葉桜の季節に君を想うということ

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評判

葉桜の季節に君を想うということの評価:

3.14/5点 レビュー 656件。 B ランク

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平均点3.14pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1,052件 861〜880 44/53ページ
No.192
(5pt)

叙述ミステリの記念碑的作品

本作では、元私立探偵の「俺」こと成瀬将虎が、知人の依頼で悪徳商法
を行う会社〈蓬莱倶楽部〉の調査をする一人称の「現在」パートと、将虎が
探偵事務所で働いていた頃に担当した、覚醒剤にまつわるヤクザの殺人
事件が描かれている一人称の「過去」パートが交互に展開されていきます。
さらに、それらに加え、「現在」の別パートとして、蓬莱倶楽部に莫大な借金をしたため、
悪事の片棒を担がされている古谷節子を視点人物とした三人称パートが同時進行する
という構成になっています(あと、時折“墓を掘り返す男”という回想場面も挿入される)。
以上のように、語りの人称と視点を切り替えることによって、読者の中に様々な誤認を
生じせしめ、メイントリックのサプライズを最大限に高めているのが、まずもってお見事
(蓬莱倶楽部の手口の一つである保険金詐欺と将虎を狙う「犯人」との関連づけも巧妙)。
また、脇筋である「過去」パートも、一人称の語りに、三人称記述が挿入されるという
私立探偵小説のコードからの違反が随所に見受けられますが、覚醒剤窃盗の大胆な
手口や、若かりし頃の将虎の名探偵ぶりなど、なかなか楽しませてくれます。
本作はともすると、叙述トリックの一発ネタと看做されがちですが、それを成立させる
ために、巧緻な騙りのテクニックが駆使されていることは、忘れてはならないでしょう
(あと、フェアな伏線技巧も特筆すべきポイントだと思います)。
葉桜の季節に君を想うということ (本格ミステリ・マスターズ) Amazon書評・レビュー: 葉桜の季節に君を想うということ (本格ミステリ・マスターズ)より
4163217207
No.191
(5pt)

メイントリックを引き立てる巧緻な「騙り」のテクニック

本作では、元私立探偵の「俺」こと成瀬将虎が、知人の依頼で悪徳商法
を行う会社〈蓬莱倶楽部〉の調査をする一人称の「現在」パートと、将虎が
探偵事務所で働いていた頃に担当した、覚醒剤にまつわるヤクザの殺人
事件が描かれている一人称の「過去」パートが交互に展開されていきます。
さらに、それらに加え、「現在」の別パートとして、蓬莱倶楽部に莫大な借金をしたため、
悪事の片棒を担がされている古谷節子を視点人物とした三人称パートが同時進行する
という構成になっています(あと、時折“墓を掘り返す男”という回想場面も挿入される)。
以上のように、語りの人称と視点を切り替えることによって、読者の中に様々な誤認を
生じせしめ、メイントリックのサプライズを最大限に高めているのが、まずもってお見事
(蓬莱倶楽部の手口の一つである保険金詐欺と将虎を狙う「犯人」との関連づけも巧妙)。
また、脇筋である「過去」パートも、一人称の語りに、三人称記述が挿入されるという
私立探偵小説のコードからの違反が随所に見受けられますが、覚醒剤窃盗の大胆な
手口や、若かりし頃の将虎の名探偵ぶりなど、なかなか楽しませてくれます。
本作はともすると、叙述トリックの一発ネタと看做されがちですが、それを成立させる
ために、巧緻な騙りのテクニックが駆使されていることは、忘れてはならないでしょう
(あと、フェアな伏線技巧も特筆すべきポイントだと思います)。
葉桜の季節に君を想うということ (本格ミステリ・マスターズ) Amazon書評・レビュー: 葉桜の季節に君を想うということ (本格ミステリ・マスターズ)より
4163217207
No.190
(5pt)

叙述ミステリの記念碑的作品

本作では、元私立探偵の「俺」こと成瀬将虎が、知人の依頼で悪徳商法
を行う会社〈蓬莱倶楽部〉の調査をする一人称の「現在」パートと、将虎が
探偵事務所で働いていた頃に担当した、覚醒剤にまつわるヤクザの殺人
事件が描かれている一人称の「過去」パートが交互に展開されていきます。
さらに、それらに加え、「現在」の別パートとして、蓬莱倶楽部に莫大な借金をしたため、
悪事の片棒を担がされている古谷節子を視点人物とした三人称パートが同時進行する
という構成になっています(あと、時折“墓を掘り返す男”という回想場面も挿入される)。
以上のように、語りの人称と視点を切り替えることによって、読者の中に様々な誤認を
生じせしめ、メイントリックのサプライズを最大限に高めているのが、まずもってお見事
(蓬莱倶楽部の手口の一つである保険金詐欺と将虎を狙う「犯人」との関連づけも巧妙)。
また、脇筋である「過去」パートも、一人称の語りに、三人称記述が挿入されるという
私立探偵小説のコードからの違反が随所に見受けられますが、覚醒剤窃盗の大胆な
手口や、若かりし頃の将虎の名探偵ぶりなど、なかなか楽しませてくれます。
本作はともすると、叙述トリックの一発ネタと看做されがちですが、それを成立させる
ために、巧緻な騙りのテクニックが駆使されていることは、忘れてはならないでしょう
(あと、フェアな伏線技巧も特筆すべきポイントだと思います)。
葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫)より
4167733013
No.189
(5pt)

メイントリックを引き立てる巧緻な「騙り」のテクニック

本作では、元私立探偵の「俺」こと成瀬将虎が、知人の依頼で悪徳商法
を行う会社〈蓬莱倶楽部〉の調査をする一人称の「現在」パートと、将虎が
探偵事務所で働いていた頃に担当した、覚醒剤にまつわるヤクザの殺人
事件が描かれている一人称の「過去」パートが交互に展開されていきます。
さらに、それらに加え、「現在」の別パートとして、蓬莱倶楽部に莫大な借金をしたため、
悪事の片棒を担がされている古谷節子を視点人物とした三人称パートが同時進行する
という構成になっています(あと、時折“墓を掘り返す男”という回想場面も挿入される)。
以上のように、語りの人称と視点を切り替えることによって、読者の中に様々な誤認を
生じせしめ、メイントリックのサプライズを最大限に高めているのが、まずもってお見事
(蓬莱倶楽部の手口の一つである保険金詐欺と将虎を狙う「犯人」との関連づけも巧妙)。
また、脇筋である「過去」パートも、一人称の語りに、三人称記述が挿入されるという
私立探偵小説のコードからの違反が随所に見受けられますが、覚醒剤窃盗の大胆な
手口や、若かりし頃の将虎の名探偵ぶりなど、なかなか楽しませてくれます。
本作はともすると、叙述トリックの一発ネタと看做されがちですが、それを成立させる
ために、巧緻な騙りのテクニックが駆使されていることは、忘れてはならないでしょう
(あと、フェアな伏線技巧も特筆すべきポイントだと思います)。
葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫)より
4167733013
No.188
(5pt)

思い込みはいけません。

思い込みはいけません。
「日本に桜の木がどれだけある。
どれだけ見て、どれだけ誉め称えた。
なのに花が散ったら、完全に無視だ。」
この一文に出会うために、
すべてを読んでください。
葉桜の季節に君を想うということ (本格ミステリ・マスターズ) Amazon書評・レビュー: 葉桜の季節に君を想うということ (本格ミステリ・マスターズ)より
4163217207
No.187
(5pt)

思い込みはいけません。

思い込みはいけません。
「日本に桜の木がどれだけある。
どれだけ見て、どれだけ誉め称えた。
なのに花が散ったら、完全に無視だ。」
この一文に出会うために、
すべてを読んでください。
葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫)より
4167733013
No.186
(5pt)

これはお勧め!

図書館でこの本を借りてどうしてもまた読みたくなって購入しました。
最近ミステリーは読まない私が本当に面白かった。ラストでいい意味で読者を裏切ってくれて、読んだ後は明るく前向きな気持ちになれる本です。
葉桜の季節に君を想うということ (本格ミステリ・マスターズ) Amazon書評・レビュー: 葉桜の季節に君を想うということ (本格ミステリ・マスターズ)より
4163217207
No.185
(5pt)

これはお勧め!

図書館でこの本を借りてどうしてもまた読みたくなって購入しました。
最近ミステリーは読まない私が本当に面白かった。ラストでいい意味で読者を裏切ってくれて、読んだ後は明るく前向きな気持ちになれる本です。
葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫)より
4167733013
No.184
(5pt)

透徹させない

着想も大胆ながら、描写の自然さが凄いね。よくやったと感嘆する構成力。読者が構築したヴィジョンを、想起したイメージを根底から覆す
恍惚感がたまらない。伏線回収にもいちいちなぶられる様な独特の快感があって好い。。ただ、素直に受け取るかは人を選ぶ。
歌野は懐古的でありながら斬新な二面性を持つ作家だと思うが、本書でみせた独特の回帰願望と先見の明はすごい。特に後者が顕著で、諸所の
社会問題を鋭く示唆していて、単に謎解きだけじゃない奥行きと真実味があり心打たれる。
桜満開だけが醍醐味じゃない、読後あなたはきっと葉桜に魅せられるだろう。
葉桜の季節に君を想うということ (本格ミステリ・マスターズ) Amazon書評・レビュー: 葉桜の季節に君を想うということ (本格ミステリ・マスターズ)より
4163217207
No.183
(5pt)

透徹させない

着想も大胆ながら、描写の自然さが凄いね。よくやったと感嘆する構成力。読者が構築したヴィジョンを、想起したイメージを根底から覆す
恍惚感がたまらない。伏線回収にもいちいちなぶられる様な独特の快感があって好い。。ただ、素直に受け取るかは人を選ぶ。
歌野は懐古的でありながら斬新な二面性を持つ作家だと思うが、本書でみせた独特の回帰願望と先見の明はすごい。特に後者が顕著で、諸所の
社会問題を鋭く示唆していて、単に謎解きだけじゃない奥行きと真実味があり心打たれる。
桜満開だけが醍醐味じゃない、読後あなたはきっと葉桜に魅せられるだろう。
葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫)より
4167733013
No.182
(3pt)

ずっと読んでて退屈。文章がどうも肌に合わない

ずっと読んでて退屈。文章がどうも肌に合わないと感じながらも,「このミス1位(2004)」だしなぁ・・・と読み進めていくと,確かに騙され感はすごくある。でも,こんな騙され方はしたくないなぁと。
著者は女性かと思ってました。男性だったんですね。タイトルは素敵。
葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫)より
4167733013
No.181
(1pt)

特に凄くは

以前女王様と私を読んで肩透かしを食らったので
歌野作品のなかで傑作といわれるこの本を買って読み進めたのですが
やはり女王様と私と同じような感じでした。
こちらのほうが驚きは少なく、読んでいて不快感もないのですが途中で気になることが多すぎて
勘のいい人なら最初からわかってしまうのではないでしょうか?
特に、巻末の説明ページ「携帯電話」欄がもう違和感の塊。
わからない人に向けた説明かとおもいきや、ほとんどネタバレとなってしまいます。ご注意を
葉桜の季節に君を想うということ (本格ミステリ・マスターズ) Amazon書評・レビュー: 葉桜の季節に君を想うということ (本格ミステリ・マスターズ)より
4163217207
No.180
(1pt)

本当にがっかり

他のレビューにもあったが、本当に「読まなきゃよかった」と思った。
時間とお金を無駄にしました。
話に無理があるし、「びっくり」するはずがただただ「がっかり」した。
登場人物の心理面やキャラクターがもっと描かれていればよかったのにと思う。
葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫)より
4167733013
No.179
(1pt)

萎えた・・・

ロマンティックなタイトルに惹かれ、買いました。
でもラストのどんでん返しで、一気に萎えた。。。
それまでイメージしてた登場人物像が、
一瞬で壊れました。ほんっとガッカリです。
読まなければよかった、と後悔した一冊。
素直な人なら、単純にどんでん返しが楽しめるかも。
葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫)より
4167733013
No.178
(4pt)

読み手は選ぶかも

自分は面白いと感じました。
推理好き、ミステリ好きのコアなファンには物足りない感じで、若者には少しスピード感のない展開で読み手を選ぶ作品ではありますが、
読書が趣味の人なら充分楽しめると思います。
読後に現実に戻される感覚は妙ですが、日テレの土9のドラマなんかに向いているんじゃないかな?という感じです。
葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫)より
4167733013
No.177
(3pt)

とても読みやすいが、トリックに違和感。

文章面では特徴のある主人公の1人称でとても読みやすく、グイグイ読み進めてしまいます。
主人公にまつわる過去や恋愛模様、話の軸になる詐欺集団などの描写は読む者を惹きつけ、凄く面白いと思います。
しかし、最後にどんなトリックがあるのだろうと期待していたら・・・・。
このトリックは先入観に囚われると騙される・・・ということなんでしょうが、正直「やられた!」とは思いません。確かにビックリはしたし、2度読み返しましたが、他の方も言っている様に言動に無理があります。現実の私達の周りにある日常として通常はほぼ有り得ないことを、さも「してやったり」で表現しているのが違和感を感じます。(最後の解説なども。)
話自体は面白いと思いましたが、「どんでん返し本」として期待して読まない方がいいと思います。
葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫)より
4167733013
No.176
(4pt)

僕は素直に、驚いたし面白かったな

なかなか評価が分かれていますが、正直、面白かったな。
評価の悪い皆さんにとっては、きっと、その何というか、素直にだまされたんだと思います。
かくいう私も、素直にだまされたんだけど、正直潔く、参った、と言う気分ですよ。
きちんきちんと読んでいく人は、つじつまの合わないところで止まる、戸惑う、のかしら。
僕は、どちらか言うときちんと読まないし、少々わからないところも、ま、何とかなるさ、と先に行っちゃうもんだから。。。最後まで行って、おっとととととと、とたたらを踏んだ。
この感じは、今までなかった感じで、結構(そうやって小説読んでたたら踏んでる自分が)おかしかった。
だから、もう一度読まなくっちゃ、ってなるんだよね。そかそか、なるほど、って。どこで自分が気づくべきだったのか、って反省(?)しながら。
何というかな。とてもよくできた作品だと思います。
そんな酷評するようなものではない、と思いますが。
葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫)より
4167733013
No.175
(1pt)

読み初めから違和感はあった

やられた〜といった爽快感は皆無。
自分は最初から主人公や周囲の人間の年齢が気になってしかたなかった。
登場人物の言葉遣い、服装描写、経歴、価値観どれをとっても今時の若者の感覚ではない。
途中、主人公の年齢が書かれてないか何回も確認したし、時代設定、出版された年も何回も確認した。
自分が若かったり、若者文化に詳しければ必ず冒頭から違和感がある。
自分などはあまりの不可思議さに作者のセンスを疑ったし、うんざりして何回もやめようと思った。
で、あのオチ・・・。
何に騙されたかって、店頭の仰々しい宣伝だ。
葉桜の季節に君を想うということ (本格ミステリ・マスターズ) Amazon書評・レビュー: 葉桜の季節に君を想うということ (本格ミステリ・マスターズ)より
4163217207
No.174
(2pt)

人生を語るか?

高卒で家出したのにえらい金遣いがあらいなとは思っていたけど、まんまと騙されました。読者を騙す作品はままあるけど、その中でもレベルは高い。テクニックは完璧といってもいい。
しかし、人生観を語るには中途半端。蛇足だ。そもそも、読者に人生観を考えさえるような材料に乏しい。また、結語の人生観にも共感できない。
本書では人生を桜に例えている。このご時勢、葉桜の人生のもつ意味合いは大きいことは十二分に認めるが、このケースでは、葉桜としての自分の生き方を考える前に、散らしてしまった桜の重みを真剣に考えたら、前向きになんかこれっぽちもなれないはずだ。それも散らしたのは桜ではなく葉桜なのだからなおさらだ。
葉桜の季節に君を想うということ (本格ミステリ・マスターズ) Amazon書評・レビュー: 葉桜の季節に君を想うということ (本格ミステリ・マスターズ)より
4163217207
No.173
(3pt)

びっくりはします。

読んでいる時からよくわからない違和感がずっとありましたが、
読み終わると「なるほどそういうことだったのか。」と合点はいきました。
そして、タイトルの意味もわかります。
ただ、ストーリーにはそのタイトルのような奥深いものは感じられませんでした。
単純に、よく出来ている、と思います。
葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫)より
4167733013