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架空通貨(M1)
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架空通貨(M1)の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.73pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全64件 41~60 3/4ページ
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面白かった。ただ、途中飽きてきてしまい、時間をおいて読みました☆ | ||||
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少し難解でした。読む前は、地方振興券の類いかと思いましたが。偽札扱いにならないでしょうか? | ||||
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「黒い町」田神市が舞台、商社マンから社会科教師、そして闇の金、 題材、設定ともにユニークであるが初期の作品のせいかサスペンス の要素が強く終盤まで重苦しい雰囲気のため盛り上がりと痛快さに 欠け珍しく楽しめない一冊であった。 | ||||
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そこそこおもしろいけど、みなさんぜひ読んでください! とまでは言えない程度の本。 暇つぶしには最適。 大企業の城下町で架空通貨を発行し、 計画倒産するみたいな話にやや現実味に欠ける。 前半はややスローペースで展開が遅い。 後半になって、展開が早くなると、 先を読み進めたくなる感じ。 加賀翔子の壮大なる復讐劇という思わぬ展開はおもしろかった。 ただなんというか全体的に現実味がないところが、 やや不満だったかなという気がする。 主人公が何でも解決してしまうキャラでもなさそうなのに、 えらく頼もしいのもやや不自然かなと。 | ||||
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結構期待して読んだのですが。 設定も、筋書きも、登場人物も、それぞれが、中途半端で、尻切れトンボ。 とある学校の先生が、生徒の悩み相談に乗ってみたら、生徒の父親の会社の 倒産騒ぎ。その先生の元職業は銀行員。 父親の会社の倒産の原因は、無理やり貸与させられたお金を返済してくれない お得意さん。 お得意さんは、なんと自分の地方でのみ通用する商品券?架空通貨を流通して、 粉飾決算を行って。 その行きつく先は、マネーロンダリング。 という、一体あの架空通貨はなんだったのよ。的な叫び声はどこに行ってしまう のか。そんな感じがずっとしてしまいました。 40点。 とにかく計算しつくされた、美しいとすら言いたくなる詰将棋。小説の詰将棋の 名手。池井戸さんとしては、それこそMISTなみの作品かなあ。 お勧めしません。 | ||||
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池井戸作品は残らず読んでますが、この本の内容は他のものに比べ、格段に落ちます。もともと池井戸作品は絵空事が多いように思われますが、これは少しひどすぎます。 | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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まだ、最後まで読んでないですが、十分楽しめる作品だと思います。他の作品に比べ、もの足りないようなレビューがありましたが、私は十分楽しんでよんでおります。池井戸作品は、おもしろいです。 | ||||
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序盤から中盤にかけてはスピード感もあり、読み応え十分。ただ、中盤で徐々に明らかになる加賀の思惑が、ほぼそのまま終盤にかけて現実となって行く流れなので、後半は退屈。主人公の存在感も終盤になるにつれどんどん薄くなっていく。設定は面白いと思うが、ミステリーとしての「読ませる力」がやや乏しい作品。 | ||||
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最初は、もっと田神札が普通に受けいられている世界観を想像しており ちょっとSFチックなものを期待していましたが、実際はうっとうしがられるだけの 存在で、弱者に押し付けられる田神札でした。 ・・・まぁ現実であったら、そうなるよな。とか思いました。 けど、架空通貨 について、実に緻密に考えられた裏付けがあり これは、「お金」というものがなんなのか?なぜ1万円札が1万円の価値を持つのか.. 札を作ることでの問題点、そういたものが丁寧に盛り込まれていました。 お金を扱ってきた筆者だからこそ作ることができた作品だと思います。 | ||||
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池井戸潤の作品はとても好きなので色々読むが、金が人間を滅ぼすM1は中でも非常に読み応えが有り気に入りました。 今は「架空通貨」として文庫化されて誰でも手に入れる事が出来るが、初期のM1を手に入れる事が出来良かったです。 | ||||
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マネ−ロンダリング 私募債 計画倒産 私製通貨 などなど 盛りだくさんです。 面白く 読み進めますが 登場人物と設定に少し無理があるようです。 やくざさんの対応が 甘いように思えます。 もっと命がけですよ・・きっと・・・ 高校の先生(商社マン)の活躍 加賀さんが「ス−パ−ウ−マン」すぎるのか?・ 私製通貨がいらないのかも・・ そうすると「架空通貨」にならなくなりますね^^^ マネロン」と私募債と計画倒産で充分に面白く現実味のある話に 仕上がると思います・・ | ||||
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いつも通り債権回収の話と思っていたが、内容は、地域振興券を通貨として流通する町の顛末。 意外なスケールの大きさに素直におもしろいと感じました。 | ||||
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読みごたえのある作品だと思います。作者の妄想力には感服です。でも、設定は現実的にはありえないような… | ||||
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企業城下町を成すほど影響力を持つ田神亜鉛の社債や田神札が、 下請け企業や地域の人々の生活を蝕んで行く。 教え子の父が経営する会社が巻き込まれ、期せずして深く関わってしまう高校教師の辛島武史。 元商社マンとしての金融の知識や人脈を駆使しながら情報収集し、 相手と対峙して行く中で、その裏にある3つの思惑を探り出す。 関東共栄会のマネーロンダリング。田神亜鉛(安房正純)の計画倒産。 そして、加賀翔子の復讐劇。 物語としては実に面白い展開なのだけど、序盤と終盤の情景描写がダラダラした感じで、 スピード感に欠けてしまいます。 そこが少し、読後の充実感というか、満足感を損なってしまっている気がします。 | ||||
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商社の信用調査部門を30代半ばで退職し、転職する矢先に転職先が日本から撤退。 突然無色となった彼を先輩の紹介で高校の教師をしている辛島。 その教え子であり、東大も夢ではない才女・麻紀の父が経営する会社が破綻した 所から物語は始まります。 この破綻の原因を調べていくと、黒沢金属工業に押し付けられた社債七千万円 があることに気が付き、辛島と麻紀は田神町へと向かう。 ところが、ここには小さな町にとっては無くてはならない企業ではあるものの、 田神亜鉛が発行する田神札という架空通貨が蔓延し苦しめられていた。 田神亜鉛には逆らえず、しかし町は失意と絶望のどん底に陥っている。 この田神札を巡り、コンサルタントの加賀や暴力団のフロント、黒沢金属工業を 買収することになる幽霊企業など様々な思惑が交差する中、遂に田神町に巣食っていた 闇が爆発する事態が!! ・・・と、「果つる底なき」後第一弾(当時は「M1」というタイトルでした) として発売されたこの作品は、裏世界のマネーロンダリングや、加賀の思惑、 それを少しずつではあるものの紐解いていく辛島と麻紀、倒産して傷付きうちのめされた 家族、田神町の苦悩など様々な感情と"金"に対する脅威が入り乱れ、交差しながら 進んでいくので、読んでいて飽きません。 少し、現実離れするシーンもありますが、一律して緊張感のある作品です。 | ||||
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架空通貨とは西郷札。じゃあ引かれ者の小唄か、ということになるのだが…。 取引上の優位な立場によって無茶ぶりをする企業。注文を減らされることを恐れる側は受け入れざるを得ない。同様の構図が、来年4月、消費税転嫁をめぐって人知れず変奏されるのでしょう。立場の弱いものはいつも貧乏くじを引く。 そんな大人の話の中で、それと戦おうとする麻紀。安部公房の「石の眼」に出てくる娘を連想させます。あるいは、何のために事業を行なうのかといった、TVドラマ「ハゲタカ」を思い起こさせる会社の理念を問うコンサル。 こういったある意味真っ直ぐな気持ちが盛り込まれていて、必ずしもハッピーエンドではないのですが、読後は救いのある感じです。救いというか、世の中は善きにつけ悪しきにつけ、そう簡単に終わりはしないものですね、というような。 辛島のニヒリズムから書き起こされますが、個人の人生を描くというよりは、ある種のイベントの中で右往左往する人間を俯瞰で見た感じがあります。 それは安部公房「飢餓同盟」とか、梅崎春生「砂時計」と同じような感覚です。もっとも「飢餓同盟」「砂時計」は昭和20〜30年代の、アメリカに対するアンビバレントな時代意識を反映した憂鬱な作品で、それらと読み比べると書かれた時代の雰囲気がまるで違うという気がするのも面白い。 | ||||
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江戸川乱歩賞を取った「果つる底なき」に続く長編第2弾。今、池井戸氏の代名詞になりつつある銀行ものではないが、金融は絡んでいる。ある企業の不渡り、倒産の危機から発端して、元商社マンの学校教師が問題解決に挑んでいく。私募融資、ある町に蔓延る私製通貨、やくざが絡むマネーロンダリングの仕組みと、一般には馴染みの無いトピックが展開していく所が金融出身の池井戸氏か。金融関係の用語や意味を理解するのは難しいが、経済ミステリーとなっており、最後まで引き込まれる | ||||
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実に面白い作品になっている。田神札なる一企業の「商品券」が田舎の経済を支配するまでになった世にも不思議かつ奇怪な物語である。結局黒沢金属の倒産は救えなかったものの、何とか倒産を阻止するために動く社長の娘麻紀とその副担任教師辛島の奔走が物語を引き立てる。一般文学通算646作品目の感想。2013/08/01 14:10 | ||||
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下町ロケットを読ませていただいたのでこの本も読んだ感想は、社債の仕組みや不渡りの意味が理解できるので面白かったです。内容は言えませんが気が向いたらぜひ読んで見てください。 | ||||
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