するかを決めることでとりあえず立ち向かっていけることに気づくと同時に自分を殺そうとした母親を思い出すくだりは、緊迫する状況の中でも涙が出そうなくらい感動的だ。

 一方北朝鮮側からの視点で語られるパートも少なくなく、このパートも面白い。
 巻末の参考文献を見ると北朝鮮関係の書籍がずらりと紹介されているが、かなりの情報収集に裏付かれた物語構成になっていると思われ、リアルで説得力がある。北朝鮮人が日本に来て感じた違和感は、実は村上龍自身が感じている違和感なのだろう。

 村上龍はこれまでに様々な作品を発表していますが、「コインロッカーベイビーズ」「五分後の世界」「昭和歌謡大全集」「半島を出よ」といった破壊系の作品こそが、村上龍がもっとも輝く、本領発揮できる舞台なんだと再認識したしだいです。
半島を出よ (上) Amazon書評・レビュー: 半島を出よ (上)より
434400759X
No.328
(4pt)

500ページ近くあるのにすぐ読めた

自分はディテールとかそれほど気にしないのでサクッとよみました。

参考文献が最後の方にあって100作くらいの本があり、作家って大変だなーと単純に思いました。
大学の卒論とかの比ではないかなw

兵器とかテロに興味ある人には非常におもしろいでしょうが、グロデスクな場面も多々あり抵抗がある方も多いでしょう。
なのでブックカバーのカエルみて気持ちわるーって思った人にはおすすめしませんな。
半島を出よ〈下〉 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 半島を出よ〈下〉 (幻冬舎文庫)より
4344410017
No.327
(4pt)

読みながら村上龍の顔が、あまり出てこなかった初めての作品

村上龍って実は、あんまり好きじゃなかったんだよ。
どうしても、あの顔が出てきちまう。
作家ってのは顔を、あんまり出さない方がいいな。
俺の想像力がないだけかもしんないけど。
でも、この本は、よかった。
どんどんのめり込んでいった。
実際、これからの日本は、こういうことが起こっても不思議じゃないよなぁと考えさせられたよ。
半島を出よ〈上〉 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 半島を出よ〈上〉 (幻冬舎文庫)より
4344410009
No.326
(4pt)

読みながら村上龍の顔が、あまり出てこなかった初めての作品

村上龍って実は、あんまり好きじゃなかったんだよ。
どうしても、あの顔が出てきちまう。
作家ってのは顔を、あんまり出さない方がいいな。
俺の想像力がないだけかもしんないけど。
でも、この本は、よかった。
どんどんのめり込んでいった。
実際、これからの日本は、こういうことが起こっても不思議じゃないよなぁと考えさせられたよ。
半島を出よ (上) Amazon書評・レビュー: 半島を出よ (上)より
434400759X
No.325
(5pt)

ノー天気な日本人を叱咤する1冊

無防備で、危機対応の判断力、決断力に乏しい今の日本人を見事に表現してくれました。こういう事態が起きると国民はすぐに政府を批判しますが、実は日本人一人ひとりがまさに平和ボケ、ノー天気。だから、多くの日本人はこれを読んでもなお、ピンと来る切実感を持たないかもしれません。そうだとしたら情けない。
半島を出よ〈上〉 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 半島を出よ〈上〉 (幻冬舎文庫)より
4344410009
No.324
(5pt)

ノー天気な日本人を叱咤する1冊

無防備で、危機対応の判断力、決断力に乏しい今の日本人を見事に表現してくれました。こういう事態が起きると国民はすぐに政府を批判しますが、実は日本人一人ひとりがまさに平和ボケ、ノー天気。だから、多くの日本人はこれを読んでもなお、ピンと来る切実感を持たないかもしれません。そうだとしたら情けない。
半島を出よ (上) Amazon書評・レビュー: 半島を出よ (上)より
434400759X