楽園のカンヴァス

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楽園のカンヴァスの評価:

4.43/5点 レビュー 506件。 S ランク

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平均点4.43pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全84件 81〜84 5/5ページ
No.4
(3pt)

少し残念

一気に読めました。ページをめくるのがもどかしかったほど。ちょうどフェルメール展が来ていますし絵画をめぐるビジネスの裏側も覗けたような気がして興味深く読みました。少し残念なのは人物描写の淺さ、でしょうか。単純過ぎて深みがないので意外と読後に余韻が残りません。いろいろ「描き切れていない」部分がありつつ、強引にラストに向かった感は否めないかな、と思います。「夢」のモデル女性の旦那さんって、もしかして…というのは途中で気がつきました。ただルソーとピカソとの絡みは非常に面白く、また、ラストシーンにはホロリとしましたよ。夏休みを共に過ごす一冊にはおすすめです。
楽園のカンヴァス Amazon書評・レビュー: 楽園のカンヴァスより
4103317515
No.3
(3pt)

読みにくい人もいるかもしれません

表紙は地味で堅そうですが、筋の持っていきかたや、絵画とミステリーを組み合わせた発想もおもしろく、
丁寧に緻密に書かれている小説です。

著者の持っている豊富な美術界の知識の深さを感じる、幅広くバリエーションの富んだ小説世界に、
どんどん引き込まれていきます。

また、ただ知識の羅列をするのではなく、画家の日常的な生活についての描写も挿入されているので、
美術の教科書や名作の画集に出てくる作品の中にひそむ、人の心の機微を感じて、
権威ある画家を、自分と身近な人間と感じられるという魅力もあると思います。

しかし、あくまで出来事を中心にストーリーを追っていくミステリー小説なので、
人の心情や物語への共感を大事にしている人にとっては、入り込みにくい部分もあると思います。
現に私は読みにくく、筋は面白いのですが、自分とあまりにもかけ離れた優秀な学者の会話や描写のところは
とばし読みしてしまいました。
登場人物が横文字でたくさん出てくるので、正直、途中で誰が誰だか分からなくなる時もありました。
しかしそうなると、ミステリーの醍醐味である最後の結末がよくわからなくなるので要注意です。

逆に不遇の画家であるルソーの描写にはとても感動しました。
ルソーの絵が、今までそれほど興味のあるわけではなかったのに、美しいビリジアンの色合いと
ともに目の前に浮き上がって、素晴らしく絵を味わうことができました。

絵に関する分析や表現には愛があふれていて、まさにこれ、という表現もあり、とても良かったです。

読みにくい部分もかなりありましたが、力作の長編アートミステリー小説だと思います。
楽園のカンヴァス (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 楽園のカンヴァス (新潮文庫)より
4101259615
No.2
(3pt)

読みにくい人もいるかもしれません

表紙は地味で堅そうですが、筋の持っていきかたや、絵画とミステリーを組み合わせた発想もおもしろく、
丁寧に緻密に書かれている小説です。

著者の持っている豊富な美術界の知識の深さを感じる、幅広くバリエーションの富んだ小説世界に、
どんどん引き込まれていきます。

また、ただ知識の羅列をするのではなく、画家の日常的な生活についての描写も挿入されているので、
美術の教科書や名作の画集に出てくる作品の中にひそむ、人の心の機微を感じて、
権威ある画家を、自分と身近な人間と感じられるという魅力もあると思います。

しかし、あくまで出来事を中心にストーリーを追っていくミステリー小説なので、
人の心情や物語への共感を大事にしている人にとっては、入り込みにくい部分もあると思います。
現に私は読みにくく、筋は面白いのですが、自分とあまりにもかけ離れた優秀な学者の会話や描写のところは
とばし読みしてしまいました。
登場人物が横文字でたくさん出てくるので、正直、途中で誰が誰だか分からなくなる時もありました。
しかしそうなると、ミステリーの醍醐味である最後の結末がよくわからなくなるので要注意です。

逆に不遇の画家であるルソーの描写にはとても感動しました。
ルソーの絵が、今までそれほど興味のあるわけではなかったのに、美しいビリジアンの色合いと
ともに目の前に浮き上がって、素晴らしく絵を味わうことができました。

絵に関する分析や表現には愛があふれていて、まさにこれ、という表現もあり、とても良かったです。

読みにくい部分もかなりありましたが、力作の長編アートミステリー小説だと思います。
楽園のカンヴァス Amazon書評・レビュー: 楽園のカンヴァスより
4103317515
No.1
(3pt)

読みにくい

表紙は地味で堅そうですが、きちんとした娯楽小説です。筋の持っていきかたや、絵画とミステリーを組み合わせた発想もおもしろく、割りと丁寧に緻密に書かれていると思います。

美術や学芸員に興味、知識のある人なら、より楽しめるかもしれません。

また、画家の日常的な生活についての描写も挿入されているので、美術の教科書や名作の画集に出てくる作品を、より身近に感じられるという魅力もあると思います。

しかし、ミステリーやトリックが全面に出すぎていて、おまけに出てくる人物が秀才で美人の美術監視員、とか、世界をまたにかけているキュレーター、とかいうところが、いかにもな設定すぎて、薄っぺらい感じがしたし、感情移入、共感などありませんでした。あくまでストーリーを追っていく、出来事中心の小説です。

また、ミステリーに絵画を結びつけるやり方も、必要以上にドラマティックで、演出めいており、よくできた絵空事、ザッツエンターテイメントって感じで、私はあまり好きではありませんでした。

絵に関する分析や表現には愛があふれていて、目をみはるような、美しく、どんぴしゃりの表現がありました。
その絵を見たい、画家を知りたい、と強く思わせてくれます。

帯に今年一番とか、本屋大賞とか大きいことを書いています。

私にとっては感情移入しにくかったし、美術の専門用語がわりと多く、上流社会のお高くとまった雰囲気を感じて、読みにくい本でした。

読みにくいところは読み飛ばしていると、 途中でなんだかよく分からなくなります。
楽園のカンヴァス Amazon書評・レビュー: 楽園のカンヴァスより
4103317515