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凍りつく骨



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【この小説が収録されている参考書籍】
凍りつく骨 (講談社文庫)

凍りつく骨の評価: 3.50/5点 レビュー 2件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.50pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

ヘビが好きでも嫌いでも

ヘビが大嫌いな人は、読み進むのがつらいでしょう。
ヘビが全然平気な人は、怖さが伝わらないでしょう。
「どちらかというと嫌い」というくらいの人向きかな?

ヒロインは田舎に住むあまり若くもない独身の犬の訓練士。
サスペンスのヒロインとしては珍しい地味なタイプですが、
かえって新鮮で魅力的です。
他の登場人物も、犯人を含めて悪人が出てこないので読後感は良いです。

星4つにしようか迷いましたが、謎解きの面白さがほとんどないことから3つにしました。

凍りつく骨 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:凍りつく骨 (講談社文庫)より
4061853430
No.1:
(4pt)

「ヘビ」がキーワード

犬の訓練士キャサリンの経営する犬の訓練学校は、競売にかけられる寸前の状態。そこへ長いこと音信不通だった父から援助の申し出の手紙が届く。父の働いていた動物園に行ってみると、なんと父はトラに噛み殺されたという。動物園、職員たち、主人公の家族、親戚間には複雑な事情が存在していることを知る。動物園を舞台に単に父の死のみならず、闇に葬られていた数十年前の事件までも含めた謎解きが始まる。いろいろな人間の人生がいろいろな動物に絡まっていた。
この作品の特徴は動物描写が多いこと。特に犬好きにはうれしい文章が多く出てくる一方、「ヘビ」がキーワードだけにどうしても「ヘビ」の描写は多い。描写が的確なだけに真に迫ってくる。「ヘビ」はダメと思う方にはお勧めしない。視点が変わっていて新鮮なストーリー。MW・ウォーカーの処女作。上出来のサスペンス。
凍りつく骨 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:凍りつく骨 (講談社文庫)より
4061853430

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