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鬼談百景
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鬼談百景の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.42pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全40件 1~20 1/2ページ
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怖かった。 ゾワッと鳥肌の立つような、短編がぎっしり。 昔のゴーストハント時代を思い出すような、学校の怪談みたいのも沢山あって、面白かった。 そして、もう学生じゃなくて良かったと、正直思った。 だって、これを読んでから学校のトイレ行くのホントに怖いと思うから…。 空き教室とか、夜の学校とか…。 怖がりだけど、読み始めたらやめられないです。 | ||||
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ホラーな体験ってしたことある?と聞いてみて、話してくれた内容を書き連ねた風の短編集。インタビュアーである作者の主観が入っていないことで、実録風のゾクッとするリアリティがある。 不思議な体験だったわぁ、といった調子のものから、危機一髪のトラウマものの体験まで、各種揃っています。 | ||||
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怖がりの私には、さすがに一人では夜読めませんでした。この猛暑に怪談話でも、と思って購入したのですが(笑) 作者の本は何冊か読んでいますが、ホラー好きにはお勧めの一冊です。 | ||||
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怪奇・恐怖いわゆるホラーにジャンル分けされる作品。百物語をショートショート形式で綴る。賛否が分かれるところだが、怪奇現象のオチを基本明かさない。あくまで読者の想像力に委ねている。個人的には消化不良感があった。 | ||||
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ざんえの話も少し含まれる、怖い話の寄せ集め。 ざんえもこの本も、映像化されてるから、興味があれば観るとよい。 鬼談百景の映像化作品から、この本に興味をもった人もいることだろう。 読んでみて損はないと思います。 | ||||
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小野不由美の作品にはおどろおどろしい物語の半面に何か失われたものを見出す可能性のような展開がある。 百物語の設定を借りたこの作品にもそれがあるらしい。 さて、それはなんなのだろうか。 物語の語り手としての作者は読者に何を期待するのか。 エチュードとして語られたこの物語が「残穢」に続くのはどうやら作者の意図ではあるらしいが。 | ||||
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2~3ページで怖い話が延々、百近く綴られる小説。 短いけどちゃんと怖いし、ここまで数があると読むのもエネルギー使います。 怪談好きのひとにはおすすめ。 | ||||
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各話1ぺーじから3ページくらいのショートショートです。 少しずつ、読むような方には向いていると思います。 また、その後どうなったのかがなくて、終わってしまっているものもあり、 表題の通りです。 | ||||
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『残穢』で初めて小野不由美を読み、その後、この本を読んだ。 独特の筆致に引き込まれていくまでに、やはり時間はかからなかった。 何より、全編通して伝聞調なのがやはり怖い。 恐怖譚は、主観的に語られるよりも客観的なそれの方が面白かったりするから不思議だ。 伝聞の効能である。 物語それぞれのクオリティは賛否あるだろうが、少なくとも楽しめる作品は半分以上あると思う。 何はともあれ、納涼に一読してはいかが。 これからの残暑を乗り切る良い本だ。 | ||||
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この後「残穢」を読む前提で、頑張って最後まで読みました。読者からの投稿集、らしいですが、落ちが無かったり、意味不明だったり、「だから?」という所で終わる小さなお話が延々続く感じ。よくこんなの本にしたなぁ・・と、ずいぶん失礼な事を思ってしまったくらいです。さぁいよいよ本編?に入れます。 | ||||
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期待したほど怖くなかったです。たまに「きゃー…」と思うような話もありましたが。 | ||||
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久々に小野不由美ワールドに浸れました。 小野不由美にハズレはないですね。 | ||||
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特に盛り上がるわけではないのですが、淡々と小さな話を積み重ねられると、なんとも言えない気持ちになります。 でも、十二国期を書いてほしい。 | ||||
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最後まで、読めずに真ん中あたりにしおりが挟まったまま、 机の角で寂しそうにしています。 仕事が忙しいせいもあるのかもしれませんが、どんなに忙しくても、読みたくなれば、 睡眠時間を削ってでも本は読みたくなるものなのですが・・・ | ||||
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修学旅行とかで女子が布団の中でするお話みたい。 図書館などで借りて、手元に残したい方のみ購入する方が良いかも…。 ただ、亡くなった父親の優しさがわかる話は良かった。 | ||||
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amazonで買おうかと思ったが、辻堂駅北口にあるテラスモールに行った時に4Fの有隣堂で見つけたので、そこで購入した。 タイトルにあるように、読んでいてふっとドアを見ると出るのが怖くなる。部屋の外の廊下に“何か”がいるのではなかろうか? そんな気がして。 雑誌『幽 vol.14』を持っているので、最終回の『鬼談草子」に掲載されたモノは知っている。見覚えのあるタイトルが幾つかあり、背筋がゾクゾクし懐かしいやら怖いやらだ。「ぬいぐるみ」「逆らう手」「開かずの放送室」「末期の水」「もう一組」「給水塔」「無言の妹」だった。 「増える階段」 → Kさんの中学校の「七不思議」の一つである「増える階段」は数えながら昇るか降りるかすると本来の段数に反して多いというヤツで、旧校舎の生物教室の脇の階段が件(くだん)の「増える階段」だった。どんな内容の怪談にしろ必ず肝試しをするタワケが出る。入学したての2人の男子中学生もそうしたタワケだった。昇るのと降りるのとどちらでそうなるのか試そうと考えた少年は友人のN君を誘い、夜の学校に忍び込むのが簡単な頃でもあった母校に忍び込み、問題の刻限である深夜2時に行動を開始した。誘った少年は二階から一階に降り、N君は一階から二階に昇る。きっと本心では「増える階段」なんてガセだと思っていたに違いない。しかし、予想に反して噂は事実だった。 本来ならばN君は二階の廊下に出るだけだった。しかし、段数を数える声は最後の十三段目を過ぎても続いた。旧校舎は二階建てなのに! どうやらN君は無限ループに入り込んでしまったらしい。階下の少年が戻って来いよと呼んでも返事は無くて心細げな声が“二十二段”と数えたのを最後に、その声も声の主の当人も消えてしまった。後に残されたのはN君を肝試しに誘い、自身は無事に一階に降り立った少年だけだ。 「どろぼう」 → Tさんという女性が寄せた体験談は本人は怖がっていたが、私は不思議だな〜と感じた。胎児の記憶を残すとしか思えない“マーちゃん”という幼稚園児が登場する。泥棒が溝の蓋を開けて真っ暗な激しい水流の中に放り込まれた自身は死んでしまったと生きているマーちゃんはTさんと弟に語ったが、生きているじゃないかと言われても死んでしまったと譲らない。どうして悲鳴を上げなかったと尚もTさんの弟に言われたら“おぎゃー!”と泣いたけど死んだと答えた。思わず目が点になるTさんと弟。それって、もしかしなくても昏い水の流れに投げ込まれたのって赤ちゃんで、マーちゃんが産まれる時の記憶ではないの? つまり真っ暗な激流の溝とは“産道”ということだろう。赤ちゃんにとっては現世に生を受ける誕生の瞬間は、胎児にとっての死という凶事なのかもしれない。 「お気に入り」 → 『残穢』にリンクするお話だ。Yさん(『残穢』では屋嶋さん)は夫の急な転勤に際して6件の候補の中から最も優良物件とも言えるマンションに入居することになったが、何故か他の部屋にしたいという思いが心に燻るも時間が無かったので何も疑問を感じない夫に賛成した。しかし、小さな後悔がつきまとった。その内、2歳の娘(『残穢』では美都ちゃん)が変な仕草をするようになる。何も無い宙を見つめ“ぶらんこ”と呟くも遊具のブランコではないらしく、或る日、娘がヌイグルミの“みふぃ”の首に紐をかけて振り回して遊んでいるのを見てYさんは仰天し厳しく叱責した。そんな娘も次第に怯えるようになった。何かを掃くようなのと部屋の中を這い回る音と赤ちゃんの泣き声が聞こえ、夫も不気味に感じて礼金のことが未練だったが、その年の10月に別の部屋に引っ越した。マンションを出る前の7月頃に自身がファンである女性小説家(『残穢』の主人公“私”)に手紙を出したのだった。 * 現在(『残穢』)→ 宅配便経由で“私”が捜していることを知り、屋嶋さんは久しぶりに連絡した。新居で3年を経て“私”と共に調査を行うライターの久保さんに当時の話をするが、5歳になった愛娘の美都ちゃんはすっかり以前のことを忘れていた。 | ||||
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私は、「小説家・小野不由美」先生の名前は知ってますが、著書を読んだことがない人間です。 そんな私が初めて手に取ったのが、この本です。 「実話系怪談」の本だと思い、読みました。 ホラーも書かれる小説家さんの本なので、本当に実話なのか、実話の形に整えた「小説」なのか全く分かりませんでした。 これ、全部「小説」(といっても短編ですけど)だったら、「さすが、小説家は違う!」と感動するところです。 何冊か実話系怪談を読んだ、そっち方面のファンの目で感想を書くなら。 面白かったです。 明らかな「怖い!」という話もありますが、大体「奇妙な話」でオチがなかったりするのです。 異界とこちら側の境目が曖昧な部分が、実話系怪談として納得しました。 でも小説家・小野不由美先生のファンには、物足りないかもしれません。 | ||||
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レビューでもさんざん「買うほどのものではない」「小野不由美じゃなくてもいい」とありましたが、お布施の意味を込めて「残穢」と一緒に買いました。 予め心のハードルをかなり下げてから読んだのですが、それでも「えーっと、で?何?」と読了後に固まってしまいました。 「ハードカバーで、1680円で、これ!?」というのが正直な感想です。 ある意味一番の恐怖はそこでした。 全く怖くないし、ぞっともしないし、満足感もない…。 小野不由美の名前を借りて違う人が書いたのかと勘ぐるくらいです。 洒落怖の方が何倍も怖いです。 現に、読了後2週間が経過しましたが「思い出してもぞっとする」というような話を何一つ覚えていません。 私がホラー好きな事が原因とも思いますので、普段あまりホラーを読まない人には、入門編としてはソフトなのでいいかもしれません。 「残穢」とは別に、「あの話の元ネタかなあ?」と思われる怪談があったのがファンとしてせめてもの救いです。 他の方のレビューにある通り「残穢」とセットじゃなくても全然良いですし、これを買わなくても「残穢」は楽しめます。 2冊でそれぞれ1680円より、「残穢」プラス「資料集」で2480円とかの方が良かったです。 この最低評価は作者に対してではなく、出版社に対してです。 | ||||
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著者の作品は好きなのですが、これはどうかな? ネット掲示板で読む程度の怪談を小野不由美さんの名前で出版する必要があった事に疑問を感じます。 正直、ボリューム・内容ともに期待外れでした。 ただ、著者に対する期待が大きかった分の期待外れですので、評価は普通の星3個としておきます。 | ||||
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あまり怖くありませんでした。これなら2chまとめの洒落怖を読んだ方がずっとゾクゾクできます。 話も特に最初の方は他愛のない話が多くて、これからだんだん怖くなって、最後は最恐になるのかなと期待してましたが、残念です。 私は小野不由美のファンで、始めはこれを残穢と一緒に買おうと思っていましたが、買わなくて正解でした。 | ||||
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