■スポンサードリンク
百年法
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
百年法の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.07pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全23件 1~20 1/2ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
もっと丁寧に描写していて欲しい場面がさらっと流されていたりすることが多く、読んでいて説明不足では?とモヤモヤしてしまうことが度々あった。その割に話が冗長で、特に上巻の前半は全然ストーリーが進まないので、読んでいて少し苦痛になった。上巻の後半から下巻の前半にかけてはストーリーに進展があり、これからどうなるのか期待させる展開で結構楽しく読めたが、後半に突如出てきた「HAVIを受けた者はあと16年で全滅してしまう」という設定で一気に冷めてしまった。いきなり大した説明もなくこんなオチをつけるのに都合の良い設定を出されると、読んでる側としてはもう何でもありじゃないかと思ってしまう。実は不老不死が不老不死じゃありませんでしたってなんじゃそりゃ…。それまでのHAVIを受けてから100年を過ぎた人の命を100年を過ぎたと言う理由だけで法によって奪ってしまってもいいのか?とかの話は何だったんだ…?。それと、登場人物の描写で誰々が大物だとか小物だみたいな話が多すぎて、それしか無いのかよと思ってしまった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
上巻は何とか我慢して読み終え、星3つとしました。そしてこの下巻は200頁を過ぎたあたりで読むのを止めました。どこまで読んでも世界観があいまいで上滑りしている感じがあり、心に訴えるものがありません。また上下巻に通じていえることですが、本来ていねいに描かなくてはならない部分をことごとく省いている点が気になりました。例えば、上巻の牛島大統領誕生の経緯をあっさりとした数行で済ませたり、下巻の紫山のテロの状況を単に事後報告で済ませたりといった具合です。読者を楽しませるという配慮が感じられず、読んでいて苦痛でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
不老不死が実現した日本。しかし、法律により百年後に死ななければならない――西暦2048年。百年の生と引き替えに、不老処置を受けた人々の100年目の死の強制が目前に迫っていた。その時人々の選択は――!? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
自ら選んだ人生の結末が目の前に迫ったとき、忘れかけていた生の実感と死の恐怖が、人々を襲う。〈生存制限法〉により、百年目の死に向き合うことになった日本人の選択と覚悟の結末は――!? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
内容・文章がテーマに負けている。この本の提示する問題を考えることは面白いが、それは読むべき理由にはならない。 ストーリーには引き込まれないし登場人物にも特に魅力はない。百年法それ自体は考えられる問題であるが、それとは別に設定がかなり不自然で不愉快な気持ちになった。 買ったことを後悔した。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
設定は好きです。 でも下巻は政治をベースに話が進み、小難しく退屈に感じてしまいました。 自分が求めていたものとはかけ離れていったのでこの評価にしました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
設定ありきで面白くない。ジョージ・オーウェルの「1984」のパクリ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最初は面白かったのに、、何で例の病気が急増するのかの説得力が皆無。 SMOCの原因がHAVI なら、今までは? 何で16年後全滅っていう話になるの? 残念なまとめ方。 打ち切りになった漫画みたいな無理矢理感。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
うーん、下巻になり話が劇的に進むのかと思いきや、盛り上がらなかったですね。 拒否者ムラの話の辺りは面白かったんですが、展開が強引で気持ちが入らなかったです。落ちも今一だし…。 結局、全くの架空の話でリアリティーが感じられなかったので、面白さもそこまで感じられなかったです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
設定は面白いと思い、気になっていたので遅まきながら読み始めました。まだ上巻のみですが、ここまでの感想を書きます。 他の方は死生観が揺さぶられるとか、考えさせられると書いていますが、上巻では正直そこまでのインパクトは感じなかったです。 出てくる人々も、ある意味漫画的なステレオタイプと言えなくもなく、ちょっと入ってこないというか…。 設定が奇抜なので、人物は逆にリアルに書いて欲しかったです。とはいえ、下巻になると展開がガラッと変わるのかもしれませんが。 リアリティーがないと、やっぱり命の重みとかがグッと来ないなぁ、と思いつつ下巻をこれから読みます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
発想はいいんですがいかんせん内容が追いついていません。 出てくる政治家や官僚もステレオタイプというか類型的というか それ以外の人物のキャラもまったく面白くなく かといってハラハラするようなストーリーも無く あまりにもご都合主義的な内容にあきれてしまいました。 上下巻同様の感想です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
設定が面白そうで、文庫になるのを待って楽しみにしてたのだけど、ちょっと残念だった。特にディティールへの凝り方、人物の心理描写、筆者の表現力、このあたりに難があると思いました。主要人物二人の会話のあとにお互いに「やや、こりゃなかなかに深い人物だな!」みたいに認め合うシーンが散見されますが、え!今の会話で深さ感じちゃった?!バカなの?!と思いながら一つの章を終わる。こんなことを繰り返しておいて、さらにオチが、不老不死が不老不死じゃありませんでしたもうすぐみんな死にますよ大パニックって、出来が悪いにもほどがある展開だとは思いませんか?世の中にはもっと面白いSFや社会を描いた小説がごろごろあるので、書店の棚でこの本がスペースをとるのは、もったいないことだなあと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
人間が不老になれば、病死する可能性はかなり下がり、平均寿命が大幅に伸びる。人によっては、寿命がほぼ無限になるかもしれない。 その結果、人口の増加による食糧不足や、世代交代が遅れることによる社会の停滞などの問題が生じるだろう。 そこで、不老の恩恵は享受させつつ、世代交代を促すために制定されたのが百年法ということか。 しかし、国家が国民を殺すことが許されることが、凶悪犯人を死刑にする場合以外にもあってよいのか? この小説がフィクションであることは十分承知しているつもりだが、それにしても、『長生きしたら死刑になる法律』が国民投票で可決 されたというストーリーには納得がいかない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
人類が死を克服して不老不死が可能になる近未来SFだけど,だったら百年法などという些末なことを描くんじゃなくて,もっと本質的なことを書いてほしい。死を克服するということは人類史上で,たとえば火の使用とか言葉を使うようになったなどに匹敵する大進歩だと思うけど,登場人物の精神構造は現在の人類とそんなに変わってない。なので大きなテーマを扱っている割には薄っぺらな感じがしました。 単細胞生物にいわゆる死は存在しないわけで,死というのは生物が獲得した進化という側面もあり,それをある意味チャラにするわけだから,思いがけない反作用があると思います。その辺を描くと深いものになったのでは。 山田宗樹さんは大好きで,「ジバク」とか「天使の代理人」は面白く読みました。百年法みたいなご都合主義の近未来小説は有■とかに任せとけばいいと思いました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
HAVI(HIVの"もじり"だろう)という不老不死技術の開発及び「百年法」という法律の制定・施行というSF的設定を用いた、現在の日本で進む超高齢化(百年という限定を付ければ不老不死=超々高齢)少子化社会やアメリカ依存の無能・無責任の政治家達等に対する風刺小説なのだが、大部の割には内容に乏しい印象を受けた。風刺対象は明解ではあるが、「死があってこそ生が輝く」、「永遠なる生は死と同一」等の言説は紀元前数千年前から言われて来た事であって、何を今更という感を拭えなかった。そして何より、本作は物語として詰まらないのである。 登場する政治家、官僚、一般庶民達は皆類型的だし(ただし、実年齢100歳以上の女性が20歳の女性として振舞う様はシュールである)、彼らに纏わるエピソードもまた類型的である。特に、上巻において、国民投票によって「百年法」の初の施行がいったん凍結され、5年後に再施行されるのだが、この間の賛成・反対の両派の激しい攻防、これに関する倫理・社会・経済的論考が本作の白眉だと思うのだが、これを回想シーンでアッサリと済ませる作者の神経が全く理解出来なかった。警鐘を鳴らす、あるいは物語を紡ぐという姿勢が全く感じられないのである。これなら短編で済ませても良かったとさえ思う(事実、筒井は本作とほぼ同テーマの短編を数十年前に発表している)。超高齢化少子化社会の本質的問題は、「高齢者vs若者」の世代間対立だと思うのだが、下巻において、これが「施行拒否者(=超々高齢者)vs政府」の構図に変質している点にも違和感を覚えた。そして、この攻防がテロ・クーデターや権力内闘争を扱ったこれまた陳腐なものなのである。 少なくても、作者には現代の超高齢化少子化社会への対処案の1つでも示唆して欲しかった所(ラストは現実の社会問題と遊離している)。エンターテインメントでもなければ、有意義な警鐘・啓蒙の意匠を持たない風刺SF小説にどれだけの意義があるのか疑問を覚えさせる凡作だと思った。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
堅い内容でした。人が生きて行くために必要な方法なのか?何故若くなければならないのか、老いていくのは避けて通れないが、この法律の施行が現実の物ならば私は、断固反対 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
なにこれバカなの?韓国韓国って・・・気持ち悪いっす。たいした盛り上がりも緊迫感もなくダラダラつづく話にうんざりしたでよ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この物語はSF小説というジャンルになるのでしょうが。。。あまりにも突飛な設定についていくことも、共感することも出来ぬまま、なにが面白かったのか分からないまま上巻を読み終えました。下巻に期待したいところですが...その下巻も読み終えました。上下巻通読して思うことは、いまいち!ということ。 人間が老けないという虚構の世界の滑稽さ、そして問題山積となる状況。やっぱり、人間寿命があって丁度いいのだと再認識しただけの内容でした。 作者の思いつきだけで構成されている様に思えてならない。日本に6発の原爆が落とされて3等国に陥っているという日本共和国、しかも、韓国、中国にも技術的にも後塵をはいしているいるという設定。なにが言いたいのか?さらには物語に行き詰って、奇病のSMOCを登場させて物語を収束させた?そんな感じ。。。奇を衒って書いた設定に、少しだけの新鮮味と面白さがあるが...残念な感じは否めない。SF小説というジャンルは、作者も読者も虚構の世界と知りながらも、リアリティがあってその世界に入り込めるというのが一番の命であると思います。残念ながらこの百年法にその魅力は見いだせることが出来ませんでした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この物語はSF小説というジャンルになるのでしょうが。。。あまりにも突飛な設定についていくことも、共感することも出来ぬまま、なにが面白かったのか...人間が老けないという虚構の世界の滑稽さ、そして問題山積となる状況。やっぱり、人間寿命があって丁度いいのだと再認識しただけの内容でした。 作者の思いつきだけで構成されている様に思えてならない。日本に6発の原爆が落とされて3等国に陥っているという日本共和国、しかも、韓国、中国にも技術的にも後塵をはいしているいるという設定。なにが言いたいのか?さらには物語に行き詰って、奇病のSMOCを登場させて物語を収束させた?そんな感じ。。。奇を衒って書いた設定に、少しだけの新鮮味と面白さがあるが...残念な感じは否めない。SF小説というジャンルは、作者も読者も虚構の世界と知りながらも、リアリティがあってその世界に入り込めるというのが一番の命であると思います。残念ながらこの百年法にその魅力は見いだせることが出来ませんでした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
前評判につられて購入してみましたが、内容は初めから物足りなく残念でした。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!