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マタンゴ



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【この小説が収録されている参考書籍】
マタンゴ―最後の逆襲 (角川ホラー文庫)

マタンゴの評価: 3.67/5点 レビュー 18件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.67pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(3pt)

映画の面白さとは別と思えば・・・

面白い本では有りますが、映画の「マタンゴ」と比べてしまうと少し残念な部分も有ります。
映画の面白さと比べたりしなければ、概ね満足です。
でもこれは、あくまでも私としてはです。
映画「マタンゴが好きな人は、この本を読んで世界観を比べてみても良いかもしれません。
面白い本ではあると思います。
マタンゴ―最後の逆襲 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:マタンゴ―最後の逆襲 (角川ホラー文庫)より
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No.3:
(3pt)

自分がキノコになったら

映画マタンゴの閉ざされた空間、限られた登場人物による抜け出せない絶望感はなく、映画では謎は謎のまま終わっていったのに、50年後の科学の進歩でそれなりに(むりやり?)いろいろが解明されていて、未知の物体に抱く恐怖感もありません。映画の中の唯一の(?)生存者も登場しますが、彼の心境はウルトラQの最終話゛あけてくれ!”のようで、映画のラストシーンがよみがえって、彼の最後の願いに共感してしまいました。現代の登場人物たちの身体にも次つぎと変化が起きるなか、自分がその状況に置かれたら、といろいろ想像してしまいました。原作の゛闇の声”のように登場人物が少なければ個人の心境を掘り下げられるのだけれど、仲間がいると、みんなでキノコになるのなら怖くない的に安心感もでてしまい、そこらへんも映画の恐怖感の薄まっている理由の一つだと思います。というわけで映画とは別物ですが、読みやすくてボリュームを感じさせないので是非一読して自分がキノコになったらどういう行動をとるのか考えてみてください。
マタンゴ―最後の逆襲 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:マタンゴ―最後の逆襲 (角川ホラー文庫)より
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No.2:
(3pt)

急に読みたくなって。

比較的状態もよく十分楽しめた。昔の映画を思い出しつつ読む年代の方にお勧めです。
マタンゴ―最後の逆襲 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:マタンゴ―最後の逆襲 (角川ホラー文庫)より
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No.1:
(3pt)

映画版とは別物のモンスターもの

元ネタとなった東宝特撮映画を知っていると、本作の楽しみ方はまた違ってくる。
しかし、もちろん本作単体でも、十分楽しいことは間違いない。

今時、こういうストレートなモンスターものを書く作家なんて、希少だろう。
それも、これだけの長編作品だ。
著者の作品はいつもそうだが、実に読みやすいため、その長さが気にならないくらいサクサク読める。
ストーリーも、ほとんどダレるところがない。

唯一の欠点は、読み終わって何も残らない、ということだろうか。
そのすっきりしない感は、元ネタ映画も同じだった。
しかし、平成の時代にあのマタンゴを復活させてくれた著者の力業には拍手を送りたい。
映画が傑作だった分、本作の執筆には苦労したことと思う。

映画のほうはホラーテイストだったが、本作は徹底したモンスターものだ。
一般的にはあまり評価が高くないようだが、余計なことを考えずに楽しめるエンタテインメントとしては、十分なんじゃないかな。
ただ、本作のせいで、映画版のマタンゴの崇高なイメージが、少し悪くなってしまったのは確かである。
マタンゴ―最後の逆襲 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:マタンゴ―最後の逆襲 (角川ホラー文庫)より
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