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図書館戦争
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図書館戦争の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.60pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全178件 101~120 6/9ページ
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文庫版、待ってました! ハードカバーは友達に借りて読みました。 ただ、全巻そろえるにはお財布が…と思い、文庫版を心待ちにしていました。 この文庫版には、短編もついてます。 甘あまな展開ですが、堂上ファン必読です♪ | ||||
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有川浩さんの「図書館戦争シリーズ」の待望の文庫化です。 舞台設定は、近未来の{公序良俗を乱し、人権を侵害する表現を取り締まる法律}として、 「メディア良化法」が成立し、国家による検閲がなされている社会で、それに対抗する 組織として、変容した図書館と防御武装した図書隊との軋轢がある世界。 高校時代に出会った図書隊員の姿を求めて、本を検閲から守るために 図書隊に入隊、エリート部隊に配属された主人公・笠原郁の恋と活劇の物語です。 (少しオーバーですが^^;) この作品の魅力は、緻密な世界設定と主人公・笠原郁と上官である堂上との 恋の描写でしょうか。上官の堂上に認められたい郁と郁の存在を認めつつも、不器用にしか 感情を表現できない堂上との歯がゆく、そして甘甘の恋(本人達は、自覚なしですが)の行方は、 とても感情移入できると思います。 二人を取り巻く登場人物も人物形成が緻密で、物語の中で活き活きと躍動しています。 逆説的ですが、国家の情報統制なく、有川ワールドを思う存分楽しめる今の世界は、 とても素敵だと思います。(東京都の青少年 健全育成条例も紙一重ですね) レアな方は、SF作品のレイ・ブラッドベリの「華氏451度」(国家により、本の所有と読書が 制限されている世界の物語)も読まれると面白いと思います。 間違いなく、楽しめるエンタテインメント!!是非、手に取って、読んでみて下さい。 | ||||
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本が好きだという人に、ただただ喜んで、楽しんでもらいたい一冊だ。 ラブコメしながら、戦う物語。特に、女の子ががんばる物語が好きな人にはオススメ。 小難しいことを考えるのは嫌いな人もきっと楽しめると思う。 それでも、立ち止まって考えるようになるだろう。こんな世界になったら嫌だ、と。 本を焼く国ではいずれ人を焼く。その言葉の意味を噛み締める。 私にとって、有川浩という作家と出会った記念の本だ。 いつか全集化されないか?と友人と話すほど、付録で消えてしまうのが惜しまれたスピンアウトも収録されている。 出会ってから5年。懐かしい思いなんか吹き飛ぶほど、がっつり引き込まれる魅力を再確認した。 | ||||
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タイトルの如きかな。読みやすさ、そして書物に対する圧力など色々なことが描かれている。 書物を愛する人なら共感できる作品だと思う。 | ||||
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ストーリーについては単行本やアニメがあるので、紹介はちょっとでいいかなと思いますf^_^; ラブコメみたいなノリがありつつ、図書館や検閲といった現実とは違うけどありえそうな世界の描写はそれだけで読む価値があり、かなり楽しめる作品だと感じました。 ボリュームが…とタイトルに書きました。本編のあとに「あとがき」「短編」「インタビュー」が入っています。 あとがきは単行本に載せたものと文庫本用のあとがきの2つがあります。短編はDVDの特典に付いていたものを、時系列をいじって載せていくようです。今回は「ジュエル・ボックス」です。インタビューは、俳優の児玉清さんと有川さんとの対談が載せてありました。 と、ここまで書いたように本編だけでも読みごたえがあったのに、このボリューム。有川さんならびに角川書店張り切ってるなぁ、と正直思いました(>_<)笑 短編については、「せっかくDVD買ったのに…」という方がいるかもしれません…しかし、インタビューとあとがきは読む価値ありだと個人的には思います。 文庫でここまでボリューム持たせるのはすごいな、と読み終えてから純粋に思えた一冊。ぜひ、読んでみてはいかがでしょうか。 | ||||
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出会ったのは数年前、初めて読んだ有川作品です。 タイトルの雰囲気とは裏腹のラブコメっぷりに魅了されました。 ただ甘いだけでもなく、お仕事小説のような要素も持っています。 読んでいると、自分も頑張らなくては!!という気持ちにさせてくれる、大好きな作品です。 とは言え、単行本を持っているので文庫を買うつもりはありませんでした。 しかし……、 ――単行本未収録短編『ジュエル・ボックス』収録。―― 買わないわけにいかなくなった!! 自衛隊シリーズの時もそうだったけど、どうしてこんなにずるいの!? 嬉しいですけど…。 | ||||
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有川浩さんの自衛隊三部作を先に読み、 登場人物のカッコよさ、ベタ甘なストーリー展開に引き込まれ 他の作品も読んでみたいと思い、思わず買っちゃいました。 久しぶりにこんなに読んで良かったと思える作品に出逢えました! 私の周りの大学生の友達も結構読んでいる人が多くて、大好評です。 さすが大学生が読みたい本ランキング1位の作品。 続編も全て手に入れて大満足です★ ベタ甘が苦手な人は読んでて恥ずかしくなっちゃうかもしれないけど、 胸キュンを求めてる人には持って来いですよーw | ||||
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有川さんの本はどれも恋の描写がしっかりしていて好きです これも、難しそうな法律や、戦争をしてますが、基本ラブコメだと思います 乙女な郁の恋模様をニヤニヤしながら読めると思います 逆にそういう恋愛系が苦手な人には、あまりお勧めできないですね | ||||
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全巻読んで、アニメや漫画も読んでます。 他の方のレビューを読んでいて、ここまで評価が分かれているとは思っていませんでした(苦笑) たぶん、ハードカバーだというのが大きいのかな。普通に買って、期待してた内容じゃないとか、あり得ないなど。 たしかに、内容が有川先生自身、大人のためのライトノベルと仰っているので普段ぶっとんだ設定のものやがっつり文学系のものしか読まない方にはあまりお勧めできないかもしれません。 連ドラのような感じでラブコメ一直線な部分も多々ありますので。 後は設定で、図書館が軍隊、武力を所有してるという設定が飲み込めない方。 ありえないとか、理由づけがちゃんとしてないとだめだという方もやめたほうがいいかも。 そういう世界です。ドーンと現実とは違った世界が存在してキャラが動き回ります。 キャラものや、ライトノベル、少女マンガなどお好きな方にはぜひともお勧めしたい作品です。 私はとても面白くて、一気に全巻最後まで読み進めてしまいました。 本は好みですので、一概にこれはいいとは言えませんが、レベルが低いとか、内容が薄いとかそんなことは全くないと思います。作風と読ませ方の問題だと思うので。 レビューで苦手だと思った方は先に図書館などで借りてみるか、本屋さんで冒頭をぱらぱらと読んでみるのがいいかと思われます。 別に苦手じゃないなと思った方は是非手にとって読んでみてください(^^ | ||||
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私はかなり好きになりました。 いいと思いますよ。 最初に。 私はラノベばかりを読んでおり、この、ハードカバーで分厚く、絵のない図書館戦争は凄く敬遠していました。 友人に勧められ、嫌々読み出したのですが、いつの間にか物語に凄く引き込まれていました。 内容が薄いという方や言葉使い等設定に問題があるという方もいますが、軍事的な世界をそのまま書くと本来有川さんが書くラブコメの世界観が無くなってしまう堅苦しい世界観な物語となってしまうのではないでしょうか。 確かに人によってはかなりの好き嫌いが別れる物語であることは否めません。 ですが、だからこそ迷っている方には一度読んでいただきたいと思います。 | ||||
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著者の本を読むのは初めて。 いやぁ、笑わせてもらいました。 活字なのに、絵が浮かび、しかもそれは噴出しつき(苦笑) 本らしからぬ本といいますか、 著者の他の本にも興味が湧きました(早速購入します!) ストーリーは いかにもありそうななさそうなスレスレのライン。これがまた絶妙。 「となり町戦争」っぽいな、と 感じさせる部分もあったのですが、 クライマックスは、映画で実写化されるような マンガっぽくもあって、なかなか惹きつけられるものがありました。 マンガにすればいいのに そう思ったら既にDVD化されているんですね。 こりゃまた、失礼いたしました。 | ||||
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焚書といえば、レイブラッドベリ「華氏451」ですが、ジョージ・オーウェルの「1984」もそうですよね。 先日それを漫画化した「comic1984」(PHP研究所)を読んで感慨深かったので、現代作家によるこのテーマを読めてよかったです。ラノベなのでキャラ立ちまくりですが(笑) | ||||
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この作品は、「図書館戦争」単体で評価するより「〜革命」までを読み通してみるのが良いと思います。「稚拙」「流石ライトノベル」というだけでなく、また一味違ったスパイスが得られるかと。「別冊」は個々の好みでふりかけ気分に…てな所で。テンポが良い、というのは多くの方が語られている所なので、四冊という量はそれ程苦にはならないと思います。 筆者・読者によって千差万別の感想が生まれえるのは必然ですが、今現実に起きている「非実在青少年保護条例」問題に対する参考書としても一見の価値ある物語です。今現在、「検閲」「良化法」は批判意見の方が語る「ありえない」「非現実」な設定ではなくなっています。条例案その実態を知れば知る程、この物語が決して「ありえない未来」のお話ではなく、ごく間近に迫る「ありえうる可能性」の物語として浸透し、再度全巻読み直しました。勿論、武装うんぬん設定丸々参考に、等と愚直な事をいうつもりはありませんが、「表現の自由」と「自らが選別する義務」、それらを全て国家に制御される事の重大さ、その障りだけでも感じられるなら、それだけでもこの物語の存在意義は大きくあります。 とは言え、これは有川さん自身があとがきで述べている様に、「月9連ドラ」風小説です。何より、恋愛を、そして「正義の味方」ではない「己の正義」を貫く主人公達の活躍を楽しむお話です。人気があるものには、売れているものには理由があります。極端な善し悪しの評価が分かれる事も、そのバロメーターの一つです。 単純に、「おもろい」ねん♪ 「芥川賞系の文学小説」がお好みならオススメはしませんが、そうでなければ、昨今読んだ小説の中でも良い作品です。 「天才小説」ではないかもしれない。 「秀才小説」ではないかもしれない。 でも間違いなく、「おもろい」小説やで。 | ||||
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空の中で有川氏にはまって、完全に少女漫画的ラブコメを期待して読み始めたので とても満足して読めました。20歳乙女です(笑) ただ有川氏の他の作品もそうですが、対象の年齢層と性別がごく限られている。 読み終わった後で、「これを若い女の子以外が読むのは厳しいな」と感じましたが 予想通り受け付けないというレビューも多いですね。残念と言えば残念です。 逆に小中学生が読むには刺激が強い表現も多いかと。 少女漫画程度と割り切れないこともないけど小学校の図書館にあるのもなあ…。 メディアワークス文庫も創刊されたことですし、文庫化が待ち遠しいです。 | ||||
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読み終わったあとで、レビューを詳しく読んだのですが 賛否が激しく分かれる作品なのですね。 楽しく一気読みしてしまい、思わず続刊を大人買いしてしまった私としては、 「設定がなってない、突っ込みどころ満載な本」と言う意見に対して 「えーそうなの、全然気がつかなかった、もしかして私ばかなのー?(オロオロ)」 と、右往左往して泣いてしまいそうですが、 とても面白かったと思ったのでどうしようもないので、開き直ってみます。 単純に良化委員(だったかな)には腹立ったし、 「こじきのおじいさん」って言葉が出てるだけで発禁になるのにも腹立ったし、 そういや、最近差別用語が多くなってるよなって、腹立ったし、 本を守るために「万引きよー、警察に突き出しなさいよ」って叫ぶ主人公に泣きました。 そして、 恋愛と戦争が同時に描かれてることに、違和感も感じず、 設定に矛盾も感じず、 ワクワクと読み切ってしまったのでした。 えー、ここで本の中で使われたセリフを一言。 「ためになる本が読みたいのではなく、面白いと思う本が読みたい」 そんなのも、有りだと思うので、私にとっては良い本です。 | ||||
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SF的要素あり、恋愛小説的要素もありの極上エンターテイメントです。 恋愛小説的要素というより「ラブコメ」と云った方がしっくりくるかもしれません。 小説に高尚さ、深さ、芸術性を求める方(いわゆる文学作品といった雰囲気を求める方)には読むことを薦めません。 しかし、この本が低俗かと言えばさにあらず。浅いかと言えばこれまた否。 登場人物の心根は高潔で、作者の書籍に対する愛は深いと観ました。 要するに有川氏はストレートなのですね。 単純でわかりきったことを小難しく書くような小賢しいまねをしない潔さがあります。 そうした潔さとは裏腹に有川氏が小説中に描く恋愛はイジイジしています。 若さ故、まっすぐで純粋な思いを持ちながら、それを素直に表現できない、伝えられない。 このもどかしさがもうたまりません。一度はまったらクセになります。 このシリーズ、しばらく離れられなくなりそうです。 | ||||
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設定や問いかけるものは非常に重いが とても読みやすく、ストレートに胸に響く 作品だと思いました。 レビューを読んでみると かなり好き嫌いが分かれるようですが ありえない設定などといわずに むしろそれを楽しんで 読んでほしいです。 私にとっては大好きな作品です。 | ||||
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著者の作品は「海の中」に続いて2作目だが、こちらは更にテンポよく読めた。 設定は面白い。公序良俗を守るために戦時中を思わせるような書籍の検閲を行い「不良図書」を摘発する「メディア良化委員会」と、「図書館の自由法」をたてに図書館と書籍を読む自由を守ろうとする「図書隊」の対決が、新米の女子図書隊員の笠原郁を通して描がかれている。 構図は「海の中」と似ていて、不器用だが真っ直ぐに突っ走る笠原郁と、同じく不器用だが内に優しさを秘めた上司の堂上の恋の行方を背景にしながら、様々な事件に遭遇する中で郁が成長していくというものだ。 言論や出版の自由というテーマは実際は重いものだが、この作品の主題はそれではない。そのようなことは頭の片隅に置いておくぐらいにして、ラブコメを読むような気楽に楽しむ作品だと思う。 | ||||
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一昨年冬位かな?深夜枠のアニメを1〜3話くらい、偶々みて面白いなァと感じていたが転勤で忘れ、つい最近本屋で平積みされているのを見掛けて思わず2冊購入。 文体が口語体なので違和感がと仰るレビューがありましたが私は筆者がどこまで強く思っているか分かりませんが表現の自由、読書の自由、自由を守る為には自衛もあるべきといった重たいテーマをさらりと読ませるテクニックとして使っているのなら有効だと感じました。 全編を通して主人公の笠原郁の目線だから口語も乱れるし語彙も足りない。その部分を「アホかお前は!」と堂上上官や同室柴崎に嫌み挟んで窘められる。ある種なんてことのない日々の中に時々メディア良化特務機関との闘争という非現実が混じる。 更に同じ敷地内に図書館としての組織人事と防衛隊としての人事があり尚かつ業務は横で繋がっているという実在しそうな官公庁の施設と人事。 文体がさらりとしているので油断していると読み流すがかなり痛烈な官僚社会や今でも存在する(場合によっては発動する)焚書。 実際に北朝鮮を筆頭に中国のチベット問題やアフガニスタン、ミャンマーなど表現や報道の自由なんていつ何時奪われるか分からないことを「今とは違うパラレルワールドだよぉ」として警告しているように映る。 なんとなく読み進まずには居られない文章運びの巧さ。 長編にも関わらず読後の疲労感を感じさせない爽やかさ。 柔らかいタッチに隠された声の重さ。 宮部みゆきさんに通ずる才能を感じます。きっと色々な分野で名作を描いて頂けると期待しています。 | ||||
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私は、最初テレビやマンガから入りました。それまで興味無かったんですけど、予想外に面白いです! 主人公が好きになれない方は向かない。とおっしゃる人もいますが、たいていの小説やらドラマで主人公のことを好きにならない私ですが、それによって作品が嫌いになるなんてことはありません。 でも、これは私の判断であるのでなんとも言えませんが、やっぱり好みがあるので他の方の意見も大事ですよね。(悪口のように書いている人もいますが) ハードカバーなどが苦手な人はまずアニメやマンガから入ってみるのもオススメです! | ||||
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