■スポンサードリンク


シャイロックの子供たち



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
シャイロックの子供たち
シャイロックの子供たち (文春文庫)

シャイロックの子供たちの評価: 4.16/5点 レビュー 236件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.16pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全41件 41~41 3/3ページ
<<123
No.1:
(3pt)

短編・・・だけど長編

銀行から現金100万円が紛失した。ある女子行員に疑いがかかるが、上司の西木は他に犯人が
いると考え独自に調査を進めていた。その西木が失踪!?紛失事件の裏には、驚くべき事実が
隠されていた。10編を収録。

現金紛失事件をめぐり、さまざまな人間関係や銀行の裏事情が浮かび上がる。「業績」「対面」
「立場」などの言葉に縛られた人間の行動には悲壮感が漂っているように思えた。職場は戦場で、
そこで働く男も女も戦士なのだ。
この作品の中には10の話があり、同じ銀行に勤めるさまざまな人間が描かれている。一見バラバラの
物語のようだが、実は微妙につながっている。短編集なのに、読後は長編を読んだような感覚になる。
構成がよく、ラストも意外性があり、そこまでの持って行き方も見事!楽しめる作品だと思う。
シャイロックの子供たちAmazon書評・レビュー:シャイロックの子供たちより
4163246304

スポンサードリンク

  



<<123
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!