ボゴタの罠



    ※タグの編集はログイン後行えます

    【この小説が収録されている参考書籍】
    ボゴタの罠
    (違う表紙に投票したい場合もこちらから)

    オスダメ平均点

    0.00pt (10max) / 0件

    0.00pt (10max) / 0件

    Amazon平均点

    4.33pt ( 5max) / 3件

    楽天平均点

    0.00pt ( 5max) / 0件

    みんなの オススメpt
      自由に投票してください!!
    2pt
    サイト内ランク []-
    ミステリ成分 []
      この作品はミステリ?
      自由に投票してください!!

    0.00pt

    0.00pt

    0.00pt

    0.00pt

    ←非ミステリ

    ミステリ→

    ↑現実的

    ↓幻想的

    初公開日(参考)2004年05月
    分類

    長編小説

    閲覧回数1,598回
    お気に入りにされた回数0
    読書済みに登録された回数0

    ■このページのURL

    ■報告関係
    ※気になる点がありましたらお知らせください。

    ボゴタの罠

    2004年05月31日 ボゴタの罠

    JICO(日本国際協力機構)の次長、由利尚信が朝の渋谷駅で電車に轢かれて死んだ。事故は目撃者の証言から自殺として片づけられたが、課長の河本敬は事故の裏に、コロンビアでのODAを巡る不正があるのではと疑う。しかし、特命を帯びて首都ボゴタに飛んだ河本は何者かに誘拐されてしまう。河本の部下でお人好しの巨漢、大地圭太は事件糾明のためにコロンビアに潜入するが、偽造パスポートを入手するため立ち寄ったメキシコで早くも殺し屋の手が…。赤道直下のボゴタに太陽よりも熱い圭太の怒りが炸裂する。 (「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点0.00pt

    ボゴタの罠の総合評価:8.67/10点レビュー 3件。-ランク


    ■スポンサードリンク


    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

    新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

    現在レビューがありません


    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
    未読の方はご注意ください

    No.3:
    (5pt)

    映画を見るような面白さ

    私自身、大手銀行で永年、中央官庁関連ビジネスを担当してきた経験から、高級官僚の世界(この作品では外務省、JICA)の汚さ、組織防衛の凄まじさをよく知っているが、この作品はそんな世界に鋭くリアルに切り込んでいる。
    おそらく作者の狙いは、汚れた官の世界を糾弾することにあるのだろうが、作者はそれを、JICA下級事務官の轢断事故、それを調べようとした部下のコロンビアでの誘拐殺人事件というドラマチックなストーリーに仕立てることにより、堅苦しい社会派小説で終わらせず、エンターテイメントとして成功させている。逆にこの作品が単に軽いエンターテイメントではなく、ずっしりした量感を持っているのは、作者の腐敗した官僚社会に対する強い怒りがバックボーンとしてあるからだろう。この種エンターテイメントに社民党党首福島瑞穂氏の推薦文があるのは珍しいが頷ける。(瑞穂さんもなかなか粋じゃん)
    偶々友人に勧められて読んだ本だったが、全くの新人でもこんなに筆力のある作家がいることに驚いた。特に、JICA次長の轢死場面、英国の誘拐コンサルタント、セットリング・クライシス社の交渉人スティーブン・ブッシェルが、誘拐犯との取引に失敗し被害者を目の前で殺されるシーンなどは迫力満点。
    日本、アメリカ、メキシコ、コロンビアとストーリーはスピーディーに展開する。映画にしたら最高に面白いだろう。
    アマゾンの記事でこの作家を調べても、この作品が出てから1年半次の作品が出ていないようだが、是非処女作を裏切らない第二作が出ることを切望する。
    ボゴタの罠Amazon書評・レビュー:ボゴタの罠より
    4434044397
    No.2:
    (5pt)

    一気に読み進んでしまう面白さ

    「事実は小説よりも奇なり」と言われるが、この小説のような事実が実際にあってもおかしくないと思わせるストーリー。
    面白くて一気に読み進みました。
    ボゴタの罠Amazon書評・レビュー:ボゴタの罠より
    4434044397
    No.1:
    (3pt)

    活劇調が引き込む

    JICO(日本国際協力機構)を隠れ蓑にした、コロンビアでのODAを巡る不正資金の流れと、二人の謎の事故死。その真相を糾明するため、コロンビアに潜入した主人公と、その協力組織の死闘! 文章は生き生きとしていて、追跡者との裏のかき合いも次々と繰り出され、読む者をおもわず引き込んでしまう。しかし、社会正義に燃えたはずの主人公の描き方が中途半端で、潜入先でも実際は組織に助けられただけで何もできなかったという、不完全燃焼の感も否めない。それでも、政治とはこういう動き方をするのだなと、あらためて思い知らされた気がする。
    ボゴタの罠Amazon書評・レビュー:ボゴタの罠より
    4434044397



    その他、Amazon書評・レビューが 3件あります。
    Amazon書評・レビューを見る     


    スポンサードリンク