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予約の消えた三つ星レストラン



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【この小説が収録されている参考書籍】
予約の消えた三つ星レストラン (コージーブックス)

予約の消えた三つ星レストランの評価: 2.83/5点 レビュー 6件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.83pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全6件 1~6 1/1ページ
No.6:
(4pt)

まさにいま読むべき1冊.

というのも、殺されたのは某元会長も関与したフランスの自動車メーカー「ルノー」の社長なのです。さらに、その原因となったのが企業の技術流出で、舞台はなんとソウルなのです。2010年ごろに本国で出版されたようですが、まさにある意味今日の世界を映し出しています。
パリ警視庁、対外治安総局、外務省や判事たちが丁々発止の争い、協力、駆け引きを行いながらも、裏の世界では法律も人権もものともせずに、つまるところフランスの利益に繋げようとする手腕はさすが国連常任理事国です。
フランスといえばフォアグラの飼育方法が残虐であると非難されていますが、作品中ではそれよりも怖い野鳥の料理法が描写されています。それにもかかわらず、世界最高の美食国として堂々君臨するあたり、捕鯨を批判される日本もぜひ見習ってほしい根性と宣伝と攻略であります。
グルメ本として手に取りましたが、三ツ星レストランよりも主人公の夫の料理風景がより食欲をそそられました。コージーブックスとしては、ほのぼの感に欠けていて、むしろ勢いと元気のあるサスペンスに近いものがありますが、こういう本も悪くありません。
予約の消えた三つ星レストラン (コージーブックス)Amazon書評・レビュー:予約の消えた三つ星レストラン (コージーブックス)より
4562060050
No.5:
(3pt)

これからに期待します

パリのグルメ捜査官、カプシーヌシリーズの第一作です。
パリの町の様子や生活感が匂ってきます。また美味しい食事の描写もなかなかです。

中盤話が少しもたつくように感じました。
また犯人さがしや、事件の背景等の説明も少しもたつくように感じました。
もう少し話し全体にスピード感があるとよいと思いました。

パリの町を駆け抜ける著者のこれからの活動に期待したい作品です。
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4562060050
No.4:
(4pt)

おもしろいです

コージーミステリに期待されるようなほのぼの感はありませんがかなりよかったです。

若くてお嬢様な主人公なので、刑事として頑張ってもなにかと軽く見られがち。だけどそんな自分の弱みも道具にしてぐいぐい捜査。尊敬します。

おそらく表紙イラストと内容が、イメージ違いすぎて低評価になってしまったものと思います。かわいい系ではなくおしゃれ系にしておいた方が良かったかと。
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No.3:
(1pt)

期待はずれでした

コージーミステリーというと、舞台になっている町の様子や主人公の人柄や生き方、本によってはレシピなども楽しむことができるというようなイメージを勝手に持ってしまっていたからかもしれませんが、悪い意味で期待はずれでした。(私には)興味のわくような内容ではなかったし、かなり恵まれた環境にあるヒロインにも、その他の登場人物にも、作中で紹介されている料理などにも惹かれるものがなかったので、最後まで読むのが精一杯で、次を読みたいとは思いませんでした。好みが違うだけかもしれませんが・・・
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4562060050
No.2:
(1pt)

挫折しました

おしゃれなパリを舞台にした女刑事が主人公です。
ご主人はレストラン評論家。いとこや叔父は官僚というエリート一家で育ち、美人で頭もいい。主人公の設定が厭味なわけではないけど、私には馴染めませんでした。

コージーというと甘いお菓子や、美味しいそうなお料理を片手に、楽しい会話が繰り広げられながらの謎解きを期待していただけに、読むのが辛くなって、とうとう挫折しました。

ただ他の方がこの本を褒めているので、この感想はあくまでも私の根性が足りなかった故と思ってくださいね。
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No.1:
(4pt)

ちょっと異色なコージー(?)ミステリ

毎月楽しみにしている原書房さんのコージーブックス、本作はこれまでとは少し毛色の違う作品です。

コージーミステリと言えば素人探偵が基本ですが、こちらは優秀な女性刑事が主人公。おまけに若く魅力的な美人でブルジョワのお嬢様で既婚者。しかも舞台は花の都パリです。何だか嫌になりそうですが、ヒロインのカプシーヌは努力家でしっかり者のせいか、さほど嫌味はありません。

デスクワーク中心の部署から、現場に出たいという本人の強い希望で一時的に念願の殺人課へ配属になった途端、パリの最高級レストランで死体が発見された大企業の社長の捜査の指揮を任されたカプシーヌは、慣れない現場に戸惑いながらも、自らの明晰な頭脳と著名なレストラン評論家の夫や政府機関に勤める曲者のいとこの協力を得て、事件の核心に迫っていきます。

事件の骨組みもしっかりしているし、素人が事件を解いていくようなほのぼの感はほとんどありませんが、頻繁に登場するおいいし食べ物(著者はレストラン評論家でもあるんです)とパリのエキゾティックな雰囲気が物語に少しコージー的要素を与えているかな、と思います。

全体的になかなか面白い作品なのですが、作中に出てくる希少価値のある小さな鳥の料理についての記述はとても残酷で読むのがつらくなりました。

次回作も読むつもりでいますが、美食に関しての残酷な描写がないことを祈ります。
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4562060050

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