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武士道セブンティーン
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武士道セブンティーンの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.57pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全58件 21~40 2/3ページ
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二人の成長と心の動きに、期待と感動。自分も、あんなに夢中になれるものがあったら、やり直したいなぁ、なんて。 | ||||
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シックスティーンからの愛読。良い本でした〜〜。映画を見るのが楽しみですね♪ | ||||
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青春ドラマ。剣道部での話の進行。剣道やってた人にしかかけない内容では。 | ||||
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16が香織の物語であるとすれば17は早苗の物語ですね。 これでどちらも一山超えて成長したなって感じです。こういう引っ張り方は上手ですね、どうしても18を手に取りたくなっちゃうw。 武士道つまり武道と格闘スポーツを作者ならではの見解で対立させてわかりやすく提示している点は好感が持てます、しかしちょっとあざとい、そんなにステレオタイプで割り切れるものじゃないんじゃないですか?、と言ってはおきたいですね。もっと複雑で簡単な一言では言い表せないものもあるんでそういうとこも是非書いて欲しかったですね。作家さんならではの文章が読んでみたかったのが正直なところです。 未経験者がわかりやすく想像しやすいという点ではOKですが、かじったことがある人からすると浅い薄い今一歩というところになるんじゃないかと・・・。まぁ読み物としては面白いですよ。 16でもそうなのですがもう少しキャラの掘り下げが欲しい、でもそうすると、16との兼ね合いでバランスが悪くなっちゃうのかな?。 やっとこ香織も自由に動き回ってる感じが出てきてるので18も楽しみです。 | ||||
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シリーズ2作目は二人が離れて別々の高校で修行に励む日々を描いている。もちろん、ヤマ場はたっぷり。ぜひご一読ください。読んで損はないと思います。剣道経験者ならよりハマります。 | ||||
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体罰問題が騒がれる中、読んで観たくなりました。 ここには体罰はなかった(笑) 武士道を忘れたから、体罰がはびこったのかも!? あと、戦後のGHQのある政策と関係がある… 戦後、教育界で失われたものがいかに多いか 実感できる。 | ||||
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間違えてエイティーンから読んでしまいましたので、シックスティーン、セブンティーンと読んでいます。だんだんと各巻とのつながりがはっきりしてきてとても楽しんでいます。久しぶりに読書の楽しみを味わってます。 | ||||
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武士道シックスティーンの続きで、サナエが転校したとこから始まります。 いろいろな剣道があって、それに悩みひとつひとつの壁を乗り越えていくサナエとカオリ。 お互いに励まし合っている姿を見ると、出会ったころを思い出して感慨深いです。 2人を支えている周りの人もしっかり描かれているのも、この小説の魅力のように思いました。 読んだ後に自分も一生懸命頑張ろう、と思いました。 | ||||
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シックスティーンがあまりにもよかったので、購入しましたが。 もっとよかったです。 剣道部の我が子は今ひとつ剣道に熱中できなかったのですが、武士道~に出会えたおかげでずいぶんと剣道が好きになりました。 | ||||
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「への字に結んだ唇。逆ハの字に吊り上がった眉。お姉ちゃんに、人殺しみたいといわしめた、鋭い目つき。」という風貌もどこか懐かしい磯山香織ですが、「意外に思われるかもしれないが、あたしは色白だ」という新しい発見もあったりして…。磯山のモノローグは、もう落語の域に達しています。今回は早苗の福岡弁も聞けるたい。前作(『シックスティーン』)では「勝負って何?」、本作では「武士道って何?」がテーマですね。……で、最後はそうきたか。私の鼻ツンも、もう決壊だー。あと、前から思ってたんですが、「メンヤッテェェアァァーッ」とか「フエアッ、ムエェェアァァーッ」とか、実際にはどんな声なのか、ぜひ聞いてみたい。 | ||||
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二人の主人公も少しずつこなれてきた。 いい感じの第二弾。 武士道とは読むことと見つけたり? | ||||
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磯山香織と田原美緒、そして、ヘタレ清水の会話が、最高に面白いです。 17歳の香織は、自分の剣道のスタイルを確立しつつあります。 しかし、もう一人の主人公、西荻早苗は、「剣道が好き」という気持ちも萎えるほど悩みまくっています。 それは、早苗が転校した九州の強豪校「福岡南」、特に部の中心選手、黒岩伶那の目指す剣道が「武士道」とは全く異なる「スポーツ」だったから。 「JYUDO」と同じように、「剣道」も「KENDO」になる時代が来るのでしょうか。 オリンピックで、外国人選手の柔道を見ていると、単にポイントを取りにくるスポーツとしての「JYUDO」。そこには、精神性を重んじ、技をかけ美しく一本で勝つことを目指す「柔道」はありません。 国際化というのは、日本古来の「道」というものを捨て去るものなのかもしれない。そんなふうなことを考えさせられました。 最後に早苗が出した答えは、良かったなと思います。 最終巻では、どんな二人に会えるのでしょうか?楽しみです。 | ||||
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人に半ば強引に勧められ読みました。最近の日本の作家のものは藤原新也氏の著作以外読みませんが、これは好感がもてました。「大ベストセラー作家」○野氏の全編これ「売らんかな」的文章は辟易して数行で読むのを止めましたが、これは続けて読めました。なぜかと言えば心から求めるものがあるからです。売りたいから書くのでなく、書きたいからが最初だからです。自分が剣道をやっていたので、そのことも読めた原因ですが、剣道の勝負の機微もよく取材してあると思いました。 | ||||
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中学の剣道部で頑張っている息子に頼まれ、武士道シックスティーンに続き、購入しました。文庫本を楽しく集中して読むのは良いことです。 | ||||
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初版から時間が過ぎてからの購入だったのですが、前作に続き、一言で言って『爽やか』な作品。すぐ、次のeighteenを買ってしまいまいました。気持ちがいい作品です。 | ||||
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前作「武士道シックスティーン (文春文庫)のエンディングより少し前から始まります。 前作では、攻撃的な剣道の香織と見極めて打つ早苗。二人は同じ高校の剣道部で友情を育んだ。 しかし、突然の転校で九州へと行ってしまう早苗との別れのシーンから今回の物語が始まる。 文体は前作と同じく、二人が交互に自分を語ります。香織の視線や思考が徐々に敵から身内に向けられる。早苗は自分を見つめ、新しい剣道と出会い、また自問する。 今回は離れたところで、それぞれが自分たちの剣道を見つめ直す。 香織は早苗が抜けた穴を埋めるため後輩に希望を託し、部活動を盛り上げていく。 早苗は強豪校の理不尽なシステムに嫌気がさし、事ある毎に部員とぶつかるようになる。 まるで二人の性格が入れ替わったような展開をしつつ、また二人の心が何度となく接近する。 二人の距離が一気に縮まったとき、香織が大きく突き放す。早苗は大きな決意を持って、最大の敵と対峙することになる。 最後の方はハラハラした展開が待っていますが、やってることのギャップで笑いを誘いつつ、勝負の時がやってきます。 香織の方は、昔の同級生が出てきて事件に巻き込まれます。後輩の美緒をも巻き込んで大立ち回りになるのやら。精神的にも大きな事件が続いても、彼女は自分らしさを保ち続けます。 そして、早苗に大きなハッパを掛け、早苗も受けて立つ。一回りも二回りも頼もしくなります。 二人の心の成長が大きく物語を動かしていきます。最後にはまた二人が笑顔で会えるのか、それを楽しみに読んでいただきたいです。 剣道の練習シーンは前回より複雑になっています。主人公でさえとまどっているくらいです。 試合も大きな試合がいくつかあって、時間の流れは速いですが、前作よりも全体的にボリューム感がありました。 両方で大きな展開が何度もあるので、話の流れとしてはうねりも大きく面白さはアップしてたと思います。 まあ、前作を読んでしまったら絶対に読みたくなるし、読まずに終われませんよね。 | ||||
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まず、爽やかで嫌味のない文章で、 なんとも楽しく読めます。 競技でなく、武道としての剣道を目指す人には 共感できるところが多いのでは。 個人的には『シックスティーン』は☆3or4、 『セブンティーン』は文句なく☆5です。 武道を志す人はぜひ。 | ||||
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これは面白い。『武士道シックスティーン』も面白かったが、『武士道セブンスティーン』は更に面白さが増している。香織と早苗、それぞれのキャラクターが作者の中にも読者の中にも明確な像を結んでいるからであろう、主人公の気持ちが読み手の心に自然と沁みてくる。特に試合の場面になると読み手はいつの間にか香織に、あるいは早苗になって相手と対戦している自分を発見するであろう。 もう一つ、本作でいちおう注意しておきたいのは香織が中学の剣道部で一緒だった清水の存在。香織の彼氏(?)になるのか? この清水という男、ヘタレで糞握りで優柔不断。しかも中学で剣道をやめた根性なしで、さっぱり女子にモテず、いつも半分ひっくり返ったような声で喋る挙動不審男なのだ。さすがにそんな男を香織が好きになるとは思えないが、女心は謎だからなぁ。案外、さっぱりと男前な性格の香織の母性本能をくすぐって……、などと勝手に妄想を膨らませている私である。誉田氏が続編『エイティーン』で清水君を再度登場させるのかどうか、扱いが気になるところ。もう『武士道エイティーン』を読んでその辺りをご存じの方も多いと思われるが、教えて欲しくないぞ。(笑) | ||||
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『武士道シックスティーン』の続編。この後さらに『エイティーン』がある。 前巻との最大の違いは、二人の剣士のうち早苗が九州に引っ越して別の県道名門校に入ったこと。部としてのスタイルに戸惑いながら、剣道のあり方、武士道とは何か、というメインテーマが追求される。しかしここでの最大の魅力は、元気を取り戻し、一回り成長した香織の闊達さだろう。角が取れて楽しい。全体に重さや劇性が減って、軽く流していった感じがあり、そのせいかより早く、ほとんど一気に読めると思う。 | ||||
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『武士道シリーズ』はエイティーンまで読んだけれど、中でも一番面白く感動したのがこの『セブンティーン』。 香織の新相棒田原美緒との掛け合いや、中学時代の舎弟・清水の恋人役をやらされるところなど。面白いところは多い。 しかし、本作の一番の見どころといったら『武士道』とは何かということだ。 それを感じさせられるシーンや言葉は多い。 剣道は「スポーツ」なのか「武道」なのか? 「武者の生業は戦うこと、武士の生業は、戦いを収めること」 これらの言葉を聞きながら読んでいき、そして読み終わる頃には「『武士道』って素晴らしい」と思うことだろう。 「『武士道』ってなに?」という人には是非読んで欲しい。 そして日本人の魂を思い出してほしい。 | ||||
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