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神戸 愛と殺意の街



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神戸 愛と殺意の街の評価: 4.17/5点 レビュー 6件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.17pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(2pt)

われらは、悪党になる権利を持っている。

1930年生まれ。書いた本 500冊以上。
うった本が 2億冊という 作家。
この本を読みながら、大きな違和感があった。
阪神大震災を舞台にした作品である。
『われらは、悪党になる権利を持っている』という。
この主張が、本当に 受け入れられるのだろうか?
震災者たちは、どう受け止めるのか?
問題提起として、社会性がある。

企業のダーティなところに眼を向け
恐喝的な強迫をしてお金を要求する。
神戸長田区の復活をケミカルシューズ工場建設で、
で 行なおうとする。

現金収奪は、強迫した会社ではなく、普通の現金輸送車。
ここで、主張は ずれている。
金の流れも巧妙で、あばくことができない。
証拠なき、犯罪にしてしまう。

株の暴落が、一企業の経営の悪化を決めるわけではない。
その経営そのもののやり方に問題がある。
ケミカルシューズなるものが 
消費者の要求するものだったのか。
結局は、デザインをかえても 
プロダクトアウトなんですね。

しかし、あまりにも あっけない結末。
そこで、投げたら いかんだろ という感じである。
悪党の行なう夢は、簡単に壊れるというのだろうか?
神戸・愛と殺意の街 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:神戸・愛と殺意の街 (新潮文庫)より
4101285128

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