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ショカツ
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ショカツの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.43pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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所轄に来た研修生の警察官から見たベテランの本当の先輩刑事の捜査手法の素晴らしさがよくわかるストーリーです。一人のスーパーマンがでないことが素晴らしい。 | ||||
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パソコンもスマホもインターネットもなく、徹底して足を動かし聞き込みをしていく刑事たちの物語。しかも9割方的外れ(むしろ容疑者から外すため)の捜査が続く。それが実にリアルで面白かった。最後のショカツの役割についての締めくくりも、元職でないと書けなかっただろう。知ったときには物故作家だったのが実に残念だ。 | ||||
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これはすごい小説だ。少なくともこのような小説を書いていれば作者は長生きできない。そう思わせるほどのリアリティ。 社会にはさまざまな闇がある。元警察官の作者の方が書かれただけあって警察内部の描写もすばらしく、技法的には地の文もきちんと書けている。さらに、本当の意味でキャラクターも立っている。(ラノベ系小説に登場するエキセントリックなキャラクターによくキャラクターが立っているという言葉が使われるがそれとは違った意味で、つまりキャラクターの人間性が浮かび上がっているという意味でこの小説の登場人物はキャラクターが立っている) 派手なトリックも、派手な格闘シーンもないが、ここには知的好奇心や探究心を刺激させるものがある。面白かった。すさまじい作者の力量を感じる。昨今の量産型新人賞受賞作品にお嘆きの方、この作品をお薦めします。時代遅れをいわれようとも、やはり本物のもつ力はすごい!! 「文学って本当にいいもんですね」 久々にそう実感させる小説。 | ||||
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硬質な文体は横山秀夫をおもわせますが、もう少し牧歌的な味わいがあります。 いい意味で遊びがなく、実際の刑事がすぐそばで語ってるかのような陶酔感をもって静かに読み終えました。 元刑事さんですからそのへんのリアリティが滲むのでしょうか。 エンターテイメントやライトノベルの味に慣れてるかたにはこの厳かな空気は合わないかもしれませんが、 ハードボイルドを好むかたにはぜひおすすめです。 | ||||
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見習い刑事をしていた主人公が、ベテラン刑事の元で一つの事件に取り組んでいく様子が描かれています。 おだやかな性格の赤松作造という捜査主任の捜査方法や、警察署のなかの会議の様子。 地元の人たちの警察官に対する態度などを、おっとりとした文章で描いていきます。 被害者が死亡せずに助かったことによって事件が傷害事件と決定、捜査の規模が変更になる様子など、普通の小説では出てこない部分でとても興味深く読みました。 質屋の主人と将棋を打ちながら盗品の質入があるのを待っている主任と、それをながめながら待機している見習いの主人公。 赤松主任ののんびりとしているようで、ツボをのがさない聞き込み方法や、相手に対する気遣いがとても面白いです。 読後感の良い素敵な本です。 | ||||
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