半島を出よ

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評判

半島を出よの評価:

4.00/5点 レビュー 320件。 A ランク

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平均点4.00pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全383件 321〜340 17/20ページ
No.63
(5pt)

もしかしたら

さもありなんと思わせる近未来の日本の姿、北朝鮮の侵略、日本政府の無作為、無能ぶり、全てが在りえるだけにぐいぐい読まされてしまいました。
見開きの登場人物の多さには驚きましたが、それぞれの視点に立ってテンポ良く進むので、全然気になりません。
若者達が立ち向かう動機が明確になっていないような気がするが、そんな疑問も吹き飛ばすくらい面白いです。
ある程度結末は判りましたが、帯には結末めいたことは書かないでほしかったな。
半島を出よ (上) Amazon書評・レビュー: 半島を出よ (上)より
434400759X
No.62
(5pt)

想像力に圧倒される

いやー、すごいんじゃないですか、この作品は。村上龍の最高傑作でしょ。頭のてっぺんから、つま先まですべての力をつかってこの作品を書き上げたのが伝わってきますよ。やっぱ、この人は小説家だったんだなー、と思います。もう小説家はやめたのか、と思っていたけど、この職業が彼のコーリング(天職)なんだ、と感じさせますよ。本気で作品に向き合ったんですね。辺境のもの、マイノリティが、危機感をもち、ブレークスルーを起こしていく、というのは、相変わらずだけど、それは彼にとっては、引き剥がせないものなのでしょう。思想面とかのことはどうでも良くて、作品を細部まで支配する彼の想像力にとりあえずカツ目すべし。
半島を出よ (上) Amazon書評・レビュー: 半島を出よ (上)より
434400759X
No.61
(4pt)

村上龍のエッセンスが詰まっている

村上龍が考えていること、大切にしていること、譲れないこと。
その全てが詰まっている。

作者は、色々な作品で、色々な形で上記のことを繰り返し発表してきた。
今回も「危機感を持ち戦略を練って個人で行動できること」、「戦争と経済合理性」、「コミュニケーションの本質」など、
既に別の作品で書かれているようなテーマも盛り込まれている。

しかし、読んでいて飽きはこない。むしろ逆に新鮮である。

村上龍の作品が好きな人、まだ読んだことのない人。
この両者に特にお薦めしたい作品である。
半島を出よ (下) Amazon書評・レビュー: 半島を出よ (下)より
4344007603
No.60
(5pt)

かなりおもしろいです

かなりおもしろいです。
ただ、サッカーの中田英寿選手も自身のHPでコメントしている
通り、最初の2、30ページは結構苦痛です。とにかく人物が
たくさん出てきて、役職名も多いし、話の筋が読めないので
途中で投げ出したくなります。でも、50ページくらいから話の筋が見えてきて(もちろん
クライマックスはわからない)、あっという間の読めて
しまいます。緻密に描写されており、イメージが自然とわき
ます。まるで戦争映画を見ている様です。とにかくとにかくおもしろいので途中で投げ出さずに
読んでみてください。かなりはまりますよ。
半島を出よ〈上〉 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 半島を出よ〈上〉 (幻冬舎文庫)より
4344410009
No.59
(5pt)

かなりおもしろいです

かなりおもしろいです。
ただ、サッカーの中田英寿選手も自身のHPでコメントしている
通り、最初の2、30ページは結構苦痛です。とにかく人物が
たくさん出てきて、役職名も多いし、話の筋が読めないので
途中で投げ出したくなります。でも、50ページくらいから話の筋が見えてきて(もちろん
クライマックスはわからない)、あっという間の読めて
しまいます。緻密に描写されており、イメージが自然とわき
ます。まるで戦争映画を見ている様です。とにかくとにかくおもしろいので途中で投げ出さずに
読んでみてください。かなりはまりますよ。
半島を出よ (上) Amazon書評・レビュー: 半島を出よ (上)より
434400759X
No.58
(4pt)

アウトロー集団は洗脳されないか

荒唐無稽なフィクションだが、ありうると感じさせる。
アウトローを描くことから始まった村上文学と北朝鮮がうまくジャンクションした傑作といえる。
ドル凋落の事態に遭遇し、保有する米国債を米国の圧力で売却できず、日本の円、国債、株暴落、国民の預貯金凍結最悪のコースをたどる。
現在でも日本の財政赤字は国、地方合わせて1000兆円を超し、いつ破綻してもおかしくない。これがまずありうる第一のシナリオだ。次に、北朝鮮にその弱点をつかれ、福岡に北朝鮮の特殊戦部隊が上陸する。北朝鮮が日本を見透かしているのは事実だが、特殊部隊上陸以下は政治、軍事的にはまずありえない。
ここからが村上文学の真骨頂だ。アウトロー集団が北朝鮮特殊部隊に反抗し,かく乱するという筋立ては実に奇想天外で、面白い。
北朝鮮部隊の弱点をあぶりだしているのもリアルテイーがある。だが、どうだろう。
北朝鮮はもともとアウトローの抗日武装部隊を原点にしているし、よど号事件の赤軍派もうまく手なずけた。
ということは、福岡のアウトローも洗脳され、先兵に仕立て上げられる可能性が十分にありうるということになる。
その点への踏み込みがあったなら、もっとはらはらどきどきの展開になっただろうとやや惜しまれる。
半島を出よ〈上〉 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 半島を出よ〈上〉 (幻冬舎文庫)より
4344410009
No.57
(4pt)

アウトロー集団は洗脳されないか

荒唐無稽なフィクションだが、ありうると感じさせる。
アウトローを描くことから始まった村上文学と北朝鮮がうまくジャンクションした傑作といえる。
ドル凋落の事態に遭遇し、保有する米国債を米国の圧力で売却できず、日本の円、国債、株暴落、国民の預貯金凍結最悪のコースをたどる。
現在でも日本の財政赤字は国、地方合わせて1000兆円を超し、いつ破綻してもおかしくない。これがまずありうる第一のシナリオだ。次に、北朝鮮にその弱点をつかれ、福岡に北朝鮮の特殊戦部隊が上陸する。北朝鮮が日本を見透かしているのは事実だが、特殊部隊上陸以下は政治、軍事的にはまずありえない。
ここからが村上文学の真骨頂だ。アウトロー集団が北朝鮮特殊部隊に反抗し,かく乱するという筋立ては実に奇想天外で、面白い。
北朝鮮部隊の弱点をあぶりだしているのもリアルテイーがある。だが、どうだろう。
北朝鮮はもともとアウトローの抗日武装部隊を原点にしているし、よど号事件の赤軍派もうまく手なずけた。
ということは、福岡のアウトローも洗脳され、先兵に仕立て上げられる可能性が十分にありうるということになる。
その点への踏み込みがあったなら、もっとはらはらどきどきの展開になっただろうとやや惜しまれる。
半島を出よ (上) Amazon書評・レビュー: 半島を出よ (上)より
434400759X
No.56
(5pt)

映画化すると面白い!

村上龍氏の新しい小説です。物語は北朝鮮の兵士達が、
福岡ドームを占拠した所からはじまります。北朝鮮の
兵士達に対して、行動を起すわけですが、
無能な者、ただ淡々とやるべき事を行う者など、
緻密に、対象的に描かれます。もちろん最後には
カタルシスを得ることができます。小説のカバーはこの本の内容を示すヒントです。
カエルがなぜ?と思うかもしれませんが、このカエルは
何かを象徴しているように思います。とにかく精密な描写で、まるで映画をみているような
気分になりました。ぜひ映画化して欲しいなと思います。
半島を出よ (下) Amazon書評・レビュー: 半島を出よ (下)より
4344007603
No.55
(5pt)

圧倒的巨編

まず美しい装丁に目を奪われる。
福岡市の上空写真。
上巻は海の色が青色で、下巻は赤い。
海ははじめから赤かったのではなく、青が赤に染まったのだろうと思わせる。
北朝鮮が日本を占拠する。
その設定に心躍らずにはいられなかった。
鞄の中に収まった本の重さが心地よかった。
読んでいてまず思うのは徹底的なまでに詳細にこだわったリアリティである。
おかげで少ないとは言えない登場人物の一人一人が生きている。
途中読みながら、再読するときのことを思った。
二度目三度目に読むときにはさらなる楽しみがあるに違いないと思ったのだ。
本を読みながらそんなことを思ったのは初めてのことだった。
この小説と同時代に生きていることを嬉しく思う。
数十年後、北朝鮮という国家が存在しているのかどうかはわからない。
しかし、また同時に、我々はこれまで考えもしなかったことかもしれないが、日本という国だって存在しているかどうか怪しいものであると考えずにはいられない。
村上氏の明確なメッセージがここにはある。
半島を出よ (下) Amazon書評・レビュー: 半島を出よ (下)より
4344007603
No.54
(5pt)

圧倒的巨編

まず美しい装丁に目を奪われる。
福岡市の上空写真。
上巻は海の色が青色で、下巻は赤い。
そして複数のドクガエルがその上にはりついている。
北朝鮮が日本を占拠する。
その設定に心躍らずにはいられなかった。
鞄の中に収まった本の重さが心地よかった。
読んでいてまず思うのは徹底的なまでに詳細にこだわったリアリティである。
おかげで少ないとは言えない登場人物の一人一人が生きている。
途中読みながら、再読するときのことを思った。
二度目三度目に読むときにはさらなる楽しみがあるに違いないと思ったのだ。
本を読みながらそんなことを思ったのは初めてのことだった。
この小説と同時代に生きていることを嬉しく思う。
数十年後、北朝鮮という国家が存在しているのかどうかはわからない。
しかし、また同時に、我々はこれまで考えもしなかったことかもしれないが、日本という国だって存在しているかどうか怪しいものであると考えずにはいられない。
村上氏の明確なメッセージがここにはある。
半島を出よ〈上〉 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 半島を出よ〈上〉 (幻冬舎文庫)より
4344410009
No.53
(5pt)

圧倒的巨編

まず美しい装丁に目を奪われる。
福岡市の上空写真。
上巻は海の色が青色で、下巻は赤い。
そして複数のドクガエルがその上にはりついている。
北朝鮮が日本を占拠する。
その設定に心躍らずにはいられなかった。
鞄の中に収まった本の重さが心地よかった。
読んでいてまず思うのは徹底的なまでに詳細にこだわったリアリティである。
おかげで少ないとは言えない登場人物の一人一人が生きている。
途中読みながら、再読するときのことを思った。
二度目三度目に読むときにはさらなる楽しみがあるに違いないと思ったのだ。
本を読みながらそんなことを思ったのは初めてのことだった。
この小説と同時代に生きていることを嬉しく思う。
数十年後、北朝鮮という国家が存在しているのかどうかはわからない。
しかし、また同時に、我々はこれまで考えもしなかったことかもしれないが、日本という国だって存在しているかどうか怪しいものであると考えずにはいられない。
村上氏の明確なメッセージがここにはある。
半島を出よ (上) Amazon書評・レビュー: 半島を出よ (上)より
434400759X
No.52
(5pt)

福岡が大変なことに!

今の世界のすぐ手に届くところにある恐怖。ホラーでもオカルトでもなくて起こりうる未来として。こういう想像をしておくことって大事なのかも。もう、とにかく福岡市が大変なことになっています。
朝鮮のテロリストが日本に来て感じている、憎しみと失望と羨望がとても哀しく切なく描かれています。
半島を出よ (下) Amazon書評・レビュー: 半島を出よ (下)より
4344007603
No.51
(5pt)

伝える価値のある小説

村上龍が人の小説を評価する時によく「小説でなければ伝えられない価値のある情報」というような言葉を使うが、この小説には確かにそれがあると感じた。所々で表現が甘い所はあると思うがそれでも小説で人に伝える価値のある情報が書かれている。
この小説の中に出てくる少年達は現在、それぞれの分野で一流と評されている日本人にどことなく似ているような気もする。それは中田でありイチローであり、村上龍であり坂本龍一等である。
旧来の集団のなかの個から個の集まりである集合に変わらなければならない日本へのメッセージを強く感じた。
最後の章に書かれている人間の根本的な人と付き合う上での楽しさは
実に的を得ていると感じた。
半島を出よ (下) Amazon書評・レビュー: 半島を出よ (下)より
4344007603
No.50
(5pt)

面白かったです。

近い将来ありえないとは言い切れない、北朝鮮反乱軍と日本の争いを描いた作品です。
出来事の内部に入り込み、ひとりひとり当事者の視点で描かれているので、出来事に奥行きが生まれ、よりリアルでした。
有事の際に人々はこのように考えこのように行動する、と具体的に想像できました。
毎日のように世界のどこかで起こっている小さな戦争や紛争について、私たちは報道を通じてなんとなく知っています。
けれどそうして得た情報がいかに薄っぺらで中身のないものかと思い知らされました。
小説の圧倒的な勝利!です。
このようなことが出来るのは映画と小説だけではないでしょうか。
村上さん、すごい!!
半島を出よ〈上〉 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 半島を出よ〈上〉 (幻冬舎文庫)より
4344410009
No.49
(5pt)

面白かったです。

近い将来ありえないとは言い切れない、北朝鮮反乱軍と日本の争いを描いた作品です。
出来事の内部に入り込み、ひとりひとり当事者の視点で描かれているので、出来事に奥行きが生まれ、よりリアルでした。
有事の際に人々はこのように考えこのように行動する、と具体的に想像できました。
毎日のように世界のどこかで起こっている小さな戦争や紛争について、私たちは報道を通じてなんとなく知っています。
けれどそうして得た情報がいかに薄っぺらで中身のないものかと思い知らされました。
小説の圧倒的な勝利!です。
このようなことが出来るのは映画と小説だけではないでしょうか。
村上さん、すごい!!
半島を出よ (上) Amazon書評・レビュー: 半島を出よ (上)より
434400759X
No.48
(4pt)

とりあえず上巻を読んでみた

上巻を読んで思ったことは、買って損は無いってことです。読み応え抜群です。僕はこの本を読んでる途中で気づいたのですが、まだ読んでない人のためにひとつだけこの方法を使って読んだほうがいいということを述べます。この豪華なブックカバーは福岡の地図です。この本の中には福岡の地名がよく出てきます。ですが、福岡を知らない人にはどこがどこだか分かりません。ですから、このブックカバーと照らし合わせながら読んだ方がいいですよ。で、下巻読んでから残りのひとつの星をつけるかどうか決めます。一応手元には下巻ありますが・・・、いつ読み終わるかは不明です^^。
半島を出よ〈上〉 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 半島を出よ〈上〉 (幻冬舎文庫)より
4344410009
No.47
(5pt)

村上龍氏の力作

舞台は2011年福岡わずか9人のコマンドに福岡ドームを占領され、後続の500人の侵入も許してしまう。日本政府は九州を封鎖してしまう。恐怖と混乱に包まれる中ある若者たちが立ち向かう。
私は、村上龍氏の作品を読むのは初めてである。読み終わって感じたことは、
あまり読んだことのないような小説というべきだろうか。いま、会いにゆきますのように心がホットになる小説や、グッドラックのように簡単ながら現代の人に欠けている何かを考えさせる小説、千里眼シリーズのようにハッピーエンドで終わる小説などとは、一風変わった印象を受ける。なぜなら、立ち向かう若者達が何故立ち向かうのかなどが明確になっていないからだ。
世間から外れてしまった若者達が、福岡を占領されて怒って戦うわけでもなく、仲間を助けるために戦うわけでもない(テロを起こすことだけ考えてきた1人は例外)
深い理由を読者に問いかける村上龍氏の考えなのだろうか?私には答えがわからず、混沌とした印象を受けた。
精密な描写は他の作家にはみられないほど素晴らしかった。
思わず爆笑してしまった文章もあり、結構楽しめたので星5にしました。
半島を出よ〈上〉 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 半島を出よ〈上〉 (幻冬舎文庫)より
4344410009
No.46
(4pt)

とりあえず上巻を読んでみた

上巻を読んで思ったことは、買って損は無いってことです。読み応え抜群です。僕はこの本を読んでる途中で気づいたのですが、まだ読んでない人のためにひとつだけこの方法を使って読んだほうがいいということを述べます。この豪華なブックカバーは福岡の地図です。この本の中には福岡の地名がよく出てきます。ですが、福岡を知らない人にはどこがどこだか分かりません。ですから、このブックカバーと照らし合わせながら読んだ方がいいですよ。で、下巻読んでから残りのひとつの星をつけるかどうか決めます。一応手元には下巻ありますが・・・、いつ読み終わるかは不明です^^。
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434400759X
No.45
(5pt)

村上龍氏の力作

舞台は2011年福岡わずか9人のコマンドに福岡ドームを占領され、後続の500人の侵入も許してしまう。日本政府は九州を封鎖してしまう。恐怖と混乱に包まれる中ある若者たちが立ち向かう。
私は、村上龍氏の作品を読むのは初めてである。読み終わって感じたことは、
あまり読んだことのないような小説というべきだろうか。いま、会いにゆきますのように心がホットになる小説や、グッドラックのように簡単ながら現代の人に欠けている何かを考えさせる小説、千里眼シリーズのようにハッピーエンドで終わる小説などとは、一風変わった印象を受ける。なぜなら、立ち向かう若者達が何故立ち向かうのかなどが明確になっていないからだ。
世間から外れてしまった若者達が、福岡を占領されて怒って戦うわけでもなく、仲間を助けるために戦うわけでもない(テロを起こすことだけ考えてきた1人は例外)
深い理由を読者に問いかける村上龍氏の考えなのだろうか?私には答えがわからず、混沌とした印象を受けた。
精密な描写は他の作家にはみられないほど素晴らしかった。
思わず爆笑してしまった文章もあり、結構楽しめたので星5にしました。
半島を出よ (上) Amazon書評・レビュー: 半島を出よ (上)より
434400759X
No.44
(5pt)

現代の元寇防塁を侵略した蒙古襲来

さながら現代の元寇防塁を侵略した蒙古襲来である、現代の元寇防塁の要所、福岡の地は現代の蒙古軍、北朝鮮の部隊という蒙古襲来によっていとも容易く落城した
本書を読破した時、恐怖心と感動という二つの感情に捉われた、村上龍の描いたこの世界観を誰がフィクションと笑い飛ばせるだろう、本書は村上龍が緻密な筆致で描いた、現実的な日本の地方都市にいつでも起こり得るリアル・ノベルである
かつて日本は蒙古襲来の時、神風によって元軍の侵略を免れた、この現代において神風は二度と吹くことはないだろう、最早現代においては何が起きても不思議ではない、福岡では起きないとされていた地震が起きた、この目まぐるしくも何でも起こり得る現代において誰が、北が攻めてこないと言えるだろう、現実に北は日本にミサイルを撃ち込んだではないか
まさに村上龍の研ぎ澄まされた感性が現代を描写した、読み応え満載の名作である
半島を出よ (下) Amazon書評・レビュー: 半島を出よ (下)より
4344007603