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マネーロンダリング・ビジネス
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マネーロンダリング・ビジネスの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.89pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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再保険を利用したマネーロンダリングとそれに群がる俗悪な警察官やサラリーマン それに立ち向かう主人公の大活躍 なんていうか 主人公があまりにもてすぎて しかもゴキブリが怖くて命が助かって(笑) 面白かったけどねぇ・・・ なんか課長島耕作の顔が浮かんで仕方なかったです(笑) | ||||
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実に面白い。 日本損害保険会社の子会社であるテキサス州のTCI.。 最近赤字続きでその調査派遣を命じられた滝田浩介。 TCI社長ギルは辣腕を揮っていたが赤字の原因を探りにきた浩介に最初は懐疑心を抱いていたが徐々に軟化。しかし浩介が各方面から事情を聞き調査するうちどんどん社長の疑惑が深まっていく。 経済内容、サスペンス要素たっぷりで読者をどんどん引き込んでいく。 海外現地情報が豊富で楽しめた作品である。 一般文学通算959作品目の感想。2015/01/07 14:10 | ||||
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元々経済小説ではなく、再保険の本を探しているときにこの本と出会いました。 再保険を使ったこういう手口があるというのが興味深く感じられました。この部分は第八部の340ページ前後に出てきますが、特に作者が損保業界出身ということもあって信憑性が高いのではないかと思います。その部分の記述も、図を活用するなどして分かりやすく説明しようという意図が感じられました。 本体のサスペンス部分も、ちょっと展開が出来レースっぽいですが、悪くない書きぶりだと思います。 | ||||
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サスペンスとしてもイマイチだし、マネーロンダリングそのものとしても??だし。 | ||||
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タイトルから私は、橘玲さんの「マネーロンダリング」を連想し、様々なマネーロンダリングが書かれている 本だと思ったが、マネーロンダリングについて書いてあるのは、保険についてだけであって、少し思ったのと かってが違った。しかし、サスペンス小説としては、可也面白く、良く出来ている作品だと思った。私は、著者の 「ザ・リコール」も読んだが当作品の方が面白いし、良い作品だと思った。 | ||||
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タイトルから私は、橘玲さんの「マネーロンダリング」を連想し、様々なマネーロンダリングが書かれている 本だと思ったが、マネーロンダリングについて書いてあるのは、保険についてだけであって、少し思ったのと かってが違った。しかし、サスペンス小説としては、可也面白く、良く出来ている作品だと思った。私は、著者の 「ザ・リコール」も読んだが当作品の方が面白いし、良い作品だと思った。 | ||||
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我々サラリーマンが恐怖を感じるのはグロテスクな殺人風景の描写ではなく、オフィスで実際に読む淡白な報告書なのかもしれません。本書ではいくつかの殺人風景が非常に淡白な報告書のように表現されています。サラリーマンを恐怖に陥れる新たなミステリー技法と言えるかもしれません。現実の凄味というか、所謂ハードボイルド小説で人が殺されるシーンとは異なる、自分のすぐ側で実際に起こった事件のような恐怖を感じさせられます。 労災保険を用いたマネーロンダリング手法は損害保険業界の人にとっては常套手段として知られているのかもしれませんが、銀行業界に勤めていた私にとっては新鮮でした。確かにケイマンに再保険引受会社を設立すれば非常に美しいスキームが描けます。小説から仕事上の新たな知見が得られるのは久しぶりです。 一方、本書の内容が難解でわかりにくいとの意見もあるようです。確かに一般的な経済小説がくどいほど背景を説明しているのに対し、本書での背景説明は簡略ですから金融業界外の方には不親切と感じられる部分があるかもしれません。ただ、説明が不十分というわけではありませんので、良く内容を読み返してみればわかるのではないかと思います。ありがたいことに著者の文章は東大卒エリートの特徴、即ち、網羅性と必要十分性は必ず確保する傾向がありますので、必要最低限の知識は本書のなかでも得られます。勿論、業界人は無駄な説明が省かれたスピード感のあるストーリー展開を楽しめるのでお得ですね。そういえば、金融業に勤めていて良かったと思える経済小説を読んだのも久しぶりです。 いずれにしても大変面白い作品なので、是非ともご一読されることをお薦めします。専門分野の難解さは推理小説を読んでいる気分にでもなって、金融業界の裏を暴きだす楽しみとされても良いのではないでしょうか。 | ||||
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著者は、日本のトップ損保・東京海上火災で2度の米国勤務などを経て取締役にまで上り詰めたバックグラウンドを持った人物。 それゆえに、 主人公浩介がその子会社の赤字原因を調べるために単身米国に乗り込むというところは、著者自身の経験が元にされていて、リアリティが感じられます。 さらに、 再保険のスキームを活かした、脱税、マネーロンダリングの手法も同様です。 小説であるがゆえにフィクションなわけですが、 これとそっくりの犯罪的保険手法で巨利を得ていた損保が、つい最近破綻しました。 そう、米国のAIGです。 というわけで、やはりリアリティある小説なのです。 組織の一員であるサラリーマンと、個人の正義感の間に揺れる主人公に、 特にサラリーマン読者は自身を主人公に重ねながら、小説の世界に入り込めることでしょう。 サラリーマン社会で成功し、その後、個人としても作家として独立した著者には、 「組織と個人」をテーマにした、社会派エンターテインメントをこれからも書き続けてほしいと期待します。 | ||||
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新聞紙面で紹介していたので興味を持ち、読んでみた。 一気に読ませるストーリー展開の面白さと書いてあったが、当たっていると思った。 ただ、米国を舞台にしているので、登場人物や会社名にやたら横文字が多く、なかなか名前を覚えられず苦労した。 それに専門用語が多いので、ビギナーにはハードルが高かった。 経済部分は80%くらいの理解だったが、主人公と黒幕の神経戦はエキサイティングで、存分に楽しめた。 もう一度読み返してみようと思う。 ただ難点を言えば、ストーリーは偶然に頼りすぎ、ややご都合主義と感じられる箇所があった。 また、玉虫色の決着は納得がいかない。 いかにも日本の企業のやりそうなことで、リアルさはあると思ったが、きちんと落とし前をつけた上で終わらせて欲しかった。 著者の出世作である「ザ・リコール」も読んでみたくなった。 | ||||
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