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螺鈿迷宮
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螺鈿迷宮の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.07pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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『チーム・バチスタの栄光』も読みました。両作品とも患者が不自然な死を遂げていくことを捜査していくミステリー小説です。 今作品は、登場人物がかなりユニーク揃いなのが特長です。不気味な感じです。また、その病院が謎だらけで、異様な雰囲気なのがとても気味が悪いです。死のにおいがぷんぷんする感じです。けっこうミステリー感を体感できます。 しかし、文章がちょっと難しい感じがします。「螺鈿」て読めますか?意味は分かりますか?とても難しい字です。題名からして難しそう。 ちょっと分かりにくい比喩も気になります。もっと、読むやすかったら良かったと残念です。 | ||||
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身も蓋もない感想なのですが、 同じ事件、題材を使っているのに原作の方は何かイマイチ…。 ほかの方の感想にもあったとおり、理由は、語り手が田口先生じゃなく、 天馬君だからじゃないでしょうか。 (ドラマは、田口&白鳥コンビでむしろ原作で主役の天馬君の存在が いい味をだしてました。) 違う性格のコンビで、医療での問題に挑むスタイルが 現役医師だからこそできる長所だと思うのですが…。 あと、サーガとして色々関連付けようとしているのが見え見えであざとい。 ドラマは、関連付けなども見せず一つの物語として完成していました。 だからドラマは☆5。 | ||||
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医療関係者です。ジーンワルツにしても、この作品にしても、医者特有の傲慢さを感じます。死にたいと言ったから、生みたいと言ったから… 身体中管だらけなら死んだ方がまし。そう言っているように感じました。生きる事も死ぬ事もそんなに簡単じゃありゃしません。一度幽霊人命救助隊を作者に読んでほしいです。自殺がどれだけもったいない事だか分かります。 | ||||
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海堂尊さんの本。 本作はでんでん虫と呼ばれる桜宮病院がなぜ火災で燃え落ちたのかが 明らかにされる。 海堂尊氏の桜宮フーガを扱う作品群で後半になるほどこの本で出てきた事件を 把握していないと意味が掴み切れないものが多いため是非読んでおく必要がある。 ただこの作品群の作り方だと新規読者が増えていかないし 何より初期ファンにとっても世界観が複雑になってきて良くないように感じる。 終末期医療のあり方、AIセンターの必要性を絡めて小説化していることは 面白いし海堂尊らしいとも思える。 | ||||
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同業者だけど医療モノは嘘ばっかりだから大嫌い。たまたまジェネラルルージュを読んだのがきっかけで海堂さんの作品を読み始めました。まったくアットランダムで読む6冊目。途中から面白くなるかも!と期待して読むも正直当て外れ。言いたいことはわかるけれど、海堂さんの作品としては嘘っぽいし(医療としてありえない!)雰囲気がちょっと場末チック。極北の方が面白かったです。 | ||||
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「バチスタ」で、テンポの良い語り口に魅力され、「ナイチンゲール」で、煙にまかれた様な感覚に首を傾げ、今回のこの作品で憤りを感じている。 殺したいほど憎むのと、殺す事は明らかに違う。イジメで自殺した子供を持った親は、苛めた相手を残虐な殺し方で殺してそれでOKか。自殺に追いやった「苛めた相手」を責め、自殺してしまった子供をも責め、なによりも自殺させてしまった自分を責め、無限ループの中で何とか生きようともがいているのに。 ただの殺人鬼家族を、主人公の相手を大きく見せる為だけに言葉で飾りたてる事が許せない。原罪という重い言葉をもっともらしく持ち出すなと思う。「人殺しはあんただけだ」と言ってやれ。作者は医者らしいがこの人の患者にだけはなりたくないと思った。 | ||||
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途中でネタはわかっちゃうのは仕方がないにしても、それが「あちこちに張り巡らされた伏線」でわかるのではなく、「話の構造から、どうせそうなんでしょ」的にわかってしまうので、もうミステリとも言えないぐだぐだっぷりです。ナイチンゲールの沈黙と同時に書かれたのでしょうから、同じように無用な新本格風味が入っていますが(館モノだし)、あくまで風味であって謎は大したことはありません。 とは言え、姫宮がかわいかったりするので、とりあえず読み飛ばすのに苦痛はないのが救い。いずれにせよ、次作のジェネラル・ルージュの凱旋につながるので、読んではおきましょう。 | ||||
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おなじみ「チーム・バチスタの栄光」シリーズ3作目だが、シリーズが進むに つれてその魅力が薄れていくような気がする。おなじみの田口が登場しないのは 物足りなかった。内容もちょっと漫画的すぎないだろうか?天馬の過去の因縁話も、 あまり驚きも感動もなかった。白鳥の登場の仕方もいまいち。それに、あれほど 正体を知りたかった氷姫だが、正体が分かれば「な〜〜んだ」という感じ。もっと すごい存在の女性を想像していたのだが。ただ、人はいかに生きるべきか?いかに 死ぬべきか?という切実な問題については、胸にずしんと来るものがあった。ラ ストは完璧に「次回作へ続く」だったので、期待しながら待っていたい♪ | ||||
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