挙動不審者
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最初から最後まで否認し続ける被疑者の心の中は伏せられていて、誰も近づけない。 署長命令で背景を調べていた主人公の捜査官は、最後の確認のため面談しようとするが、そこであっけなく物語は終わる。 作者の意図が何か、全く分からないまま、読者は宙に放り出される。 不思議な小説だ。 | ||||
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これまでに経験したことのない警察小説で、淡々とした展開の中に秘めた緊張感を憶えつつ、予想だにしなかった結末に驚きを感じました。 | ||||
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パソコンが扱えないため捜査本部からはずされ留守番をしていた紺野巡査部長。 彼は、署長から特命をうけて調査にのりだすことになった。 「逮捕された容疑者がどうして悪びれていないのか」 容疑者の前科を探っていき、退職した刑事二人の話を聞き、容疑者の故郷を訪ねてその心理を推し量ろうとしますが。 紺野巡査部長は、あまり能力がない刑事として登場します。 ところが会話の糸口のために周辺を散策して下準備をしたり、同僚からウラの話を聞くためにお酒の席で探りを入れる様子など 「きめこまかな効果的な方法を使う」 唸らせる場面が多く出てきて面白く読む進めることができます。 報告書を作成して最後の「担当者の見解」を示す欄で筆が止まる場面は真実味があって面白いです。 | ||||
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物語を読んで、タイトルが見事に当てはまる作品だと最初に痛感した本書は、誤認逮捕か?と最初に思ってしまう程の内容で、警察の捜査能力の低下の原因など旧来の捜査方法にも一石を投じています。事件を別の形で追う紺野巡査部長が容疑者に対して感じた目の正体を確かめるべく捜査する姿は地味であるものの、物語の丹念さというか真の正体に迫る過程は読みごたえがあります。ラストの呆気なさが欠点だと思いますし、著者のこれまでの作品と比べるとやや物足りなさを覚えましたが、警察捜査を物語で活かした作品です。 | ||||
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