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アイスマン



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【この小説が収録されている参考書籍】
アイスマン (ハヤカワ・ノヴェルズ)

アイスマンの評価: 3.00/5点 レビュー 4件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(3pt)

後半失速

前半はスピーディーで、クズのような主人公が軽蔑していたフリークスの中で徐々に変化していく様子が先に期待を抱かせます。
 ラストに向かっては、予定調和をぶっ壊すランズデール節が裏目に出て、いくらなんでもこれはなかろうという展開になってしまいました。帯にはおきまりの「ボトムズをしのぐ傑作」と記されていますが、そう思う読者は多分いないでしょう。
アイスマン (ハヤカワ・ノヴェルズ)Amazon書評・レビュー:アイスマン (ハヤカワ・ノヴェルズ)より
4152083980
No.3:
(3pt)

ちょっと残念

母親に死なれ、食い詰めたビルは、仲間と強盗を働く。簡単なシゴトに思えたが、仲間の一人が殺人を犯し、逃走するはめに。ビルは、警察の追跡を振り切るべく、フリークショーの一団の中に潜り込むのだった。 ・・・

ランズデールの作品には、人種差別の悲しい事実が見え隠れするのだが、本作品では様々フリークが登場する。いつものように、偏見にさらされる人々を描くだけで、それに対する怒りや憤りを直接的に表現はしていない。これがかえって、やるせなさを誘うのだ。

フリークたちを見下していた青年ビルだったが、徐々に彼らとうちとけていく。残念ながら、この気持ちの変わり様が、上手く表現されていない。悪態をつきまくっていたビルが、フリークたちと心をかよわせるまでが、唐突に見えてしまう。

フリークショーの呼び物、氷漬けの男=アイスマンが、物語の象徴的な役割をはたしているのは分かる。が、決着のつけ方には、伏線が足りない分、薄っぺらな印象を残してしまう。

ビルの親友で、メンターとなるフリークショーの一員 ドックマン(犬のような人間) コンラッドはいい味を出しているな。
アイスマン (ハヤカワ・ノヴェルズ)Amazon書評・レビュー:アイスマン (ハヤカワ・ノヴェルズ)より
4152083980
No.2:
(3pt)

この結末は好き嫌いが分かれるね

途中までは面白かったのだが、後半1/3で、ビルがギジェットに振り回され始めてからが、嫌な展開。最後も後味が悪いし、読後の爽快感が無い。まあ、ミスター・クインよりは少しましだが。アイデア、キャラクター、ストーリーテリングと、どれを取っても最高なんだけどなー。ランズデールの作品の中では、一番好きになれない作品だ。もっともハッピーエンドを期待する俺は、やはり歳なのかな?
アイスマン (ハヤカワ・ノヴェルズ)Amazon書評・レビュー:アイスマン (ハヤカワ・ノヴェルズ)より
4152083980
No.1:
(3pt)

この結末は好き嫌いが分かれるね

途中までは面白かったのだが、後半1/3で、ビルがギジェットに振り回され始めてからが、嫌な展開。最後も後味が悪いし、読後の爽快感が無い。まあ、ミスター・クインよりは少しましだが。アイデア、キャラクター、ストーリーテリングと、どれを取っても最高なんだけどなー。ランズデールの作品の中では、一番好きになれない作品だ。もっともハッピーエンドを期待する俺は、やはり歳なのかな? 
アイスマン (ハヤカワ・ノヴェルズ)Amazon書評・レビュー:アイスマン (ハヤカワ・ノヴェルズ)より
4152083980

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