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天国の罠
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天国の罠の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.91pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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堂場瞬一作品、警察小説のテンポの良さが好印象だが、本作は、ルポライターが失踪し行方知れずとなって10年以上経つ元国会議員の娘を探す物語。 娘の行方が徐々に明らかになるにつれて、場面場面にハードボイルドなシーンが登場する。 このハードボイルドシーンがやや読みづらい。主人公のルポライターの動きが空想にすぎるような印象で、カッコいいヒーロー感が強く出過ぎている印象。 ストーリーは面白いだけに、もう少し抑制の効いたハードボイルドシーンの描き方をして欲しかった。 本作は、まぁ時間があればトライしても良いかなぁと思う作品です。 | ||||
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恋人を事故で死なせたライターが元代議士のもとから忽然と消えた娘の捜索を頼まれるが行く先々で闇の暴力が彼に襲いかかる。この事実が暗示するものとは?堂場にしてはつじつま合わせがやや苦しい。 | ||||
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最後はどこかで見たような結末にして手仕舞いをしたようだ。 政治家がらみの社会派小説にしようとしていたのは読み取れるが、 深いところまで持っていけなかったのは、著者のスペックを超えていた からだと思われる。ハードボイルドなわけだから、もっと生活臭を 出してよかったし、身近な犯罪でよかった。巨悪である必要性はなかった。 日本人が主人公のハードボイルドは時々笑いが止まらなくなるのだが、 この主人公に嫌味な部分はあまり見つからなかった。ただ、車の描写や 自分勝手な妄想をはじめる部分はやはりこそばゆいし、ロマンス部分ではやや公平さを欠く。 映画版の『居酒屋兆治』ほど出来はよくないが、あれと同じようなストーリー が好きな人にはおすすめできるだろう。 この本にも「北へ北へと行くつもりが、西へ西へ」的な女性像が描かれている。 ここまで書いておいて何だが、続編があれば期待ができると思った。 感情表現の点で駄作ではない。 | ||||
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