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万能鑑定士Qの事件簿IX
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万能鑑定士Qの事件簿IXの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.30pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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モナ・リザが来日する。その臨時学芸員に選ばれた万能鑑定士の凜田莉子、一方、雑誌記者の小笠原悠斗はイギリス貴族のお忍び来日の随行に指名される。お話なんだから、この二つが関係ないはずがないと思うが、最初は何が何だか分からない。さて、モナ・リザを巡ってどう進展していくのか。なかなかよく考えられた話だと思うのだが、なんだろ、この松岡佳祐の小説を読むと感じる軽さは?うーん、表紙のせい? | ||||
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モナ・リザの真贋に焦点をあてたミステリー。 臨時学芸員抜擢された莉子と里桜。 だが巧妙な手口で莉子は騙され学芸員の資格をはく奪される。 そこには偽のモナ・リザ責任者と里桜の陰謀があった。 映画にもなった作品で違いをじっくり見てみたい。 一般文学通算2219作品目の感想。2019/03/08 17:40 | ||||
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これが、私の使命であり,私にしかできないこと。 だから、危険な真似事に、妹のように可愛い女(ひと)を巻き込むわけにはいかない。 そんな健気な気持ちに付け入り、自分だけオイシイ思いをしようと画策するペテン師。 二人の術中に陥り、自信を喪失するロジカル・シンキングの申し子。 そのピンチを救うは、どこか茫洋としている、彼女にホの字の優男。 できるかできないかではない。 やるかやらないかの問題だが、決意だけではうまく継続できない。 逆に言えば、仕組みさえうまく構築できれば、才能も根性も不要。 修練の積み重ねなくして、実力は身につかない。 | ||||
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映画化するというので再読しました 当時もあんまり好きじゃなかったんだけど、やっぱり莉子ちゃんシリーズの中では好きではないかもです でも鑑定力を磨く為の修行などのくだりは好きです あと小笠原さん可哀想(^^;) とはいえ映像には映えるんだろうなーって思ってます 実際見てみたいシーンがいっぱい DVDが出たら、映像特典とか豪華そうで今から楽しみです 5巻を先に読んでおくと、より楽しいです | ||||
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映画が公開されてカスタマーレビューも良かったので読んでみることにしましたが、全体的に薄っぺらな内容で話に深みがなく読み終えた後に残るものがありませんでした。筆者の本は初めてでしたががっかりしました。もう読まないと思います。冒頭で尾行を恐れて関内に行くのにわざわざ新幹線に乗ると書いてありますが、東京駅から関内に行くのに新幹線を使って新横浜で降りてタクシーというのは通常はないですよね。東海道線のグリーンにでも乗って横浜に行っても時間的にはそう変わらないし、その気になれば新幹線に乗ったって後をつけるのは簡単でしょう。登場人物の名前も妙に変わったものが多いと感じましたが、「里桜」を「りさ」と読ませるのは無理があり過ぎませんか?こういうのに抵抗を感じずに書ける人なんでしょうか?私の感性には合わないですね。 | ||||
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『震災後の日本にモナ・リザがやって来る』 そんな粋なはからいが実現したら素晴らしい、と思わせる設定。 本書で語られる美術関係の薀蓄については門外漢なので、 語る術を持たないが、メインのトリックはもうちょっと捻って 欲しかった(詳細後述)。 才気煥発の著者には釈迦に説法だろうが、2ヶ月毎の出版で 犯人側のトリックが少し雑になっている分、小説のなかで、 それを稚拙と言い訳するようになって来てはいまいか。 凜田莉子の粗製乱造にならないよう切に願う。 〜以下ネタバレあり〜 『本物を見分ける直感を養うトレーニング』 最初に当該箇所に出くわしたときに、「えっ、こんな方法では トレーニングも何もあったもんじゃない」と思っていたら、 やっぱりインチキでした、というちょっと残念なオチ。 また、細かなことだけれど、種明かしのなかで、 犯人の一人のある仕草からブルガリア人であることを ヒロインが指摘するが、 ボーダレスの現代において詐欺を働こうという人間が、 自国民に特異な習慣や行動を意識していない筈はなく、 犯人としては如何にも『稚拙』だろう。 少なくとも、『本人は意識してその仕草を直すようにしていたが、 興奮したときに思わず出てしまった』くらいにして貰いたいところ。 少なくとも初対面でいきなりその仕草が出てきてしまうのは ちょっと興醒め。 ちなみに、この仕草、『ブルガリア人特有』ではなく、 他の地域の方々にも見られる行為の筈。 なお、毎度の重箱の隅の指摘だが、 電卓の配線を改造して=(イコール)をMRに入れ替えることは 可能だが、液晶表示器は表示用の個々の素子を縦横マトリクスの 信号で制御しているので、メモリー表示のMが表示されないように 当該制御線を切ってしまうと、同じマトリクスの行またば列の上の 他の表示素子も表示されなくなってしまうので、 何らかの論理素子を間に挟んでやらなければならない。しかしながら、 失敗するかも知れない場合に備えて予備を何台も買い込まなくては ならない腕前の人間にはそのような改造は実行困難だろう。 | ||||
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Qシリーズ9作目です。 今回は、名画「モナ・リザ」が題材ということで、ジャパニーズ・ダヴィンチ・コード?かと思いきや、ルパン三世的な展開でした。何がルパン三世なのかというと、コナン君より謎が無い感じで、勢いだけなとこと、松岡ワールドなユーモアがあるところです。 なんか、Qシリーズは、巻を追う毎につまらなくなっていると感じるのは、私だけでしょうか? 今回の学芸員テストへの頑張りって、プライドとか自分のキャリア形成とかってところからモチベーションがわいているように書かれているのですけど、莉子の性格的にそういうの違うと思うんですよね。莉子に限っては、そういう気持ちは無いと思うわけです。なのに、ストーリー展開上、どうしてもこの形をとらざるを得なかったのでしょう。結局、ラストシーンでは、本来の莉子らしい慎ましさが描かれていて、じゃあ、あのガツガツは何だったの?と思ってしまいます。 もう一つ、今回の準主役である女性についても、動機という大事なキーを握るわけですから、もう少し丁寧に書いた方が良かったんじゃないかと思います。Qシリーズの特徴の一つに、細かい章立て毎に第一人称が変わる、というのがあるのですが、せっかくこれを使えるのに、彼女が主体となった記述が最後だけというのは残念でした。もっと彼女の目線を間に入れてくれていたら、もう少し納得できたのかもしれません。 あと、これは松岡作品の悪いところなのですが、過去作品の登場人物が説明もなしに出てくる点。これが今回は特にひどかった。出過ぎ。シリーズとはいえ、単独で読んでも通用する程度に抑制しておくべきではないかと思いました。 せっかく魅力のある主人公なのですから、もう少し手抜きせずに書いて欲しいなと、ファンとして思います。次回は10作目となる記念すべき作品ですので、期待を裏切らない出来を望みます。 | ||||
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