(短編集)

盤上の夜

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評判

盤上の夜の評価:

3.76/5点 レビュー 49件。 E ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.76pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全149件 21〜40 2/8ページ
No.129
(5pt)

発想の基を考察してみると

核になったアイデアは、アレだ。
ダルマ人間とかで伝わる、日本人旅行者が四肢を切断されて見世物にされているっていう奴なんだろう。読んで真っ先に思い起した。
そんなネタから「もしも」を積み重ねて出来上がった作品なのだな。作者の発想力、構成力、抽斗の多さを感じさせる。
盤上の夜 (創元日本SF叢書) Amazon書評・レビュー: 盤上の夜 (創元日本SF叢書)より
4488018157
No.128
(5pt)

骨の震える連作

興味がなければ読まなくても良い作品群。しかし一旦読み始めれば読み終えずにいられない連作群だと思います。
盤上の夜 (創元SF文庫) Amazon書評・レビュー: 盤上の夜 (創元SF文庫)より
4488747019
No.127
(5pt)

骨の震える連作

興味がなければ読まなくても良い作品群。しかし一旦読み始めれば読み終えずにいられない連作群だと思います。
盤上の夜 (創元日本SF叢書) Amazon書評・レビュー: 盤上の夜 (創元日本SF叢書)より
B00A6PUQ1M
No.126
(5pt)

骨の震える連作

興味がなければ読まなくても良い作品群。しかし一旦読み始めれば読み終えずにいられない連作群だと思います。
盤上の夜 (創元日本SF叢書) Amazon書評・レビュー: 盤上の夜 (創元日本SF叢書)より
4488018157
No.125
(3pt)

読む人を選ぶかも

著者の筆力があることは伝わってきましたが、やはりある程度は碁や将棋を理解していないと、本当のおもしろさはわからないのかなと。そのへんが個人的にはわからないので、正直なところそれほどおもしろくはなかったです。でも著者のほかの作品は気になってるので、また読んでみようと思います。
盤上の夜 (創元SF文庫) Amazon書評・レビュー: 盤上の夜 (創元SF文庫)より
4488747019
No.124
(3pt)

読む人を選ぶかも

著者の筆力があることは伝わってきましたが、やはりある程度は碁や将棋を理解していないと、本当のおもしろさはわからないのかなと。そのへんが個人的にはわからないので、正直なところそれほどおもしろくはなかったです。でも著者のほかの作品は気になってるので、また読んでみようと思います。
盤上の夜 (創元日本SF叢書) Amazon書評・レビュー: 盤上の夜 (創元日本SF叢書)より
B00A6PUQ1M
No.123
(3pt)

読む人を選ぶかも

著者の筆力があることは伝わってきましたが、やはりある程度は碁や将棋を理解していないと、本当のおもしろさはわからないのかなと。そのへんが個人的にはわからないので、正直なところそれほどおもしろくはなかったです。でも著者のほかの作品は気になってるので、また読んでみようと思います。
盤上の夜 (創元日本SF叢書) Amazon書評・レビュー: 盤上の夜 (創元日本SF叢書)より
4488018157
No.122
(3pt)

甘い物語

この本が出版された2013年から約4年経った時期にこの文章を書いているわけだけど、わずか数年で現実に先を越されてしまった作品、といえるのかもしれない。

この短編集では何かを失うことによって才能を手に入れるというテーマが何度か繰り返される。それは狂気、あるいは天才が天才である1点のみで盤上を制するというロマンチックな物語だ。でも、現実には狂気や供犠によってAlphaZeroのような他のプレイヤーを絶する能力を獲得することはない。多くの天才たちのヴァリエーションの勝敗をわけるのは羽生善治氏の言葉を引用するなら「深い集中」だけだ。そして、仮に完全解がなされたとしてもあいも変わらず「人の一手」に一喜一憂するというドライな結果が、今現在の状況だ。

「神の一手」が人の手から離れようとしている時代に、語り手は天才の幻想を追いかける(後天的に天才を作ろうとする、というのも天才幻想のひとつだ)。作者はこうしたウェットな甘さを手頃に調理している。
盤上の夜 (創元SF文庫) Amazon書評・レビュー: 盤上の夜 (創元SF文庫)より
4488747019
No.121
(3pt)

甘い物語

この本が出版された2013年から約4年経った時期にこの文章を書いているわけだけど、わずか数年で現実に先を越されてしまった作品、といえるのかもしれない。

この短編集では何かを失うことによって才能を手に入れるというテーマが何度か繰り返される。それは狂気、あるいは天才が天才である1点のみで盤上を制するというロマンチックな物語だ。でも、現実には狂気や供犠によってAlphaZeroのような他のプレイヤーを絶する能力を獲得することはない。多くの天才たちのヴァリエーションの勝敗をわけるのは羽生善治氏の言葉を引用するなら「深い集中」だけだ。そして、仮に完全解がなされたとしてもあいも変わらず「人の一手」に一喜一憂するというドライな結果が、今現在の状況だ。

「神の一手」が人の手から離れようとしている時代に、語り手は天才の幻想を追いかける(後天的に天才を作ろうとする、というのも天才幻想のひとつだ)。作者はこうしたウェットな甘さを手頃に調理している。
盤上の夜 (創元日本SF叢書) Amazon書評・レビュー: 盤上の夜 (創元日本SF叢書)より
B00A6PUQ1M
No.120
(3pt)

甘い物語

この本が出版された2013年から約4年経った時期にこの文章を書いているわけだけど、わずか数年で現実に先を越されてしまった作品、といえるのかもしれない。

この短編集では何かを失うことによって才能を手に入れるというテーマが何度か繰り返される。それは狂気、あるいは天才が天才である1点のみで盤上を制するというロマンチックな物語だ。でも、現実には狂気や供犠によってAlphaZeroのような他のプレイヤーを絶する能力を獲得することはない。多くの天才たちのヴァリエーションの勝敗をわけるのは羽生善治氏の言葉を引用するなら「深い集中」だけだ。そして、仮に完全解がなされたとしてもあいも変わらず「人の一手」に一喜一憂するというドライな結果が、今現在の状況だ。

「神の一手」が人の手から離れようとしている時代に、語り手は天才の幻想を追いかける(後天的に天才を作ろうとする、というのも天才幻想のひとつだ)。作者はこうしたウェットな甘さを手頃に調理している。
盤上の夜 (創元日本SF叢書) Amazon書評・レビュー: 盤上の夜 (創元日本SF叢書)より
4488018157
No.119
(5pt)

言葉の遊戯

ボードゲームが好きな人はただそれだけで楽しめる。ボードゲームが好きな人じゃなくても楽しめる。ボードゲームに興味がない人も興味が湧く。
何より小説として単純に面白い。麻雀のやりとりなど心理描写も見事。デビュー作でこれだけ完成度が高い作品を書き上げられる作家さんはなかなかいないのではないだろうか。
盤上の夜 (創元SF文庫) Amazon書評・レビュー: 盤上の夜 (創元SF文庫)より
4488747019
No.118
(5pt)

言葉の遊戯

ボードゲームが好きな人はただそれだけで楽しめる。ボードゲームが好きな人じゃなくても楽しめる。ボードゲームに興味がない人も興味が湧く。
何より小説として単純に面白い。麻雀のやりとりなど心理描写も見事。デビュー作でこれだけ完成度が高い作品を書き上げられる作家さんはなかなかいないのではないだろうか。
盤上の夜 (創元日本SF叢書) Amazon書評・レビュー: 盤上の夜 (創元日本SF叢書)より
B00A6PUQ1M
No.117
(5pt)

言葉の遊戯

ボードゲームが好きな人はただそれだけで楽しめる。ボードゲームが好きな人じゃなくても楽しめる。ボードゲームに興味がない人も興味が湧く。
何より小説として単純に面白い。麻雀のやりとりなど心理描写も見事。デビュー作でこれだけ完成度が高い作品を書き上げられる作家さんはなかなかいないのではないだろうか。
盤上の夜 (創元日本SF叢書) Amazon書評・レビュー: 盤上の夜 (創元日本SF叢書)より
4488018157
No.116
(5pt)

SF要素は薄め?でもそれがいいかも

SFだと思って読むと、それほどSF的な要素が少なく感じてつまらないかもしれません。普通の小説だと思って読むと、SF的なギミックがせっかくの話をあらぬ方向に飛ばして「現実と地続きではないありえない話」にしてしまっているように感じられるかもしれません。でも、いい感じにSFを使って現実離れしているからこそ、短編の長さでまとまりがついている作品ではないかと思います。
6つの短編はどれも決して読みやすくはないけれど、私の場合は1つ目の表題作「盤上の夜」と2つ目の「人間の王」にて作品世界になじむことができ、3つ目の「清められた卓」からは一気にのめりこんでページをめくる手がとまりませんでした。
盤上の夜 (創元SF文庫) Amazon書評・レビュー: 盤上の夜 (創元SF文庫)より
4488747019
No.115
(5pt)

SF要素は薄め?でもそれがいいかも

SFだと思って読むと、それほどSF的な要素が少なく感じてつまらないかもしれません。普通の小説だと思って読むと、SF的なギミックがせっかくの話をあらぬ方向に飛ばして「現実と地続きではないありえない話」にしてしまっているように感じられるかもしれません。でも、いい感じにSFを使って現実離れしているからこそ、短編の長さでまとまりがついている作品ではないかと思います。
6つの短編はどれも決して読みやすくはないけれど、私の場合は1つ目の表題作「盤上の夜」と2つ目の「人間の王」にて作品世界になじむことができ、3つ目の「清められた卓」からは一気にのめりこんでページをめくる手がとまりませんでした。
盤上の夜 (創元日本SF叢書) Amazon書評・レビュー: 盤上の夜 (創元日本SF叢書)より
B00A6PUQ1M
No.114
(5pt)

SF要素は薄め?でもそれがいいかも

SFだと思って読むと、それほどSF的な要素が少なく感じてつまらないかもしれません。普通の小説だと思って読むと、SF的なギミックがせっかくの話をあらぬ方向に飛ばして「現実と地続きではないありえない話」にしてしまっているように感じられるかもしれません。でも、いい感じにSFを使って現実離れしているからこそ、短編の長さでまとまりがついている作品ではないかと思います。
6つの短編はどれも決して読みやすくはないけれど、私の場合は1つ目の表題作「盤上の夜」と2つ目の「人間の王」にて作品世界になじむことができ、3つ目の「清められた卓」からは一気にのめりこんでページをめくる手がとまりませんでした。
盤上の夜 (創元日本SF叢書) Amazon書評・レビュー: 盤上の夜 (創元日本SF叢書)より
4488018157
No.113
(4pt)

ブッダの息子で十弟子の1人、ラーフラの話。

SF・純文学作家、宮内悠介さんのデビュー短編集です。

二作目の『ヨハネスブルグの天使たち』収録の短編〈ロワーサイドの幽霊たち〉が傑作だったので、ハードカバーの時に本作も買いました。

読んでおもしろかったのは、

実在したチェッカー(チェスの一種)の世界王者が、人工知能チェッカーを開発したプログラマーに対比させ、自分をプログラムした存在(恐らく神)を語る形而上学的な短編『人間の王』と、

ブッダの息子で、ブッダの十弟子の1人・ラーフラを主人公に語られるチャトランガ(古代将棋)がテーマの『象を飛ばした少年』です。これは本作の中でも異質な、SF色の全くない短編で、後の宮内さんの純文学への移行の先触れを感じました。
将棋のルールの発想過程に、父のブッダが後に理論化する仏教のイメージを重ねているのが独特で、仏教哲学を少し知っていると楽しめます。

純文学・SFとしては次作『ヨハネスブルグ〜』の方がスケールアップしていますが、この『盤上の夜』も豊かな想像力を楽しめると思いますよ。
盤上の夜 (創元SF文庫) Amazon書評・レビュー: 盤上の夜 (創元SF文庫)より
4488747019
No.112
(4pt)

ブッダの息子で十弟子の1人、ラーフラの話。

SF・純文学作家、宮内悠介さんのデビュー短編集です。

二作目の『ヨハネスブルグの天使たち』収録の短編〈ロワーサイドの幽霊たち〉が傑作だったので、ハードカバーの時に本作も買いました。

読んでおもしろかったのは、

実在したチェッカー(チェスの一種)の世界王者が、人工知能チェッカーを開発したプログラマーに対比させ、自分をプログラムした存在(恐らく神)を語る形而上学的な短編『人間の王』と、

ブッダの息子で、ブッダの十弟子の1人・ラーフラを主人公に語られるチャトランガ(古代将棋)がテーマの『象を飛ばした少年』です。これは本作の中でも異質な、SF色の全くない短編で、後の宮内さんの純文学への移行の先触れを感じました。
将棋のルールの発想過程に、父のブッダが後に理論化する仏教のイメージを重ねているのが独特で、仏教哲学を少し知っていると楽しめます。

純文学・SFとしては次作『ヨハネスブルグ〜』の方がスケールアップしていますが、この『盤上の夜』も豊かな想像力を楽しめると思いますよ。
盤上の夜 (創元日本SF叢書) Amazon書評・レビュー: 盤上の夜 (創元日本SF叢書)より
B00A6PUQ1M
No.111
(4pt)

ブッダの息子で十弟子の1人、ラーフラの話。

SF・純文学作家、宮内悠介さんのデビュー短編集です。

二作目の『ヨハネスブルグの天使たち』収録の短編〈ロワーサイドの幽霊たち〉が傑作だったので、ハードカバーの時に本作も買いました。

読んでおもしろかったのは、

実在したチェッカー(チェスの一種)の世界王者が、人工知能チェッカーを開発したプログラマーに対比させ、自分をプログラムした存在(恐らく神)を語る形而上学的な短編『人間の王』と、

ブッダの息子で、ブッダの十弟子の1人・ラーフラを主人公に語られるチャトランガ(古代将棋)がテーマの『象を飛ばした少年』です。これは本作の中でも異質な、SF色の全くない短編で、後の宮内さんの純文学への移行の先触れを感じました。
将棋のルールの発想過程に、父のブッダが後に理論化する仏教のイメージを重ねているのが独特で、仏教哲学を少し知っていると楽しめます。

純文学・SFとしては次作『ヨハネスブルグ〜』の方がスケールアップしていますが、この『盤上の夜』も豊かな想像力を楽しめると思いますよ。
盤上の夜 (創元日本SF叢書) Amazon書評・レビュー: 盤上の夜 (創元日本SF叢書)より
4488018157
No.110
(1pt)

説明書のよう

説明文が延々と続き、最初の表題作で飽きました。表現力、皆無です。新聞の記事をひたすら読み続けているようでした。直木賞候補ということで期待したのですが、本当に残念です。
盤上の夜 (創元SF文庫) Amazon書評・レビュー: 盤上の夜 (創元SF文庫)より
4488747019