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警視庁FC
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警視庁FCの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.60pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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警察モノを得意とする今野氏。どこか自分のやり方やポジションに自信の無さを感じながらも、周りの信頼に応えて行く・・・。 そんな感じの小説が多い今野氏だが、本作はすっかり公務員体質にハマり、定時出勤定時退出が当たり前、無難に勤めて共済年金を貰うのが希望と言う地域課の警察官が主人公。FCとはフィルムコミッションの略だそうで、撮影現場をスムースに動かす為のサポートを行う担当。撮影現場では手持ち無沙汰で適当に交通整理などをやっていれば良いと思っていたが、なんとその撮影現場で本当の殺人事件が起こってしまう・・・。 ストーリーとしては面白いし、出てくるキャラクターも立っている。しかし、物語途中で早くも「オチ」が見えてしまい(その後どんでん返しも有るが)、そこから先は「いつネタばれか?いつネタばれか?」と気にしながら読んでしまった。そして案の定のオチ。 どんでん返しのオチに気付くレベルの主人公なら、スタート直後に色々な点で気付くでしょう。幽霊に対する警察官の態度も不自然。 この作品の前に読んだ別の今野氏の作品にも感じたが、ハンチョウシリーズでTVドラマの旨味を知ったのか、警察モノはTVドラマありきで書いている様な気がする。 以前は、もっと深い心理描写が得意だったと思うが、この本の様にキャラクタはたっているが、低予算で制作し易そうな安易な設定が増えているのが気がかり。 | ||||
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