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マスカレード・ホテル
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マスカレード・ホテルの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.84pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全246件 201~220 11/13ページ
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私だってそう。 結構生霊になっているかもしれないくらい 根に持ったりしてる事はある。 ただ、事件になったりはしないけど 人間って傷付けたり傷付けられたりしてるんですね。 | ||||
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ホテルが舞台の話は、映画だと群集劇の代名詞にもなった「グランド・ホテル」や、「THE有頂天ホテル」などが思いつくけど、 小説で出会ったのは初めて。 しかも不特定多数の人が行き交うホテルということでグランド・ホテル形式が採用されているのかと思えば、 刑事とホテルマンの二人の目線のみの描写。 けれども、「人を疑う」「人をもてなす」と、相反する職業の二人にすることによって、 訪れる客たちの様子がそれぞれ異なる見方で描かれているのが面白い。 タイトルも上手いよなぁ。 | ||||
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『真夏の方程式』と同時期に読んだため、人によっては『マスカレード・ホテル』のほうは、若干物足りなさを感じる人もいるかと思います。 しかし、私は『マスカレード・ホテル』に、とても惹かれました。容疑者も狙われる人も、最後の最後までわからない展開が最高でした。 ホテルの中でのシーンや、そのほかの連続殺人事件がどのように関係してくるのかが、最後まで見ものです。 ミステリーという中にも、このようなものがあるんだと考えさせられました。 また、ホテルマン達の働きぶりや、多種多様なクレームなどの応対の仕方なども勉強させられました。 こんなにお客様を考えているホテルが実際にあるのであれば、素直に泊ってみたいかも。 今までの東野圭吾さんの作品と比べ、また違った一面が感じ取れる作品だと思いました。 ぜひ、東野圭吾ファンは『マスカレード・ホテル』を読んでみてください。 | ||||
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とっても東野圭吾らしい作品。一度も退屈することなく一気に読めました。 ホテルで起きる様々なエピソードは「新参者」を彷彿させましたが、しっかりと違いを 打ち出していたので、そのあたりは流石に巧みです。 ドラマ化、映画化を意識して書いている雰囲気はありますが、そんなにいやらしさは 感じません。せっかく舞台がホテルなのだから、このくらいのドラマ性、華やかさが あって然るべきと思います。 多作ゆえに、時折とんでもない駄作もある作者ですが、今回は“当たり”の作品だと 思いますよ。「白夜行」をベースに比較しているレビュアーさんがいますが、「白夜行」 は東野圭吾の最高傑作ですから、いつもあれと比較しては可哀そう。 | ||||
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やはりこの著者の作品はクオリティが高い。読み始めたらとまらず最後まで一気に読ませる。今回は、トリックや動機よりも、刑事とホテルマン、プロ同士のプライドをかけた仕事ぶりが見所だったように思う。 ホテルマンの尚美と刑事の新田がいがみ合いながらも徐々にお互いを認めていく展開は予想通りだが、個人的には所轄の刑事である能勢が好きだった。 彼の話だけで一冊かけるくらい、キャラクターとして際立っていたと思う。能勢自身のキャラクターとしては主役という感じではないのだが、小説として今後は能勢を主役にした作品にも期待したい。 | ||||
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あるホテルのフロント業務をしている女性に上司から 依頼がきます。それは「刑事を一人フロントにスタッフと して潜入させたい」 サービス業とは遠い世界の刑事に、ホテルマンの心得など を伝えていきますが、その業務の裏には殺人事件を防ぎ 犯人を逮捕するという目的があります。 二人の歩み寄り、ぶつかり合いが楽しめます。 ホテルには様々な人が来ます。楽しい夢を持つ人だけでは なく悩みを持って来る人など。 さて、この作品ホテルの人も警察の人も色々出てきますが 所轄の刑事としてできてた「「能勢さん」 彼は別シリーズで本がでるんだろうなーというぐらい いい味だしてます。 ライトといえば、ライトな作品でしたが ドキドキ感は 作品を通じてあります。ページをめくる手が止まらないと 思います。読んで良かった作品です。 | ||||
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今年3作品出されましたが、そのなかで一番よかったです。次の作品を楽しみにしています。 | ||||
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読みやすいところがよかったと思います。 事件の前のホテルでの話もよかったです | ||||
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東野圭吾氏は、本当に「外れ」が無い作家だなと、いうのが読み終わった感想です。 実は、途中まで、「あ、今回は外れかも」と感じながら読んでいました。というのも、終盤に掛かるまでの展開がどうにも「姉さん、事件です」を彷彿とさせるものだったからです。 しかし、最終コーナーを曲がったあたりから、一気に変わりました。詳しく書くとネタバレになるので控えますが、パズルのピースがガシガシはまっていく感じでした。プロッティングの巧さに脱帽しました。 初登場の新田刑事のキャラクターも、人間味があって、正義感があって、優秀で、でもプライドが高くて、と非常に良かったです。今後の東野作品への登場を期待します。 まあ、とにかく、やっぱり東野圭吾は東野圭吾だったということを感じさせられる秀作でした。 | ||||
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連続殺人事件を縦軸にホテル内の出来事を横軸に話は展開していきます。 構成は「新参者」に似ていますが、今回は「新参者」より、横軸と縦軸が絡み合っている印象を受けました。 読み進んでいく内、引っかかる点に注意すれば自ずと犯人はわかります。しかし、自分にはわからなかった。残念。 | ||||
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麒麟の翼、真夏の方程式、マスカレード・ホテル。3冊の中から一冊選ぶとしたらマスカレード・ホテルです。動機は衝撃的ではありませんが、お客様の難題に応えることもミステリーの要素があり楽しめました。こんなホテルなら泊まってみたいとも思いました。3冊読んでみて今後東野圭吾氏に何を求めれば良いのかわからなくなりました。どんな作品なら東野圭吾氏らしい作品なのだろう。トリックのない作品や、人間そのものがトリックみたいな作品も読んでみたいです。乱歩賞受賞からの応援しています。 | ||||
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一流ホテルのフロントスタッフで、仲間からも客からも信頼の厚い女性と、一課の刑事でホテルマンに扮し潜入捜査を行うことになった男性が、一つの事件を背景に、最初はいがみ合いつつも互いに認め合っていく。 ホテルで起こる数々の一風変わった事件に、快刀乱麻の如く明快にトラブルを解決していく様は圧巻。 多くの事件を一話完結型のように描き、人間ドラマを濃くしているため、連続ドラマを見ているかのような感覚に陥った。(きっと、ドラマ化されるだろう) ホテル薀蓄や暗号謎解きも、驚きがあって面白い。毎度おなじみの読みやすい文体も見事。 余談だが、☆2つ以下のコメントでは、ネタバレを含むレビューが氾濫しているので、未読の人は注意。 | ||||
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外国映画のホテルでの、紳士・淑女のミステリー内容かなと思っておりましたが、一般のゲストと警察の やり取りがあり、面白く読ましていただきました。私もホテルマンでしたが、多少専門用語が使用されて おりましたので身近に感じられました。しかし、ホテルの内部の事を良く調べられております。 感心しました。ありがとうございました。 | ||||
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伏線がいくつもはられ、良い意味で予想を覆す展開に、最後は人の恨みは怖いなあと思いました。 とても面白く、非常に読みやすかったです。 登場人物の視点、心情や解釈、展開が素晴らしいと思いました。 本当にその人物だからこそ出てくるであろう、苦しみぬく台詞が更に読み手を物語に引き込むと思いました。 台詞だけを追っても映画のような、華麗な映像が浮かびました。 ホテルをメインの舞台に選び、最近のWeb犯罪の要素を取り込み、 著者ならではの推理戦に持ち込むのは、これだけの本をコンスタントに出しているのにすごいなあと思います。 読みながら、新田のホテルワーク、山岸のプロフェッショナルな対応を経験しながら、 著書は「能勢さん」のような地道で細やかな取材を積み重ね、本を書いたのかなあと思いました。 でなければ、想像だけでここまでは書ききれないような気がします。 新田・山岸・能勢のこれからを楽しみにしています!! | ||||
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前評判が良い本作品、しかしながら、イマイチ????? 警官が犯人逮捕のためにホテルマンに扮装、しかも事件らしい事件は起きず、石ノ森章太郎の「ホテル」のような展開・・・。 全部で44章あるのだが、35章で急展開! エッ!?こんなの、ってあり? 東野氏にまんまとやられてしまった。流石にミステリー界のストーリー・テラーである。脱帽です。見事に素晴らしい。 もちろんお勧めです! | ||||
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推理小説の醍醐味は、いかに予想を覆すかだと考えます。そういう意味では本作品は最後まで犯人がわからず、読み終えてから伏線の存在に気づくような展開で、相変わらず素晴らしいと感じました。ただ期待が高くなりすぎているため、それを超えるのは難しくなってきているのも確かです。 それから、人形町界隈で頻繁に取材をされていますが、さすがにもうあのエリアで事件を起こすのは難しそうですね? 残すは成城石井? ピーコック? 明治座? それとも兜町や茅場町の方へ足を延ばすのでしょうか? 次の舞台が楽しみです。 | ||||
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主人公の2人が、刑事とホテルマンという、人を疑ってなんぼの職業と、「お客様がルール」であり、お客様が常に正しいというホテルマンという全く違う人との接し方を持って出会うことになる。その中で、お互いの違いに気付き、それを尊重し、だんだんそこに染まり成長していく姿は見もの。 特に、頑固でホテルマンを馬鹿にしていた刑事新田が、フロント係り券彼の教育係である山岸の仕事ぶりにいつのまにか尊敬の念を覚え、そしてまだ気付かぬ彼女への恋心もあって、いつの間にか一流のホテルマンに変身していく姿には心打たれて涙が出た。本物のプロフェッショナルというのは、ここまで人を惹きつけるものなのだなと感動。 2人が最後に恋に落ちるのは、予想通りだったが、その部分はあまりに普通すぎてちょっと安っぽい感じがしなくもなかったが、ほっこりしたエンディングでちょっと微笑んでしまう、やさしい気持ちになれる小説だった。 | ||||
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この本はとても分かりやすいと思いました。主眼となっているトリックはまあ、推理小説でありますので、現実には起こりそうもないですけど、登場する人間はリアルで、色々な事情を抱えて、ホテルを訪れます。 この物語の主人公は、男女二人で、要するに、ある連続殺人が起き、その次の犯行現場があるホテルに特定され、警察がホテルに介入することになったというのが、主な筋書きです。 女の人はホテルの受付の責任者で、男の方は刑事です。 男の主人公の方が、プライドが強い感じでちょっとだけ鼻に付きますが、女の人と一緒にホテルカウンターで受付をしている内に、両者の中で職場を越えた絆が出来ていくみたいな展開はそれなりに面白かったです。 展開としては、一つ筋となる連続殺人があって、次の犯行現場は特定されたのですが、犯人は不明です。なので、警察はホテルに入り込み、不審な人間をチェックします。ホテルには色々な人間が訪れるので、問題を起こすそれらの人間にフォーカスが当たっていき、それと同時に事件が進行します。 物語としては僕は短篇集みたいな感じを受けました。僕は読んではいませんが、ドラマを見たので、形式としてはもしかしたら新参者に近いのかもしれません。 文章はとても映像的で、ドラマ化が容易い感じです。文章によって変に複雑になることなく、そのまま現実を書き起こしたような描写はこの小説に落ち着きと骨太の風格を与えています。 逆に言うと推理小説らしい『驚愕のトリック!』らしきものはこの小説の主眼ではありません。 あくまで様々な人間の個性と、そこから生まれる人間関係を楽しむ本だと思います。 僕はそれなりに楽しめました。☆5の感動するレベルまでではありませんでしたが、流石人気作家さんです。☆4です。 | ||||
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表紙を見て、ホテルで催される仮面舞踏会に潜り込んだ犯人と捜査官の頭脳戦!的なストーリーかなと勝手に思い込んでいましたが、見事に違いました。 推理ものというより、クセのあるお客様に対してホテル側がどう対応するか、そこが面白いです。 てか正直、途中で犯人わかる人いないんじゃないでしょうか。 しかも事件という事件が起こるのは本当に最後の部分で、ちょっとバタバタッとした印象。 でもその事件解決には、今まで対応してきた客達がカギとなっていて…というように、散りばめられた伏線がうまく収拾されています。 それに文章がうまいので、スラスラと読めました。 犯人やトリックには少し疑問はありますが、尚美さんの接客術や、新田さんの成長などストーリーは魅力的ですので☆5で! | ||||
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非常に読みやすく、ほぼ1日で読破できてしまう分量です。登場人物や時代設定、あるいは背景知識もあまり必要ではなく、 人の内に潜む悪意や凍てつくような殺意・・・のようなものをこの本には感じられませんでした。 豪華ホテルの描写はそれなりに秀逸ですが、いまひとつ、東野さんならもうちょっと豪華さを描写してほしかった気もします。 (BARだけではなく、SPAも併設しているでしょうし、スカイラウンジからの夜景も欲しかったです。) もしかすると、「あの頃の僕ら」(だったかな?)というバブル時代を描いた短編が、 ネタ元になっているのかな?ともちょっと思いました。 しかしそれにしても、いま一歩い、華やかさに欠けているとは思います。 トリックについては、おそらく主眼ではなかったと思うので省きますが、 どのような層に向けて執筆されているのかが気にかかります。 「幻夜」「白夜行」などにくらべてしまうと、あまりにも軽い感じは受けましたけど、 むしろそのために書かれたと考えれば、自然な気がします。 ただ・・・この主人公をガリレオシリーズや新参者シリーズに匹敵するほどに成長させるには、 相当に困難な気がします。 | ||||
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