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マスカレード・ホテル
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マスカレード・ホテルの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.84pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全246件 221~240 12/13ページ
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高級ホテルを舞台にしたミステリー 登場するお客様たちは、個性豊かで実際に起きそうな事件ばかりなので、ミステリー要素を省いても小説になりそう (でも、そうなると昼どらみたいだね) お客様への対応は、プロの仕事だと感心した。 また、新田の刑事としての見方と尚美のホテルマンとしての考え方の違いがおもしろかった。 二人が、立場の違いを乗り越えて、徐々に信頼関係を築いていくシーンも好感がもてた。 後半、いよいよ真犯人登場か!?と盛り上がったが、すごく長く引き伸ばされていたので、ああ、違うなと思ったら、最後、数ページでどんでん返しの急展開には、びっくりした。 え、この人犯人?ホテルマンとしての勘はどうした? しかも、犯行動機を自分からぺらぺらしゃべりだしたあたりは、もう火サス的展開… 最後はよかった。 東野作品にはめずらしい、ハッピーを予感させるラスト。 | ||||
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東野作品は大方読破している一ファンですが、 25周年記念の3作品の中では一番面白かった…というか読みやすかったです。 新田&尚美のキャラクターは…設定年齢より上に感じられ、2人のやりとり等、ひと昔前な感じが残念でもありますが、 ホテルを舞台にテンポ良く展開して行くストーリーは 流石の東野 と言えるのではないかと思います。 微笑ましく、穏やかな雰囲気のエンディングも個人的には好きです。 ただ、多くの方が仰っている通り、犯人の殺人動機やラストに繰り広げられる急展開な設定は無理があるのかなと…。 最近の東野作品は Light であり、映画・ドラマ化を前提にしている感が否めないのが残念です。 もっと Deep&Heavy な東野作品を読みたい! …次回作に期待を込めて★4つとさせて頂きました。 余談ですが、「東野圭吾 人気作品ランキング」楽しみです♪ 私は、白夜行,幻夜,手紙が好きです。 | ||||
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東野圭吾作品は全て読んでいます。 マスカレードホテルは大ヒットでした。最初から、ぐんぐんと物語に引き込まれ、最後まで一気でした。 ホテルを舞台に、ホテルのカスタマーサービスのあり方、クレーマー対応の事例が描かれ、フロントに配属された刑事が、ホテルマンとして成長していく過程が丁寧に描かれています。CSの分野で仕事をしている者にとっても、興味深い内容でした。イメージは、「帝国ホテル」でしたが、いかがでしょうか? 推理の方も、4つの犯罪のつながり方は、意外性がありましたし、犯人も予想外でした。(犯行理由と、その為に作り出した仕組み、としては??はありますが、あまり、現実性を追求しすぎても、面白い推理小説は難しいです。) 品川署の所轄刑事も良いキャラです。 人と人の交流が暖かい目で描かれ、読後感もさわやかな1冊です。 | ||||
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東野圭吾最新作。 この人は、どこまで……、 と思ってしまう。 見事な1シュチュエーションで、 ドラマを盛り上げる。 リアルさを追求しちゃうと、 ちょっと強引さもあるが、 それにあまりある展開の面白さに引き込まれる。 キャラも嫌いじゃない。 主役の2人が魅力的。 それぞれの仕事に徹するプロフェッショナル感が、 平板でないミステリーに華を添えている。 また、ラストまでの謎解きの展開も、 東野ミステリーの真骨頂。 二転、三転の展開もまたお見事。 ネタばれになるので、 あまり多くは書きませんが、 さすがの新作でした。 | ||||
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新シリーズもまた、読み始めから終わりまで、起伏がありまったく飽きさせない一冊でした。 満足です。 | ||||
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マスカレードとは、仮面舞踏会のことです。 ホテルでは、誰もが仮面を着けているという意味です。 連続殺人事件の次の犯行場所となる超高級ホテルに、若手の優秀な刑事がホテルマンに扮して潜入捜査することになります。 ホテル業務の指導に当たる優秀な女性ホテルマンと初めは反発しつつも協力して真相解明にあたります。 さらに見た目は風采の上がらない所轄の中年刑事の地道な捜査もあって、しだいに犯人の意図が明らかになってきます。 ホテルでのエピソード、トラブルが、事件解明のヒントにつながる構成は見事で、興味深く楽しく読めました。 また、犯人逮捕とホテルの安全という論理のせめぎ合いも効果的に生かされています。 最後に意外な犯人、意外な動機、意外な犯行対象が明らかになります。 解決に至る過程で瑕疵があって残念ですが、圧倒的なおもしろさの前では問題にならないでしょう。 読みやすい文章で、最後まであきずに緊張感を持って読めました。 ベタなエンディングですが、ありだと思いました。 | ||||
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ニューヒーロー登場ということで買いました。 連続殺人事件の次の現場がホテルということで潜入捜査 フロント業務を担当させられることになった新田(主人公) 何故、自分がこんなことをしなきゃならないのか?とそれこそ一般人のような感情を抱くが、ホテル業務を通して、事件を解くカギが次々とやって来る。 それを開けることにより主人公が変わっていく。 またそれを見守る能勢という人物 ホテル業務の裏側を見せこんなことから事件になるかも? 主人公の他人への配慮がなかったり、感情がそのまま言葉で出る 人間臭さを見せたりする様は、宮本拓実ぽくもある ここから主人公の成長物語が始まる 楽しみだ | ||||
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とても読みやすい作品でした。 人間の恨みって怖いなぁと再認識させられます。 もちろん低評価の人の意見もよく分かりますし、「容疑者Xの献身」や「白夜行」あたりが大好きな人からすれば、かなり物足りないと感じる部分も多々あると思います。 確かに今までの東野作品と比べて抜群に面白いかと聞かれれば、無理な設定なども少なくなかったですし、正直イエスとは言いません。 東野圭吾に求められる水準がそれだけ高いからでしょうけど、このレベルの作品をコンスタントに出せる作家さんがどれくらいいるかと考えると、個人的には浮かんできません。 特に、ちょっと前に流行った執事と令嬢がどうたらこうたらっていうコメディみたいなのを読むと、やはり東野作品は質が高いなと実感します。 内容に関しても、以前からトリックよりも人間の心情を読ませるスタイルになっているので、別に不満はありませんでした。 何より、トリックに関してはネタ切れだと本人が何かのインタビューで話していたので……… 何だかんだで楽しめたので個人的な評価は★5にしてますが、最近の東野作品に不満気味の人は★3〜4くらいだと思われます。 | ||||
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これは日常の謎系な感じですね。 そういった意味でインパクトは薄いけど、 人間模様はとても面白かったと思います。 プロットが実にしっかりしているし、 伏線の張り方が巧い! しかも、本筋から枝分かれしている エピソードの一つ一つを楽しめました。 | ||||
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相変わらず巧緻なつくりで、安心して読める一冊。ホテルに取材し、小ネタを散りばめつつ、多数の伏線をしいて、それらがラストで一気に収斂する。ちょっとラブ色も。トリックのつくりや新キャラの造形はイマイチだと思うが、それでも十分1日楽しめる一作。新キャラ新田は、正義感や青臭さ、人間臭さがもうちょっと強く出てもよかった。それより面白いのはコンビの能勢。シリーズにするなら、能勢を前面に出した作も出るのでしょうね。東野三部作、どれも一定の水準にあるが、ホテル・新キャラのうまみで、本編を一位に推したい。東野ファンならもちろん必読。 | ||||
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天才じゃないのかな?と思うようなレベルの文章力は、本当にすごいですね。 いろんな書籍などで勉強はしているのですが、 たった一晩で正しく・美しく・売れる文章を書く方法 プロ・ライターの奥義伝承マニュアル [DVD] 一気に読んでしまうのは感動的です。 人気作家なので賛否両論は当然のようにありますが、エンタメとしては素直に好きです。 | ||||
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個人的には、三作品の中で最もおもしろかったです。ストーリーも複雑に設定されておらず、単純ですぐに物語に入っていけるものになっています。警察官が、ホテルのフロントなど様々な変装をしてその人になりきる、という設定は読んでいて非常に興味深く、見習いである警察官が本職のフロント係の女性とやり取りする場面などは印象深かったです。事件のトリックについても十分楽しめるといって問題はないと思います。自分たちのことを「駒」と表現したことも考えさせられました。この本を読んで感じたことは、事件もそうですが、ホテルで働くということは様々な客を相手にしなければならないのだと、その華やかさしか頭になかった自分の考えも大きく変えてくれるものになりました。映画化をぜひしてほしいなと思いました。 | ||||
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難しいこと考えないで読むので、単純におもしろかったです。久しぶりにドキドキワクワクした感じです。前2作と比べるとこれが1番よかったかも。ドラマ化できるかなーとかは考えちゃいました(^_^;) | ||||
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東野氏の25周年記念の第三弾。 新登場の主人公という強みもあり、本書が第一弾、第二弾よりも一番楽しめたと思います。 主人公の「新田浩介」は加賀やガリレオ同様正義感が強く、 推理力もずば抜けているのは同じであるが、 ちょっといじけたり、プライドが高かったりと、人間くささのある刑事で、 他の二人とは別の雰囲気を持っている。 高級ホテルが舞台で主人公がホテルマンに化けて潜入したり、 潜入するきっかけとなる、誰もが知っている数字を意外な形で使ったり、 新鮮味のある一方、主犯人がちょっと陳腐な感じは否めない。 (意図的なのかもしれないが、途中で犯人がわかってしまった) しかし、新参者のホテル版というだけあって、ホテルで起こる出来事が 事件とは無関係のようで、重要なヒントになり、事件が明らかになってゆく過程や 教育係の山岸尚美とのやりとり、次第に歩み寄っていくところなど、 飽きさせない展開になっている。 自分としては「容疑者Xの献身」や「新参者」のほうが上に感じるが、 「新田浩介」を別の場所に潜入させて、シリーズ化されるのも見てみたい。 | ||||
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東野作品は放っておいてもある程度は売れるんですから、あざとい広告はうたなくてもいいと思うんですけど。表紙のイメージも違います。もったいないと思います。 新参者のホテル版というレビューがありましたが、イメージとしてはそんな感じです。 ホテル内で殺人事件が起きる可能性がある為に、刑事がホテルマンとして潜入捜査をします。刑事が優秀な女性フロントスタップからの教育を受け、渋々ながら徐々にホテルマンらしくなっていくのですが、その過程が大変魅力的です。マイフェアレディの男性版ですね。 仕事のプロフェッショナルとは何かを考えさせられます。 次の作品も読みたくなるキャラクターです。次もホテルのフロントスタッフになってほしい。 途中までとても面白くて一気に読んだのですが、ラストが少々唐突です。誰も予想しなかったって、そりゃあしないですよ。終わり数ページで思いもよらない犯人が…というのは東野作品は多いですけれど…。 自分も三連続の中では一番好きな作品です。東野作品史上最高の云々…ではありませんが。 | ||||
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今年発売された3タイトルの中で一番おもしろい作品だった。 一流ホテルで働いている人たちのプロ意識は普段の自分の仕事ぶりを改めなくては。と痛感した。 またこのシリーズで読みたい! | ||||
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一流ホテルを舞台に 刑事とホテルのフロントレディが難事件を解決する! ホテルでは誰もが仮面を被っている。 訪れる客はもちろん そこで働くものでさえ・・ その仮面を脱いだ時 事件の幕は上がる。 ジャジャジャーンと懐かしの 音楽さえ聞こえてきそうな典型的お茶の間向けミステリー。 最近の東野圭吾作品は 映像化を狙っているような気さえする。 誰もがとっつき易く楽しめるが 物語りに深みが感じられない。 でもでもでも。 それでも存分に楽しめてしまうのが 東野圭吾の作品。 気軽な気分転換にはいいかも。 また「白夜行」のような作品が読みたいな・・ | ||||
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新品でハードカバーを買うなんて普段はないのですが、装丁が豪華だったので、思わず買ってしまいました。 この作者の凄いところは、話が面白いのはもちろんですが、専門の知識をストーリーに上手く絡め、自然に頭に入れてくれるところだと思います。(医療とかバレェとかレストランとか) 今回はタイトルの通りホテルが舞台です。超一流ホテルに泊まるなんて夢のまた夢、自分には一生ありえないと思っていましたが、本書を読んで、多少無理してでも、こんな豪華なホテルに泊まってみたい、と思わされました。 まぁ、当分はないでしょうが… 今回も自分なりに犯人探しをしてみました。かなり大胆な予想をしたのですが、やっぱり外れました。伏線がすごい。 | ||||
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個人的な感想をつらつらと書いていきます。 小説のレビューを書いていくのは滅多にないのでネタバレ等あると思いますがご了承ください。 まずこの本をぼくが読んだきっかけはいつもは固い本を読んでいたがたまには違った本もいいだろうと思ったことです。 結果的に、3日ほどかけてじっくり読んだ感想は、よく出来ていて面白いということです。 まず、装丁がとっても豪華で読んでいてとても気持ちいいです。帯にも東野さんの想像力の限りを尽くしましたというコメントがあり、購買意欲をそそります。 それに舞台となった超高級ホテルに、刑事がホテルマンとして潜入捜査をするという設定も面白い。 何より各登場人物の会話にリアリティーがあり、読んでいて納得のいくストーリー展開である。 非常に読みやすい。 それと、トリックや暗号に、Googleや携帯電話、ホテルの電話などテクニカルな内容が含まれており、知的好奇心を誘う。 事件の収束は急展開過ぎて少しビックリするがラストは綺麗に締め括られて心地いい。 また一人ひとりの背景が丁寧に描写されており、エピソードのひとつには思わず感動してしまった。 | ||||
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面白いですよ。 ただ次々に起こるエピソードが一つ残らず伏線となって最後に繋がるのは遊んでるでしょ。 それだけに物語としてのパワーは強烈です。買って一日で読みきってしまいました。 あと、プロ意識を持って職業に取り組む姿勢を描くのが上手いですね。 自分の今の仕事に対する取り組み方を考えさせられて嫌になっちゃいます。 最近の東野さんのハードカバーの中では一つ抜けてます。 | ||||
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