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(短編集)
和菓子のアン
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和菓子のアンの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.79pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全31件 21~31 2/2ページ
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期待して読んだが、可も無く不可も無く。 文章は読みやすいが、キャラ設定に無理がありすぎた。 主人公の女の子が57キロ程度でデブ設定に?が。作者は男性なのでしょうか?女子高生的にはふくよかだが、指がウィンナーになるほどだろうか?身長的に小さい方とはいえ。 他のキャラクターも職場では楚々としている女性店長が実は親父キャラ。ツンケンした男性イケメンが実はオカマキャラ。普通っぽい女子大生が元ヤン。 まるで携帯小説のキャラクターのようです。 和菓子のうんちく話はまあまあ面白くもありましたが、ワクワク感は薄いです。 そう、全体的にこの小説は内容が薄いです。 話題になれば最近のネタに困っているドラマ化にでもなりそうですね。主人公は若ければ榎本加奈子さんあたりでしょうか? | ||||
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職人でないところは少しひねってはありますが、小説としては特に可もなく不可もない感じです。もし、売れたらドラマ化はしやすそうな本ではあります。 | ||||
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評判が良かったんで買ってみました。 キャラやデパ地下事情や和菓子ウンチクはとっても面白いんですが、推理がありえない! 特に最初の2編は酷い。 でも「ビブリア」なんかと同じテイストなので、私がなじめないだけでそういう流行りのジャンルなんだろうと思います。 しかも最初2編については、こんな詮索好きで余計な事を言ってくる店には2度とは行きたくないな・・・と嫌な気持ちになってしまいました。でも後半の3編はそういう部分がなくて、安心して和菓子のウンチクが楽しめましたのでまずまずです。もし全部最初の感じだったら☆ゼロです。 ちなみに私は和菓子屋の娘なので和菓子を愛してくれる人たちが出てくる本作品は、基本的には愛しい存在です。キャラも好きなので続編には期待したいです。 | ||||
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和菓子が題材なんて、大変面白い。文章も読みやすくて、和菓子がよく解っていない人でも読めます。 でも、結構内容は浅いかな、作者の意図がいまひとつ分からない。 | ||||
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坂木といえば、イメージは「ひきこもり探偵」。しかし本作の主人公はその真逆をいく前向きに働く女性だ。 主にデバ地下の和菓子店を舞台にして、(案外エキセントリックな)店員の皆さんのかけあいと、(かなりマニアックな)和菓子うんちくとを絡めた、日常の謎ミステリである。日常の謎系の王道を行き、謎自体はかなり軽めに設定してあるが、もろもろの会話の軽妙さと、和菓子うんちくの意外な面白さでどんどん読ませる構成。食べ物系を前面にだしたミステリでは食べ物の超おいしそうな描写がこれでもかーという感じで続くものもあるが、本作はそのあたりは案外控えめだ。 解説氏も指摘しているが、主人公が和菓子販売員として成長してゆく過程を描いているのが本作なので、(既にでているらしいが)続編の構成には作者は悩むに違いない。同僚店員の特異な性格が徐々に明らかに・・・という展開もすでに書いてしまっているし。 ともあれ、和菓子や茶道の知識が増えてうれしいと思える層には、かなり印象深い読後感になるでしょう。古文なんかとの連携知識もあるし。 一方で、和菓子のうんちくをひたすら聞かされてもねぇ、と思える層には面白くないかも。菓子業界の隠語がメインの謎をずばっと解かれても、それで?とか思ってしまうかも。 | ||||
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登場人物のコミカルな性格付けに若干閉口しながらも、和菓子の専門知識が絡められた一寸した謎解きは充分愉しめる内容でした。 薀蓄の披露も程良く宛ら上生菓子の上品な口当たりにも似た読後感です。 今後迷える主人公あんこちゃんを始めとする彼らがどの様にして成長を遂げるかとても気になるところ。 刊行の予定があるのなら、続編も是非読んでみたいです。 | ||||
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ほのぼの和菓子物語。 ミステリー要素に関しては頑張っているなと思いました。 が、突っ込み所が満載なのが、とにかく残念な作品でした。 まず気になるのは、主役の性格。 就職もせず大学も行かず……やりたい事がなくって〜これって贅沢な悩みなの? 何だこの主役は?就職氷河期舐めてんのか?贅沢な悩みです! 多分バブル期にぶち当たった世代の作者なのだろうけど……。 頼む!こんな主役じゃ本投げたくなるから、その時代錯誤を何とかしてくれ!! 次に、明らかなまでの付け焼刃な知識。 「無塩バターよりも有塩バターが望ましい」 唖然。……何言ってんだこの作者。洋菓子を作るのが趣味な人は、誰もが突っ込んだシーンだと思います。 お菓子をピックアップした作品なんだから、最低限お菓子の事ぐらいおさえててくれないと……。 最後に、残念な和菓子たち。 場所設定がデパ地下のせい?表現の稚拙さ?付け焼刃な知識? 多分、上に挙げた全ての要素が重なり合った結果かな。私には、和菓子がおいしそうに見えませんでした。 デパ地下って所詮はチェーン店だからなぁ……。 和菓子の魅力を伝えるなら、こじんまりとした家族経営の店の方が一層リアルだと思います。 和菓子に関する知識を持ち合わせていないため、ウンチクに関しては楽しく読ませていただきました。 が、色々と外している感が否めません。 この作者、別に和菓子が好きなわけじゃないだろ……と言われても仕方がないレベルの魅力のなさ。 星3つはあげられても、4つはあげられないって程度の本でした。 決して嫌いではないですが、読み返したいとも思わないな。 | ||||
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和菓子をテーマとした日常ミステリー。 和菓子がテーマの小説は中々見られないため、うんちくがとても新鮮に感じられます。 主人公の女の子がいかにもお菓子が好きそうで、フワフワした純粋な子だから和菓子の描写がより一層おいしそうに見えます。 本作を読了後、和菓子を久しぶりに食べたくなると思います。 | ||||
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和菓子のうんちくやデパートの裏話は興味深かったです。 全体的にほのぼのして読みやすかったし、解説にもある様に読後は和菓子を食べたくなりました。 でも、店長が勤務時間中に株取引をやってたり、バックヤードでお客さんに聞こえるほどの雄叫びをあげるのはダメでしょ・・・ 他の事は咎めたり文句を言うのに、店長に関しては黙殺(諦め?)している登場人物たちに違和感を感じました。 | ||||
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内容は奇をてらったものは何もなく、正統派の一般の小説、という感じがしました。話もまあまあ普通に面白いのですが、ミステリ、というにはひねりが少ないように感じました。登場人物達も個性的、というよりは普通の人物に今流行りのキャラクター記号をかぶせただけ、という風に感じました。ただデパ地下で働く楽しさや、出てくる人達がみんないい人ばかりであること、そんな中の人と人との触れ合いの描写がほのぼのしていて心が温かくなりました。また和菓子のうんちくや味の描写が生き生きと書かれていて、そこは読んでて楽しめました。甘い和菓子が食べたくなります。 ただ今回ひっかかったのが主人公・杏子の性格です。この子は空気が読めて、仕事もできるし、ニュースに憤りを感じてたり根はいい子だとは思います。けれど、自分が頭がいいのを鼻にかけて他人を斜に構えた目線で見下してるのがちょっとひっかかりました。近所のおばさんとの会話で、「早くお嫁に行った方がいいわよ」みたいな(うろ覚えです。すみません)おせっかいなことを言われて、表面上では笑顔で取り繕い、心の中で「超絶大きなお世話。あんたのところの息子だって週一アキバ通いでマジやばい部類だけど?」と毒づきます。まあ心の中で思うだけなので、害はないのかもしれませんが、この価値観って、実際に週一でアキバ通いしてらっしゃる男性の方に大変失礼な考えではないでしょうか?作者の偏見なのでしょうか。 これ以外にもちょくちょく自分の頭の良さを自覚して上から目線で物事を見ている描写がありました。 好きな方も多いようですが、私はこのヒロインを好きにはなれませんでした。ヒロインが好きな方はより物語を楽しめると思います。 | ||||
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なかなか面白かったです。 デパ地下の和菓子屋でアルバイトというからには、デパートの裏っ側も見られるオマケ。 和菓子についてのちょっとした知識や、文化やまつわるエピソードなどなど。和菓子に興味を持つきっかけには充分じゃないでしょうか。 和菓子は餡子だけじゃないし。寒天だって干菓子だって。眺めて楽しい。二度美味しい。 章ごとに和菓子の写真があればよかったなー、と思います。 キャラクタとしては、いろいろ盛り込みすぎかなと。元ヤンに乙女系男子にと。 派遣社員が専門用語をさらりと使いこなせるものなんでしょうか、素人に対して。 それから、和菓子屋の店長のお客洞察力の描写は、あんまりいただけない。 ミステリ仕立てにするには必須だろうけれども。そこまでお客のプライベートに踏み込まないでしょ普通、と思うくらいには不自然かな。 だったら、乙女系男子の立花さんをもう少しメインで話を作ってもよかったと思います。 和菓子職人志望なら、そっち方面のカッコよさなど書いてくれてもよかったのに、残念。 でもいくら乙女系とはいえ、口調までそういうキャラにしなくても。 減点はほぼキャラ設定によりましたねえ。 ほんの少し、「切れない糸」で舞台となった新井クリーニングの描写があって嬉しかったです。 こっちの続編が読みたいところです。 | ||||
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