ショカツ
- バレエ (19)
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所轄に来た研修生の警察官から見たベテランの本当の先輩刑事の捜査手法の素晴らしさがよくわかるストーリーです。一人のスーパーマンがでないことが素晴らしい。 | ||||
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別居中の夫婦のプライベートと言われて異性関係に思い至らないのは小学生かこの主人公くらいのものだろう。 人違いで襲撃された可能性がある場合、無事だった方の顔立ちはもちろん本人と保護者の呼び名や髪型や服装などに注視すべきなのに、それさえも気付かない。 挙げ句、出勤してはまずいと言われた公休日に勝手に聞き込み…最後まで主人公に苛々させられた。 赤松の凄さを際立たせるためだろうが、せめて一般的な知能レベルに描いてもよかったのではないか。 尤もその手法によって、読み進めるうちに赤松に惚れ込んでしまうのは確か。その会話術、殊にほくろから眉毛への誘導は面白い。 ついでに捜査一課のめんこいラーメンからどすこいラーメンへ繋げていくのも同じやり方で、これはビジネスでも使えそうだなと思いましたね | ||||
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パソコンもスマホもインターネットもなく、徹底して足を動かし聞き込みをしていく刑事たちの物語。しかも9割方的外れ(むしろ容疑者から外すため)の捜査が続く。それが実にリアルで面白かった。最後のショカツの役割についての締めくくりも、元職でないと書けなかっただろう。知ったときには物故作家だったのが実に残念だ。 | ||||
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これはすごい小説だ。少なくともこのような小説を書いていれば作者は長生きできない。そう思わせるほどのリアリティ。 社会にはさまざまな闇がある。元警察官の作者の方が書かれただけあって警察内部の描写もすばらしく、技法的には地の文もきちんと書けている。さらに、本当の意味でキャラクターも立っている。(ラノベ系小説に登場するエキセントリックなキャラクターによくキャラクターが立っているという言葉が使われるがそれとは違った意味で、つまりキャラクターの人間性が浮かび上がっているという意味でこの小説の登場人物はキャラクターが立っている) 派手なトリックも、派手な格闘シーンもないが、ここには知的好奇心や探究心を刺激させるものがある。面白かった。すさまじい作者の力量を感じる。昨今の量産型新人賞受賞作品にお嘆きの方、この作品をお薦めします。時代遅れをいわれようとも、やはり本物のもつ力はすごい!! 「文学って本当にいいもんですね」 久々にそう実感させる小説。 | ||||
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硬質な文体は横山秀夫をおもわせますが、もう少し牧歌的な味わいがあります。 いい意味で遊びがなく、実際の刑事がすぐそばで語ってるかのような陶酔感をもって静かに読み終えました。 元刑事さんですからそのへんのリアリティが滲むのでしょうか。 エンターテイメントやライトノベルの味に慣れてるかたにはこの厳かな空気は合わないかもしれませんが、 ハードボイルドを好むかたにはぜひおすすめです。 | ||||
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