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オレたちバブル入行組
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オレたちバブル入行組の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.42pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全420件 381~400 20/21ページ
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ドラマの原作、やっぱり気になって買いました。 ドラマもいいけど、原作はもっと面白かったです☆ | ||||
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内容はともかくおもしろく、一日で読みおわった。後味もよい。 しかし、所詮は小説。自分に責任が負わされそうになってからの、反論等は普通の会社、ましてや銀行では許されないだろう。 これができるのは主人公が小説の中の人間だから。 自分がこれをやってもだめ、出向が関の山だということを考えさせられる内容。 でも、おもしろいよ。 | ||||
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溜飲が下がりスカッとする作品。保身の為に部下に責任を押し付ける。手柄は上司失策は部下。理不尽の中で己を殺してじっと耐える。モデルの銀行はその縮図。そんな我々の代弁者が半沢直樹。悪い奴等は容赦無く叩き潰し、しっかり自分の見返りも得る。現実の会社では難しいからこそ、半沢が屈辱にも耐え、怒りを溜めに貯めて最後に怒濤の復讐を果たす様は爽快。それも最後の最期まで半沢の勝利が確信出来ないから、終始ハラハラ。池井戸さんは読者の快感のツボを知っていますね。飲み屋で会社の愚痴を言った事があるなら、一読をオススメします^ ^ | ||||
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池井戸さんの本はよく読みますが、やっぱり面白い。ちょっとした文章にも深い前提知識が織り込まれており、ストーリーもとても興味深いです。ふんわりした雰囲気ものの小説より、ぜんぜん楽しめます! | ||||
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半沢のやられたらやり返す、しかも倍返し。そして潰す。読み入ってしまった。反撃する姿が痛快。久々に清々しく終わる作品読みました。 | ||||
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2011年に『下町ロケット』で直木賞を受賞された著者が2004年に発 表した銀行を舞台にした痛快小説で、本書は2007年に文庫化された ものである。 主人公半沢直樹は、バブル時代、銀行が潰れるわけがないと信じら れていた時に、慶應大学から高い競争率を勝ち抜いて東京中央銀行 に入行した。本書では、入行から十数年経過し、大阪の主要支店の 一つ、大阪西支店で融資課長を務めている。 これまで難攻不落だったはずの西大阪スチールへの融資案件の話は、 不審を抱かせるほどあっさりと取り付けてきた浅野支店長のごり押 しで通さざるを得なかった。検討の時間が十分に与えられなかった ためである。 しかし、その後、西大阪スチールの粉飾決済が発覚し、その直後会 社は倒産。社長は行方をくらまし、債券は回収できず、5億円もの 損失が銀行に残ることに。会社での半沢に対する雲行きは怪しくな り、今回の損失はすべて半沢の責任とされることに…。 半沢はこの事件の真相を解明し、債券を回収しようと動き出す。同 期入社組の社員や、同じく西大阪スチールに債権が残っている企業 マンたちと調査に入る。調査が進むごとに、西大阪スチールの社長 と浅野支店長の様々な背景が暴かれ、化けの皮がはがされていくこ とに…。そして、今回の一件の真相が明るみに出ることに…。 さすがは元銀行員の著者である。銀行内部の話にリアリティーがあり、 筆致も緻密で、構成もよく練られ、まるでドキュメンタリーを読ん でいるかのようによくまとめられた読み応えのある一冊で、著者の 力量を感じる。 読み出せば、あっという間に半沢直樹に移入しながら引き込まれ、 最後は痛快さに読了感も爽やかである。この後も数冊刊行されるこ とになる「半沢直樹シリーズ」の先駆けとなる本である。 | ||||
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どこがどうという事はないのだが、読みやすく面白い。やや御都合主義で展開する部分もあるが、その分テンポが良くなっているので不快ではない。 ストーリーには全く絡まないのに、無能ぶりを描くためだけに登場する国税局の描写を見て、作者はよっぽど国税が嫌いなんだな、と思った。 | ||||
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なかなかおもしろかったですよ! 下町ロケットも読みましたが 池井戸さんの本もっと読みたくなりました | ||||
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池井戸 潤さんの作品は、好きなのでこの作品もよかったです。 金融業界の内部、行内での言葉など、わかりやすくなっているので、読みやすいです。 | ||||
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バブル期に入社した人間が、バブルの恩恵にあずかったことは、少しは認めるが、あのバブルで好き放題した人間は、実はその当時40歳以上の人間だったことは、あまり知られていない。それもそのはず、当時40歳以上の人間は、現在(2012年)会社にいないし、もしかしたらこの世にもいないかもしれない。そして、ツケだけが 現在の40代、つまりバブル入社組に押し付けられているのである。 銀行内部の権力闘争が詳細に描かれており、どこの会社も敵は他社でなく、内部にあることを証明しているのがこの本である。 | ||||
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個人読書履歴。一般文学通算396作品目の読書完。2012/07/14 | ||||
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組織の論理に潰されそうな一サラリーマンが組織に対し敢然と立ち向かい、 勝利を呼び込む過程と結末は、こんなご時世だからこそ痛快で引き込む魅力が満載です。 読み終わってすっきりとしました。 また、冒頭にバブル時代の就職活動の様子が描かれているが、 現況とのあまりの違いにちょっと驚いた。 | ||||
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初めて、この人の作品読んだ。(まあ図書館で借りて読んだわけですけど。) 面白くって、一気に読んじゃった。 適度な深度があり、上滑った感じがあまりしなかった。(まあその、山崎豊子には到底かなわないが。) 微妙な境界線上にきたかなと思ったら、また引き戻される感じで、そこそこよくまとまっていた。 いまだに、日本の銀行は、こんなもんだと思います。これは規制当局がダメにしているという側面も見逃せない。 国税批判も良かったと思います。国税は、本当に、いい気になっているなよ。* 倒産した金融機関がいくつかあって、その旧経営者が回顧録みたいなものを出しておりますが、そんな本よりずっとこっちのほうが意味があり、銀行の何がダメなのかという本質に迫っていると断言できます。 * タイムリーにもこんなニュース有り:大阪国税局、税務調査で「威圧・誘導」2012年09月07日20時05分 提供:読売新聞 抜粋: 大阪国税局の税務調査の際、「国税局職員がどなったり、回答を誘導したりした」などとして、川崎汽船が大阪国税不服審判所に審査を請求 昨年12月の裁決で「威圧・誘導的な手法に訴えた」として、請求が認められた 同審判所は昨年12月に、「怒声を発し、従業員に事実と反する回答をさせ、国税局側の認識に沿うような書面を作成した」などと認めた | ||||
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池井戸のこのシリーズは、城山三郎が書いていたサラリーマンモノの継承者である。 典型的な勧善懲悪ではない。清濁併せのむ成功ストーリーの予感が、この第一巻からもうすでに匂い立つ。 背景として銀行という特殊業界を描き出す一方、ストーリーとしては古典的な出世物語である。 あまり女の影がないが、理屈無しに面白い。 | ||||
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大手銀行にバブル時代に入行した主人公半沢が社内の権力闘争の中で、果敢に債権回収に励む話が大筋である。 話のベースは池井戸氏出身の三菱銀行がベースになっていると思われ、バンカー達の人事部、人事制度に対する考え方への描写は納得感がある。 また、現代でも多くの学生がプロジェクトファイナンスや大企業取引に興味を持って入行するなか、その夢を実現するのは難しいと元バンカーとして筆者が 暗に示している点も興味深い。 一方で主人公がハッピーエンドで出世するストーリーには若干現実味がないと外部の人間として感じたので、注目されたい。 ☆就職活動中の学生や事業会社等の審査業務に関心のある方は一読することをお勧めします。 | ||||
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銀行に就職したいなと考えてた中、ある本でおすすめされていたのが本書。 銀行の裏とは?と興味津津で読んだが、本当にここまでのことがあったら恐ろしいなと思う。 自分よりも上の人たちがほぼ全て敵で、しかも債権も回収しなければならない、仲間は自分の部下か同期入社の行員だけ。 官僚的な組織構造をしている銀行で、このような状態の主人公が懸命に抵抗し、自分の敵たる上司やその仲間をどんどん落としていくのはまさに痛快。 また、バブル入行組の、大きな夢を抱いて入行した銀行で、バブル崩壊と景気悪化、さらにそれらによる銀行神話の崩壊の中で、自らの夢をあきらめざるを得ないものたちのはかなさも本書では映している。 バブル世代のつらさを映してあるとともに、本書の最後で「夢を見続ける難しさを知っているものだけが、夢を見続けることができる」という描写は夢を持ち、見続けることのむずかしさを端的に表していると感じた。 | ||||
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銀行を舞台にした作品で主人公半沢直樹の活躍が痛快である。バブル入行組との友情も 見どころで、最後に半沢が同期の渡真利への夢について語ってる言葉が印象的である。 「夢を見続けるってのは、実は途轍もなく難しいことなんだよ。その難しさを知ってい る者だけが、夢を見続けることができる。そういうことなんじゃないのか」 金融機関に40年勤務した団塊の世代としては共感できるところが多い企業小説です。 | ||||
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テンポも展開もとてもよく、ついつい読み進めてしまう作品。 筆者は銀行出身者だけあって、銀行についての描写もバッチリ。 それにしても、これが実話ではないにせよ、 つくづく銀行というのは因果なところだなぁと思ってしまう。 | ||||
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大銀行の大規模店ならこんな感じの支店長、副支店長たくさんいそう。 企業もの小説なら銀行を舞台にしたものが読み手も共感沸く。 銀行の常識は世間の非常識と言うが、どの業界でも同じことが言える。 日本全体もそうかな。 半沢課長のやられたらやりかえせは徹底していて痛快ですな。 浅野支店長をメールで追い詰める場面もこれでもかと言う感じだったし、 支店長の妻に許しを請われてからも揺るがないとこなど彼自身も非情 な描き方だ。 しかし、サラリーマンならみんなそう。 営業部次長ポストを要求したことなど偉くなってナンボ。これは間違いない。 しかし、頭では理解できるんだけど行動が伴わないんだなあ。 自分のこととなると。 | ||||
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池井戸潤は最近お気に入り作家のひとりです。似た作品も多いですが気分よく読めるので好きです。 次は「下町ロケット」をぜひ読みたいのですが文庫化されていないので思案中です。 ハードカバーは重くていやなので・・・ | ||||
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