(短編集)

光の帝国 常野物語

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評判

光の帝国 常野物語の評価:

4.14/5点 レビュー 108件。 C ランク

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平均点4.14pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全178件 101〜120 6/9ページ
No.78
(4pt)

柔い温かさと和やかな優しさを持った彼らに

これは『常野』から来たと言われる彼らにまつわる、十つの物語を収録した短編集です。
一つ一つは独立しており、それだけだけでも読み応えありますが、全体を通して読んでみると驚くことに、
それらが『常野』や『常野一族』を中心点として繋がっていることがわかります。
そのため物語に出てきたのに、また別の物語で再登場する人物や出来事があります。
物語自体は表紙の月(?)と薄い雲と薄暗い空のように、穏やかで優しく、時には哀しく寂しい気持ちにさせます。
恩田さんの作る世界は常に平和だが、時にゾッとするような恐怖もあります。
常野一族はそれらに対応し、生きて、常野一族以外の人々に何かを訴えかけているような気がします。
物語を読み進めていくうちに、全てが繋がっていく面白さと楽しさと不思議さを、是非体感して、
恩田さんの常野にこの本を通して来てみてください。
光の帝国 常野物語 (常野物語) Amazon書評・レビュー: 光の帝国 常野物語 (常野物語)より
408774292X
No.77
(4pt)

柔い温かさと和やかな優しさを持った彼らに

これは『常野』から来たと言われる彼らにまつわる、十つの物語を収録した短編集です。
一つ一つは独立しており、それだけだけでも読み応えありますが、全体を通して読んでみると驚くことに、
それらが『常野』や『常野一族』を中心点として繋がっていることがわかります。
そのため物語に出てきたのに、また別の物語で再登場する人物や出来事があります。
物語自体は表紙の月(?)と薄い雲と薄暗い空のように、穏やかで優しく、時には哀しく寂しい気持ちにさせます。
恩田さんの作る世界は常に平和だが、時にゾッとするような恐怖もあります。
常野一族はそれらに対応し、生きて、常野一族以外の人々に何かを訴えかけているような気がします。
物語を読み進めていくうちに、全てが繋がっていく面白さと楽しさと不思議さを、是非体感して、
恩田さんの常野にこの本を通して来てみてください。
光の帝国 常野物語 (常野物語) (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 光の帝国 常野物語 (常野物語) (集英社文庫)より
4087472426
No.76
(4pt)

光の帝国

のちに「しまう」春田一家の御先祖で『蒲公英草紙』が「裏返す」拝島親子のその後として『エンドゲーム』が出版されました。
「常に在野にあれ」その名の通り特殊な能力を抱えながら在野に生きる常野一族。第1シリーズは短編形式です。
光の帝国 常野物語 (常野物語) Amazon書評・レビュー: 光の帝国 常野物語 (常野物語)より
408774292X
No.75
(4pt)

光の帝国

のちに「しまう」春田一家の御先祖で『蒲公英草紙』が「裏返す」拝島親子のその後として『エンドゲーム』が出版されました。
「常に在野にあれ」その名の通り特殊な能力を抱えながら在野に生きる常野一族。第1シリーズは短編形式です。
光の帝国 常野物語 (常野物語) (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 光の帝国 常野物語 (常野物語) (集英社文庫)より
4087472426
No.74
(4pt)

タイトルは常野物語のほうがよいかと思います

大昔、東北の山の中に 常野一族が住んでいた。 もの静かで穏やかなきもちのよい人たちだったが
少しだけちがうところがあった。 ひとりひとりが特別な才能を持っていたのである。
それは音楽の才能、突出した記憶力、未来を読むことができる、時間を跳ぶ能力、長命、と
さまざまであった。
目立たないように注意深く暮らして、周囲から特別な目で見られないように気を配っていたのだが
だんだんと人に知られるようになって、一族はなかば滅亡したようなかたちで全国に離散した。

常野物語は、この一族を巡る連作集です。
ひとつひとつの物語には繋がりはないけれど、どこかに必ず常野一族の気配がする。
十の物語が らせんのように絡みあって、全部を読み終わるとかなりの読み応えがありす。
超能力シーンは出てきますが、きわものという印象はありません。 自然に受け入れられるので
そういうものがお嫌いな人でも抵抗なく読むことができます。
疲れてしまったとき、なごんだ気持ちになりたい、でも もの悲しい気分も残しておきたい。
だとしたら、常野物語はぴったりです。
 
もう少し整理してテーマを絞ると、「大作」になるのではないかと思いました。
もしかしたら、この本は大作準備号なのかもしれませんね。
光の帝国 常野物語 (常野物語) Amazon書評・レビュー: 光の帝国 常野物語 (常野物語)より
408774292X
No.73
(4pt)

タイトルは常野物語のほうがよいかと思います

大昔、東北の山の中に 常野一族が住んでいた。 もの静かで穏やかなきもちのよい人たちだったが
少しだけちがうところがあった。 ひとりひとりが特別な才能を持っていたのである。
それは音楽の才能、突出した記憶力、未来を読むことができる、時間を跳ぶ能力、長命、と
さまざまであった。
目立たないように注意深く暮らして、周囲から特別な目で見られないように気を配っていたのだが
だんだんと人に知られるようになって、一族はなかば滅亡したようなかたちで全国に離散した。

常野物語は、この一族を巡る連作集です。
ひとつひとつの物語には繋がりはないけれど、どこかに必ず常野一族の気配がする。
十の物語が らせんのように絡みあって、全部を読み終わるとかなりの読み応えがありす。
超能力シーンは出てきますが、きわものという印象はありません。 自然に受け入れられるので
そういうものがお嫌いな人でも抵抗なく読むことができます。
疲れてしまったとき、なごんだ気持ちになりたい、でも もの悲しい気分も残しておきたい。
だとしたら、常野物語はぴったりです。
 
もう少し整理してテーマを絞ると、「大作」になるのではないかと思いました。
もしかしたら、この本は大作準備号なのかもしれませんね。
光の帝国 常野物語 (常野物語) (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 光の帝国 常野物語 (常野物語) (集英社文庫)より
4087472426
No.72
(5pt)

女の人だったんだ

名前から男の人だと思ってた。
それはおいといて、最近いい本に出会う確立があがってきた気がする。この作品は「すばらしい」の一言、自分の心に留めとくだけではもったいない。親子だとか戦争とか嫉妬やらなんやら…さわやかに感動できること請け合いです。
この本を読んだことを幸せに思えるはず。
光の帝国 常野物語 (常野物語) Amazon書評・レビュー: 光の帝国 常野物語 (常野物語)より
408774292X
No.71
(5pt)

女の人だったんだ

名前から男の人だと思ってた。
それはおいといて、最近いい本に出会う確立があがってきた気がする。この作品は「すばらしい」の一言、自分の心に留めとくだけではもったいない。親子だとか戦争とか嫉妬やらなんやら…さわやかに感動できること請け合いです。
この本を読んだことを幸せに思えるはず。
光の帝国 常野物語 (常野物語) (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 光の帝国 常野物語 (常野物語) (集英社文庫)より
4087472426
No.70
(5pt)

私は好きです。

不思議な話なのだけれど、自然と話がすーっと自分にはいっていきました。
常野の人たちはなんか月のような人たちだなと思いました。ひっそりと、でも静かな輝きをもって確実にそこに在るといったようで。。
読み終えた後、物悲しいけれど、どことなく淡い幸福感を感じました。
光の帝国 常野物語 (常野物語) Amazon書評・レビュー: 光の帝国 常野物語 (常野物語)より
408774292X
No.69
(5pt)

私は好きです。

不思議な話なのだけれど、自然と話がすーっと自分にはいっていきました。
常野の人たちはなんか月のような人たちだなと思いました。ひっそりと、でも静かな輝きをもって確実にそこに在るといったようで。。
読み終えた後、物悲しいけれど、どことなく淡い幸福感を感じました。
光の帝国 常野物語 (常野物語) (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 光の帝国 常野物語 (常野物語) (集英社文庫)より
4087472426
No.68
(5pt)

常野の人々

まず、この本を読み終えて感じたのは、悲しいなぁ。。という思いです。常野の人々のさまざまな能力が、いたるところに、哀しく、淋しくちりばめられています。
常野の人々の能力は、それぞれ違って、それをめぐるドラマがたくさんあります。話としては確かに面白いのですが、楽しみ、喜ぶことはできません。あまりにも哀しくて、儚い物語だったからです。

恩田陸さんの力が、思う存分見れる本だと思います。
また読みたいと思える本でした。
光の帝国 常野物語 (常野物語) Amazon書評・レビュー: 光の帝国 常野物語 (常野物語)より
408774292X
No.67
(5pt)

常野の人々

まず、この本を読み終えて感じたのは、悲しいなぁ。。という思いです。常野の人々のさまざまな能力が、いたるところに、哀しく、淋しくちりばめられています。
常野の人々の能力は、それぞれ違って、それをめぐるドラマがたくさんあります。話としては確かに面白いのですが、楽しみ、喜ぶことはできません。あまりにも哀しくて、儚い物語だったからです。

恩田陸さんの力が、思う存分見れる本だと思います。
また読みたいと思える本でした。
光の帝国 常野物語 (常野物語) (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 光の帝国 常野物語 (常野物語) (集英社文庫)より
4087472426
No.66
(5pt)

すごくいいです。

やはりこの題になっている中盤の「光の帝国」はとても印象的であり、胸を裂かれるような苦しさを憶えました。 本当に人間は御しがたい、猜疑心と傲慢さに満ちた存在だと感じました。 このレビューを見ている皆さんにぜひとも読んで、ご自分の目で感じて欲しいと思います。 素晴らしいから薦めるというより、絶対読んで何かを感じてもらいたいからオススメしたいと思います。
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408774292X
No.65
(5pt)

すごくいいです。

やはりこの題になっている中盤の「光の帝国」はとても印象的であり、胸を裂かれるような苦しさを憶えました。 本当に人間は御しがたい、猜疑心と傲慢さに満ちた存在だと感じました。 このレビューを見ている皆さんにぜひとも読んで、ご自分の目で感じて欲しいと思います。 素晴らしいから薦めるというより、絶対読んで何かを感じてもらいたいからオススメしたいと思います。
光の帝国 常野物語 (常野物語) (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 光の帝国 常野物語 (常野物語) (集英社文庫)より
4087472426
No.64
(5pt)

圧倒的に豊潤な物語性の源泉

描写力で圧倒する作家が増えている中で、短編連作でありながら、骨太の構想力、強い骨格を持つ物語性にずっしりとした存在感を感じて、他の作品を手にとったところ、さあ大変。止まらない、やめられない魅力のとりこになった。大抵、さらりと触れられただけの部分にもストーリがあることを知らされる小さな種が撒かれていて、その本では花開かないのに、別の作品であっと声をあげたくなる大輪の華が開くことさえある。「月の裏側」のように地下水脈でつながっているような深く広い物語世界が彼女にある。今回、「蒲公英草紙」を読み返した際に、「光の帝国」も再読してみたくなった。当初は、言葉の選び方が素朴だと思って読んだのだったが、豊潤な物語世界を知った後では、このシンプルな描き方すら、作為的なものだと分かる。私もまた、ゼナ・ヘンダースンの「ピープル」シリーズが大好きなので、「ピープル」シリーズへのオマージュともいえることを知って、同じ物語世界を作者と共有していることもまたうれしい。
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408774292X
No.63
(5pt)

圧倒的に豊潤な物語性の源泉

描写力で圧倒する作家が増えている中で、短編連作でありながら、骨太の構想力、強い骨格を持つ物語性にずっしりとした存在感を感じて、他の作品を手にとったところ、さあ大変。止まらない、やめられない魅力のとりこになった。大抵、さらりと触れられただけの部分にもストーリがあることを知らされる小さな種が撒かれていて、その本では花開かないのに、別の作品であっと声をあげたくなる大輪の華が開くことさえある。「月の裏側」のように地下水脈でつながっているような深く広い物語世界が彼女にある。今回、「蒲公英草紙」を読み返した際に、「光の帝国」も再読してみたくなった。当初は、言葉の選び方が素朴だと思って読んだのだったが、豊潤な物語世界を知った後では、このシンプルな描き方すら、作為的なものだと分かる。私もまた、ゼナ・ヘンダースンの「ピープル」シリーズが大好きなので、「ピープル」シリーズへのオマージュともいえることを知って、同じ物語世界を作者と共有していることもまたうれしい。
光の帝国 常野物語 (常野物語) (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 光の帝国 常野物語 (常野物語) (集英社文庫)より
4087472426
No.62
(4pt)

グッと来ました

ツル先生の表情が頭に浮かびそうになりました。架空の設定が臨場感をもって迫ってきます。こういう舞台設定をさせたら、天下無双な書きっぷりです。やっぱり恩田さんの短編に引き寄せられます。
光の帝国 常野物語 (常野物語) Amazon書評・レビュー: 光の帝国 常野物語 (常野物語)より
408774292X
No.61
(4pt)

グッと来ました

ツル先生の表情が頭に浮かびそうになりました。架空の設定が臨場感をもって迫ってきます。こういう舞台設定をさせたら、天下無双な書きっぷりです。やっぱり恩田さんの短編に引き寄せられます。
光の帝国 常野物語 (常野物語) (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 光の帝国 常野物語 (常野物語) (集英社文庫)より
4087472426
No.60
(4pt)

能力者も色々

この本の魅力はやはり、能力を持っている人たちがひっそりと暮らしているところにあると、思う。また、物語の関連性があちこちに現れている、連作短編集は本当に面白い。例えば【大きな引き出し】に出てきた春田記実子が【歴史の時間】で、作品を飛び超えて出て来たり、またそこで登場した矢田部亜希子との、もっと古い過去と、現在とを結びつけて【黒い塔】で描かれていたり・・・。読者の興味を恩田陸は弄ぶかのように、様々な仕掛けを施している。そのことによって、【常野一族】が本当にいるかのような、錯覚を感じさせる。さらに、関係があまりなさそうに思えた【二つの茶碗】に登場したある人物さえ、重要な役どころを担っている点など、実に面白い工夫がしてある。
光の帝国 常野物語 (常野物語) Amazon書評・レビュー: 光の帝国 常野物語 (常野物語)より
408774292X
No.59
(4pt)

能力者も色々

この本の魅力はやはり、能力を持っている人たちがひっそりと暮らしているところにあると、思う。また、物語の関連性があちこちに現れている、連作短編集は本当に面白い。例えば【大きな引き出し】に出てきた春田記実子が【歴史の時間】で、作品を飛び超えて出て来たり、またそこで登場した矢田部亜希子との、もっと古い過去と、現在とを結びつけて【黒い塔】で描かれていたり・・・。読者の興味を恩田陸は弄ぶかのように、様々な仕掛けを施している。そのことによって、【常野一族】が本当にいるかのような、錯覚を感じさせる。さらに、関係があまりなさそうに思えた【二つの茶碗】に登場したある人物さえ、重要な役どころを担っている点など、実に面白い工夫がしてある。
光の帝国 常野物語 (常野物語) (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 光の帝国 常野物語 (常野物語) (集英社文庫)より
4087472426