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殺人劇場



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【この小説が収録されている参考書籍】
殺人劇場〈上〉 (新潮文庫)
殺人劇場〈下〉 (新潮文庫)

殺人劇場の評価: 3.00/5点 レビュー 1件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

エルサレムを舞台とするJonathan Kellermanの異色作

Jonathan Kellermanと言えばAlex Delawareシリーズだが、この作品は唯一Alexとは全く無関係な、Kellermanの初期の作品である。エルサレムでアラブ人少女の惨殺死体が見つかり、さらにその後同様の手口の殺人事件が起こる。民族間の緊張が高まる中、刑事たちは事件に取り組んでいくが、事件は意外にも世界的な広がりを見せていく。600ページを超える大作であるが、登場人物を丁寧に書き込みすぎているためか、中盤過ぎまではテンポが非常に遅く、いらいらさせられる。ようやく最後の100ページ位から、スリリングな展開となり、Kellermanの本領が発揮されるが、それまでが長すぎる。全体を400ページ位にまとめたら、もっとスリリングでスケールの大きな面白い作品になったと思われる。やはり、KellermanはAlex Delawareシリーズに限る。英語は結構難しく、さらに所々ヘブライ語も出てきて読みにくい。
殺人劇場〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:殺人劇場〈上〉 (新潮文庫)より
4102296018

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