残穢

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評判

残穢の評価:

3.38/5点 レビュー 306件。 D ランク

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平均点3.38pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全71件 61〜71 4/4ページ
No.11
(3pt)

新しいテーマを目指した様だが、如何せん、怖さが希薄

「怪談」についてのお話。素直に「怪談」と書けないのは、作者の分身と思われる作家が怪談実録の蒐集の際に、ある女性の体験談を聞いた事をキッカケに、「ルーツ」よろしく、その源を辿って行くという体裁を採っているからだ。この女性の体験談は彼女自身のみに留まらず、その居住区に様々な形で流布しているため、「ルーツ」探しが必要となったという理由付け。

このため、記述対象が現代のその女性の体験談から徐々に過去へと遡って行き、その時代毎に悍ましい事実が浮かび上がり、恐怖をジワジワと広げて行く狙い。「怪談」の流布をウイルスの感染に例え、ウイルスには源がある事、その感染経路が多岐に渡る事、ウイルスに感染しても発病するか否かは人それぞれである事、当然ながら感染者は新たな感染源である事等を整理している点が面白い。そう、この比喩は面白いのだが、読んでいて怖さは少しも感じなかった。ルポという記述形式にも依るのだが、余りにも多くの人物が登場するので、上述の比喩を捉えるのが精一杯で、各々の「怪談」に纏わる人物関係やその事象を味わっている暇がないのだ。この作家が発病しないのは「怪談」免疫を持っているためなのだろうか ? また、S.ヒル「黒衣の女」の様なオチが欲しかったところ。

作者はむしろ、時代毎の社会背景、例えば明治時代の炭鉱労働者の苦難、太平洋戦争時代の空襲による大量の亡くなった方々、無差別殺人事件が頻発したと思われている時代の考察、(執筆)当時の核家族化問題等を浮き彫りにしたかったのではないかと思われる節がある。「怪談」以外の部分で、事前取材・調査したと思われる記述が相当量あるのだ。「怪談」と社会の時代的変遷の考察との組合せという新しいテーマを目指したという印象を受けた。ただし、評判ほど怖くはなかったなぁ〜。
残穢 Amazon書評・レビュー: 残穢より
4103970049
No.10
(3pt)

ノンフィクション風ホラー

タイトル通りのお話で、主人公は小野不由美さんであるかのような描き方をされていますし、実際にいらっしゃる作家さんなども出てきます。
その為、途中までは実際にあった話なのかな?と恐々としながら読んでいましたが、終盤にかけてとってつけたような展開が転がってきて、フィクションだと分かり少し興ざめしてしまいました。
小野不由美さんの既存作品とは一線を画した読む人を選ぶ作品です。なので作家買いをすると合わないという人がいるかもしれませんので、是非店頭に足を運んで数ページだけでも読んでから買うことをオススメします。
残穢(ざんえ) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 残穢(ざんえ) (新潮文庫)より
4101240299
No.9
(3pt)

ノンフィクション風ホラー

タイトル通りのお話で、主人公は小野不由美さんであるかのような描き方をされていますし、実際にいらっしゃる作家さんなども出てきます。
その為、途中までは実際にあった話なのかな?と恐々としながら読んでいましたが、終盤にかけてとってつけたような展開が転がってきて、フィクションだと分かり少し興ざめしてしまいました。
小野不由美さんの既存作品とは一線を画した読む人を選ぶ作品です。なので作家買いをすると合わないという人がいるかもしれませんので、是非店頭に足を運んで数ページだけでも読んでから買うことをオススメします。
残穢 Amazon書評・レビュー: 残穢より
4103970049
No.8
(3pt)

途中まではかなり怖いのだが、広げすぎて失敗。

小野不由美さんの新作ホラーということで読んでみました。

途中まで(8割くらい進んだところ)は最強に怖かったです。自分の背後が気になったり、ちょっとした物音を気にしたり(というか意識的に聞き込んでしまうw)、今の自分の現実は大丈夫なのか?と考えてしまうくらいリアルです。ただ、その8割くらいを超えるとだんだん怖くなくなってきました。その理由は「じゃあ世界中の誰もがそのことがきっかけで不幸になる可能性があるだろう」という考えに行き着いたからです。もしかしたらアメリカやヨーロッパやアフリカで起こっている事件の原因はこの物語の「穢」にあるのかもしれないわけです。全世界すべての人間が「穢」に感染していてもおかしくないわけです。そうなると「穢」は特別なことでもなんでもなくなります。特別ではないということは物語として面白くも怖くもないわけです。本書の最終盤はそういうことを考えさせるような展開なので、極端な話バイオハザードみたいなSFみたいになってるのです。

この作品が途中まで怖いのは、「穢」の広がりがある特定の地域に限られていたからです。その段階でオチがあれば文句なしに星5つだったでしょう。でも最終的には日本全体への広がり、そして少し想像力を働かせれば世界全体に広がるようなスケールになってしまい、それまでの日本独特の歴史や土地柄が絡む暗い雰囲気を一気に超えてしまったところが失敗だと思います。
残穢(ざんえ) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 残穢(ざんえ) (新潮文庫)より
4101240299
No.7
(3pt)

途中まではかなり怖いのだが、広げすぎて失敗。

小野不由美さんの新作ホラーということで読んでみました。

途中まで(8割くらい進んだところ)は最強に怖かったです。自分の背後が気になったり、ちょっとした物音を気にしたり(というか意識的に聞き込んでしまうw)、今の自分の現実は大丈夫なのか?と考えてしまうくらいリアルです。ただ、その8割くらいを超えるとだんだん怖くなくなってきました。その理由は「じゃあ世界中の誰もがそのことがきっかけで不幸になる可能性があるだろう」という考えに行き着いたからです。もしかしたらアメリカやヨーロッパやアフリカで起こっている事件の原因はこの物語の「穢」にあるのかもしれないわけです。全世界すべての人間が「穢」に感染していてもおかしくないわけです。そうなると「穢」は特別なことでもなんでもなくなります。特別ではないということは物語として面白くも怖くもないわけです。本書の最終盤はそういうことを考えさせるような展開なので、極端な話バイオハザードみたいなSFみたいになってるのです。

この作品が途中まで怖いのは、「穢」の広がりがある特定の地域に限られていたからです。その段階でオチがあれば文句なしに星5つだったでしょう。でも最終的には日本全体への広がり、そして少し想像力を働かせれば世界全体に広がるようなスケールになってしまい、それまでの日本独特の歴史や土地柄が絡む暗い雰囲気を一気に超えてしまったところが失敗だと思います。
残穢 Amazon書評・レビュー: 残穢より
4103970049
No.6
(3pt)

予想していたのとは違うものでした

ホラーとして見た場合、そこそこだと思いますが、屍鬼や黒祀の島、東京異聞などのような物語としての厚みがありません。
 十二国記のファンの方も合わないと思います。でも、いろいろな文章を書ける小野不由美先生はすごいと思います。
残穢(ざんえ) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 残穢(ざんえ) (新潮文庫)より
4101240299
No.5
(3pt)

予想していたのとは違うものでした

ホラーとして見た場合、そこそこだと思いますが、屍鬼や黒祀の島、東京異聞などのような物語としての厚みがありません。
 十二国記のファンの方も合わないと思います。でも、いろいろな文章を書ける小野不由美先生はすごいと思います。
残穢 Amazon書評・レビュー: 残穢より
4103970049
No.4
(3pt)

あんまり怖くなかった・・・

本格ホラーというので、もっと凄いのを期待してました。展開として、
最初にファンからホラー体験の手紙をもらう。→それを一緒に調べていくうち他にも怪異がどんどん出てくる。→そして自分の周りでも変な現象が起こり始める・・・。→ヤバいよ、もうやめとこうか?→時すでに遅し!お化けわんさか出現!阿鼻叫喚!

てな感じを予想してたのですが、全くそんなことなし。
ただ淡々と「ここでこういう怪異があったんだって」という話を小野探偵とそのファンで助手(?)の久保さんがゆっくり追っていくだけの話。所々怖いところはあるが、場面ごとに恐怖が加速するでもなく、最後もあっさり調査を終了し、オチもなく終わります。
ゴーストハントが好きな人なら面白いのかな?(私は2巻で挫折しました。)

屍鬼とか黒祠の島みたいなホラーを期待してる人は肩透かしを喰らうかもしれません。
1600円の価値があるかというと疑問ですが、自分はこの先生のファンなので、「一軒家に住む前は旦那と同じマンションで別々にの部屋を取って住んでた」とか「夫婦でマンション生活最後になる大文字焼き観賞をした」とかいう、ややエッセイ的なところの方が面白かった気がします。

でも、あんま主上に文句垂れるとまたしても十二国記の新刊が出なくなっちゃいそうなので、この辺で。
残穢(ざんえ) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 残穢(ざんえ) (新潮文庫)より
4101240299
No.3
(3pt)

あんまり怖くなかった・・・

本格ホラーというので、もっと凄いのを期待してました。展開として、
最初にファンからホラー体験の手紙をもらう。→それを一緒に調べていくうち他にも怪異がどんどん出てくる。→そして自分の周りでも変な現象が起こり始める・・・。→ヤバいよ、もうやめとこうか?→時すでに遅し!お化けわんさか出現!阿鼻叫喚!

てな感じを予想してたのですが、全くそんなことなし。
ただ淡々と「ここでこういう怪異があったんだって」という話を小野探偵とそのファンで助手(?)の久保さんがゆっくり追っていくだけの話。所々怖いところはあるが、場面ごとに恐怖が加速するでもなく、最後もあっさり調査を終了し、オチもなく終わります。
ゴーストハントが好きな人なら面白いのかな?(私は2巻で挫折しました。)

屍鬼とか黒祠の島みたいなホラーを期待してる人は肩透かしを喰らうかもしれません。
1600円の価値があるかというと疑問ですが、自分はこの先生のファンなので、「一軒家に住む前は旦那と同じマンションで別々にの部屋を取って住んでた」とか「夫婦でマンション生活最後になる大文字焼き観賞をした」とかいう、ややエッセイ的なところの方が面白かった気がします。

でも、あんま主上に文句垂れるとまたしても十二国記の新刊が出なくなっちゃいそうなので、この辺で。
残穢 Amazon書評・レビュー: 残穢より
4103970049
No.2
(3pt)

うーん

おもしろいですが、迫力満点ではなくて残念。 作者の淡々とした筆致が、怖さを圧し殺してしまってる気がします。もっと怖いのが持ち味なのに。 最初は身近な視点からの怪異の様子に、寝られなくなるかも!?とドキドキしてたんですが・・・ ドキュメント風に綴られるここ何年かの様子は、体が不調だったのよ?という言い訳に聞こえます。ドキュメントなら、『アホバカ分布考』くらいつきぬけた気持ちよさが欲しかったです。恐さに徹して欲しかったな。 つーか、12国記だしてください。私は小野さんの小説が読みたいんです。
残穢(ざんえ) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 残穢(ざんえ) (新潮文庫)より
4101240299
No.1
(3pt)

うーん

おもしろいですが、迫力満点ではなくて残念。 作者の淡々とした筆致が、怖さを圧し殺してしまってる気がします。もっと怖いのが持ち味なのに。 最初は身近な視点からの怪異の様子に、寝られなくなるかも!?とドキドキしてたんですが・・・ ドキュメント風に綴られるここ何年かの様子は、体が不調だったのよ?という言い訳に聞こえます。ドキュメントなら、『アホバカ分布考』くらいつきぬけた気持ちよさが欲しかったです。恐さに徹して欲しかったな。 つーか、12国記だしてください。私は小野さんの小説が読みたいんです。
残穢 Amazon書評・レビュー: 残穢より
4103970049