華竜の宮

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評判

華竜の宮の評価:

4.18/5点 レビュー 39件。 B ランク

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平均点4.18pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全47件 21〜40 2/3ページ
No.27
(4pt)

魚舟獣舟の世界で人類滅亡の危機までを語る

オーシャンクロニクル・シリーズの一冊。魚舟が生まれた経緯から、その先に訪れる人類の危機まで、滔々と語られる。上巻なので、下巻につなげる世界観の整理が物語の中心となる。魚舟や獣舟といった異形のファンタジーのように思えるが、エージェントロボットなどいかにもなSF的ガジェットも登場するし、小松左京さんの日本沈没を彷彿とさせるパニック小説の体もなす。短編の魚舟・獣舟とは印象が異なり、バラエティーに富んだ世界観を構築している。下巻に続く。
華竜の宮(上) (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 華竜の宮(上) (ハヤカワ文庫JA)より
4150310858
No.26
(5pt)

黄昏時の人類後日譚。

特異な世界観だが、作者の卓越した筆遣いにすらすらと読めてしまう。
買って読んでみて損はない一冊。
華竜の宮 (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション) Amazon書評・レビュー: 華竜の宮 (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)より
4152091630
No.25
(5pt)

こんなに面白い作品なのにマイナーすぎる

久しぶりに心から「面白い!」と思える作品に出会えました。
この作者の本は初めて、どころか作者の名前すら存じ上げませんでした。
面白いSFが読みたいと思い、本屋さんで何気なく手に取り、なんとなく面白そうかなーぐらいの感じで購入しました。

ジャンルとしてはファンタジー色のあるSFという感じでしょうか。
小難しい単語がずらずらと並ぶガチガチのSFではなく、世界観はファンタジーっぽいというか、普段あまりSFを読まない人でもファンタジーが好きな人なら意外と読みやすいかと思います。
上巻の始めは専門用語が多いですが、読み進めていくと、人間味溢れる魅力的なキャラたちにあっという間に惹きこまれます。
この作品を読む醍醐味は作り込まれた世界観、そして人間という生物がいかに力強く、人間臭く足掻いて生きているか、という点です。
海洋物としてスケールが大きく、でも主人公を中心とした人物たちに焦点を当てることで、感情移入もしやすい。

文章も癖がないので読みやすいです。
コメディー要素はなく、どちらかというと全編を通してシリアスですね。真摯でひたむきなSFです。
これほど面白いのにどうしてこんなにマイナーなんでしょう。SFを読む人が少ないからでしょうかね。
好みが合う人であれば、「やった、面白い作品に出会えた!」の感覚をお約束します(笑)
華竜の宮(上) (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 華竜の宮(上) (ハヤカワ文庫JA)より
4150310858
No.24
(5pt)

内容が深く、楽しく読めました。

内容が深く、楽しく読めました。皆さんにお勧めします。損はしないと思います。
華竜の宮(下) (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 華竜の宮(下) (ハヤカワ文庫JA)より
4150310866
No.23
(5pt)

楽しめます

無理せず、読み進めます。内容も深く、おすすめします。はまっています。
華竜の宮(上) (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 華竜の宮(上) (ハヤカワ文庫JA)より
4150310858
No.22
(5pt)

衝撃的

すごかったです。
SF小説は好きなので、よかったです。
表紙もきれいでした。
華竜の宮 (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション) Amazon書評・レビュー: 華竜の宮 (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)より
4152091630
No.21
(4pt)

壮大なスケールのSF

「魚舟・獣舟」「火星ダークバラード」ではまり、これも読了。
なんとなく小松左京先生の「復活の日」を思い出しました。昭和のSFを読み付けた世代には懐かしい血の通った味わい。ホットプルーム、遺伝子改変、生物生態学な面、サイバーパンク的な補助脳とアシスタントたち、国家の権力闘争、ネゴシエーション、アクション、どこか日本神話を思わせるような部分も、、、と、いろいろな要素が入っていておもしろいし、こういうSFはなかった気が。
ただどうも自分の頭が悪いせいか、各要素がなじみきってない部分があるような。あとラストがゆるい。
賞を取られたのが納得の、スケールの大きな作品だとは思います。
華竜の宮 (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション) Amazon書評・レビュー: 華竜の宮 (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)より
4152091630
No.20
(3pt)

ヒューマンドラマ

温暖化が進んだ極限の地球で暮らす、もはや人間とは言いがたいほど人為的に改造された人類の物語。 ただ、SFだと思って読むと失望するかも。 SFの舞台を借りた、ポリティカルな面を色濃く持つ人間ドラマです。
華竜の宮(上) (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 華竜の宮(上) (ハヤカワ文庫JA)より
4150310858
No.19
(2pt)

期待していただけに非常に残念

レビューの評価が高かったので、期待して購入しました。
読了後の感想は、「期待外れ」でした。
もちろん、駄作ではありません。
しかし、バックグラウンドにある科学的な考察が稚拙です。
例えば、プリュームテクトニクスは、プレートテクトニクスを、単に言葉で言い換えただけで、新しい発想は全く含まず、一部の科学者が、売名目的で主張していると思われている理論です。
こういう点は、もう少し勉強してから、ストーリーに取り込むべきでないでしょうか。
著者の想像する世界観などが素晴らしい分、科学的な考察の未熟さが目立ってしまいます。
まあ、SFだから、多少の科学理論の曲解は良いと判断したのでしょうか???
華竜の宮(下) (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 華竜の宮(下) (ハヤカワ文庫JA)より
4150310866
No.18
(5pt)

SFの秀作にして、すぐれて冒険小説

上田早百里という名前の作家については、今までまったく聞いたことがなかった。
私は、読み応えのある長編、それも大長編が好きで、二段組み588頁のこの作品は、たまたま手に取ってみたが、ヴォリューム的に申し分ないうえ、ぱらぱらとめくってみると地の文章と会話部分のバランスもよさそうなので読むことにした。大長編の場合、当たりだと良いが、外れだと、途中で読むのが苦痛になり、後はただ惰性だけで読み進めるはめに陥りかねない。ところが、このSF、読み終わってみると大当たり、正直、日本のSF界にこれだけの作品を書ける女性作家がいたことにちょっとした驚きを感じた。
物語は、海底の隆起現象によって海面が260メートルも上昇し、陸地のほとんどが水没した25世紀の世界では陸上民と海上民とが反目しあいながらも共生し、それなりの繁栄を謳歌している、しかし、新たに壊滅的な地球の危機が迫るなかで、日本政府の外交官・青澄や海上民の女長(オサ)ツキソメなどの主人公たちが、協力しあいながら未曽有の危機を乗り越えて人類を残そうとする必死の活躍を描く。冒頭からストーリーの展開にぐいぐい引き込まれ、興味が薄れることなく最後まで読み終えることが出来た。自身の命を賭けても信念を貫きとおすという、主要登場人物たちに共通した性格造形はやや類型的な傾向はあるものの、構想の雄大さといい、テンポの良いストーリー展開といい、魚舟や獣舟などのSF的なアイデアといい、読み物として素晴らしく、過度な情緒を排した平易な文章にも好感が持てる。
本編は一にSFの秀作というだけにとどまらず、全編、スリルと興奮に満ちた冒険小説としても出色の出来である。青澄やツキソメの活躍ばかりではなく、海上民でありながら、陸上政府の海上警備隊隊長を務め、ジレンマの果てに己の信念に殉じるタイフォンというキャラクターも忘れ難い。
ミステリーは好きでもSFはちょっとという読者もけっこういるなかで、この作品が純SFシリーズの一冊として刊行されたのは不利に働いたかもしれない。2011年度の日本SF大賞を受賞したものの、さらに“このミス”や週刊文春などの年間ベスト10上位にランクインされても何の不思議もない作品だと思うし、SFというジャンルを超えて、もっともっと幅広く読まれても良い一作だと思う。
華竜の宮 (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション) Amazon書評・レビュー: 華竜の宮 (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)より
4152091630
No.17
(5pt)

続きが書けそうな終わり方

主役をスイッチして続きが書けるような終わり方。あるといいな!
華竜の宮(下) (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 華竜の宮(下) (ハヤカワ文庫JA)より
4150310866
No.16
(5pt)

スケールが大きい

久々にスケールの大きなSFに出会いました。今の世界から派生した独特な世界が面白いです。
華竜の宮(上) (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 華竜の宮(上) (ハヤカワ文庫JA)より
4150310858
No.15
(2pt)

ちょっと違ったかな

私の読みたい物語とはちょっと違ったようです。人それぞれですので、気にしないで。私にはあまりにも異型の世界で興味を失いました。
華竜の宮(上) (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 華竜の宮(上) (ハヤカワ文庫JA)より
4150310858
No.14
(5pt)

いい作品です

上巻のレビューで、世界観に馴染めない、と書いたのですが、読み進めるにつれ引き込まれて行く自分を発見します。
単に慣れただけと言われればそうかも知れませんが、上巻の時にも書いたように、作者の技量にグイグイと引きづられていきます。

最近読んだ中ではイチ押し。
華竜の宮(下) (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 華竜の宮(下) (ハヤカワ文庫JA)より
4150310866
No.13
(4pt)

魚舟シリーズの集大成

世界観には未だに馴染めないのですが、作者の語り口が非常に好きです。

確固たる世界観があるゆえに、その世界に対する好き嫌いはある程度出てくると思います。
ストーリーテラーとしての作者の技量に完敗。
面白い読み物に仕上がっています。
華竜の宮(上) (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 華竜の宮(上) (ハヤカワ文庫JA)より
4150310858
No.12
(2pt)

期待外れ、、、

比較的に評価が高かったので、期待して購入しました。
しかし、明らかに、私の期待にこたえられない内容でした。
ネタバレになるので詳細は書きませんが、他の上田作品に比べて、世界観の設定の奥行きの深さが感じられませんでした。
この作品は今一つでしたが、今後の作品には期待しています。
華竜の宮(上) (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 華竜の宮(上) (ハヤカワ文庫JA)より
4150310858
No.11
(4pt)

壮大なるコネ作りSF

海面が数百メートル上昇し、疫病が蔓延り、生態系は根本的に破壊されと、人類に壊滅的被害を与えたリ・クリティシャス。
生き抜くために、人類は自らを遺伝子改造するという非常手段をも採用した。
絶望を乗り越え、文明も一進一退を繰り返しながら徐々に新たな世界に適応していった。
だが、それも新たなる異変が始まるまでの、ほんの休息に過ぎなかった。

…というプロローグで始まる、壮大なるコネ作りSF。
SFだけあってさすがにアクションシーンも出てきますが、むしろアクションシーン無くてもよかったんじゃね、という内容です。
圧倒的なスケールで延々交渉と根回しを行う素敵極まりない作品でした。
多くの要素を詰め込みすぎて散漫になってる部分があるというか、思いっきり伏線貼っておいて後日談でさらりと流して終わりみたいなものもありますが、総体的には非常に読み応えのある内容でした。
華竜の宮 (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション) Amazon書評・レビュー: 華竜の宮 (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)より
4152091630
No.10
(4pt)

200m以上の海面上昇が導き出す世界は

天変地異、遺伝子改造、人工知性…と、もはや異世界ともいえる未来の地球。
その盛りだくさんのアイデアを処理するのでいっぱいで、ストーリーに緊迫感が欠けている印象も。
特に、最後の語り手のくだりで、これまでの物語がするりとつかみどころがなくなった感覚がある。
そんな軽い読後感も悪くはなかったのは、私自身が、物語よりも、作者の作りだした新しい世界観を楽しませてもらったという感じが強いからだと思う。
作者は、短編集で補完的にこの世界観を使用しているが、願わくば宇宙に飛び立った「彼らの話」を読んでみたいものだ。
華竜の宮 (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション) Amazon書評・レビュー: 華竜の宮 (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)より
4152091630
No.9
(5pt)

ストーリーの骨子が官僚たちのネゴシエーションという珍しい作品

第32回日本SF大賞受賞作。近未来を舞台とした海洋SFを謳っているが
ストーリーの骨子は、官僚たちのネゴシエーションという珍しい作品。

もちろんSF的設定や世界観、仮想生物たちの生き生きとした姿は
それはそれで素晴らしく、脳内にリアルに立ち上がってくる。
しかし、最初から最後まで物語を引っ張っていくのは、
組織の末端で所属組織の論理や面子に縛られながらも、
自らの倫理にも誠実であらんとする官僚たちの姿勢である。

少年少女たちは、いつでも革命家のように潔く、
キャッチーでピュアな世直しに惹かれてしまうものだ。
しかし何時の世にもきちんとした次の世を作っていくのは
一見つまらなく、歯がゆい大人たちの、膨大な事務量に裏付けされた
ネゴシエーションの積み上げなのである。

旧勢力との闘争と、早急な世直しとそのカタルシスで、
社会を語ってしまう愚に対し、本作は一見つまらない
ネゴシエーションの場面を粛々と積み上げていくことにより、
リアリティある人間社会の描写に成功している。
それが本作を重みあるものにしていると信じている。
華竜の宮 (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション) Amazon書評・レビュー: 華竜の宮 (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)より
4152091630
No.8
(3pt)

面白かったけど疲れた

お恥ずかしい話、最初ミステリーと思って読み始めたのですが、私にとって久々のSF大作読破となりました。
全体的には面白かったとは思いますが、ボリュームがありすぎて読むのにちょっと疲れました。
ただし、途中でやめようと思わなかったのは、ひとえにストーリの面白さでしょう。
世界観にリアリティを持たせるため、科学的な描写が頻繁に出てきますが、その部分は斜め読みで印象にも余り残っていません。
科学的な描写が難しすぎて、その部分で挫折される方も多いのではないかと思います。
コアなSFファンには怒られるかもしれませんが、正直なところ科学的な描写はもっと簡単にしても良かったのでは?
エピローグに関して、賛否両論が出そうな内容になっていますが、ストーリ全体の主人公を「マキ(ボク)」と考えれば、ひとつの完成形であると納得できます。
細かな点を指摘すれば色々ありますが、それを超えてぜひ多くの人に読破して頂きたい作品です。
みんなガンバレ!!
華竜の宮 (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション) Amazon書評・レビュー: 華竜の宮 (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)より
4152091630