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鬼物語
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鬼物語の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.93pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全85件 21~40 2/5ページ
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シリーズ完結を見据えた作者の意識を感じる巻です。 表紙を飾る忍の過去がメインと見せかけ、ただの前座になっています。 過去話自体がかなり肩透かしなので、傷物語のイメージ自体安っぽくなる気もします。 終盤は非常にシリアスで、レギュラーキャラの退場もあります。 意識的に各キャラクターの行く末を明示するのは作者自身がシリーズ自体を完結させる意図を感じさせます。 読者が楽しいと思えるそのままにしといてくれないのはやはり作者が狙う「意外性」でしょう。 面白いエピソードですが、私はこんな話は待っていませんでした。 既読後も虚しさが残ります。 | ||||
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あまり楽しめませんでした。 忍というより、真宵のお話ですよね。 傾物語の対となるお話ですが、あれより大分鮮度が下がったお話に思えます。西尾さん、嫌々書かされてるんじゃ無いかな?って思ってしまいました。 ラストは綺麗な終わり方でしたが、ほとんど忍の昔話で、せっかくの真宵との別れるシーンが褪せてしまったように思えます。綺麗なはずの終わり方だったのに、残念でした。 | ||||
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シリーズで唯一涙をこぼしそうになったのが 忍の語りで展開するこの作品です ネタバレになるといけないのでほとんど書けませんが 特に血沸き肉踊るような場面はありません 傷や猫のような色んな意味で激しい場面もありません うまく起承転結してるかと言えばそれも微妙です シリーズ最低という人もちらほら見かけます けれども私はこの作品がとても好きですね 真宵という子がどれだけ良い子で魅力的であるか それが短いシーンでとてもよく表現されている 読後感もとても清々しかったです | ||||
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作者が巻いた種(疑問)が、僕の中で雑草のようにボーボーになったところで、草むしりがスタート。 少女、幼女、童女と一緒なので苦じゃないよ。 僕の中に会った最初の眷属とはイメージが違った。そもそも忍はそいつのこと、今でも強く想ってる。そう思ってた。 まあ、僕の心にあったモヤモヤをみんなレシーブしてくれた。 悲しい終わりだったけど、次を読みたくなる。 | ||||
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昔は言葉遊びが面白かったのに、最近はだらだらとページ数を埋めるだけの無駄話。 結果、物語の内容は進まないで不完全燃焼の物語は終了。 人気作品を作者が安易に惰性で書いてるから、前後ぐちゃぐちゃな時系列で刊数だけが進み、統一感もない。 作者自身が作品を汚してるように感じます。愛着がないのか? 好きだった作品で続編を望んでいたのに、こんなのなら早く完結してほしいです。 つまり、何が言いたいかというと「八九寺をもっと大事にしろ!」ってこと! | ||||
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当方熱烈な西尾ファンですが、残念ながら本作はいまいち楽しめませんでした。 内容ですがヒトクイマジカル時の某キャラの展開を焼き直して加筆して、お涙頂戴でまとめ上げた…といった風。 最大の問題は物語中盤でオチが割れてしまうところと、オチ自体にひねりがないところでしょうか。 ラストに至る経緯も、異能力が飽和している世界観故か、説得力不足感が否めません。 それっぽく綺麗にまとめときゃいいだろ、みたいな印象を受けました。 なのに相変わらずギャグシーンやメタ会話は冗長です。 全体的に切れのないテンポで進んでいくので、元々語彙の豊富な著者だけに「手癖でこの程度は書けてしまうんだろうな」という惰性を覚えます。 とは言え西尾維新の文章には数多の魅力があります。 自分はどちらかというとシリアス展開の方が好みなので、ギャグが冗長と書きましたが、そもそもギャグが目当てな方、または忍や八九寺と言った幼女童女少女キャラが好きな方には、十分楽しめる内容だと思います。 キャラ萌えの観点で言えば、色々と楽しめました。 次回作にも期待してます。 | ||||
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さて、次回作「ひたぎエンド」でオチは付くのでしょうか? 悲劇へと導く「忍野扇」のキャラの伏線がオチを握っているようですが、次回作で結論が出そうにもありません。 「臥煙伊豆湖は、忍野扇と対決してくれるのでしょうか?」 「忍野扇は本当に例のアロハのキャラの親戚なのでしょうか?」 とか。期待とか疑問満載です。 まさか幻魔大戦のように、ひっぱりまくりにはならないと思いますが、次回作が楽しみです。 あれれ?、「エンド」ということは、「ひたぎ」も、「忍野扇」に他のキャラのように始末されてしまうのでしょうか?アララギ君はこれに気がつくのでしょうか?(読者もですが) 「ひたぎエンド」でセカンドシーズンも終わり、サードシーズンに期待します。が。。。 ハッピーエンドを期待します。セカンドシーズンが悲劇ばかりだったので。マジ泣いてしまいました。 | ||||
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今作については、正直な話途中で大まかな落ちに気づいてしまい、 全キャラの中で彼女が一番好きな身としては囮物語以上に読み進めるのが怖かったです。 それでもラストでは胸が詰まりました。母の日に問題が解決された時点で彼女がきちんと 舞台を降りていれば、自分も阿良々木君もこんな気持ちにはならなかったのでしょうか。 それでも、楽しい時間と数々の名言を残してくれた彼女に心から感謝です。 阿良々木君はお別れの言葉を述べましたが、それに加えて「ありがとう」と言いたいです。 最終巻となる恋物語では、果たしてどんな嘘・誤魔化しが糾弾されるのでしょうか。 タイトルから推察もできそうですが、、ただそんな推察は、西尾維新には通用しないでしょう。 伏線の回収とかもうどうでもいいので、読者が納得のいく、セカンドシリーズ完結に 相応しい物語を練り上げていただきたいです。期待してます! ただ、最近の作品は雑談パートを読んでる時に凄い睡魔に襲われます。 そのせいで何度机に突っ伏したことか。。 雑談止めてとは言いませんので、化の時のような切れ味鋭い掛け合いを是非お願いします。 | ||||
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怪異ではないものとの「戦い」(本当は「戦い」では無いのですが)が今回のメインストーリです。 しかし、読後感では、別の印象が強く残りました(本評の最後に少し書きます)。 前半部分の暦と忍の会話は、メタ的な要素の多く、やや退屈で冗長に思えました。 その中の「最初の眷属」の話も少し拍子抜けしてしまいました。 けれど、後半の解決部分になると、盛り上がります。 久しぶりにこのオチは読めませんでした。 悲しく、きれいなエンディングです。 | ||||
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読後、タイトルで拍子抜けというか落胆した事は言わせて貰います。 個人的な感想は昔語りがつまらない。 「山場」が無く分かっている「オチ」だけ綴られる昔話は聞くも読むも苦痛なものです。 結構曖昧に書かれているからか得られる事もたいしたものではありません(強いていえば心渡が一対の刀であった事ぐらい) あと花物語で阿良々木さんが〇〇しないでこの街にいてくれると言っていた事で 彼女は無事だと思っていたから結構驚きです。 これについては今後の展開で触れられるのでしょうか。それとも… そして相変わらず忍野扇にも謎が残ります。 恋物語が楽しみです。 | ||||
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傾物語が八九寺真宵も物語のような顔をしていながら実は忍野忍と暦の信頼と愛のお話であったことの鏡像のように、鬼物語は忍と暦の会話に多くのページを割きながら実は真宵と暦の絆の確認と別れのお話です。 真宵と暦が「くらやみ」に出会い、逃げ回る中で暦は斧乃木ちゃんとキス、次に忍とキスした後、忍が一人目の眷属を作った時の経験が語られる。二人の会話はやはり期待通り面白い。さらに「くらやみ」から逃げた末に真宵とまでキス。二人のどちらが仕掛けたかはお楽しみ。でも、お話しは浮ついたものじゃなく、いつもの楽しいやり取りの果てに来る別れは見ていても辛いものです。この世にあること(生きることに限らない)の切なさが高まります。 でも、そこに大きな救いもあるのですね。 鬼物語が書かれたことで、〈物語〉シリーズ全体の厚みがぐっと増しました。264ページ分加わったという意味じゃなくて。 | ||||
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正直表紙のかわいさで保っている感じです。忍メインだと思って期待した分ショックです…。 タイトル通り忍のための、忍の過去について深く行くのかと思えばそんなことはなく。 淡々と説明されてはい、おわり。と言われた感じがぬぐえません。一人目の眷属とのエピソードはあまりにも味気ない。 後半は真宵との話に移ってしまい、もはや忍とは関連性を見つけるのが難しいくらい。 真宵とのやりとりはウルッとはきましたが、この巻でやる必要はあったのか?と疑問には思いました。 しのぶタイムと名づけないで、真宵に関するサブタイトルをつければよかったのでは?とも思いました。 前作囮物語がよかっただけに残念です。 表紙のかわいさ+真宵とのお別れで星3つです。 | ||||
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どうしても化物語と比較すると少し微妙かなと思う 前に発売された二巻と比較すると大分マシだなと自分は思う | ||||
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鬼物語 西尾維新 著 2011年 発行 ついに明かされる、400年前の真実。 鉄血にして熱血にして冷血の吸血鬼、 キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード。 忍野忍。 そして、 人間でも 怪異でもない それは何か。 * * * やっぱり語り手は、暦おにいちゃんが良い〜! そして次巻がいよいよラスト! 悲しい別れが…。 | ||||
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と、言うより、2期では何も解らない、謎も伏線も回収されないのだとハッキリ覚悟させられました。 この巻の内容だけで言うなら星4つ。 ただ、あと1冊で全てにEndマークが付くのは不可能ですし、つけられても困ります。 それ所か、2nd発表時期待していた、ひたぎの心情すら未消化で描かれる危険性があります。 良い意味で裏切られるのは構わないんですが、既存の伏線の回収をほとんど無しに、新たに増殖だけ続ける謎には、焦燥感を覚えます。 なんだか、こうやって永遠にお預けを食わされるんじゃないか、撫子のその後も、学習塾炎上事件も、暦の謎の活動も、扇の正体も、私達は知る事は出来ないんじゃないかと、頭を抱えたくなります。 西尾さん自身が、引き延ばしが嫌なのか照れなのかハッキリしない所もあり、作者のやる気と謎解き双方でハラハラさせられるシリーズになってしまったなぁと思います…。 | ||||
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何と言いますか批判している人の大半はキャラクターが減ったのが納得できないみたいですね 作品としては素晴らしい完成度だとおもいます。 この下に書いてあることはネタバレなので嫌な人は見ないように 自爆霊は成仏してこそ救われるのですから。 八九寺は未練をなくしたと思うべきでは? そう考えると幸せです。 最後の暦の嘘もまた残酷な優しさの現れですが | ||||
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この話については「本当はいらなかったのではないか」などといった意見も出ていますが、私としてはそれも閑話休題、ということで良かったと思っています。 というかそもそもこのシリーズにそういった大きな話しの流れのようなものはなかったのではないでしょうか。 そしてこの話、いつもの掛け合いも去ることながら、ラストは本当に泣けました。 あくまで閑話休題としての読み切りの1本として捉えれば、十二分に楽しめるのではと思います。 | ||||
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前半は忍、後半は八九寺メインのお話となります。(以下、微妙に本編の内容に触れます) と、言うより先にネタバレしてしまうと、物語の構造が『まよいマイマイ』に良く似た形になっています。巻きこまれたと思われていた女の子が、むしろ物語の中心にいたというどんでん返しの構成。 違うのは、どんでん返しの種明かしの役を忍野ではなく臥煙さんがやっていること。 同じなのは、阿良々木さんが―――これ以上なく無力であること。 けれども、最終巻への引きとして、終わりに向けてのモチベーションを高めるのに、これ以上なくふさわしい物語になっていると思います。 犠牲は、あまりにも大きいものとなりましたが。 大好きな女の子があんな選択をしなくてはならなくなって、そのまま引き下がるつもりはない。そうでしょう、良々々木さん?……失礼、噛みました。 | ||||
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作者の性格ですので変わる可能性は大でしょうが…。 この作品を書き終えた段階ではまだ彼女は消えてはいないでしょう。 鬼物語の言葉のトリックに当てはめると、そう感じます。 また真のラスボスとは。 忍野扇ちゃんは…。 恋物語気になります! | ||||
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個人的に忍の一人目の眷属はずっと気になっていたので意気揚々と読んでいたのですが、なんというか、ちょっと寂しかったです。 西尾さんは何百年と生きる吸血鬼としての、ヒトとは違う思考回路や行動などを表現したかったのかな?と思いますが…… もう少し忍を人間らしくしてもよかったのではないかな、と。 ヒトでも怪異でもないモノの現れた原因理由として考えれば必要な話ではありましたが、味気なかったです。 忍の過去についての部分以外は、他のレビューにもある通り傾と対を成すように八九寺メインでした。 物語シリーズの見所の掛け合いは、登場キャラクターのこともあって阿良々木は舞い上がりすぎかな? ちょっとしたチートキャラも出てきてしまったり、少し急ぎ足なようにも感じられましたが あのシーンは恥ずかしながら涙ぐんでしまいました。 八九寺真宵というキャラクターのためにも、必要な一冊だと思います。 そしてこの鬼物語から登場したあのヒトや、ヒトでも怪異でもないモノ、そして扇の台詞。 きっとこれらが恋物語で重要な役割を担うのでしょう。 ……というか、担って欲しいです。 | ||||
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