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大統領に知らせますか?
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大統領に知らせますか?の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.27pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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いま読むと、携帯がまだ無い時代の話で、公衆電話を連絡手段に使ったりして、へェ~っと思ったりしますが、そこは別にマイナスではありません。大統領暗殺計画を知っているのは主人公のFBI捜査官と長官のみ、主人公は大統領暗殺を企む上院議員を極秘に捜査します、それにはタイムリミットがあって、設定だけなら「手に汗握る」、という感じですが、毎晩女と飯食ってヤルこと考えたりしてるわけで、「ジャッカルの日」とかと比べると緊迫感が薄れるのは否めません。作者が筆達者なのは認めますが、FBI長官の決断(とりあえず犯人グループを泳がせといてギリギリのところで捕まえる作戦)といい主人公の行動と言い、ほんとに「そんなこと」があった場合、そんな風に行動するかかなり疑問ではあります。 | ||||
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著者の短編は短編だからこそ、そのスパイスが 有効にいかされたのだと思いました。 ところがこの作品では 男女のスパイスがよりによって 物語のキーにかかわってくる側面が強く その制でFBIの特務をおざなりにする主人公に 正直感情移入をすることはできませんでした。 ただし暗殺計画の大元を手繰ることに関しては だんだんとそのリストは消えて行き ついぞ2つの選択肢になるのですが… 一応酷評に近い形となりましたが 最後のほうに出てくる よく読むとなんか背筋が寒いなと思う展開は やはり著者をことばの魔術師だと思ったときでした。 感情移入ができなかったのでこの評価です。 | ||||
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ジェフリー・アーチャーを何冊か読んでみて、この人は、基本的にハッピーエンドの作家だろうという、推測ができる。 ユーモアを散りばめて読者を楽しませる作風で、ハラハラはさせても、不快にさせる方向には持っていかない。 というイメージが出来上がると、この作家のサスペンスは、結末が見えてしまう。 最初はFBIきっての優秀な捜査官を殺して、先行きが読めないワクワク感があったのに、だんだん主人公が駆けずり回って色恋にふけるだけの、安っぽいドラマのようになってしまった。 一番わからないのが、オチ。 終わった事件を後から警告しても意味がないからおもしろいのか? 撮影用のメイクを落としたばかりで、すごい顔になってますよ、という意味なのか。 さっぱりわからない。 原書で読んだ人は好意的なレビューが多いようだが、外国語学習で読むには、ちょうどいい難易度なのだろうと思う。 | ||||
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この小説は冒頭が秀逸である。 映画化した場合おいては、そのままつかみとして使えると断言できる。 しかし、その後は話が腰砕けになってしまう。 主役のFBI捜査官くんは、図書館めぐり、委員会傍聴という地味な捜査に終始しているだけである。これでは映画にとてもならない。(だから映画化しなかった?) 旧版を読んだ中学生時代は幼かったために単純に感動したが、数十年ぶりに読み返すとたいして面白くないのである。高評価が不思議な一冊だ。 | ||||
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洋書初心者ですが、最後まで苦しむことなく読み切れました。前半の車が引き上げられる瞬間は気づいたら主人公と同じようにドキドキしました。 それ以外で主人公に感情移入出来ませんでしたが… 事件が終わってこのまま一件落着かと思いきや、最後にやってくれた!という感じです。 買って損はしないと思います。 | ||||
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当サイトのレビューに「・・・米国初の女性大統領・・・」とあったから、てっきり同じアーチャーの作品「The Prodigal Daughter」の続作かと思い、その直後に読み始めたのだが、実は全く別な作品であった。それもそのはず、これはもともと「TPD」よりも前に描かれたもので、そこに登場する大統領名を後から、「TPD」の主人公で、米国初の女性大統領となったFに書き換え修正したようなのだ。 物語は、大統領暗殺を目論む黒幕と、多大な犠牲を払いながら捜査を続けるFBIとの攻防。最後の最後までその黒幕が誰なのか分かりそうで分からず、刻一刻と決行の時が迫る。章のタイトル全てが日時と時刻であることが、緊迫感をいやがうえにも盛り上げ、読者は巻を置くことが出来ない。英文も他の作品と比べて平易で読み易い。 アーチャーの一部の作品とはかなり作風が異なり、読者によっては戸惑いを覚えるかもしれないが、始めから頭を本格サスペンス・モードに切り換えて読めば一級品。 | ||||
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