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塩の街
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塩の街の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.79pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全30件 1~20 1/2ページ
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少し考えたら「それおかしいよね?」とか「そんなのどうやったの?」 ってレベルの描写が散見する。 特に納得のいく説明もないまま、そういうのがどんどん増えていくので、 考えたら負けみたいな状態になっていって、とても辛い。 地の文の視点が数行おきにコロコロ変わるのも厳しい。 また、視点が変わっていないのにその表現を使うのはおかしいだろ、 と思わせる部分も多々あり、頭が痛くなってくる。 中盤の倉庫での真奈と入江のやりとりは 入江の方が合理的で納得できる理屈に見える。 そしてヒロイン真奈は、自分に銃や刃物を突き付けて レ○プ未遂まで及んできた脱獄囚トモヤに完全に肩入れしている。 まるで感情移入できない。 立川駐屯地到着後、長々と説明して 結果、塩の塊を爆破しただけで危機クリアという単純構造にしたのに 本編の最後、塩の塊との対峙シーンすら全くないのは流石に爆笑した。 後半のアフターストーリーで真奈の衣服を探すために マンション内を回って服や下着を物色した、という場面があるのだが、 もはや序盤で真奈の実家を荒らされて憤ってたのは何だったのかと思わせる。 なんだかこの小説が呪いの書のように見えてくる。 ここ半年くらい伊坂幸太郎の小説を読み漁っていたのだが、 偶に違う作者の作品に触れたいと思い、手に取ったのがこれだった。 結果、登場人物の思考や感情の流れが全く共感できなかった。 ある意味で衝撃。宇宙人を見つけた気分だった。 | ||||
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それを見た生物は体が塩になるという謎の物体が現れて……という話。なぜそんな事が可能なのか(光によって身体の構成物を変化させる機能は私たちの体にはない)という原理の説明がないのは物足りない。元凶である塩の塊についても性質的な弱点をつくのではなく単に破壊すればOKなので、作戦を練って失敗を糧に成功するという面白みもない。これをSFとするのは間違い。 まあジャンル分けはどうでも良いのですが、話が特に面白くはないです。 主人公が守られてばかりだし、問題を解決する上で鍵を握っているわけでもない。主人公の女の子いらないのでは。というかミサイルぶっ放して解決するなら戦闘機で近づく必要もないですよね。説明があったかもしれませんが、展開がつまらないからそこまで真剣に読めないんですよ。 あと、やっぱり敵が塩の塊でしかないので危機感が足りない。 上にも述べた原理説明が一切ないことや、塩の塊を根本から滅却する場面がないなど、設定上は出てくるはずの難しいシーンを避けているように見える。 装丁を変えても雰囲気ラノベでしかないなあ、という印象。 真面目に読むタイプの人には絶対にお勧めできない。 | ||||
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つまらない。 この一言しか書きたくないのだけど無理なので何か書きます まず秋庭がキモい 真奈の年齢が挙動と合ってない、描写と合ってない 小学生くらいの印象。 この二人の掛け合いがずっと続くのかと思ったら半分で読むのやめました これが、当時の電撃文庫銀賞。 いち読者から言わせてもらいますと、この程度で銀賞。 ある意味すごいなって思います。 しかし、他の作品(他にレインツリーの国とかも買ったので)も読んで作者の力量を再評価するかもしれません。(評論家を気取りつもりはありません。いち読者です) これはヒドイ作品だろ、なんだこの作者は、と思ったら他の作品は神がかってた、というような作家さんはたくさんいるので。 とにかくまとめますと、これはつまらないけど、人気作家さんだけに、他の作品はどうか、という感じです。 気が向いた時に他も読んで、なかなか面白いと感じたらこれもまた読み、評価してみようと読者としては思うところです。 | ||||
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東京湾に突如として飛来した謎の結晶によって、体が塩になる塩害という病気で死ぬ人々という 設定にすごい引き付けられました。 Scene-1(1章)からScene-3(3章)はそういった人々の葛藤や恐怖、そして残された人々の苦行が 描かれており、ぐいぐい引き込められます。 しかしそれ以降はダメです。 主人公とヒロインとの恋愛要素が突如として加速し始めて読者置いてけぼり。 気になっていた「なぜ結晶は飛来したのか」などの「謎」は待てども待てども出てこない...... 途中で飽きて読むのをやめました。 恋愛要素も面白ければよいのですが、どこかで読んだことのあるような 「世界の終わりで惹かれあう二人。世界を救うためには主人公の命が~...。それでも加速する二人の関係~.....」 的な、一世代昔の恋愛小説を読んでるようなビミョーな感じ。 タイトルを「塩の世界の中心で、愛をさけぶ」にでもした方が良いのでは? 出版止められるでしょうけどね。 | ||||
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初めの数ページで肌に合わないと感じたら読まないほうが良いでしょう。 その感覚は物語が進むごとに増していくはずです。 作者は男性かと思って読んでいたのですが、男性観、女性観に違和感を感じ、調べてみたら案の定というか、女性の方でした。 少々偏った男女観をお持ちなのかもしれませんね。 いずれにせよこの作品においては、冒頭で肌に合わないと感じたら一度本を置いてみるのも良いかと思います。 | ||||
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読み進めるうちに何となく違和感を感じて調べてみると、やっぱり元々ライトノベルでした。 ライトノベルというものを初めて読みましたが、薄っぺらいというか何というか。。確かにとてもライトです。。 | ||||
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多分私にはキツかったかも。 途中から何だか気持ち悪くて… ヒロインの子の性格も途中から突然気持ち悪く見えてしまって私には合わなかったです 読むの厳しかった 例えこの作品がラノベだろうが乙女ゲだろうがアニメだろうが私にはちょっと合いません もうなんかみんな恋愛にグイグイしてて 恋愛にグイグイしてんのはまあいいとしても、(それが何か受け付けない種類のグイグイなんだけど)恋愛グイグイ作品と最初全く思ってなくて読んでしまったってのも敗因だったと思います 普通の、硬派な災害と向き合って行く話かと思った。 恋愛要素がダメという訳では無いのですが、ここまで恋愛要素を後半押すんなら、ステキな恋だなあとか思わせてくれればいいけど 何だかベタ付いたイメージだけで全くステキな恋人達だなあって思えないし 「極限状態の愛」って言っても設定だけ重たくて、それにそんなに深みが見当たらない ラノベって最初から分かってたならそれなりに読んだのかな? それにしても合わなかったのは否めないかな ホント表紙に騙された感じです | ||||
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私の後ろの机の方もファンだし、そういう方には申し訳ないですが、おもしろくなかったです。もっと、災害物というかアクション物というか『塩化』の話に特化したほうがよかったような・・・。恋愛の形も不自然で現実味がありませんし、後半は父と子の確執みたいな問題まで出てきて・・・。『塩化』などというものすごく大変なことが起きているのに、恋愛とか家族とか、そんな場合か、みたいな。登場人物の語り口も、『塩化』という深刻な事態にあって軽すぎて嫌な気持ちになりました。発想がおもしろいだけにとても残念です。表紙も塩っぽくてかっこいいのに。 | ||||
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有川浩のデビュー作。こちらの角川版には、挿絵がないので、ラノベっぽさはオリジナル版より薄れている。 この頃から一段上のラノベって感じだ(まあそれでも、「絵が無いラノベ」って感じだが) 1話って、美談っぽく書かれてるが実際はかなりの胸糞話だ。だってこれ、海月の婚約者は、婚約者の女性にウソ吐かれて交際し、その後裏切られ、他の男のもとへ逃げられて、勝手に死なれて、人生最悪じゃん。まあ作者はそこまで頭回せてないだろうけどね。 世界観は『旅に出よう、滅びゆく世界の果てまで。』 にそっくりだな。ま、『塩の街』のが最初だが。 デビュー作だから仕方ないが、200ページまできても、全然面白くならない。序盤は割と良かったが、軍隊の話になってから、ジャンルが破綻してる。自衛隊三部作の最初とはいえ、これは自衛隊要素不要でしょ。そもそもSFラブファンタジーっていう怪しげなジャンルを銘打ったラブコメなんだし、作中で明らかに相思相愛だと答えが出てる事に、天才と呼ばれるキャラが気づかないのも、いかにも馬鹿馬鹿しい。これはあくまでラブコメなんだよね。 大量に信者抱え込んだ有川にしては評価が低い原因は、ラノベなのに無駄に長くてダレることも挙げられる。 しかし主人公、ヒロインが過去何度もレイプされかけてるんだから、保護者を気取るなら常時ガードしてやれよ(笑)。これも天才キャラなのに、学習能力が無い。 | ||||
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「空の中」が面白かったので、買ってみたが、正直、イマイチだった。 人間が塩の塊になるというアイデアは面白いが、 それだけだった。 しかも、戦闘機で塩の親玉をやっつけたら終わりだった。 人間が塩化する困難に、人類がどう立ち向かうかを読みたかったのに、 随分とアッサリというか。 起承転結の転をすっとばしたような作り方だな。 | ||||
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つまらなくはなかったのだが、私には合わなかった。 「ライト」であろうとするゆえか、使われている単語、特に会話の言葉の不自然さが気になって仕方がなかった。 例えば、行き倒れになりかけていたところを真奈に救われ遼一が、秋葉に言う言葉、 「噛み付く心配なら大丈夫ですよ。俺、年下は守備範囲外なんで。真奈ちゃんはどっからどう見ても、完膚なきまでに俺より下でしょ」 初対面の、自分より年上の男性に、こんな言葉で、こんな軽薄な話し方をする人がいるだろうか。 そうかと思うと、今度は会話には普通出てこないような語彙が、突然使われたりする。 「洞察も何もないさ、あいつが拾ってくるもんは飢(かつ)えて行き倒れる寸前と相場が決まってるんだ」 「うえて」でなく、「かつえて」と、わざわざ仮名がふってあるのだが、 作者が「軽いだけの小説じゃないから」と主張しているような印象を受け、不自然さが際立ってしまう。 また、登場人物があまりに類型的であり、あまり出来の良くない漫画のようで、いまひとつ感情移入できなかった。 私は、こうした点は、作品にとってきわめてマイナスではないかと思う。 日常世界が得体の知れない「塩」によって崩壊していく中で、生きる意味を問う、 アイデアは秀逸なのだが、十分にそれを書けてはいない気がした。 これは作者の力量なのか、或いは、ライトノベルであろうとする制限のためかもしれない。 私には合わなかったが、ライトノベルが好きな人は、私には「欠点」に感じられる文体、人物描写、 まさにそれこそを小説に求めているのかもしれないので、結局、人それぞれなのだろう。 | ||||
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有川さんのデビュー作ですが、塩で人類が滅亡しかかってるって所にまずイヤな予感がしました。どんなメカニズムで急に塩の柱ができたとか、人体へどうして作用してしまうのかとか、しっかり説明されていれば受け入れられたと思います。全くなく、『あの柱を破壊すれば人類が救われる』とか言われてもさっぱり分かりません… 王道ストーリーで泣いてしまう自分が感動なんて全くしませんでした… | ||||
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余りよかった年意識していません。もう少し現実的であればなと思いました。 | ||||
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ファンの方の間では、「自衛隊三部作」の1作目という位置づけとの事。 自衛隊好きなら読んでおくべきと薦められて購入しました。 う〜ん… これで自衛隊が舞台と言われても…。 百里にF-2はありませんし、最後にF-14を持ってきた理由も謎。 「単純な操作だけならF-15と一緒だから大丈夫」見たいなことで動かしてましたが、 機種転換にかなりの時間をかけるパイロットなら、そんな考え方で厚木の飛行機奪うのかなぁ。 横田に回航してきたF-15を奪うって方がまだリアルな気がします。 退役したF-14を陸上攻撃仕様にして置いておく米軍の動機も弱いし・・・(自衛隊が機能していない以上、既存のFA-18で充分) リアルに拘ろうと、しっかり取材したような雰囲気を感じます。 その分、自分の趣味(?)で現実と離れた設定を出されると、そこがものすごく引っかかります。 それを吹き飛ばすくらい話の内容が面白ければいいのですが、 有川さんの作品特有の、純朴系女子と完全無欠系男子の、ご都合主義的恋愛模様が中心です。 他の登場人物は二人の引き立て役でしかないっていう感じがアリアリと。 自衛隊についても中途半端。恋愛小説としても中途半端。 有川ワールド全開の世界観が好きな方向けの小説でした。 | ||||
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辛辣なタイトルをつけました。 この著者の小説は初めて読みました。 もともとSFは好きで、荒唐無稽な話でも割りとすんなり入り込めます。 なので、今回のこのストーリーも 一体どうなるんだろうと最初の方はワクワクして読み、半分くらいまで読み進みました。 が、そのうち 「ん?」という感じになってきます。 大体、なんでも出来て男らしくてカッコイイ秋葉と大人しいけど芯は強くて可愛い真奈の組み合わせ。 この組み合わせがもうすでに少女漫画。 そもそもこの二人がくっつくというのが、著者の趣味の世界というか・・・。 これだけたくさん人が死ぬのに、やたら恋愛要素が前面にきてて、美し過ぎて、リアリティ皆無。 読む価値がないとまでは言いませんが、レビューの高さに期待し過ぎは禁物です。 | ||||
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正直、最後まで読めませんでした。 自衛隊が出てきてからグズグズですね。 もともとSFですから、つじつま合わないのはしゃ〜ないけど 読者を飽きさせないようにしないとですね。 残念。 | ||||
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ストーリーも文章も設定も構成もキャラクターも、何から何まで薄っぺらであまりにも拙い。 友達に勧められてこの作者の「図書館戦争」シリーズや「空の中」も読んだのだが、男女を出すと無理矢理にでもくっつけないといられないようで、でもそのキャラクター造形も画一的で同じタイプばかり。 これはデビュー作だから仕方ないのかなーと思いながら読んだが、他の作品も日本語の間違いや変な癖が多く、あまり成長が見られないのが残念だ。 | ||||
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阪急電車は映画化もされるほどの人気小説だけど 私はこれラノベだなあと思いました。そして本作もしかり。 自分なりにラノベと小説の違いを考えてみました。 ラノベとは 主人公とそれを取り巻く人たちが青少年 年配の人が出てきてもあくまで背景的な存在で 現実の描写がご都合主義。 それをいうなら歴代の過去の作品にも今となってはラノベと分類されるものがあるのでしょうが、 考えてみたんだけど ライ麦畑でつかまえて、おそるべき子供たち、フラニーとゾーイとか 青少年が主役だが現実の描写がご都合主義ではないなあ。 ああわかった。このご都合主義が私をイラつかせていたんだね。三文小説なんだ。 (あ、赤毛のアンシリーズなんかも三文小説だと思います。最初のグリーンゲーブルズのアン以外の続編が。) でも話に引き付ける才能はすごくあると思います。 | ||||
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もっとまともな小説だと思って読んでみたら、ご都合主義で一杯の子供だましな駄作でした。 中途半端な危機をもってきて、ちょっと不自由して、泣かせるための悲劇があって、でも危機はあっけなく回避されて、主人公はウケそうな男女で、それが当然くっついて。 役者は一生懸命演じてるけど脚本がまるでダメな舞台みたいですね。 私にとっては時間の無駄でした。 ディズニーランドに行ってミッキーマウスを見たときに、中に人が入っていると思ってしまう人にはまったく向きません。 この世界に合わせてバカになりきれる人じゃないと無理。 いい大人が読む本じゃないですよ。 普通の小説みたいな装丁はやめて、ライトノベルだと分かるようなバカっぽいアニメ絵(女の子のミニスカートがヒラヒラしてるような)の表紙にしてください、誤解します。 | ||||
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一番肝心な戦闘シーンがすっぱり抜け落ちているので、 いきなり戦闘機のイラストを持ってこられても 感動しようがありません。 電撃文庫版が処分できなくて困りますので、 完全な文庫版を待っています。 | ||||
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