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花物語
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花物語の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.73pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全62件 21~40 2/4ページ
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化物語の別エピソード。神原駿河の視点からの物語です。 神原は3年に、戦場ヶ原ひたぎなどはすでに卒業しています。 話としては神原についてのあれこれを語っています。 獣の腕についても… 化物語で神原に親近感が持てた方は面白いと思います。 逆に全く興味がなかった方には難しいかもしれ ません。 私としては、とても面白かったので、これはこれで有りなのかも知れません。 | ||||
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化物語系列全て読んでますけど今回一番面白くなかった 毎回楽しみにしてたのにちょっと残念 いつもなら続きが気になって全部読みきってしまうけど 今回途中で読むのを止めてしまったくらい勢い不足 このまま失速しない事を祈ってます | ||||
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ふとしたときに読みましょう どのページでも良いと思います 何ならオチからでも問題ありません そんな本でした | ||||
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今回は神原駿河視点で語られているが あの変態がまったくもって普通の少女になってしまった。 どこにでもいそうな普通の少女の内面的葛藤になってしまっている。 阿良々木先輩は自分視点で語っても、どこまでも変態だったというのに その点は残念だが話としては面白い。 | ||||
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珍しくほとんどシリアスな回です 今までの登場人物はあまり登場しませんがなかなかおもしろいと感じました | ||||
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自分はいつも明るいキャラ、いつも破天荒なキャラ、いつも大人しいキャラなど、作品内である性質しか示さない人物がいると、製作側はキャラクターを見せたいように見せている、という当たり前の事をついつい忘れて、その作品内で描かれる性質がその人物の全てであるかのように思ってしまっていた。ファーストシーズン、主人公語り部時のこのヒロインは、登場回、脅威を与える側の人間として登場し、人間的な負の感情から怪異に悩まされるに至った描写がされるが、次回以降主人公の友人となって以降そういったいびつな部分は全く描かれず、下ネタにしろ真面目な事にしろひたすら直線的且つサバサバした女性として描かれる。自分は自然に後者の性質が中心にあるキャラという印象を持った。これは、「主人公を語り部に据える事で主人公視点=自分視点となった状態」が長引くにつれ、自分と主人公が重なり、脅威側として正体不明者として描かれた人間的な負の感情の持ち主と、友人となった後主人公に並外れてサバサバした言動を見せ続ける人物が(或いは作者によって巧妙に)切り離され、友人となった後の後者の性質の方を強く認識してしまったからだ。これが今回へ続く前仕掛けだとしたら、実に遠大なトリックと言わざるをえない。今作で語り部になったそのヒロインは、いよいよ、満を持して、切り離されていたその性質を自分の一部として語り始める。サバサバした性質を信じ切っていた読者は、これまでと人物像が違いすぎる、といった感想を抱く。そんな読者に、ヒロインは、作者が我々に与える視点が時として非常に主観的にキャラを処理しているという事を語りを通して突き付けていく。人間ならば、どんな状況でも同じ態度でいる、という事はあり得ない。表向きポジティブな人間がどんな事態にもポジティブなんてことは到底ありえない。人間は人前では多かれ少なかれ何かを演じる事が多い。実際の人間に対してはそんな事解っているのに、ファーストシーズンで主人公の主観、主人公との会話でヒロインが演じるキャラが人物そのものだと信じきって、今作でヒロインが語る己の性質を意外に思ってしまう。作中の「人はみんなキャラを演じている」という下りはいつの間にか「キャラ」と「人物そのもの」を混同していた人間に向けた西尾維新のしっぺ返しだったのではないかと思う。もしかしたら西尾維新は、長らく自分の与えたキャラクターを演じているだけだったヒロインを、今度はヒロイン視点で執筆する事で、再び人間的ないびつさを持った「生きている人間」に昇華させようとしていたのかもしれない。そしてそれは猫物語で既に始まっていたのかもしれない。読んだ後数日はいわゆる化物語的面白さに欠ける作品と思っていたが、その考えに至った時、語り部が変わっていく理由が解ったような気がしたし、世間の一般的善悪と個人的な善悪を対比させる化物語ならではの面白さもしっかりとあり、且つ大仕掛けを用いた良作だと思えた。フィクションの構造に考えを巡らせてくれた意味でも、非常に重要な作品になった。 | ||||
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神原の内面をシリアスに描いているのだけれど、結論やメッセージ性をあえて殺した希薄さが際立った構成なので気楽に読めました。 キャラ自体そこまで好きではないのですが、神原らしい作品で完成度は高いです。 本作品は間延び感がなく、サラリと楽しむ事が出来ました。 まぁ、あの独特の与太話が好き人には少し物足りないかも知れませんが…。 囮物語〜なでこメドゥーサが早くも待ちどおしい。 | ||||
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読んだ最初の感想はやっぱり「真面目」でした。 語り部が神原ということもあって、「物語シリーズ」というよりは「戯言シリーズ」に似たものを感じました 前作の傾物語がコメディーよりっていうか大半ギャグだったので今作は非常にシリアスでした しかしネタバレというほどでもないんですが、やっぱり主人公が阿良々木君で良かったなあと思いました 物語の途中で阿良々木君が神原と会話をするシーンがあるんですが、そこで惚れ直しました 比べるってわけじゃないんですが、戯言シリーズの主人公はネガティブよりなところがあって 言えば性格は阿良々木君の正反対と言うわけです。 文章を書くのが苦手で上手くまとめれないんですが、一言で言えば阿良々木君は最高の主人公ってところですね。 非常に良い性格をしており、登場すると凄く安心してしまいます。 今回は神原と阿良々木君のキャラを再確認、再認識できる良い物語でした。 次回作のなでこメディーサを待ち望む日々が始まります・・・ | ||||
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この“セカンドシーズン”は「怪奇譚を装った青春小説」の側面が強いですね。 特に語り部が阿良々木くん以外だった、猫物語(白)や今作は。 “ファーストシーズン”とはちょっと毛色が変わっていて、単なる続きのつもりで読むとちょっと違和感があるかもしれません。 #わたしはこっちも好きですからぜんぜんOK にしても、この物語が時系列的に飛んでいるのは面食らいました。 猫物語(白)や傾物語の前後でのお話と思っていたのですが・・・・ そういう意味では次回以降の物語がどうなるか楽しみではあります。 #まだ伏線残りまくり・・・というか、今作でも張りまくりですし(笑) | ||||
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評価は分かれるでしょうが、個人的には面白かったです。 | ||||
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・・・なんだと思います。たぶん。 登場キャラも、内容も。 捻ているようで真っ直ぐで。切なくなるほど馬鹿正直な。 都市伝説 街談巷説 道聴塗説 話半分 そんな感じで、かる〜く読み流すにはちょっと内容が重〜い気もしなくはないですが とても読後感の良い『怪談』だと、そう思いました。 シリーズ物の第二期作品ということで、前作までを読んでいない人は、まず手に取る機会の無い作品かとは思われますが なかなかどうして、この作品単体で読んでみるのも面白いかと思われます。 というか、むしろ、前作までを知らない人の方が・・・『化物語』が当初そうであったように、多少の置いてけ堀感も含めて、素直に楽しめる作品かも? という気もしました。 ので、個人的にはシリーズの読者『以外のかた』にお勧めしたいと思います。 | ||||
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タイトル通り、この作品はかなり好き嫌いがわかれると思います。 前作まよいキョンシーでは真宵が殆ど登場せずやきもきした人が多かったと 思われますが、今回は神原出まくりなのでその点はご安心を。 暦視点ではない語り、という以外に物語としての 雰囲気は猫物語白に似ています。シリアス路線です。 しかし猫物語白よりもかなり重たく感じます。 それは今までの神原のキャラの明るさからの反動のせいでしょう。 そして話も淡々と進みます。暦も殆どオマケ程度にしか出てきません。 人物間の言葉遊びによるやり取りも殆どありません。 本当に淡々と進みます。 自分は呼んでいる間、神原の笑ってる図を思い 浮かべる事は出来ませんでした。 尊敬する先輩達が卒業した後の物語ということもあり、結構精神的にも 不安定な時期、そこでもがいてる神原の物語ですから、終盤まで今までの神原の魅力はありません。 それを新鮮と感じれるかどうかでこの作品の評価は決まるかと思います。 自分は今回の作品を読んで、化物シリーズの登場人物の中で、 神原に一番感情移入できるようになりました。 あらすじは少し退屈でした。 本編自体は270ページに満たないページ数です。 いつもより10〜15%ほど少ないページ数ですが、 それでも途中退屈に感じてしまいました。 何と言うか無理矢理引き伸ばしたような感じを受けました。 3ヶ月発売ペースというのは多少無理があるのではないかな?と感じました。 もう少し練って欲しいなぁと個人的には思います。 次作は暦がいつも通り活躍するみたいなので、いつもの感じを期待しております。 | ||||
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今回の話は設定上どうしても話に強く絡んでくる人物が少ないので今までより会話が少ないです なので神原による猥談や思わず吹き出してしまうような発言もとても少ないので自然とシリアスな内容になっています 今回の怪異はかなりの想像力をかき立てられるので強く引き込まれますよ 僕はあのキャラ達の個性が出る会話が結構好きだったので残念ですが、その分ストーリーがとても奥深くなっています 後は会話が少なくなるので神原による語りが多くなります 猫物語(白)と同様に語り部は阿良々木君ではありません 花物語はいつも明るく陽気な神原の心の奥を覗くような作品 今回のテーマは人の表裏でしょうか 人をあらゆる方向から見た時視点によって違うみたいな事を考えさせられます あなたの回りにいるいつも陽気なひとは何を考えているのでしょうか | ||||
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今回は神原の一人称で物語が進んでいきます。多くの方が指摘しているように、軽妙なトークや下ネタがかなり抑え気味な作品に仕上がっており、そちらに期待した方は若干残念かもしれません。 てすがどちらかと言うと落ち着いた話が好きな私にとってはとても楽しめるといか、考えさせられ、読後感もなかなかな内容でした。 なぜタイトルが「デヴィル」では無く、「デビル」なのか気になっていましたが、読んで「なるほどな」と。 もちろんあの先輩も登場します。彼はどこに向かっているんだ… 好みは分かれるかもしれませんが、私は楽しめたので☆5とさせていただきます。 読んで損はありません。 ぜひ気楽な気持ちで「西尾維新の世界」をたのしんでは如何でしょうか? | ||||
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多くの人が"楽しめなかった"とか"今回はつまらない"と評しているようですし、それにケチをつけるわけでもないけれど、今作を楽しめなかった人はもったいないなと思いました。ストーリーの薄さやアクロバティックさを狙いすぎだと言う人ほど特に。 "楽しめなかった"という要因のまず第一にあげられるものが、過去作にあった神原怒濤の掛け合い(エロ有り)が無かったことなのでしょうね。かくいう自分もその点に期待しなかったわけでは無いですが、それでも今回で神原というキャラクターの内面その他を知ることで、キャラクターの、ひいては作品世界の奥深さが深まったと思います。 まぁ化物語シリーズは、というか西尾作品は背景とか世界設定とかは適当で、キャラクターで話を語るというタイプなのでしょうし、他の文芸作品に言わせてみれば奥深さ(笑)になるのかもしれないですが― こんなことを書くつもりでは無かったのですが、なんだか言い訳や予防線ばかり書いているように見えますねwこの作品は悪くないし、むしろ自分的に良かったからレビューまでしようと思ったので。 なので簡潔に。 "化け"のキャラクターが好きなら買って損無し! シリアスが多いだの、狙いが過ぎてるだの、メタな視点で読むなんてもったいない!(作者批判ではないですよ^^;) メタ読みを否定してるわけじゃないけれど、そういう点で楽しむ方は、まずは図書館などから借りてから買うか判断したほうがいいんじゃないかな? | ||||
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私は花物語を読みはじめて神原が語り部と知った時に、これは楽しい楽しい会話劇が来るか?と思って読んでいきました。結果は他の方のレビューにも書かれていますが、ほとんどなかったです(^-^;)笑 でも、おもしろかった。確かにいつもの会話劇とかバトルとかは無いけど、神原が成長する物語としてよくできていたと思います。先輩たちがいなくても不安なことを1人で乗り越えようとする神原。悪魔様に関する話のラストは、切ないけど清々しい気分になりました。そして、なぜ今回の物語が「花」物語なのかがわかりました。それと、最後の暦の一言。かなりグッときました(>_<) ちなみに今巻では、暦たちは大学生です。個人的に羽川さんは一体何を…って感じだった(;'`)まあ、高三であんなことあったし…笑 それに彼?のあべこべはかなり怪しい。何かの伏線か、西尾先生のお遊びか…気になります(>_<)笑 そんなちょっとしたユーモアがありつつシリアスな花物語。今までとは少し違う意味で楽しめたので、自分は☆5つ付けさせてもらいます。次の物語も早く読みたい! | ||||
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これまでのイメージとは違う真面目な神原が語り部で、エロトークもほとんどなく神原好きな人はがっかりしたんじゃないでしょうか?私は阿良々木さんにがっかりしました・・・いえ、若干引きました・・・一体彼はどこに向かっているのやら、火憐ちゃんの貞操が本気で心配です。しかし今作ではほんの気持ち程度のご出演でこの存在感はやはりすごいですね、さすが伝説の阿良々木さんです。今作の印象は化物語の初期のコンセプトだった「メディアミックス不可能な作品」という感じですかね、都条例的な意味でなく。見方は人それぞれですが個人的に非常に西尾維新らしい、化物語らしい作品だったと思います。 自分は捻くれているのでこんなレビューになってしまいましたがシリーズ通して一番考えさせられる作品だったと思います、よんで損はありません。 | ||||
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前作「傾物語」から予定通り3ヶ月での刊行、3作続けてほぼスケジュール通りです。 毎回思いますが、プロ作家の鏡のような人ですね。 関係者からの信頼もさぞ厚いことだろうと思います。 さて内容ですが、またも語り部変更となり、今回主役の神原駿河が担当しています。 神原なだけにどんなエロ展開に弾けるのかと思いきや、いたって淡々と物語は進みます。 そしてちょっと退屈かなと思い始めたところで新キャラが登場。 そう、いつも登場人物が極端に少ないこのシリーズですが、今回はいつものメンバーはほとんど出番がなく、この新キャラと 神原の対決がメインとなっています。この新キャラの自分語りが実に見事です。人間の心情をこんなふうに説明されちゃうと 身も蓋もないよなあと思いつつ、頭の中にぼんやりとあっても言葉にできなかった思考が目の前で文章化されていく 爽快感を味あわせてくれます。 そしてエピローグでの神原は挿絵こそありませんが、今までで一番綺麗だったであろう事は想像に難くありません。 緻密な構成に驚かされた「猫物語(白)」、暴走状態が楽しかった「傾物語」に比べると地味ですが、 とても爽やかな読後感を与えてくれる作品です。 猫物語以降の新シリーズは、怪異譚としての体裁を装いつつ、その実SFだったり青春小説だったりと多様な展開を見せています。 このシリーズもあと3作、次回作がとても楽しみです。 | ||||
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今回もいい意味で予想を裏切ってくれました。内容は読んでのお楽しみですが、この本から得たことを述べるとするなら、物事は見る視点によって大きく変化するってことですかね・・・まぁ読んだら分かります。 | ||||
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確かに他の方々が仰る様に評価の分かれる作風。 しかし「評価する」を選ぶならば惜しげなく西尾維新の到達点と言えるのではないだろうか。 戯言初期より読んできた身としては、化物語の続編と言うよりむしろネコソギロジカル(下)の正当進化の様に感じられた。 その辺をどの様に評価するかの問題なのだろうが、ネコソギ(上)(中)や刀語を西尾維新の迷走と捕らえてる人にこそ読んで欲しい一作。 | ||||
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