博士の愛した数式

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博士の愛した数式の評価:

4.32/5点 レビュー 849件。 A ランク

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平均点4.32pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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全1,470件 861〜880 44/74ページ
No.610
(5pt)

私には相性のいい本でした。

なんていい本なんだろう。 と、心の中で思い なんていい本なんだろう。 と、口に出したことか。 私には相性のいい本でした。 余韻を楽しみながら 何度も読み返してしまう。 読むほどに話に吸い込まれ 読むほどに切なくなる。 映画も期待したい。
博士の愛した数式 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式 (新潮文庫)より
4101215235
No.609
(5pt)

私には相性のいい本でした。

なんていい本なんだろう。 と、心の中で思い なんていい本なんだろう。 と、口に出したことか。 私には相性のいい本でした。 余韻を楽しみながら 何度も読み返してしまう。 読むほどに話に吸い込まれ 読むほどに切なくなる。 映画も期待したい。
博士の愛した数式 Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式より
410401303X
No.608
(5pt)

傑作!

すばらしい作品だと思いました。事故で記憶が80分しかもたない数学博士と家政婦。2人の関係は博士にとっては毎日初対面という状況の中で、はじめはいったいどのように話がすすんでいくのだろう?と思いましたが、家政婦の息子のルートがでてくることによって、話はどんどん美しく、深くなっていきます。シングルマザーで家に息子をおいてひとりで夜遅くまで働かなくてはいけない主人公。ただひたすら母をまっているけなげな息子。その息子が博士と短い期間であっても、一緒の時間をすごせたことは息子にとってとても有益であったはずです。息子をもつ母として、こんな純粋な先生が数学を教えてくれたら、子供はみんな数学がすきになるはず・・と思わずにはいられませんでした。義姉と博士の秘密にも注目です。
博士の愛した数式 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式 (新潮文庫)より
4101215235
No.607
(5pt)

傑作!

すばらしい作品だと思いました。事故で記憶が80分しかもたない数学博士と家政婦。2人の関係は博士にとっては毎日初対面という状況の中で、はじめはいったいどのように話がすすんでいくのだろう?と思いましたが、家政婦の息子のルートがでてくることによって、話はどんどん美しく、深くなっていきます。シングルマザーで家に息子をおいてひとりで夜遅くまで働かなくてはいけない主人公。ただひたすら母をまっているけなげな息子。その息子が博士と短い期間であっても、一緒の時間をすごせたことは息子にとってとても有益であったはずです。息子をもつ母として、こんな純粋な先生が数学を教えてくれたら、子供はみんな数学がすきになるはず・・と思わずにはいられませんでした。義姉と博士の秘密にも注目です。
博士の愛した数式 Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式より
410401303X
No.606
(5pt)

博士の大きな愛

私の小川洋子デビュー作です。中途半端に理系をネタにした本ってあまり好きではないのですが、小川洋子さんはほんとに数学を丁寧にやさしく扱ってくれています。博士の数学に対する無邪気であり余るほどの誠実さは読んでいてほんと清清しい気分になります。最後は号泣してしまいましたが、心がほんのり温かくなりました。ルートとキャッチボールする博士の映像が目に焼きついています。
博士の愛した数式 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式 (新潮文庫)より
4101215235
No.605
(5pt)

博士の大きな愛

私の小川洋子デビュー作です。中途半端に理系をネタにした本ってあまり好きではないのですが、小川洋子さんはほんとに数学を丁寧にやさしく扱ってくれています。博士の数学に対する無邪気であり余るほどの誠実さは読んでいてほんと清清しい気分になります。最後は号泣してしまいましたが、心がほんのり温かくなりました。ルートとキャッチボールする博士の映像が目に焼きついています。
博士の愛した数式 Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式より
410401303X
No.604
(5pt)

心に沁みるピュアな作品

前行性健忘症、という病気をご存知だろうか。もし「聞いたことがない」という方がいらっしゃったら、是非とも本書を一読してみるべきだ。その切なさ、辛さが痛いほど伝わってくるはずだ。自分もこの病気になる可能性はゼロではない。この種の病気は、患う前にその存在を知っておかないと手遅れになる。また、ご家族の認知症でお悩みの方にもお勧めしたい。「記憶」について深く洞察する機会を与えてくれる本だと思う。陳腐な例えで申し訳ないけれど、作品の根底に流れるテーマは映画『レインマン』に似ているように感じた。本書の映画版は未だ見ていない。しかし、活字を辿った限り、私にはそう思えた。文章もまた巧い。数学と文学のように相反する題材を、巧みな人物設定と筆力で自然に取りまとめている。何といっても比喩がすばらしい。数学に関する会話が一篇の詩のように思えてくる。現実にはあり得ない程、善良な人物設定かもしれない。けれど、読みながら私は、介護、子育て、差別など、現代に蔓延する様々な問題にも思いを馳せることができた。本書は、実利の影に隠れて見失いがちな「大切なモノ」の感触を、私達に思い出させてくれる。
博士の愛した数式 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式 (新潮文庫)より
4101215235
No.603
(5pt)

心に沁みるピュアな作品

前行性健忘症、という病気をご存知だろうか。もし「聞いたことがない」という方がいらっしゃったら、是非とも本書を一読してみるべきだ。その切なさ、辛さが痛いほど伝わってくるはずだ。自分もこの病気になる可能性はゼロではない。この種の病気は、患う前にその存在を知っておかないと手遅れになる。また、ご家族の認知症でお悩みの方にもお勧めしたい。「記憶」について深く洞察する機会を与えてくれる本だと思う。陳腐な例えで申し訳ないけれど、作品の根底に流れるテーマは映画『レインマン』に似ているように感じた。本書の映画版は未だ見ていない。しかし、活字を辿った限り、私にはそう思えた。文章もまた巧い。数学と文学のように相反する題材を、巧みな人物設定と筆力で自然に取りまとめている。何といっても比喩がすばらしい。数学に関する会話が一篇の詩のように思えてくる。現実にはあり得ない程、善良な人物設定かもしれない。けれど、読みながら私は、介護、子育て、差別など、現代に蔓延する様々な問題にも思いを馳せることができた。本書は、実利の影に隠れて見失いがちな「大切なモノ」の感触を、私達に思い出させてくれる。
博士の愛した数式 Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式より
410401303X
No.602
(5pt)

小説の中の小説!

小川洋子さんと言えば、どうしても「妊娠カレンダー」のイメージが強く、今まで読んだことがありませんでした。題名のキッパリした感じに惹かれ、若きシングルマザーの家政婦、80分しか記憶の持たない数学者、設定のこの2点に興味を持ち文庫本になってすぐ買ってみました。博士の住む古い家、博士の黴臭い書斎、語り手の家政婦の作る料理のいい匂いがする台所、著者の巧みな描写が静かに、しかし、しっかりと博士の生きるそのひっそりとした世界を見せてくれます。ストーリーは、ひとつひとつがじっくりと静かに懐かしく、少し哀しい色を帯びて、小さな出来事、大きな事件を編みこみながら、ゆっくりと紡がれていきます。家政婦の小学生の息子と博士の友情の他に、博士の昔の恋物語の秘密、野球選手の江夏への博士のファンぶりなどが、スパイスになって効いています。久しぶりに、いい小説を読んだな・・という感想を持ちました。
博士の愛した数式 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式 (新潮文庫)より
4101215235
No.601
(5pt)

小説の中の小説!

小川洋子さんと言えば、どうしても「妊娠カレンダー」のイメージが強く、今まで読んだことがありませんでした。題名のキッパリした感じに惹かれ、若きシングルマザーの家政婦、80分しか記憶の持たない数学者、設定のこの2点に興味を持ち文庫本になってすぐ買ってみました。博士の住む古い家、博士の黴臭い書斎、語り手の家政婦の作る料理のいい匂いがする台所、著者の巧みな描写が静かに、しかし、しっかりと博士の生きるそのひっそりとした世界を見せてくれます。ストーリーは、ひとつひとつがじっくりと静かに懐かしく、少し哀しい色を帯びて、小さな出来事、大きな事件を編みこみながら、ゆっくりと紡がれていきます。家政婦の小学生の息子と博士の友情の他に、博士の昔の恋物語の秘密、野球選手の江夏への博士のファンぶりなどが、スパイスになって効いています。久しぶりに、いい小説を読んだな・・という感想を持ちました。
博士の愛した数式 Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式より
410401303X
No.600
(4pt)

静かで美しい。

物語は大きな振幅も無く、比較的淡々と進みます。ストーリーが波打っても、博士の記憶と同じく80分経つと元の”ゼロ”の位置に戻ってくるように、ひたすら静かに進んでいきます。 でも、博士が語る「日常に潜む数字にこめられた神の意思」はまるで小さな宝石のように美しいです。そして、わたしとルートと博士の小さなエピソードたちがとても温かく、幸せな気分になれます。 ハッピーなストーリーというわけでは無いのですが、温かみがあり読後感がとてもいい本でした。
博士の愛した数式 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式 (新潮文庫)より
4101215235
No.599
(4pt)

静かで美しい。

物語は大きな振幅も無く、比較的淡々と進みます。ストーリーが波打っても、博士の記憶と同じく80分経つと元の”ゼロ”の位置に戻ってくるように、ひたすら静かに進んでいきます。 でも、博士が語る「日常に潜む数字にこめられた神の意思」はまるで小さな宝石のように美しいです。そして、わたしとルートと博士の小さなエピソードたちがとても温かく、幸せな気分になれます。 ハッピーなストーリーというわけでは無いのですが、温かみがあり読後感がとてもいい本でした。
博士の愛した数式 Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式より
410401303X
No.598
(5pt)

好きです!

最後にはジーンとしてしまいました!!最初は博士のお義姉さんってなんて嫌なんだろうって思ってしまいましたが、最後にはこの人がいてくれて良かった…とさえ思ってしまいました。数次の流れもとてもキレイで、オススメの本です。
博士の愛した数式 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式 (新潮文庫)より
4101215235
No.597
(5pt)

「数」と「真理」と「完全」は人の頭の中にしかない

この前読んだ「99.9%は仮説」という本で、世の中のほぼ全ては仮説であると書いてありました。つまり、真理など存在し得ない(常に科学は反証可能性を持つから)という話がありました。しかし、数学には「真理」があります。何故なら、人の頭の中で生まれて、人の頭の中で終わるものだからです。そう考えれば、数学はロマンそのものでだからこそ、主人公の「博士」は非常なロマンチストなのかもしれません。現実には、「数」というものは存在しておらず、あくまで人間の頭の中にしかない。だからこそ、それは美しいのだということを。「数」の「完全」な「真理」とは、静かに、ただそこにあるのだと。あくまで人間の頭の中にだけ、どこまでも美しくそこにあるのだと。小川洋子さんの文章は、その美しさを見事に描き出していました。
博士の愛した数式 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式 (新潮文庫)より
4101215235
No.596
(5pt)

好きです!

最後にはジーンとしてしまいました!!最初は博士のお義姉さんってなんて嫌なんだろうって思ってしまいましたが、最後にはこの人がいてくれて良かった…とさえ思ってしまいました。数次の流れもとてもキレイで、オススメの本です。
博士の愛した数式 Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式より
410401303X
No.595
(5pt)

「数」と「真理」と「完全」は人の頭の中にしかない

この前読んだ「99.9%は仮説」という本で、世の中のほぼ全ては仮説であると書いてありました。つまり、真理など存在し得ない(常に科学は反証可能性を持つから)という話がありました。しかし、数学には「真理」があります。何故なら、人の頭の中で生まれて、人の頭の中で終わるものだからです。そう考えれば、数学はロマンそのものでだからこそ、主人公の「博士」は非常なロマンチストなのかもしれません。現実には、「数」というものは存在しておらず、あくまで人間の頭の中にしかない。だからこそ、それは美しいのだということを。「数」の「完全」な「真理」とは、静かに、ただそこにあるのだと。あくまで人間の頭の中にだけ、どこまでも美しくそこにあるのだと。小川洋子さんの文章は、その美しさを見事に描き出していました。
博士の愛した数式 Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式より
410401303X
No.594
(5pt)

本当にためになる小説はなかなか無い!

楽しく、ためになる小説です。このようなタイプの小説は中々ないのではないでしょうか。もし、小説に楽しさのみを求めるならばそれまでですが、一歩踏み出してみませんか?本当にいい小説とは、私たちの人間性を豊かにしてくれます。多くの人生経験を仮想領域で体験できます。その経験は、私たちの想像力を豊かにしてくれます。実際に体験するのが一番いいですが、すべてを経験することは不可能です。ですから、小説のような形で多くの人と出会い、極端ではあるが強烈なキャラクターを理解することは、現実世界において他人への心の広さにつながると思います。数学の観点からも楽しめると思います。この点については小川洋子、藤原正彦著「世にも美しい数学入門」に詳しいです。小説は、それ自体としてはあまり役に立たなくても、理論的な側面を重ねることで大きな力を持つのではないでしょうか。その意味で、両所を読まれることを薦めます。
博士の愛した数式 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式 (新潮文庫)より
4101215235
No.593
(5pt)

すてきなオイラーの等式

「ぼくの記憶は80分しかもたない」というフレーズから受ける印象は、悲しさ、哀れみ、いったいどれでしょうか? しかし、この物語は決してそのようなものを感じさせない。少なくとも僕はまったく感じませんでした。むしろまったく逆の、愛に満ちた温かい世界に包まれるかのようでした。そしてそれは、悲しい境遇に裏打ちされた温かさや哀れみを伴った温かさなどでは決してなく、博士、私、ルート、そして、博士の義姉の未亡人のまっすぐな愛情による温かさです。それぞれの人のこころの中身は誰もが思ったことのあることだからこそ、多くの人にこの物語が評価されているのではないでしょうか。 こんな物語に出会えてよかった、そう心から思える作品です。
博士の愛した数式 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式 (新潮文庫)より
4101215235
No.592
(5pt)

本当にためになる小説はなかなか無い!

楽しく、ためになる小説です。このようなタイプの小説は中々ないのではないでしょうか。もし、小説に楽しさのみを求めるならばそれまでですが、一歩踏み出してみませんか?本当にいい小説とは、私たちの人間性を豊かにしてくれます。多くの人生経験を仮想領域で体験できます。その経験は、私たちの想像力を豊かにしてくれます。実際に体験するのが一番いいですが、すべてを経験することは不可能です。ですから、小説のような形で多くの人と出会い、極端ではあるが強烈なキャラクターを理解することは、現実世界において他人への心の広さにつながると思います。数学の観点からも楽しめると思います。この点については小川洋子、藤原正彦著「世にも美しい数学入門」に詳しいです。小説は、それ自体としてはあまり役に立たなくても、理論的な側面を重ねることで大きな力を持つのではないでしょうか。その意味で、両所を読まれることを薦めます。
博士の愛した数式 Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式より
410401303X
No.591
(5pt)

すてきなオイラーの等式

「ぼくの記憶は80分しかもたない」というフレーズから受ける印象は、悲しさ、哀れみ、いったいどれでしょうか? しかし、この物語は決してそのようなものを感じさせない。少なくとも僕はまったく感じませんでした。むしろまったく逆の、愛に満ちた温かい世界に包まれるかのようでした。そしてそれは、悲しい境遇に裏打ちされた温かさや哀れみを伴った温かさなどでは決してなく、博士、私、ルート、そして、博士の義姉の未亡人のまっすぐな愛情による温かさです。それぞれの人のこころの中身は誰もが思ったことのあることだからこそ、多くの人にこの物語が評価されているのではないでしょうか。 こんな物語に出会えてよかった、そう心から思える作品です。
博士の愛した数式 Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式より
410401303X