(短編集)

鍵のない夢を見る

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評判

鍵のない夢を見るの評価:

3.65/5点 レビュー 128件。 C ランク

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平均点3.65pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全255件 21〜40 2/13ページ
No.235
(5pt)

読み終えてタイトルが腑に落ちる

全て女性の心の声を文字にした短編集です。
短編でなければ耐えられない女々しいお話です。
共通するのは、愛されたい、認められたい、孤独、自分本位。

「美弥谷団地の逃亡者」作中に出てきた、
相田みつをの詩
『しあわせはいつもじぶんのこころがきめる。
もしかして、この詩が全ての物語の核となるテーマではないかと思ったりするほど、
出来事よりも心の動きを重視した内容です。
そう理解すると、タイトルである『鍵のない夢を見る』が、なるほどなと連想され、
余韻が始まっていくようでした。

女性が読めば共感するのかもしれないが
男性の私からすれば、深みにハマりたくない人たちであるのですが、
出会ってしまったら愛おしさく守ってあげたくなる人なのかもしれないと思う自分もいます。

作中に出てくる男性はというと、魅力的には思えなく、彼女達はなぜこんな男に惚れるのかと思う部分も多かったりするのですが、引き寄せられるもの同士であり、互いに傷を舐め合うもの同士なのかもしれません。
そういうこともあって、お互い様な関係が描かれていきます。

物語は盛り上がりなく淡々とした内容であり、読み終えた後には、思考の周りに黒いモヤがかかって気持ちの悪さを持つのだけど、人の内面に起こる描写が丁寧なため、
いつ当事者になってもおかしくないなと思う不思議な感覚を持った内容でした。
鍵のない夢を見る (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 鍵のない夢を見る (文春文庫)より
4167903989
No.234
(5pt)

読み終えてタイトルが腑に落ちる

全て女性の心の声を文字にした短編集です。
短編でなければ耐えられない女々しいお話です。
共通するのは、愛されたい、認められたい、孤独、自分本位。

「美弥谷団地の逃亡者」作中に出てきた、
相田みつをの詩
『しあわせはいつもじぶんのこころがきめる。
もしかして、この詩が全ての物語の核となるテーマではないかと思ったりするほど、
出来事よりも心の動きを重視した内容です。
そう理解すると、タイトルである『鍵のない夢を見る』が、なるほどなと連想され、
余韻が始まっていくようでした。

女性が読めば共感するのかもしれないが
男性の私からすれば、深みにハマりたくない人たちであるのですが、
出会ってしまったら愛おしさく守ってあげたくなる人なのかもしれないと思う自分もいます。

作中に出てくる男性はというと、魅力的には思えなく、彼女達はなぜこんな男に惚れるのかと思う部分も多かったりするのですが、引き寄せられるもの同士であり、互いに傷を舐め合うもの同士なのかもしれません。
そういうこともあって、お互い様な関係が描かれていきます。

物語は盛り上がりなく淡々とした内容であり、読み終えた後には、思考の周りに黒いモヤがかかって気持ちの悪さを持つのだけど、人の内面に起こる描写が丁寧なため、
いつ当事者になってもおかしくないなと思う不思議な感覚を持った内容でした。
鍵のない夢を見る Amazon書評・レビュー: 鍵のない夢を見るより
4163813500
No.233
(3pt)

痛々しい女目線短編集

辻村さんの他の作品は結構好きなので☆一つおまけ。
色んな世代のあまり幸せでない女性達の痛々しい姿がずっと書かれてて途中胸焼け起こしそうでした。情景も浮かぶし、台詞も自然ですんなり入ってくるのだけど、まるでスッキリしない後味の悪さったら。
湊かなえさん風?あの何とも気持ちの悪い読了感。でもさすがの文章の巧さでした。
鍵のない夢を見る (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 鍵のない夢を見る (文春文庫)より
4167903989
No.232
(3pt)

痛々しい女目線短編集

辻村さんの他の作品は結構好きなので☆一つおまけ。
色んな世代のあまり幸せでない女性達の痛々しい姿がずっと書かれてて途中胸焼け起こしそうでした。情景も浮かぶし、台詞も自然ですんなり入ってくるのだけど、まるでスッキリしない後味の悪さったら。
湊かなえさん風?あの何とも気持ちの悪い読了感。でもさすがの文章の巧さでした。
鍵のない夢を見る Amazon書評・レビュー: 鍵のない夢を見るより
4163813500
No.231
(4pt)

思っていたのとちょっと違った

一つずつの話が短編でまとめられていて、読みやすかったけど…
短編集と思ってなかったので、ちょっと意外でした。
鍵のない夢を見る (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 鍵のない夢を見る (文春文庫)より
4167903989
No.230
(4pt)

思っていたのとちょっと違った

一つずつの話が短編でまとめられていて、読みやすかったけど…
短編集と思ってなかったので、ちょっと意外でした。
鍵のない夢を見る Amazon書評・レビュー: 鍵のない夢を見るより
4163813500
No.229
(5pt)

消防団の男が消防団詰め所に火をつけた理由とは

短篇集『鍵のない夢を見る』(辻村深月著、文春文庫)に収められている『石蕗(つわぶき)南地区の放火』は、地方都市の財団法人町村公共相互共済地方支部に勤務する主人公の笙子(36歳)が、実家のごく近くで起こった放火事件は、かつて自分にしつこくアプローチしてきた消防団の男が、不自然な形でなく自分と再会するために仕組んだものではないか、と疑う物語です。いわば、八百屋お七の白けた現代男版ではないかと疑ったのです。果たして、その真相は・・・。

本書に収められている短篇の登場人物たちは、いずれも、少しピントがずれています。自分も含め、この世の中は、こういう少しピントのずれた人間たちで成り立っていることを、改めて思い知らされました。おー、怖っ!
鍵のない夢を見る (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 鍵のない夢を見る (文春文庫)より
4167903989
No.228
(5pt)

消防団の男が消防団詰め所に火をつけた理由とは

短篇集『鍵のない夢を見る』(辻村深月著、文春文庫)に収められている『石蕗(つわぶき)南地区の放火』は、地方都市の財団法人町村公共相互共済地方支部に勤務する主人公の笙子(36歳)が、実家のごく近くで起こった放火事件は、かつて自分にしつこくアプローチしてきた消防団の男が、不自然な形でなく自分と再会するために仕組んだものではないか、と疑う物語です。いわば、八百屋お七の白けた現代男版ではないかと疑ったのです。果たして、その真相は・・・。

本書に収められている短篇の登場人物たちは、いずれも、少しピントがずれています。自分も含め、この世の中は、こういう少しピントのずれた人間たちで成り立っていることを、改めて思い知らされました。おー、怖っ!
鍵のない夢を見る Amazon書評・レビュー: 鍵のない夢を見るより
4163813500
No.227
(4pt)

犯罪に巻き込まれる女性視点の本

ちょっと 事情があって女性の作家が女性の立場から書く本をたくさん読み込んでいるところなんだけど、最後の 林真理子さんとの対談のところで、放火の話は主人公の感じ方が不自然になるように会えて書かれていることを知って ちょっと驚いた。男性である僕からは「なるほど、女性というものは こういう時にこう感じるものなのね」と元から距離があったからかもしれない。
辻村さんの描く世界は1人の登場人物が複数の作品に 脇役として登場したりすることがあるけど、今回はそういうお楽しみがなかったような気がする。
いいか悪いか という話とは別に僕は個人的には 辻村さんの作品は 長編の方が好きだな。「かがみの孤城」とか「島はぼくらと」とか「傲慢と善良」とか「青空と逃げる」とか、どれも好き。
鍵のない夢を見る (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 鍵のない夢を見る (文春文庫)より
4167903989
No.226
(4pt)

犯罪に巻き込まれる女性視点の本

ちょっと 事情があって女性の作家が女性の立場から書く本をたくさん読み込んでいるところなんだけど、最後の 林真理子さんとの対談のところで、放火の話は主人公の感じ方が不自然になるように会えて書かれていることを知って ちょっと驚いた。男性である僕からは「なるほど、女性というものは こういう時にこう感じるものなのね」と元から距離があったからかもしれない。
辻村さんの描く世界は1人の登場人物が複数の作品に 脇役として登場したりすることがあるけど、今回はそういうお楽しみがなかったような気がする。
いいか悪いか という話とは別に僕は個人的には 辻村さんの作品は 長編の方が好きだな。「かがみの孤城」とか「島はぼくらと」とか「傲慢と善良」とか「青空と逃げる」とか、どれも好き。
鍵のない夢を見る Amazon書評・レビュー: 鍵のない夢を見るより
4163813500
No.225
(5pt)

辻村さんは天才ですね

よくこんなシーンやキャラクターを思いつくもんだ……
鍵のない夢を見る (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 鍵のない夢を見る (文春文庫)より
4167903989
No.224
(5pt)

辻村さんは天才ですね

よくこんなシーンやキャラクターを思いつくもんだ……
鍵のない夢を見る Amazon書評・レビュー: 鍵のない夢を見るより
4163813500
No.223
(5pt)

純文学でもあり、ミステリーでもあり

辻村深月さんの文章は、装飾なども過不足なく、また情景がスムーズに思い起こされるという意味でむちゃくちゃ読みやすいと思う。で、話題作だったツナグなどから見て、年月が経過してる分、一層深みが出ている。

作品自体はどの短編も人のエグさというものが浮かび上がってくる。ものすごくリアリティがある。基本的に登場人物それぞれの造形がリアルで、悪さがある。勿論そればっかりでは人はないんだけど、ある視点から見たら何かしら人ってあるよねっていうその、悪さ。なんというか純文学的でもあるけれど、ミステリー的。
切り取り方が上手なんだよね、間違いなく。

その中でも「芹葉大学の夢と殺人」と「君本家の誘拐」が本当に秀逸。
前者は、夢を見ていて自分の実力と乖離している男の描写がうますぎるし、唸る。何かのカテゴリーに入る造形なんだけど、このいけ好かない感じと、そういう男にハマる女性の構図。めちゃくちゃリアル。引き返せなくなってる所とかもうね。
後者は、男女でもキャリアの過程などでも見え方が違うだろうけど、なんにせよ夫のダメっぷりがまず絶妙。そして、こちらの主人公も単純な育児ノイローゼではなく、産後うつであったりキャパオーバーに陥らせられている事でメンタルの不調が如実に出ている感じも受けるが、これが誰にでもありえる事だから、滅茶苦茶ずんとくる。

なんにせよ作品として、胸に重いものを背負わされる作品ばかり。しかし物語自体が面白いし、日常に溶け込みきっている。だから他人事には思えない。それが本作が受賞した理由なんだと思う。
レビューから伝わる通り読後感に対しての清涼感はまるでない。それでいい作品。
個人的には読んでよかったと思うし、唸るほど素晴らしかった。
鍵のない夢を見る (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 鍵のない夢を見る (文春文庫)より
4167903989
No.222
(5pt)

純文学でもあり、ミステリーでもあり

辻村深月さんの文章は、装飾なども過不足なく、また情景がスムーズに思い起こされるという意味でむちゃくちゃ読みやすいと思う。で、話題作だったツナグなどから見て、年月が経過してる分、一層深みが出ている。

作品自体はどの短編も人のエグさというものが浮かび上がってくる。ものすごくリアリティがある。基本的に登場人物それぞれの造形がリアルで、悪さがある。勿論そればっかりでは人はないんだけど、ある視点から見たら何かしら人ってあるよねっていうその、悪さ。なんというか純文学的でもあるけれど、ミステリー的。
切り取り方が上手なんだよね、間違いなく。

その中でも「芹葉大学の夢と殺人」と「君本家の誘拐」が本当に秀逸。
前者は、夢を見ていて自分の実力と乖離している男の描写がうますぎるし、唸る。何かのカテゴリーに入る造形なんだけど、このいけ好かない感じと、そういう男にハマる女性の構図。めちゃくちゃリアル。引き返せなくなってる所とかもうね。
後者は、男女でもキャリアの過程などでも見え方が違うだろうけど、なんにせよ夫のダメっぷりがまず絶妙。そして、こちらの主人公も単純な育児ノイローゼではなく、産後うつであったりキャパオーバーに陥らせられている事でメンタルの不調が如実に出ている感じも受けるが、これが誰にでもありえる事だから、滅茶苦茶ずんとくる。

なんにせよ作品として、胸に重いものを背負わされる作品ばかり。しかし物語自体が面白いし、日常に溶け込みきっている。だから他人事には思えない。それが本作が受賞した理由なんだと思う。
レビューから伝わる通り読後感に対しての清涼感はまるでない。それでいい作品。
個人的には読んでよかったと思うし、唸るほど素晴らしかった。
鍵のない夢を見る Amazon書評・レビュー: 鍵のない夢を見るより
4163813500
No.221
(2pt)

後味が。。。

短篇集。最初のお話は好きなんですが、次話以降が。。。わたしには、後味が悪すぎて、共感も共鳴も抱けなかったです。
鍵のない夢を見る (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 鍵のない夢を見る (文春文庫)より
4167903989
No.220
(2pt)

後味が。。。

短篇集。最初のお話は好きなんですが、次話以降が。。。わたしには、後味が悪すぎて、共感も共鳴も抱けなかったです。
鍵のない夢を見る Amazon書評・レビュー: 鍵のない夢を見るより
4163813500
No.219
(5pt)

リアルな女性目線

全編感慨深い作品ですが、30代女性(子なし)としては【君本家の誘拐】に衝撃を受けました。

良枝と理彩の会話がリアルだと思いました。
私は理彩側の立場なのですが、読み進めるとため息が出ました。
周りが出産して母親になっていくと育児の大変さや愚痴を聞く機会が多くなります。
ちっとも共感できないのに。
年齢を重ねてくるとそれが幸せマウントに見えたり苦労自慢に見えたり…
育休伸ばしたいなんて言われたら顔が引きつるよねー…。
自分の状況によって見方が違ってくるんだろうなぁと思いました。
鍵のない夢を見る (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 鍵のない夢を見る (文春文庫)より
4167903989
No.218
(5pt)

リアルな女性目線

全編感慨深い作品ですが、30代女性(子なし)としては【君本家の誘拐】に衝撃を受けました。

良枝と理彩の会話がリアルだと思いました。
私は理彩側の立場なのですが、読み進めるとため息が出ました。
周りが出産して母親になっていくと育児の大変さや愚痴を聞く機会が多くなります。
ちっとも共感できないのに。
年齢を重ねてくるとそれが幸せマウントに見えたり苦労自慢に見えたり…
育休伸ばしたいなんて言われたら顔が引きつるよねー…。
自分の状況によって見方が違ってくるんだろうなぁと思いました。
鍵のない夢を見る Amazon書評・レビュー: 鍵のない夢を見るより
4163813500
No.217
(4pt)

女性ならではの心理描写、巧みな情景展開で次々と短編集を読み進んでいました。

初めて読む作家の作品なので直木賞受賞作にしましたが、かつて見た「ツナグ」という映画の原作者だと知りびっくりしました。映画が先でした。
鍵のない夢を見る (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 鍵のない夢を見る (文春文庫)より
4167903989
No.216
(4pt)

女性ならではの心理描写、巧みな情景展開で次々と短編集を読み進んでいました。

初めて読む作家の作品なので直木賞受賞作にしましたが、かつて見た「ツナグ」という映画の原作者だと知りびっくりしました。映画が先でした。
鍵のない夢を見る Amazon書評・レビュー: 鍵のない夢を見るより
4163813500