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遠くでずっとそばにいる
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遠くでずっとそばにいるの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.20pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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私の中で 狗飼恭子と言えば、唯川恵や内藤みか などの どっぷり恋愛系の女性作家のカテゴリーだったので、 あれ、ミステリーとか書く人だったのかと新鮮だった。 なんとなく自己中心的なモノローグは、やっぱりねという気がしないでもないが。 ただ、どろどろ不倫系の恋愛小説と違って話はスピーディーな出だし 文量も大したことなかったので、通勤時間で一気読み。 しかし、後半はちょっとだらだらしてきて、流し読みになった。 ちなみに、恋愛ミステリーと言っても謎解き、犯人当てなどはありません。 なんか似たような感じの話は知っているはずだけど、小説だと思い出せない。 映画だと、『誰かが私にキスをした』とか『恋愛寫眞 - Collage of Our Life 』とかに 雰囲気は近いと思う。 ちなみに、この作品も倉科カナちゃん主演で映画になってます。 予告編見る限り、映画の主人公の方が天真爛漫な感じ。 個人的に気になった点が一つ。 高校時代美術部に入っていたという主人公が 画家の名前や作風に色々詳しいんですよ。 断言してもいいけど、高校美術部で美術史に明るい人なんてゼロに等しいぞ! 絵を描くのは好きだけど、他人の絵に対して興味ない人の集まりなんだから。 きちんと下調べして書いた設定かもしれないけど、逆にリアリティが無かった部分。 | ||||
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遠田志帆さんの表紙画に心をわしづかみにされて、購入しました。 彼女の絵はその目に全てを持って行かれる。 大好きな画家イラストレータです。 | ||||
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つまらなすぎて怒りすら湧いてきた… 気になってほとんど最後まで流し読みしたけど、結末すらありきたりで… 文学としては最低。子供の暇つぶし程度ならいいかも。 | ||||
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高校在学中から執筆活動されていた、と、納得の読みやすい文章です。 けれどそれゆえ、ちょっとスレてしまってもいるかな、と云う印象も受けます。 中身の紹介ははぶかせてください。 なぜなら、知識ゼロでとっかかったほうが、頭からっぽで読みにいったほうが。 断然、いい。 物語に全身で浸って酔って泣いてください。 個人の意見ですが主人公と一応同い年の、17歳くらいの女の子に特に読んでいただきたい。 今年はこの1冊で、夏休みに読書感想文の宿題が消化できますよ。 しかもおもしろければ、損はないでしょう。 おまけにヒトを好きになることの意味や。 ずっと想い続けたいほどの強い愛と云う感情の残酷さに、美しさ。 人生の本当の出発点。 全て読みやすくわかりやすく書かれていて、胸を突かれます。 読後のすっきり感もいいです。 ただ、解決されていないちょっとしたもやっとしたモノも無くもなくて。 主人公の服の趣味、です。 10年も経てば変わって当然なのでしょう。 でも、あんなに乙女チックになってしまった原因がひとつも書かれていません。 それに、それなのに、だいじなヒトと逢うとき選ぶのはシンプルな白いワンピース、とは? ちっちゃい疑問すぎますかね。 作品の透明度が高いから、余計気になってしまいます。 映画化もされたようですので、そちらも是非観たいです。 | ||||
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狗飼恭子さんの本は初めてでしたが、表紙とタイトルがなんとなく気になって購入しました。 結論から言うなら、ものすごく面白かったです。 主人公は、事故で10年分の記憶を無くした27歳の女性。10年分の記憶がないのは、17歳の自分がいきなり10年後にタイムスリップしたようなもの。27歳の自分が持っていた何かの鍵も、大量にクロゼットに溢れる趣味の合わない服も、差出人不明のバースデーカードも、何故持っているのか分からない。大事だったはずの油絵や画材を全部捨ててしまった理由も分からない。27歳のわたしは誰に会いたかったのか。それらをひとつひとつ紐解きながら、わたしの失った10年間の謎を解いていく恋愛ミステリー。 メインテーマは恋愛ですが、未来は輝いているものだと信じている17歳の眼差しに、読んでいる自分まで見つめられるような感覚にもドキッとしました。自分もそんな17歳だったけれど、全て忘れて大人になってしまったことに気付かされました。 終わりまで読んで全ての謎が解けたら、もう一度読み返したくなると思います。 | ||||
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