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影法師
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影法師の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.39pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全336件 101~120 6/17ページ
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時代小説は食わず嫌いで殆ど読んだことありませんでしたが、評価が高いので試しに読んでみたら予想外に楽しめました。私の食わず嫌いも解消した感じです。改めて百田氏の筆力を見直しました。 | ||||
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傑作です。ネタばれするのであまり書きたくないですが、ゾクゾクするぐらいいい話です。 是非お読みください!! | ||||
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精緻な描写力で歴史物も面白い。下級武士から筆頭家老まで上り詰めた主人公が幼い時に、上士の無礼打ちに対して父親が死を賭して守ったシーンも忘れ難い。誰にでも勧められる極上の一冊。 | ||||
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人は何のために生きるのであろう。ただ生きるために生きる。己のDNAを残すという意味ではそれも良い。しかし志を全うするために生きる生き方もある。あるいは志を全うするために死ぬという生き方、つまり命を代償に志を遂げるという生き様(あるいは死に様)である。人には天命というものがある。人一人、天命に逆らえるものではない。己の命を投げ出してはじめて叶う志もある。勘一と彦四郎は「刎頸の交わり」を交わした。そして彦四郎はみねに「どんなことがあってもお前を守ってやる」と約束した。約束の重みとはそれほどのものなのか・・・ | ||||
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いい作品だと思いました。身分やそれの伴う法などがある中、忠恕の心がよく描かれていて、心が温まる作品でした。 | ||||
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このかたの本は何冊も読みましたが、なんというか、著者はどういう人生を歩んできたのか?どういう価値観の人なのかが気になります。 こうも違う題材で何冊も本を書くって、(いい意味で)どういうこと?と思ってしまいます。 | ||||
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物語としては、面白い。 ただ、 先に葉室 麟の『蜩ノ記』を読んでしまったので、重味を感じられなかった。 | ||||
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勘一の器の大きさに幼くして気づいてた彦四郎は人生を彼に掛けたんだと思います。つまり最終目的は故郷の発展に尽くすと。そして田園風景を眺めやはり間違いはなかったと。 物語の深いとこは果たして器の大きいのは勘一か彦四郎かになるのかなと思います。 | ||||
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永遠の0や、海賊と呼ばれた男が好きで、こちらの作品を手に取りました。百田先生の文章は読みやすく、すぐに引き込まれました。が、複雑な余韻を残し、物語はわりとあっさりと終わってしまいます。 愛する者のために自分の人生を犠牲にする男。自分の志を追い求め、愛した女を大切にしながら生きてきたが、女の心は手に入らない男。人の幸せとは何なのか、やるせないようなすっきりしない、複雑な余韻が残りました。 | ||||
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主人公が下級武士から筆頭家老にまで出世した後、「互いのためなら命を賭す」という契りを結んだ親友の消息を追う話。 親友はすでに死んでいた。脱藩浪人として転々とし、小汚い長屋で連れ添った女に看取られて亡くなったという。 一見すると、バッドエンドだ。だが、この話のミソは、彦四郎自身は不幸でなく、「実り豊かな国にしたい」という 親友の夢の実現に陰ながら貢献できて、幸せだったと想像させる点だ。 自身の成功を追い求めず、周囲を幸せにすることを本懐とする。その生き様に感じ入った。 | ||||
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この書籍は、永遠のゼロと同じく、全ての日本人が読むべきものと考えます。涙、涙、涙で、心が本当に洗われました。 | ||||
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百田さんのいつもどおりの精細な筆致は素晴らしいです。(時折その精細さがあまりに長く感じるときもあるが・・)当時の民衆の習わしや武士社会における慣習(次男は当時はとても大変な位置にあるという事など)など当時の時代背景の様子が詳しく書かれながら物語は進んでいく。 親友関係にある二人の一方は蟄居状態に陥り、一方はどんどん出世をしていく。出世した側はいつも心で親友のことを案じながら そして出世できなかった側はやはり友の事を案じていた。今でも大人になれば、ほとんど言葉を交わすことがなくなる友人というのは 誰にでもいるような気がするがその友人を心で想い続ける事などは皆無だろうしそれは責められることでもない。しかしこの本に出てくる二人は言葉を交わさずとも常に相手のことを案じそのことに命をも投げだす精神を持っていた。そのことに痛く感心するとともにそのような人を思いやる心というのは常に大切であるという事を考えさせてくれる本でした。しかしこの本には若干の設定に無理を感じる部分がありそこが残念でした。つまり一方がなぜ影として生きなければならないのか?二人ともお互いを思いながら二人とも幸せになっていくというのが 当然ながら理想であるから、片方は大出世を遂げ片方は悲惨な人生を送るというのはなんとも全体としてはおかしな話であるし そのうえで著者が二人の友情をより鮮明にするためこのような設定にしたのであればしょうがないともいえるのだろうか。 | ||||
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小説「ハリーポッター」の中でセベレス・スネープが悪役になり、その自己犠牲で世界が救われるのに似た、磯貝彦四郎による「自己犠牲と真の愛」に感動した‼️しかも、本格的なサムライの世界で❗️ ちなみに、お陰でと言うのも変だが、江戸時代の言葉使いや、今では余り使わない漢字や表現に親しむことができる。例えば、某(それがし)、儂(わし)、畏(かしこ)まり、仕(つかまつ)り、暮れ六つ、などなど❗️(^_^) | ||||
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彦四郎がカッコ良すぎ。 こんなにも影になり勘一を支えた男の生き様が、なぜ?と疑問に思うくらいすごい。 彦四郎にそうさせた勘一もまた素晴らしい。 彦史郎の不遇の死だけが切なく心残り。 | ||||
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百田さんの作品で「ボックス」や「モンスター」も面白かったが、この影法師が一番面白く感じました。下流武士の子供 勘一の物語です。勘一が寺小屋みたいな学校に行き中流武士の子供達に毎日いじめられて毎朝喧嘩するエピソードや剣術道場に通い努力してどんどん頭角を表してくるエピソードなど面白かったです。近くのお寺の和尚さんに必殺剣(刀を振った後につばめ返しみたいに下から上に切る剣)を教えてもらい一生懸命習得する。その必殺剣は、一回見せてしまったらもう通用しなくなるという和尚の教えを守り絢爛試合では、使用せずに果たし合いで使い見事勝利したエピソードも良かった。また勘一の仲間の彦四郎がまたかっこいい。彦四郎は、頭脳明晰、剣の腕の達人のすばらしい人物で勘一のピンチをその時々で助けてくれる。勘一が近所のお姉さんが借金の方に身売りされそうになった時に勘一がその高利貸しを闇討ちして刀を壊した時に新しい刀をくれたり彦四郎の家に勤めていた女中を本当は、彦四郎も好きなのに勘一がその女中が好きだったとわかると縁を取り持ってくれたり、果たし合いでわざと勘一に華を持たせたり、江戸に勘一が行く時に刺客から勘一を守ったり全て勘一の為に尽力を降りそ添いでいる姿が素晴らしい。勘一の念願だった塩害地を土地改良して田園にする計画で実際に完成した田園を夕暮れの中で眺めてる彦四郎の姿は感動的でした。 | ||||
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これ以上に良い小説はないと思う。主人公の誠実さや真っ直ぐさ、周囲の人の温かさなどが本当に素晴らしい。それぞれ色々な意味で目頭が熱くなる箇所が多々あり。続きが気になってどんどん読み進められます。切ない結末だったが、読んだ後の充実感がすごい。この小説を読んでから、読書に目覚めました。 他作品と類似しているというレビューがありましたが、感銘を受けただけにパクったのだったらがっかりだなあー、、 | ||||
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とにかく良かった。 著者を知らなかったので、弟の嫁と、読書が好きな甥のために、プレゼントするために買いました。 著者が好きになってくれるといいなと思いました。 | ||||
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今まで読んだ小説で最高ランク 超凄い。こんな本が書ける百田さんも超凄い。 更に、何であんなスケベ親父にこんな小説が書けるのかも超凄い。 | ||||
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時間がなくて飛び飛びに読みましたが、その都度早く続きが読みたいと思わせてくれる作品でした。最後の袋とじは私は有りだと思います。不倫みたいに汚い感じはしませんでした。恋愛結婚なんて少なかっただろうから様々な理由から諦めて結婚するのも当たり前だったと思うし、昔の「護ってやる」の約束を結果的に果たしたのは彦の男気がはっきり解って良かったです。そして何よりもみねは勘一と結婚して後悔している事は無いだろうし、好きだった人の為に涙を流すのは悪くないと思いました。 | ||||
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彦四郎は、その人生で何かを成したのか、何も成さなかったのか…。人がその人生の中で何かを成したか成さなかったかは、その人の中で完結しておればそれでいいのかもしれない。それでももう少し、覗いてみたい気もする。 | ||||
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